独立宣言まで 
1918年まで概ね史実通り。
1919年の第5次フランス革命後、インドシナ駐留仏軍がコミューン及び臨時両政府からの分離を宣言、現地協定に基づき英印軍3個旅団が仏印進駐を実行した。
進駐と分離自体はタイ、ビルマ、マレーへの社会主義運動波及防止の為であったが、1926年の臨時政府瓦解を受け、正式な英印編入が決定された。
1928年には緩衝地帯としての存在意義を失ったタイ王国が英保護国となり、以後15年ほどインドシナ半島全域には英国による支配が続き、教育の英語統一が実施された。
1921年には仏領インドシナ、タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポール、ビルマの地域の共産党が合流し「汎インドシナ共産党」が結成され、第1回党大会において武装闘争・反植民地統一戦線・都市と農村からの二重包囲戦略が決定された。
その後マレーシアとシンガポールでは都市、その他地域では農村を中心に革命根拠地が広がってゆき、例えばベトナムの場合1940年の英印軍憲兵隊報告で農村の80%が革命派と見做されるまでに成長した。
1919年の第5次フランス革命後、インドシナ駐留仏軍がコミューン及び臨時両政府からの分離を宣言、現地協定に基づき英印軍3個旅団が仏印進駐を実行した。
進駐と分離自体はタイ、ビルマ、マレーへの社会主義運動波及防止の為であったが、1926年の臨時政府瓦解を受け、正式な英印編入が決定された。
1928年には緩衝地帯としての存在意義を失ったタイ王国が英保護国となり、以後15年ほどインドシナ半島全域には英国による支配が続き、教育の英語統一が実施された。
1921年には仏領インドシナ、タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポール、ビルマの地域の共産党が合流し「汎インドシナ共産党」が結成され、第1回党大会において武装闘争・反植民地統一戦線・都市と農村からの二重包囲戦略が決定された。
その後マレーシアとシンガポールでは都市、その他地域では農村を中心に革命根拠地が広がってゆき、例えばベトナムの場合1940年の英印軍憲兵隊報告で農村の80%が革命派と見做されるまでに成長した。
独立戦争
1939年頃から各地で革命の機運が高まり、同年10月のポーンサワン会戦では遊撃部隊が英1個旅団を殲滅するなど情勢は極めて有利であった。
この事態を受け第8回党軍事委員会は全土における武力蜂起を決定、43年1月のラシオ蜂起を皮切りに英領東印各地で蜂起が相次いだ。
2月には独仏の軍事支援の下中国共産党支配下の雲南省、広西省で編成された正規軍たるビルマ独立義勇軍(BIA)、ベトナム人民軍(PVA)のそれぞれ1個、2個師団が中国国境から進攻を開始、遊撃部隊との戦闘で疲弊していた英軍を北部英東印から駆逐した。
同年末にはアキャブ地区を除くビルマ全土、ラオス全土、タイ北部、ベトナム中北部を解放するに至ったが、英軍は本国から続々と増援を送り込み、4個師団を除けば遊撃隊中心の我が軍は苦戦を余儀なくされた。
だが華南に有していた権益が脅かされることを嫌った日本政府が仲裁に乗り出し、44年8月まで半年間の休戦協定が締結された。
休戦期間中に軍事委員会は指揮系統の統一(インドシナ連邦軍総司令部設置等)、海空軍の設置、階級制度の正式導入、正面戦力の強化(遊撃隊を4個師団に再編、3個師団を新設)等を実施した。
特に志摩中将を団長とし、黒島少将、辻大佐、源田大佐ら優秀な将校によって構成される日本顧問団の指導と各国からの兵器導入は大きな効果を発揮し、独立戦争の勝利に繋がった。
8月22日、休戦期間の終了により戦闘が再開され、英軍部隊を撃破しつつベトナム全土、カンボジア全土、またタイ中北部を解放したがクラ地峡に強大な縦深陣地を構築していた英軍の抵抗により進撃停止を余儀なくされた。
講和する案も検討されたが、軍事顧問（船舶担当）として派遣されていた松原中佐の提案により後背への上陸作戦を決定、<神州丸>を旗艦として赤衛師団以下3個師団が上陸を開始した。
これは完全な奇襲となり、ソンクラーを即日占領、タムマランまで1週間で打通することに成功したが、英極東艦隊は<プリンス・オブ・ウェールズ>以下全力出撃により撃滅せんとした。
我が軍は神重徳大佐指揮の下<闘争>(特III型駆逐艦<響>)以下水雷戦隊が夜襲を敢行し<フッド>を撃沈<レパルス>を小破せしむるも決定的ならず、源田実大佐の提案により編成された<流星>12機<天山>36機よりなる雷撃隊により<プリンス・オブ・ウェールズ><レパルス>を撃沈し大勝利を収めた。
これにより我が軍の士気天を衝き、敵英印軍は瓦解し総攻撃によって3週間で上陸軍と合流、12月8日にはコタバルを占領した。
同時期アキャブ戦線においても朝枝大佐指導の下第3師団22連隊ポル・ポト大隊が奇襲上陸に成功、大隊長以下幹部が全員戦死する激戦の中飛行場を占領、次いで師団主力が上陸し全島を占領、第3次アキャブ作戦は大勝利を収めた。
その後も我が軍は連戦連勝し、1月30日にはクアンタン、2月8日にはクアラルンプールを占領し、3月中旬にはシンガポール前面に迫った。
シンガポールは英軍が最後の拠点として強固に要塞化しており苦戦を余儀なくされたが、辻政信大佐が起草し、大佐自ら最前線で作戦指導にあたった<石壺>作戦により4月29日(日本では天長節にあたる)に市庁舎を占領、敵パーシバル中将は我が軍に全面降伏した。
我が国ではこの日を独立記念日としている。
その後6月にはアンダマン・ニコバル諸島を占領、並行して英政府と講和交渉を実施し、8月17日には我が国の全面独立を認めるサイゴン条約が締結された。
この事態を受け第8回党軍事委員会は全土における武力蜂起を決定、43年1月のラシオ蜂起を皮切りに英領東印各地で蜂起が相次いだ。
2月には独仏の軍事支援の下中国共産党支配下の雲南省、広西省で編成された正規軍たるビルマ独立義勇軍(BIA)、ベトナム人民軍(PVA)のそれぞれ1個、2個師団が中国国境から進攻を開始、遊撃部隊との戦闘で疲弊していた英軍を北部英東印から駆逐した。
同年末にはアキャブ地区を除くビルマ全土、ラオス全土、タイ北部、ベトナム中北部を解放するに至ったが、英軍は本国から続々と増援を送り込み、4個師団を除けば遊撃隊中心の我が軍は苦戦を余儀なくされた。
だが華南に有していた権益が脅かされることを嫌った日本政府が仲裁に乗り出し、44年8月まで半年間の休戦協定が締結された。
休戦期間中に軍事委員会は指揮系統の統一(インドシナ連邦軍総司令部設置等)、海空軍の設置、階級制度の正式導入、正面戦力の強化(遊撃隊を4個師団に再編、3個師団を新設)等を実施した。
特に志摩中将を団長とし、黒島少将、辻大佐、源田大佐ら優秀な将校によって構成される日本顧問団の指導と各国からの兵器導入は大きな効果を発揮し、独立戦争の勝利に繋がった。
8月22日、休戦期間の終了により戦闘が再開され、英軍部隊を撃破しつつベトナム全土、カンボジア全土、またタイ中北部を解放したがクラ地峡に強大な縦深陣地を構築していた英軍の抵抗により進撃停止を余儀なくされた。
講和する案も検討されたが、軍事顧問（船舶担当）として派遣されていた松原中佐の提案により後背への上陸作戦を決定、<神州丸>を旗艦として赤衛師団以下3個師団が上陸を開始した。
これは完全な奇襲となり、ソンクラーを即日占領、タムマランまで1週間で打通することに成功したが、英極東艦隊は<プリンス・オブ・ウェールズ>以下全力出撃により撃滅せんとした。
我が軍は神重徳大佐指揮の下<闘争>(特III型駆逐艦<響>)以下水雷戦隊が夜襲を敢行し<フッド>を撃沈<レパルス>を小破せしむるも決定的ならず、源田実大佐の提案により編成された<流星>12機<天山>36機よりなる雷撃隊により<プリンス・オブ・ウェールズ><レパルス>を撃沈し大勝利を収めた。
これにより我が軍の士気天を衝き、敵英印軍は瓦解し総攻撃によって3週間で上陸軍と合流、12月8日にはコタバルを占領した。
同時期アキャブ戦線においても朝枝大佐指導の下第3師団22連隊ポル・ポト大隊が奇襲上陸に成功、大隊長以下幹部が全員戦死する激戦の中飛行場を占領、次いで師団主力が上陸し全島を占領、第3次アキャブ作戦は大勝利を収めた。
その後も我が軍は連戦連勝し、1月30日にはクアンタン、2月8日にはクアラルンプールを占領し、3月中旬にはシンガポール前面に迫った。
シンガポールは英軍が最後の拠点として強固に要塞化しており苦戦を余儀なくされたが、辻政信大佐が起草し、大佐自ら最前線で作戦指導にあたった<石壺>作戦により4月29日(日本では天長節にあたる)に市庁舎を占領、敵パーシバル中将は我が軍に全面降伏した。
我が国ではこの日を独立記念日としている。
その後6月にはアンダマン・ニコバル諸島を占領、並行して英政府と講和交渉を実施し、8月17日には我が国の全面独立を認めるサイゴン条約が締結された。
現在まで
以下長いので年表に再編中
| 年 | 分野 | 内容 | 備考 |
| 1945年 | 総合 | 当面の国家建設計画を開始 | |
| 1948年 | 政治 | インドシナ憲法を公布 | |
| 1949年 | 総合 | 第1次国家建設計画を開始 | |
| 1952年 | 外交 | 南沙諸島を購入 | |
| 1953年 | 経済 | 5年前と比べ銑鉄生産が3.5倍となる | |
| 1953年 | 総合 | 第2次国家建設計画を開始 | |
| 1953年 | 経済 | 全線の普通軌改装を決定 | |
| 1955年 | 保安・軍事 | タイ戦争が勃発 | |
| 1956年 | 保安・軍事 | タイ戦争が終結 | |
| 1959年 | 総合 | 第3次国家建設計画を開始 | |
| 1960年 | 技術・経済 | ムアル原発が稼働開始 | |
| 1961年 | 外交・軍事 | コンゴ動乱に介入 | |
| 1962年 | 技術・軍事 | 初の核実験に成功 | |
| 1963年 | 外交・軍事 | コンゴから撤退 | |
| 1963年 | 保健医療 | 天然痘を国内から撲滅 | |
| 1964年 | 総合 | 第4次国家建設計画を開始 | |
| 1964年 | 経済 | 部分的な経済自由化を開始 | |
| 1965年 | 経済 | 食料の完全自給を達成 | |
| 1967年 | 経済 | 第2次産業就労者数が第1次産業を上回る | |
| 1968年 | 技術 | 「人民1号」ロケットの打ち上げに成功 | |
| 1968年 | 経済 | 全線の普通軌化を達成 | |
| 1968年 | 経済 | 貧困と飢餓状態を脱出 | |
| 1968年 | 保安 | 終末信仰団体弾圧事件が発生 | |
| 1969年 | 総合 | 第5次国家建設計画を開始 | |
| 1969年 | 経済 | 農村近代化計画を開始 | |
| 1969年 | 経済 | 高速鉄道の建設を開始 | |
| 1969年 | 軍事 | 緊急海軍建設計画を開始 | |
| 1973年 | 経済 | <革命>線が開通 | |
| 1974年 | 総合 | 第6次国家建設計画を開始 | |
| 1974年 | 軍事 | 第1次海軍建設計画を開始 | |
| 1974年 | 保安 | 連邦航空第89便ハイジャック事件が発生 | |
| 1974年 | 経済 | タイランド湾トンネルの建設を開始 | |
| 1974年 | 軍事・外交 | エチオピア内戦に介入 | |
| 1976年 | 経済 | 乗用車普及率が25%に達する | |
| 1976年 | 技術・軍事 | 「隼」戦闘機が初飛行 | |
| 1977年 | 経済 | 電気普及率が100%に達する | |
| 1977年 | 経済 | 水道普及率が90%に達する | |
| 1977年 | 外交・軍事 | オガデン戦争勃発、介入 | |
| 1978年 | 経済 | テレビの普及率が90%に達する | |
| 1978年 | 経済 | 農村近代化計画が完了、農村人口は40%→20%、食料自給率は140%→245%となる | |
| 1979年 | 総合 | 第7次国家建設計画を開始 | |
| 1979年 | 軍事 | 第2次海軍建設計画を開始 | |
| 1980年 | 経済 | この年の対中穀物輸出量が1800万tを記録する | |
| 1980年 | 軍事 | モガディシュ空爆を実施、都市の60%を破壊する | |
| 1980年 | 軍事 | エイル作戦を実施、ソマリアを分断する | |
| 1980年 | 外交 | 化学兵器使用疑惑により経済制裁を受ける | |
| 1981年 | 外交・軍事 | バーレ政権崩壊 | |
| 1982年 | 外交・軍事 | エチオピアから撤退 | |
| 1983年 | 技術 | <人民4号>ロケットと<団結1号>宇宙船、初の有人宇宙飛行に成功 |
インドシナ海軍史
海軍は、17世紀の海上戦争の漁商民達の軍隊の後継者であると称しているが、実質的には日本海軍や英印海軍の影響を強く受けている。
直接的には、1932年に設置された、海上人民武力隊が前身である。
同隊は機帆船を利用し海南島西岸を拠点に半島部への夜間隠密輸送を実施していたが、やがて英海軍の魚雷艇隊から自衛すべく砲や機銃を装備し、供与された艇を用いて輸送船を攻撃する作戦部隊となった。
当時は雲南省を拠点にビルマ方面根拠地への河川輸送も実施しており、現在の陸軍河川船舶隊の前身となるがここでは省略する。
だがこの時点では水上ゲリラの域を脱しておらず、本格的な海軍となるには1940年の人民軍海軍設置を待つこととなる。
以前に締結されたドイツとの協定に基づき水雷艇、潜水艦各2隻が訓練編入されたが、小型旧式な上アジア民族による運用に適しておらず、回航したものの燃料不足もあり持て余していた。
英海軍の防備強化により積極的作戦も困難となっていた1941年頃、日本海軍第2遣支艦隊参謀O氏がマカオの党本部を訪れ、重油7,000t及び駆逐艦8隻の供与と軍事顧問の派遣を引き換えに援蒋ルートの封鎖に協力する旨の協定を提案した。[1]
当時のグエン・ヴァン・クオン海軍委員長(兼艦隊司令長官)はこの提案に飛びつき、早速横須賀で将兵の訓練が開始された。
[1]この提案の背景には、1939年の第2次ロンドン軍縮条約追加協定により廃艦が決められた駆逐艦の有効活用があったとされる。
そして迎えた1943年の独立戦争、開戦当初は大きな海戦は起きなかったが、特筆すべき戦績としては以下のような例がある。
当時トンキン湾は英海軍の制海下にあり、輸送成功は絶望視されたが徹底した無線封鎖と夜間突破により奇跡的な成功を収め、英軍攻勢の撃退に寄与した。
当初は潜水艦輸送が計画されたが防潜網が厳重なため練成が終わった駆逐隊が投入され、4隻に分乗したコマンド中隊がタンホアへの夜間奇襲上陸に成功、部隊は奮戦の後玉砕したが防衛線の突破に寄与した。
また、ここで得た夜間上陸作戦の貴重な経験は、ソンクラー・アキャブ両上陸作戦に寄与することとなった。
停戦期間中、英極東艦隊の監視を考慮して武器人員輸送の主体は陸路となったが、海軍の強化も実施された。
上陸作戦の支援、夜間統制雷撃による敵艦隊打撃、航空隊との連携を強化することに重点が置かれ、義憤に燃えて血潮湧く独立の志士達は高い士気と団結の元猛訓練を実施、短期間ではあったが部隊能力は大きく向上した。
停戦期間の終了により、監視団が撤退し戦闘が再開された。
我が軍は英軍の抵抗を排除しつつインドシナ大陸部の大部分を解放下に置いたが、マレー半島地区の英軍は停戦附属協定に違反して地峡部に強固な要塞を築いており、これを正面から突破するは容易ならざるものと思われた。
また英軍はアキャブ島にも円筒型要塞を構築しており、機雷による海上封鎖も空中投下とかいう舐め腐った戦法により無力化されていた。
我が軍は軍事顧問団を交えた両要塞攻略作戦会議を開いた結果、クラ地峡要塞に対しては松原中佐が提案した後背上陸作戦、アキャブ島要塞に対しては制空権の確保と奇襲上陸作戦を実施することが決定された。
最大の問題は、敵艦隊の排除であった。
上陸後、半島を横断するのに1週間、そこから攻略までに3週間必要と考えられたため、最低でも1か月間敵艦隊主力を行動不能にする必要があった。
黒島兵器部長の提案により特殊潜航艇による決死のシンガポール港攻撃が実施され、15隻が出撃するも全艇未帰還、巡洋艦1隻を撃沈したほか油槽艦1隻を大破せしむるにとどまった。
そのため、上陸作戦により敵艦隊に出撃を強要した上で水上戦力によって打撃を加えた後、航空戦力によって之を撃沈する方針が決定された。
作戦準備として、水上部隊に対しては夜間接近と統制雷撃訓練を、航空部隊に対しては沖縄北飛行場を一時借用し洋上作戦の訓練を実施することが決定、猛訓練により多数の死者を出しつつも11月までに概ね完了した。
直接的には、1932年に設置された、海上人民武力隊が前身である。
同隊は機帆船を利用し海南島西岸を拠点に半島部への夜間隠密輸送を実施していたが、やがて英海軍の魚雷艇隊から自衛すべく砲や機銃を装備し、供与された艇を用いて輸送船を攻撃する作戦部隊となった。
当時は雲南省を拠点にビルマ方面根拠地への河川輸送も実施しており、現在の陸軍河川船舶隊の前身となるがここでは省略する。
だがこの時点では水上ゲリラの域を脱しておらず、本格的な海軍となるには1940年の人民軍海軍設置を待つこととなる。
以前に締結されたドイツとの協定に基づき水雷艇、潜水艦各2隻が訓練編入されたが、小型旧式な上アジア民族による運用に適しておらず、回航したものの燃料不足もあり持て余していた。
英海軍の防備強化により積極的作戦も困難となっていた1941年頃、日本海軍第2遣支艦隊参謀O氏がマカオの党本部を訪れ、重油7,000t及び駆逐艦8隻の供与と軍事顧問の派遣を引き換えに援蒋ルートの封鎖に協力する旨の協定を提案した。[1]
当時のグエン・ヴァン・クオン海軍委員長(兼艦隊司令長官)はこの提案に飛びつき、早速横須賀で将兵の訓練が開始された。
[1]この提案の背景には、1939年の第2次ロンドン軍縮条約追加協定により廃艦が決められた駆逐艦の有効活用があったとされる。
そして迎えた1943年の独立戦争、開戦当初は大きな海戦は起きなかったが、特筆すべき戦績としては以下のような例がある。
- ハ05作戦
当時トンキン湾は英海軍の制海下にあり、輸送成功は絶望視されたが徹底した無線封鎖と夜間突破により奇跡的な成功を収め、英軍攻勢の撃退に寄与した。
- タンホア奇襲上陸作戦
当初は潜水艦輸送が計画されたが防潜網が厳重なため練成が終わった駆逐隊が投入され、4隻に分乗したコマンド中隊がタンホアへの夜間奇襲上陸に成功、部隊は奮戦の後玉砕したが防衛線の突破に寄与した。
また、ここで得た夜間上陸作戦の貴重な経験は、ソンクラー・アキャブ両上陸作戦に寄与することとなった。
停戦期間中、英極東艦隊の監視を考慮して武器人員輸送の主体は陸路となったが、海軍の強化も実施された。
上陸作戦の支援、夜間統制雷撃による敵艦隊打撃、航空隊との連携を強化することに重点が置かれ、義憤に燃えて血潮湧く独立の志士達は高い士気と団結の元猛訓練を実施、短期間ではあったが部隊能力は大きく向上した。
停戦期間の終了により、監視団が撤退し戦闘が再開された。
我が軍は英軍の抵抗を排除しつつインドシナ大陸部の大部分を解放下に置いたが、マレー半島地区の英軍は停戦附属協定に違反して地峡部に強固な要塞を築いており、これを正面から突破するは容易ならざるものと思われた。
また英軍はアキャブ島にも円筒型要塞を構築しており、機雷による海上封鎖も空中投下
我が軍は軍事顧問団を交えた両要塞攻略作戦会議を開いた結果、クラ地峡要塞に対しては松原中佐が提案した後背上陸作戦、アキャブ島要塞に対しては制空権の確保と奇襲上陸作戦を実施することが決定された。
最大の問題は、敵艦隊の排除であった。
上陸後、半島を横断するのに1週間、そこから攻略までに3週間必要と考えられたため、最低でも1か月間敵艦隊主力を行動不能にする必要があった。
黒島兵器部長の提案により特殊潜航艇による決死のシンガポール港攻撃が実施され、15隻が出撃するも全艇未帰還、巡洋艦1隻を撃沈したほか油槽艦1隻を大破せしむるにとどまった。
そのため、上陸作戦により敵艦隊に出撃を強要した上で水上戦力によって打撃を加えた後、航空戦力によって之を撃沈する方針が決定された。
作戦準備として、水上部隊に対しては夜間接近と統制雷撃訓練を、航空部隊に対しては沖縄北飛行場を一時借用し洋上作戦の訓練を実施することが決定、猛訓練により多数の死者を出しつつも11月までに概ね完了した。
南シナ海海戦
本海戦はコンポンソム湾から上陸船団が出港した44年12月6日に始まり、英極東艦隊がシンガポール港に帰投した13日に終わったとされている。
12月6日10:00、夜間の単艦航行を繰り返しコンポンソム湾に集結していた「神州丸」以下30隻の大船団が赤衛艦隊及び航空隊護衛の下出航を開始した。
上陸に先立ち、一時的に英艦隊をシンガポール港に閉じ込めるべく第4次特別潜水攻撃隊が必死の突入を敢行、特攻隊12烈士の崇高なる精神と軍中央の努力は反映され、8日23:00まで港湾を封鎖することに成功した。
7日02:00、上陸船団はチャラータット海岸まで8kmの地点に到達、軍命令により上陸用舟艇に分乗し、上陸を開始した。
02:40、上陸第一波の第5師団隷下歩兵第22連隊が海岸に到達、英軍が急設した水際陣地の攻略に着手した。
03:20、連隊主力の揚陸完了に伴い総攻撃を実施、水際陣地を突破し同日中にソンクラー市街を占領した。
8日、ハートヤイ飛行場を占領し、同地に航空部隊を前進させた。
9日00:15、英極東艦隊がチャラータット海岸にて揚陸作業中の我が上陸軍主力を攻撃すべくシンガポール港より出撃を開始した、その編制は以下の通り。
02:00、シンガポール海峡を監視中の第2艦隊司令長官より「北緯1度31分、東経104度42分にて敵艦隊見ゆ」との通報あり。
02:15、人民艦隊司令長官は第1艦隊司令長官及び第1航空艦隊司令長官に対し、G作戦警戒発動を発令。
02:30、第1艦隊司令長官がコンソン島への集結を命令。
同、第1航空艦隊司令長官に集結
9:00、第1航空艦隊全機がカマウ飛行場に集結、長官が訓示を行う。
14:30、第1艦隊がコンソン島への集結を完了。
16:55、英艦隊を追跡中の第2艦隊司令長官より「北緯6度13分、東経106度07分にて敵艦隊見ゆ、戦艦3及び巡洋艦乃至駆逐艦3」との通報あり。
17:00、人民艦隊司令長官がG作戦発動を発令、以下発令文。
12月6日10:00、夜間の単艦航行を繰り返しコンポンソム湾に集結していた「神州丸」以下30隻の大船団が赤衛艦隊及び航空隊護衛の下出航を開始した。
上陸に先立ち、一時的に英艦隊をシンガポール港に閉じ込めるべく第4次特別潜水攻撃隊が必死の突入を敢行、特攻隊12烈士の崇高なる精神と軍中央の努力は反映され、8日23:00まで港湾を封鎖することに成功した。
7日02:00、上陸船団はチャラータット海岸まで8kmの地点に到達、軍命令により上陸用舟艇に分乗し、上陸を開始した。
02:40、上陸第一波の第5師団隷下歩兵第22連隊が海岸に到達、英軍が急設した水際陣地の攻略に着手した。
03:20、連隊主力の揚陸完了に伴い総攻撃を実施、水際陣地を突破し同日中にソンクラー市街を占領した。
8日、ハートヤイ飛行場を占領し、同地に航空部隊を前進させた。
9日00:15、英極東艦隊がチャラータット海岸にて揚陸作業中の我が上陸軍主力を攻撃すべくシンガポール港より出撃を開始した、その編制は以下の通り。
| 艦隊級 | 隊級 | 艦級 |
| 極東艦隊 | 第1戦艦隊(直率) | <プリンス・オブ・ウェールズ> |
| <レパルス> | ||
| <フッド> | ||
| 第1駆逐艦隊 | <エレクトラ> | |
| <エクスプレス> | ||
| <テネドス> |
02:15、人民艦隊司令長官は第1艦隊司令長官及び第1航空艦隊司令長官に対し、G作戦警戒発動を発令。
02:30、第1艦隊司令長官がコンソン島への集結を命令。
同、第1航空艦隊司令長官に集結
9:00、第1航空艦隊全機がカマウ飛行場に集結、長官が訓示を行う。
14:30、第1艦隊がコンソン島への集結を完了。
16:55、英艦隊を追跡中の第2艦隊司令長官より「北緯6度13分、東経106度07分にて敵艦隊見ゆ、戦艦3及び巡洋艦乃至駆逐艦3」との通報あり。
17:00、人民艦隊司令長官がG作戦発動を発令、以下発令文。
人民艦隊作戦命令第5号
発:人民艦隊司令長官 宛:第1艦隊司令長官、第2艦隊司令長官、第1航空艦隊司令長官
1、第1艦隊司令長官は今夜敵艦隊を捕捉攻撃せよ尚余力あらば明日の航空作戦に呼応し再度攻撃せよ。
2、第2艦隊司令長官は命令あるまで監視を継続好機あらば攻撃せよ。
3、第1航空艦隊司令長官は明日10:00を期し敵艦隊と決戦せよ。
1、第1艦隊司令長官は今夜敵艦隊を捕捉攻撃せよ尚余力あらば明日の航空作戦に呼応し再度攻撃せよ。
2、第2艦隊司令長官は命令あるまで監視を継続好機あらば攻撃せよ。
3、第1航空艦隊司令長官は明日10:00を期し敵艦隊と決戦せよ。
作戦参加部隊編成表
| 連合艦隊級 | 艦隊級 | 隊級 | 艦級 |
| 人民艦隊 | 第1艦隊 | 軽巡洋艦<解放> | |
| 第1駆逐隊 | 駆逐艦<闘争> | ||
| 同<希望> | |||
| 同<独立> | |||
| 同<戦線> | |||
| 第2駆逐隊 | 駆逐艦<栄光> | ||
| 同<統一> | |||
| 同<自由> | |||
| 同<人民> | |||
| 第2艦隊 | 第1潜水隊 | 潜水艦<S-1> | |
| 同<S-2> | |||
| 第1高速監視隊 | 水雷艇<P-1> | ||
| 同<P-2> | |||
| 第1航空艦隊 | 戦闘機隊 | 赤衛航空隊 | |
| 第2航空隊 | |||
| 雷撃機隊 | 第9航空隊 | ||
| 第11航空隊 |
南シナ海海戦戦闘経過図(戦史叢書24巻456pより引用)
 |
サブカル史
インドシナ圏初のサブカルチャーはVien-Dowによる漫画「TT-CM」(1923)であるとされる。
1965年のクアラルンプール大学事件を契機に、連邦全域で自由化・民主化を求める動きが強まったことを受け、政府は極秘裏に「騒乱鎮静化に関する第六臨時調査会」(略:�ξ彡�)を設置した。
当時はタイ戦争の記憶が色濃く残っており、想像以上の規模の大きさから残存する反国家団体との合流阻止に重点が置かれた結果、以下の「今後の政治および世論に関する計画」(1967、2017年に資料公開)が決定された。その概要は
1、40年かけて自由化民主化を実施する、但し一党独裁の範囲を逸脱してはならない。
2、それまでの間、国民の不満は「3S計画」及び「生活改善計画」によって抑制する。
世界経済研究所(2023)によると、我が国のサブカル市場は日本経済圏に次ぐ第2位となっている。
1965年のクアラルンプール大学事件を契機に、連邦全域で自由化・民主化を求める動きが強まったことを受け、政府は極秘裏に「騒乱鎮静化に関する第六臨時調査会」(略:�ξ彡�)を設置した。
当時はタイ戦争の記憶が色濃く残っており、想像以上の規模の大きさから残存する反国家団体との合流阻止に重点が置かれた結果、以下の「今後の政治および世論に関する計画」(1967、2017年に資料公開)が決定された。その概要は
1、40年かけて自由化民主化を実施する、但し一党独裁の範囲を逸脱してはならない。
2、それまでの間、国民の不満は「3S計画」及び「生活改善計画」によって抑制する。
世界経済研究所(2023)によると、我が国のサブカル市場は日本経済圏に次ぐ第2位となっている。
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