■ 残りコンティニュー回数 【 1 → 0 】
※ 次回死亡するとゲームオーバーとなります ※
視界の利かない南と、今まで通りの西。
どちらを選ぶかと言われれば、当然西だろう。
あなたはそう決定し、道を進む。
【1:00】

◆ = 現在位置
が、どうやらこちらも何の問題も無いとは言えないらしかった。
上の階層にもあった壁の傷跡である。
南と西に分かれた道は共に傷だらけ。
葉脈は無残に削られ、その数を大きく減らしている。
必然的に光は少ない。
今はまだ完全な闇に包まれてはいないが、先がどうかは怪しい所だ。
>>↓1  どうする?

南へ進みたい

あなたは南の道を選び、進む。
葉脈が削られた通路は、やや薄暗い。
完全な暗闇ではないためにまだ灯り無しでも移動出来るが、もし傷跡がこれ以上増えれば
難しいだろう。
また、足元は瓦礫だらけで酷く歩きにくい。
大小の壁の欠片が無数に転がっている。
全てを避けて歩くのは、酷く神経を使う作業だった。
>>↓1 コンマ判定 【隠密】
敏捷 8
足場 -2
薄闇 -2
目標値 4

【隠密】
目標値 4  出目 9
失敗……
その時、あなたは足の置き場を間違えてしまった。
不安定な箇所を僅かに揺らしてしまったために、ごく小さな山を構成していた欠片が転が
り落ちる。
静かすぎる迷宮の通路に、乾いた音が響く。
……しかし、何も起こらない。
あなたは安堵の息を吐き、固まった体から力を抜いた。


◆ = 現在位置
南へ向かう通路の半ばで、あなたは前後をしっかりと確認した。
やはり何も居ない。
薄暗い通路は何も変わらず、再び訪れた静寂のみを湛えている。
>>↓1  どうする?

北に向かう 途中の曲がり角でいったんとまる

あなたは通路の中央で、冷静に考えた。
確かに、今は何も居ない。
だが本当に、音を聞いた者は居なかったのだろうか?
脳裏に、角の向こうで凶器を構える異形の魔物が描かれる。
もし、今の音が何かに届いていたとしたら?
通路の先で、それが待ち伏せていない保証はあるのか?
あなたはそっと踵を返し、北へ体を向けた。
無理をするべき所ではない。
道は他に幾らでもあるのだ。
それに、この迷宮では昼の間は魔物が沈静化するのではないかという予想も付けられる。
最上位の捕食者たる主を避けるため、魔物達は大人しく休眠するはずだ。
逆に言えば夜である現在は活発化していると思われる。
僅かなミスが命取りになる、危険な時間なのだ。
慎重に慎重を重ねてもまだ足りない。

【1:15】

◆ = 現在位置
あなたは慎重に、歩みを再開した。
二度目の失敗が無いよう、足元をしっかりと確認しながらだ。
その甲斐はあり、無音のまま三叉路の手前まで到着する。
>>↓1  どうする?

静かに北突き当たりまで移動曲がり角の前で停止

あなたは視点の中心となる短剣を掲げながら、ゆっくりと進む。
決して音を出さないように、一歩一歩慎重に。
そうして、三叉路の中に踏み込んだ時、視界の隅に何かを発見した。
震えそうになる体を必死に抑え、その正体を確認する。
それは、床に落ちる小さな欠片のように見えた。
場所は西へ向かう通路の突き当たり付近だ。
距離があるために詳細な姿までは見て取れないが、可視化された魔力が青く纏わりつき、
その存在を教えている。
欠片は、じわりじわりと、床を静かに這ってあなたへと向かってきている。
速度は遅く、到達までには相当な時間がかかるだろうが、それが脅威でないとはとても思
えない。
あなたは歩みを再開し、曲がり角の手前まで逃げるように移動した。


◆ = 現在位置
角の向こうに短剣を差し出し、索敵を行う。
映る物は何も無い。
ただ葉脈が、通路の形を青く浮かび上がらせているだけだ。
>>↓1  どうする?

魔力視でしっかり警戒しながら北西の階段前まで移動する

あなたは遠隔視の基点である短剣を掲げ、階段を目指した。
その途中、この魔法の利便性に改めて感謝しながら。
自動的に魔力視も同時に行える魔法が無ければ、索敵には大いに苦慮した事だろう。

階段まではそう距離は無い。
何かに遭遇する事も無く、無事に到着した。
勿論、西からゆっくりと接近してきていた欠片に追いつかれる、などという事も有り得ない。
視界の中には異常は見当たらない。
南北の通路も、上層へ伸びる階段も、生物の姿は存在しないように思える。
>>↓1  どうする?

静かに階段を登る

あなたは上層へ戻る事を選択した。
下層の探索を行うならば、ある程度の余裕を持てる時にすべきという判断だ。
長い長い階段を、あなたは静かに上っていく。
一つ折り返し、二つ折り返し。
踊り場を超え、ひたすらに足を踏み出し続ける。
その作業は、今のあなたにとっては耐え難いものであった。
>>↓1 コンマ判定 【疲労抵抗】
耐久 1
目標値 1

【疲労抵抗】
目標値 1  出目 5
失敗……
下から数えて三つ目の踊り場。
そこであなたは力尽き、座り込んでしまった。
脚が意思に反してガクガクと震え、とても言う事を聞かない。
呼吸も荒くなり、胸に軽い痛みさえ覚えている。
もしも今何かあれば、走る事さえ困難だろう。
神に支払った代償は随分と高くついたようだ。
以前のあなたならば、人並みの体力はあったのだ。
階段を百段程上ったところで、ここまでの消耗は有り得なかった。
今ならば、杖をついて歩く老人の気持ちが良く分かる。
そんな考えが湧き出て、あなたの気分を更に落ち込ませた。
>>↓1  移動を続けますか?

警戒は強めつつ、少し身体を休める

とても無理の出来る状態ではない。
最低限の体力だけでも回復させなければ、たちまちに迷宮の餌食となるのは疑いない。
あなたは壁にもたれ、休息を取る事とした。
勿論、周囲へ向ける警戒を弱めるような愚は犯さない。
むしろ逆、一番危険な時であるのだからと自身に言い聞かせ、神経を研ぎ澄ませる。
……さて、今あなたは休息を行っている。
警戒を行いつつの物ではあるが、自由に頭を働かせるだけの時間を得たのだ。
学者たるあなたの本分は、数多の既知をすり合わせて未知を解き明かす事にある。
あなたは思考によってこの迷宮に挑む事が可能だ。
何か考えておくべき事は、あっただろうか?
>>↓1  どうする? (回答を放棄し、コンマに身を任せる事も出来ます)

かつての戦いに敗れた神の紋章か何かが葉脈にあったんだっけ?
なんでそれが神の試練とかなんだとか言って生まれたダンジョンにあるのか、ダンジョン
の主との関係性は、とかどうだろう

あなたは思考に沈む。
深く深く、未知の深淵を目指して。
思考すべき事を、あなたは定めた。
迷宮を覆う白い壁、そこに走る葉脈状の空隙内部に存在する、瞳について。
葉脈の瞳たる透明な球体の内側、そこに描かれている極小の紋様をあなたは知っていた。
神々が相争った神話の時代。
その時にすら既に葬り去られ、勝者たる神によって隠されてきた、真に古き神の聖印。
名は太陽の神。
その神は天の最高位より遍く地上を見渡し、人々に裁きを下したという。
シンボルとされるのは、燃える瞳。
明確な異物だ。
迷宮とは、試練の神が生み出した物である。
古き神の聖印は、ここにあるべきではないのだ。
普通に考えれば、刻まれているのは試練の神の聖印でなければならない。
ちりちりと脳髄を焦がす高揚を、あなたは感じていた。
あなたは今、迷宮に隠された真実に、確かに近付きつつある。
それを逃すまいと、あなたの人外の脳が熱を帯びる。

……太陽の聖印は、何故ここにある?
1) 迷宮の種類に変化を生むために利用している?
2) 死した神の力を迷宮の中に封印している?
3) この迷宮は試練の神の手は入っていない、太陽の神に関する遺跡だった?
4) 石板などと同じく、挑戦者にヒントを与えるため?
5) その他 自由に記述して下さい
>>↓1

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回答は2

あなたの脳は、思考の末に一つの閃きを発した。
神の力とは、余りに巨大すぎる物だ。
特に太陽を司るような大神ともなれば、意思一つで大地を砕く程の権能を有するという。
持ち主がその生を終えたとして、力だけが残る事は有り得るだろう。
それを保管、安置する場所として、迷宮を利用している……?
……いや、それでは説明の付かない事が、一つ存在する。
折角封印した物を、何故暴かせるのか。
迷宮は万民に開かれている。
神の名の下に、進入を制限する事は禁じられ、むしろ挑戦を推奨すらしている。
これではまるで道理が合わない。
封印と攻略、この二つが噛み合っていないのだ。
自身の頭を掻き毟り、あなたは―――。

―――僕は、考えを破棄しようとして、そして。
"本当に?"
唐突に違和感を覚えた。
本当に噛み合っていないのか?
"……違う。
 封印は、箱と中身に分けられる。
 挑戦者が攻略しているのが、箱だなんて決まった訳じゃない"
そう、視点を変えれば良い。
封印の箱などどうでも良いのだ。
挑んでいるのはむしろ中身、神の力そのものだとすれば、どうだろう。
その場合、攻略者が砕く物はつまり?
"…………あぁ、そうか。
 迷宮は、試練なんかじゃないんだ"
そうして、僕は一つの真実に至った。

迷宮とはつまり、処刑場であったのだ。
刑死者は敗北した神。
処刑人は冒険者。
そして、死刑執行書にサインをするのは試練の神だ。
神は、人に信仰される事でその力を増していく。
逆に、人に否定される事でその力を減じていく。
迷宮に封じられた神の力を、人間が砕く事。
これは明確な否定であり、神殺しの儀式に他ならない。
"上手い事考えてる。
 全てが、試練の神様の利益になるようになっているのか"
試練と銘打って迷宮を作り、魔物を生み、宝を設置し、弱った神を封じる。
宝を見つけた物は神に感謝するだろう。
魔物の素材の利用法を見つけた者も同様だ。
素材が生む莫大な財は、この上ない現世利益となる。
信仰は高まるばかりのはずだ。
挑戦者が迷宮を攻略すれば、敵対者の力が砕かれる。
その度に神は死に絶え、試練の神は唯一絶対の神に近付いていく。
勿論、神殺しを達成した人間は魂の位階が上がる事で力を得る。
試練を乗り越えたために得た力だと感激するだろう事は想像に難くない。
"求めるならば代価を払えなんて、よく言えるよ。
 自分は求めるだけ求めて、ろくに支払ってもいないのに。
 これはもう、怠惰の神とでも改めれば良いんじゃないかな"

考えが正しい証拠が、一つあなたに齎された。
常にあなたと共にあり続けた力が唐突に失われたのだ。
努力が必ず報われる祝福は、今や跡形も無く溶けて消えた。
警告だろう。
少なくともあなたはそう理解した。
この事実を誰かに伝えようものならば、神罰による凄惨な末路があなたを待つに違いな
い。
それでも、あなたは深い満足を得た。
迷宮に関する神の真意を解き明かせたのだ。
知識と言う形において、これ以上の収穫はあるまい。
◆ 神の祝福 【進化する魂】 が消失しました。

【2:00】
思考を終える頃、あなたの体力は十分に回復していた。
これからどうするにしろ、十全の行動が出来るだろう。
現在地は上層と下層を繋ぐ階段。
その中の上層に近い踊り場である。
>>↓1  どうする?

警戒しながら上

【2:15】

◆ = 現在位置
十分に警戒し、ゆっくりと階段を上り切ったあなたは、周囲を確認した。
勿論、階段の入り口から短剣だけを差し出す形でだ。
遠隔視という物はやはり便利である。
人間の眼球も元々自由に着脱出来れば良いのに、などと益体のない事を思わず考える程
に。
通路にどうやら異常は無い。
記憶と違う部分は無く南北に伸び、壁も綺麗なままで変化は見られない。
>>↓1  どうする?

コンティニュアルライトで明かりをつける

あなたは魔法による光球を生み出した。
可視化された魔力に加え、光源によって照らし出された通路は、今や昼の屋外のようにす
らあなたには見える。
そうして改めて観察するも、付近に生物は見当たらない。
また、光球に釣られて寄ってくるような足音も、聞こえてはこないようだ。
>>↓1  どうする?

南へ。警戒しつつ音を極力出さないように

あなたは通路を南に進んだ。
北へ向かった先では、異形に一度襲われているのだ。
今も同じ個体がうろついていない保証は無い。
当然、あなたは音を立てないように注意を払っている。
下層から引き返す切っ掛けとなったのは、小さなミスによって出してしまった物音であ
る。
その反省は忘れてはいない。

◆ = 現在位置
幸いにも通路を塞ぐ障害は存在しなかった。
あなたはそれなりの距離を歩み、分かれ道の手前で足を止める。
南はこれまでと同じく、ひたすらに長く真っ直ぐに続いている。
地図と照合する限り、宝箱が置かれていた小部屋方面と繋がっている可能性は高いように
思えた。
西は、どうやら大部屋のようだ。
短剣を覗かせただけではその全容は分からないが、かなり広そうに思える。
恐らく、上層で訪れたどの部屋よりも大きいだろう。
また、傷跡は見て取れないにも関わらず、やや薄暗いようだ。
>>↓1  どうする?

部屋には踏み込まず、
暗闇に潜む敵習性について、該当するものを
知識のなかから挙げる

あなたは通路に潜んだまま、自身の知識を探った。
一切光の無い暗闇の中、かつ大きな空間を求める習性を持つ魔物についてだ。
……が、その試みは失敗に終わる。
知識が無いのではない。
知識が多すぎるためだ。
この二つの条件だけで絞りきれる程、あなたの知識は浅い物ではない。

代わりに、暗闇に住む魔物の一般的な性質について考える。
彼らは、まず視覚という物を殆ど持たない。
月明かりが差し込むような天が開けた迷宮ならば話は別だが、大概は酷く弱いか、或いは
盲目だ。
代わりに優れるのは他の器官。
代表的な物は聴覚と嗅覚。
また、魔力を感知するというのも一般的だろう。
変り種ならば空気の動きを触覚で把握する者や、温度を見るなどという種も存在する。
更に、自身の発した音がどう反響するかで周囲を探るというのも聞き覚えがある。
さて、ではこの迷宮においてはどうか。
聴覚ならば触腕の怪物が代表だろう。
あなたが調べた情報から、ほぼ疑いようは無い。
魔力感知ならば三日月形の異形。
これはあなたが身をもって知った事だ。
やはり、確実だろう。

そして、他に無いかと考えていたあなたは気付く。
宝箱の小部屋に存在した粘液塊、スライムについてである。
あの怪物は、どう考えても視覚に類する感覚があるとは思えない。
一般的な近縁種ならば聴覚が優れるとも聞くが、あの時あなたは音は発していなかった。
また、扉の前で使用した魔法も、解除してからの進入である以上、感知の対象にはならな
い。
消去法と、液状の体を持つという事を合わせて考えれば、空気の動きによる知覚だろう
か。
動きを止める、もしくは空気を乱す事で、目を欺ける可能性はあるかも知れない。
無論、実際に確かめた訳ではない。
過信しすぎる事は、危険なはずだ。


◆ = 現在位置
周囲に変化は無い。
大部屋から何かが飛び出してくる事もなければ、あなたの耳に音が届く事もない。
迷宮は静かに、沈黙を保っている。
>>↓1  どうする?

背後からの奇襲に気をつけるのは前提として、ここで遠隔視ライトはどうだろうか

部屋の内部をどうにか探れないか。
そう考えたあなたは、ふと閃きを得た。
リモート・ビューイングの魔法に必要なのは、自身の魔力である。
基点となる魔力さえ置いておけるならば、それは石などの物体でなくとも良いのだ。
例えばそれは、光球などでも事足りる。
あなたは即座に閃きを実行に移した。
勿論、光によって遠隔視の視界が潰されては意味が無い。
光量を最小に絞った物を、ちらりと覗き込んだ部屋の中に設置する。

……しかし、試みは失敗に終わる。
光球は数秒と持たずに消えてしまったのだ。
その様子を短剣からの遠隔視によって確認していたあなたは、当然気付くだろう。
光球を形作る魔力は、何かに吸い込まれるように部屋の南側へ流れていったのだ。
構成を乱された魔法は掻き消え、視覚を飛ばす事は不可能だった。
その現象に、あなたは当然覚えがある。
マナ・イーターだ。
それも、吸収の速度から考えて、以前見た物よりも強力な個体なのだろう。
この部屋の中では、魔法は満足に扱えないと見て良さそうだ。

【2:30】

◆ = 現在位置
結局、部屋の中の様子は確認できなかった。
どうしたものかと、あなたは頭を働かせる。
>>↓1  どうする?

諦めて警戒隠密堅持で南行こう

あなたは部屋への進入を断念した。
吸収速度を考えるに、無対策の状態で踏み入るには危険が大きすぎる。
残る道は南のみ。
周囲への警戒を十分に維持しつつ、あなたは南へと進む。
>>↓1 コンマ判定 【不運の回避】
幸運 10
目標値 10
※ 確定成功判定 クリティカルでのみ結果が変動します。

◆ コンティニュアル・ライトの持ち歩き
頭上に浮かせたまま、魔力制御で引っ張るような形です。
至近距離である場合は、移動させる事が出来ます。
これはおよそ手の届く程度の範囲とします。
遠隔地の場合は不可能になります。
◆ コンティニュアル・ライトの投擲
不可能です。
投げるような軌道で動かす事は可能ですが、持ち運び可能範囲を出ると停止します。
今回部屋の中を探ろうとした時は、異端の少年が学習済みエルフと豪腕熊の同士討ちを狙
った時のように、離れた場所に光球を生み出して行いました。
◆ マナ・エクスチェンジについて
可能です。
あなたが知り得る全ての物質に変換できます。

【不運の回避】
目標値 10  出目 9
通常成功
【2:30】

◆ 現在位置
通路の障害は未だ無い。
あなたは順調に進み、分かれ道に差し掛かった。
西へと伸びる岩壁の細道である。
今まで見た三箇所と同じく、あなた一人がやっと通れる程度。
正面、南の道は、こちらも南と西に分かれている。
地図を見れば、あなたは当然分かるはずだ。
マナ・イーターの部屋や、宝箱の小部屋などがある区画に繋がっている事は、いよいよ間
違いない。
だが、同時に凶報が一つある。
耳を澄ませるまでもなく、西の細道から足音が聞こえるのだ。
硬質の爪が岩肌を掻き、ゆっくりとあなたへ向かってきている。
>>↓1  どうする?

北側にデコイ光玉設置、速やかに慎重に南へ
バナナが掛かって玉に攻撃しだ、距離が空いたらランタン点灯

あなたは、音の主は異形の脚を持つ怪物だと予想した。
予想が正しければ、魔力を感知しての接近であるはずだ。
となれば、光球を囮に出来る可能性は高いのではないだろうか。
そう閃いたあなたは、今居る通路、細道から見て北側の壁際に光を設置する。
そしてそのまま、慎重かつ素早く南へと退避する。
……しかしその時、足音は急激に接近速度を増した。
あなたは今、短剣を基点とした遠隔視を行っている。
そこに宿る魔力を視認されてしまったのは、最早疑いようが無い。
細道から飛び出した異形は、巨大な魔力の単眼をじっとあなたに向けている。
光球にはまるで見向きもしない。
既にあなたは捕捉されたと考えるべきだ。
魔物が凶刃を振り上げて襲い掛かるまで、一刻の猶予も無いだろう。
>>↓1  どうする?

ビューイングそのままで剣を床に置きライトもその場所に固定
背中向けてから魔力視発動 そのままなるべく足音出さないように逃げる

正面から戦う力など、あなたは持っていない。
即座に撤退を選択するが、それには邪魔になる物が存在する。
魔力が宿った短剣と、頭上に輝く光球である。
それらを、あなたはこの場に置き去りにしていく事とした。
光球を宙に固定し、更に短剣を床に置く。
そしてそのまま、異形に背を向けて逃走に移ろうとする。
>>↓1 コンマ判定 【敏捷対抗】
基準値 5
敏捷 8
敏捷 -9 (異形の脚)
目標値 4

【敏捷対抗】
目標値 4  出目 7
失敗……
しかし、それよりも異形は一手素早かった。
折り畳まれた二本の脚が急激に伸ばされ、闇の内に閃く。
狙いは光球と短剣。
目にも留まらぬ速度の脚槍は、正確に獲物を両断する。
>>↓1 コンマ判定 【不運の回避】
幸運 10
目標値 10
※ 確定成功判定 クリティカルでのみ結果変動

【不運の回避】
目標値 10  出目 8
通常成功
振るわれた脚は、幸運にもあなたの体を裂く事は無かった。
しかし、光と短剣は砕けて散った。
光源も遠隔視も無くなった以上、闇を見通す事は今のあなたには出来ない。
囮として用意した北側の光が僅かに照らしているが、それだけだ。
それでも、ここに留まる理由は有り得ない。
あなたは即座に踵を返し、南へと、可能な限り音を殺して逃走を図る。
今、異形は攻撃を行ったばかりだ。
その僅かな隙に、少しでも距離を稼がなければならない。
>>↓1 コンマ判定 【逃走距離】
敏捷 8
装備 1
隠密 -2
目標値 7

忘れてました、もう一つ判定を。
>>↓1 コンマ判定 【魔力視の発動】
魔力 4
覚醒 3
目標値 7

【逃走距離】
目標値 7  出目 3
成功!
【魔力視の発動】
目標値 7  出目 8
失敗……
あなたは素早く、かつ静穏に南へと走った。
しかし、同時に試みていた魔力の集中には失敗する。
背に迫る死の脅威が影響したのだろうか。
魔力は両目に留まろうとせず、あなたの支配をすり抜けていくだけだった。
周囲は闇に包まれたまま。
どこに何があるかすら、あなたには全く分からない。
自分が今どこに居るのか、南側の三叉路は越えたのか、それすらもだ。
……異形の脚が床を掻く音はしない。
追って来てはいないようだ。
>>↓1  どうする?

壁の破片にリモートビューイングかけて手に持ち視点を移す

あなたは荷物から取り出した壁の欠片に、魔力を籠めた。
敵は追ってきていない。
ならば再びリモート・ビューイングを行っても問題は無いだろうと考えたのだ。
作業はすぐに完了する。
あなたの視覚は欠片に宿り、暗闇を晴らして周囲の様子を明らかにする。

◆ = 現在位置
運良く分かれ道の只中に居たようだ。
西の道は真っ直ぐに伸び、迷宮の出口へと向かって続いているのが分かる。
また、葉脈以外には魔力を纏う物は無い。
南側は少し進んだ先で西に折れている。
こちらも、視界内には問題は見当たらない。
……問題があったのは、北。
今あなたが逃げてきた方向に、じっと佇む物がある。
距離は遠いが、余りにも目立ちすぎるそれを、あなたが見落とす事は無い。
魔力の濃度を増し、強い輝きを放つ単眼を、あなたへと向ける異形の姿がそこにあった。
>>↓1 コンマ判定 【危機感知】
感覚 1
目標値 1

【危機感知】
目標値 1  出目 4
失敗……
自身を見つめる異形を発見し戦慄するあなたへと、突如何かが投射される。
放ったのは無論、異形である。
単眼から放出されたそれは、驚くべき速度であなたへと飛び掛る。
敵が持つ遠隔攻撃の手段を知らず、第六感でも感知できなかったあなたは、対処が致命的
に遅れてしまった。
眼前まで迫った物は、濃密な魔力を纏う液体だ。
球体を形作るそれは突如として弾け、その飛沫を通路全体へぶち撒ける。
>>↓1 コンマ判定 【飛沫の回避】
敏捷 8
範囲 -3
不意 -3
目標値 2

【飛沫の回避】
目標値 2  出目 4
失敗……
咄嗟に飛び退こうとするも、広範囲に飛び散る飛沫を全て回避するなど、到底不可能事で
ある。
あなたの脚に、幾つかの飛沫が飛び散り付着した。
思わず痛みを覚悟し、あなたは歯を食い縛る。
……しかし、激痛があなたを襲う事は無い。
青い液体はブーツに染み込んだだけ。
何故か、と考えて、すぐに気付けるだろう。
異形はあなたへと向かって、接近を再開した。
その単眼は迷いなく、壁の欠片ではなくあなたの脚に向けられている。
マーキングなのだと、あなたは恐怖と共に理解した。
■ 異形の脚
◆ 特殊能力
【追跡者】
この生物は、マーキングを行った生物の位置を知覚する。
あなたはこの能力に関するこれ以上の情報を持たない。


◆ = 現在位置
北からは高速で異形が迫っている。
一度の逃走のおかげで未だ距離はあるが、もたもたしている暇は無い。
即座に行動を行わなければ、脚槍があなたの体を貫く事だろう。
>>↓1  どうする?

まず射線から回避しよう
直線上にいちゃダメだ
西に少しだけ入る

あなたは咄嗟に西の通路へと跳び入った。
魔力の単眼から、まずは逃れなければならないと判断したのだ。
遠隔視の魔法により、周囲に異形以外の怪物が居ないのは理解できている。
音を立てる事も構わず、全力での逃走だった。

視線から逃れても、足音の接近は止まらない。
>>↓1  どうする?

ブーツを脱いで南通路に投げるか?
他の魔力視で引っかかるものも解除して
その上でランタンつけて西に逃げる
触手いないのはわかってるしいけるはず

あなたはまずブーツを排除すると決定した。
ブーツにかかった飛沫がある限り、追跡は終わらないだろう。
最優先で対処すべきだと、判断したのだ。
腰から、残った鉄製の短剣を抜き、ブーツの紐全てを切断する。
とてもではないが、まともに脱いでいる暇など無いのだ。
どうせ特別な力を持つような品ではない。
引き換えに命が助かる可能性が上がるならば、僅かも惜しいとは思わない。
>>↓1 コンマ判定 【時間短縮】
敏捷 8
短剣 1
目標値 9

【時間短縮】
目標値 9  出目 3
成功!
あなたは自身のブーツを、素晴らしい手際で破壊した。
それを南側の通路へ投げ入れても、未だ異形の接近までには猶予が残る程に。
次いで、即座に全ての魔法を解除しつつ、西に向けて走り出した。
視界を確保するためにランタンを取り出しながらだ。
荷物を漁る音が漏れるが、触腕の怪物が存在しない事は確認できている。
何の問題も無く取り出し終えたあなたは、すぐに着火の仕掛けを指で弾く。
ランタンを最後に使った後、あなたは残った獣脂をそのままランタンの中に入れていた。
それが功を奏し、小さな炎が周囲を照らし上げた。

足を止めずに、僅かに振り向く。
魔力視を行っていない現状では突き当たりまでは見通せない。
しかし、近くに黒い甲殻は見えず、また背を追う音も聞こえない。
……どうやら、異形はブーツに引き付けられたと思って良いのではないだろうか。

一応の落ち着きを取り戻し、あなたは前方を確認した。
正面は壁……いや、扉だ。
忘れていたが、ここには青い球体がはまっていた扉があるのだ。
それにあなたは魔力を捧げてもいた。
この扉はあなたの意思で開閉するはずである。
一晩を過ごした小部屋と同じ物だ。
安全に一夜を超えた事を考えれば、ここを抜ければ後方から迫る危険は退けられるものと
思われる。
また、あなたは角からランタンと顔を出し、北側の通路を覗く。
そこには……。
>>↓1 コンマ判定 【幸運な出来事】
幸運 10
目標値 10
※ 確定成功判定 クリティカルでのみ結果変動

【幸運な出来事】
目標値 10  出目 10
通常成功
そこには、十匹ほどの鼠が居た。
警戒心という物が全く感じられない様子で、あなたの持つランタンを不思議そうに見つめ
ている。
カチャカチャと音を立てて動き回っていても無事な所を見ると、恐らくこちらにも怪物は
居なさそうだ。
>>↓1  どうする?

ほんの少しの時間だけ思考
重そうな物を置いたりする荷物整理する必要が体力的にあるのかどうか

【2:45】
あなたは鼠達の前で、僅かだけ思考を働かせた。
今や、あなたの体力は半病人のそれと等しい。
通路を走って逃げただけで、軽く息が切れているほどだ。
この状態で進むために、荷物を減らす必要はあるだろうか?
◆ 所持品一覧
【鉄製の短剣】
【鉄製の小盾】
【雨除けのケープ】
【旅人のローブ】
【革製の手袋】
【忘却の護符】
【ラビット・テイル】
【大型ヒップバッグ】
【堅焼きビスケット x3】
【干し肉 x3】
【水袋 / 70%】
【水袋 / 0%】
【ポーション x2】
【小型のランタン】
【獣脂 x5】
【携帯用調理器具】
【地図用羊皮紙】
【鮮血蜥蜴の劇毒】
【異形の甲殻の欠片】
【壁の欠片 x14】
……脱出までならば大きな問題は無い。
あなたはそう判断した。
魔鉄製の短剣が失われた今、かろうじて重量は許容範囲内にある。
>>↓1  どうする?

盾はその場に音を立てず遺棄
さて、どのように動こうかともう一回考える

思考を終えても、未だ背後からの音は無い。
どうやら異形は完全に振り切れたと思って良さそうだ。
それに安心したあなたは、荷物の中で最も思い鉄製の盾を、そっと床に置く。
重量から考えて十全な扱いが難しい以上、不要な物である。
興味を示して盾をつつく鼠から距離を取る。
そして、再び思考に沈んだ。
あなたは迷宮で獲得しうる知識の内、最大の物を獲得している。
これ以上の探索は必要無いだろう。
生活の資金に幾らかの問題はあるが、今のあなたには尾が生えている。
最悪の場合、研究肌の錬金術師でも見つけて、体を差し出せば良いのだ。
アーティファクトを調べられるなら人一人の面倒を見ても構わないという者は、決して少
なくないはずだ。

となれば、残る問題は帰路の障害である。
あなたは地図を広げ、考えた。

まず一つ目は、マナ・イーターの部屋と宝箱の小部屋の間に居た、触腕の怪物。
二つ目は、宝箱の小部屋から飛び出た、不可視の粘液塊。
三つ目に、出口への分かれ道から西へ進んだ先に巣を持つ、闇色の異形。
また、分かれ道の罠も忘れてはいけない。
……このくらいだろうか。
以上の脅威への対処に成功すれば、無事の脱出が可能だろう。
ただし、あなたは道の先を完全に確認した訳ではない。
本当にこれらの魔物が居るか、あるいはそれ以外の魔物が居ないのか。
それは未知数のままである。
>>↓1  どうする?

音を立て無いようにしてマナ・イーターの部屋へ移動
そこで夜を越す

あなたは通路を移動し、マナ・イーターの部屋で休息を取ろうと考えた。
少なくとも触腕の怪物が蔓を恐れるのは分かっている。
魔力の吸収以外に、危険は無いだろう。
もっとも、問題は魔力が朝まで持つかどうかだ。
自身の持つ魔力量を考えれば、賭けになるだろう。
それも酷く分の悪いものだ。
だがそれよりも、夜の迷宮を歩む事の方が、あなたには恐ろしく感じられた。
意思により開閉する扉を開け、くぐる。
顔だけを出して見回すも、そこに怪物がいるかどうかは、あなたの視力では確認できな
い。
最悪の場合に備えて音を立てないよう、ゆっくりと正面の部屋へ移動した。

>>↓1 コンマ判定 【不運の回避】
幸運 10
目標値 10
※ 確定成功判定 クリティカルでのみ結果変動

【不運の回避】
目標値 10  出目 4
通常成功
【3:00】
部屋の中に、赤い瞳の鼠達は存在しなかった。
どうやら、どこかに移動したらしい。
無数の蔓達が、静寂の内に支配するだけだ。

蔓が蔓延る壁から距離を取り、かつ脱出が容易な入り口付近に座り込む。
……後は、朝まで耐えれば良いだけだ。
もし吸収に耐える事が出来れば、迷宮の危険性は大きく下がるだろう。
>>↓1 コンマ判定 【吸収抵抗】
魔力 4
目標値 4

【吸収抵抗】
目標値 4  出目 5
失敗……
【3:30】
しかし、あなたの目論見は失敗に終わる。
奪われる魔力を自身の体に繋ぎとめる事は不可能だった。
あなたの体調は悪化した。
魔力の減少が肉体にも影響を及ぼし、意識を朦朧とさせるまで、後僅かの時間もないだろ
う。
>>↓1  どうする?

蕾の蜜を吸って魔翌力回復、蕾の毒を無効に出来る方法があるならそれを実行する

魔力を回復させるために利用出来る物は、今この部屋の中にある。
マナ・イーターの蕾に含まれる蜜だ。
豊富な魔力を持つそれを摂取すれば、回復に役立つのは間違いない。
ただし、問題となるのは昏睡毒だ。
毒を排除し魔力のみを摂取する方法は、存在しない。
また、発見されて日が浅いこの毒に対し有効な解毒手段は不明だ。
止むを得ず、あなたは一般的な毒への対処のみを行う。
大量の水を同時に飲む用意を整えた。
毒を水で希釈する事による効果は特にない。
が、毒を吐き出そうとした場合には有効に作用するだろう。
あなたは、意を決して蜜を口に含んだ。
同時に、残った水の大部分を勢い良く飲み込んでいく。
>>↓1 コンマ判定 【毒抵抗】
耐久 1
目標値 1

【毒抵抗】
目標値 1  出目 7
失敗……
魔力は確かに回復を確認できた。
しかし、毒に抗う事が出来ず、あなたの意識は闇に落ちていこうとする。
やはり無謀だったのか。
あなたは大きな後悔を抱きながらも、最後まで足掻くために自身の喉深くまで指を突き入
れた。
>>↓1 コンマ判定 【嘔吐】
耐久 1
水量 2
目標値 3

【嘔吐】
目標値 3  出目 7
失敗……
そうして、あなたの試みは全て失敗に終わった。
毒を吐き出す事も叶わず、あなたの体は無様に崩れ落ちる。
……蔓が緩やかに蠢き、意識の無いあなたの体を絡め取る。
あなたの命がすぐさま奪われる、という事は無いだろう。
この植物にとって、あなたは貴重な栄養源である。
死の一歩手前で、魔力を生産し続けられるよう、しかし意識は二度と戻らないよう、丁寧
に管理をされるはずだ。
それは、今のあなたにとって幸いな事かも知れない。
意識の残るまま、永遠にも等しい時間精神を食まれ続けるなど、それ以上は無い悪夢であ
ろうから。
BAD END

◆ コンティニュー回数は残っていません。
◆ あなたの魂は天に召されました。

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