※このページの文章は、2014年に黒十字帝国議会で制定された市民教化啓蒙法に基づき、内容の一部を太字で強調表示しております。
黒十字帝国
Black Cross Imperium
公用語ラテン語
スローガン平和のための闘争
自由のための党領導
市民のための総統
(Pugna pro pace,
Factio pro libertate,
Prīnceps pro civibus.)
国歌旗を高く掲げよ
(Levate vexillum!)
首都クラウディオポリス
(Claudiopolis)
総統
(Prīnceps)
オルバヌス・ヴィクトリウス・アウグストゥス
(Orbanus Victorius Augustus)
面積350,000㎢
人口約3,500万人
通貨デナリウス

概要

黒十字帝国はヨーロッパに位置する全体主義国家。首都はクラウディオポリス。北東はロシア帝国、北西はドイツ社会主義共和国、南東は黒海と接する。国家社会主義を掲げる「黒十字党」による一党領導体制下にあり、社会の全ての側面において国家社会主義の考え方が適応されている。自国について、ローマ帝国、特に元首制時代のローマ帝国の正統な後継者を自認しており、「第四のローマ」を標榜している。

地理




黒十字帝国の国土は、パンノニア地方、大平原地方、トランシルヴァニア地方、ワラキア地方、モルダヴィア地方の5つの地方に区分することができる。パンノニア地方はドナウ川以西の地域を指しており、平原と丘陵が広がり、その中心部には欧州屈指の大きさを誇る湖であるバラトン湖が位置している。中心都市はアクインクムである。大平原地方はドナウ川以東かつ西カルパティア山脈以西の地域を指しており、プスタという温帯草原に由来する肥沃な土壌が分布する。中心都市はティミスヴァリアである。これら2つの地方は帝国の主要穀倉地帯となっている。トランシルヴァニア地方は西カルパティア山脈、南カルパティア山脈、東カルパティア山脈に囲まれた高原地域を指しており、首都クラウディオポリスが位置し、帝国の政治的中心地となっている。ワラキア地方は南カルパティア山脈以南かつドナウ川以北の地域及びドナウ川の河口に形成されたデルタ地帯を指している。中心都市はヒラリオポリスである。モルダヴィア地方は東カルパティア山脈以東かつプルト川以西の地域を指している。中心都市はヤシウムである。これら2つの地方は帝国の主要工業地帯となっている。

歴史

メモ
・1940年代以前の歴史については現段階では史実通りとすることを構想
・1941年に共産主義の脅威に対抗すべくハンガリーとルーマニアでそれぞれファシストによるクーデターが発生、1944年にトランシルヴァニアの係争を解決し共産主義、ユダヤ人、自由主義に対抗すべくハンガリーとルーマニアが合邦
・イオン・アントネスクが初代総統に就任し、無制限の権力行使を実施。
・1946年に事実上のクーデターでアントネスクが排除されたが、公的には病死と発表され、むしろ神格化される。
・サーラシ・フィレンツとホリマ・シマが総統職を交代で務めながら国家体制を築く(フィレンツ=シマ体制)
・国民皆兵に近い軍事偏重とBC兵器の大量装備によってなんとか世界社会主義連合に対抗
・日本やらロシアやらからの技術協力により経済発展が開始
・ポストフィレンツ=シマ体制の黒十字党政権は経済発展により独裁の正当性を主張
・自由主義者を戦車で轢き潰しつつ経済自由化を進める
・しれっと90年代に核と射程3000km級弾道ミサイルを開発
・2024年の段階では一人あたりGDPが10000ドルくらいで停滞、国全体ではパキスタンくらいの経済力
・軽工業も重工業も満遍なくやっており、基本的に輸出志向、国家が経済を統制しておりやや非効率だが、余剰生産は外国に押し付け、足りないものは買うの精神

政治

黒十字党

黒十字党は、黒十字帝国を領導する政党である。通常、帝国国内ではと呼称される。はその綱領において自らを「国家社会主義の強力な推進者」と定義しており、また帝国のスローガンである「自由のための党領導(Factio pro libertate)」が示す通り、黒十字帝国憲法にによる帝国国内における指導的立場の保持が明記され、黒十字党以外の政治結社に所属する者は国政に参加することが禁止されている。その前身は1927年に当時のルーマニアで設立された鉄衛団と1939年に当時のハンガリーで設立された矢十字党であり、1944年に両党が合併し、さらに各国から亡命してきた反ユダヤ主義者、反マルクス主義者、反衆愚政治主義者を糾合することで誕生した。帝国の領土からユダヤ人、マルクス主義、衆愚政治を恒久的に除去し、闘争によって帝国に平和を、党の領導によって市民に自由をもたらすことを目指しているとされる。詳細は黒十字党?を参照。

総統

総統黒十字党の党首にして黒十字帝国の国家元首である。帝国の公用語であるラテン語では「Prīnceps」と表記され、その本来の意味は「市民の第一人者」である。任期は1年で、連続して務めることはできないが、何期でも務めることが可能で、選出はの全国大会にて行われる。このため、総統職は党中枢と称される黒十字党の最高幹部らが持ち回りで務めている。1944年の黒十字帝国の成立当初は全権委任法により初代総統イオン・アントネスクが憲法に拘束されない無制限の権力を行使していたが、1946年に全権委任法が停止され黒十字帝国憲法が制定されると、総統についても憲法に明記され、その選出方法、権限、任期なども詳細に規定されることとなった。現総統は第80代のオルバヌス・ヴィクトリウス・アウグストゥス(Orbanus Victorius Augustus)である。詳細は総統?を参照。

黒十字帝国議会

黒十字帝国議会は、憲法において黒十字帝国の立法機関として位置付けられる二院制議会である。1946年の黒十字帝国憲法によって設置された。元老院と市民院からなり、元老院の定員は100名、市民院の定員は300名である。元老院議員の任期は議員が70歳に達するまで、市民院議員の任期は1期4年、通算最大2期までと定められている。市民院議員のうち100名は小選挙区制により、100名は大選挙区制により選出され、残り100名は軍、労働組合、帝国アカデミー、の青年組織である鉄緑団などから選出される。元老院議員から任期満了や健康上の不安などの理由で欠員が出るたび、市民院において選挙が行われて議員が選出される。詳細は黒十字帝国議会?を参照。

行政機関

外務省
国防省
財務省
経済省
食糧農業省
建設省
運輸省
内務省
国家保安省
郵便通信省
科学教育文化省
国民啓蒙宣伝省
宗教省

裁判所

軍事

国防軍

国防軍最高司令部
国防軍最高司令部はブラショフ近郊の南カルパティア山脈の地下に構築された旧陸軍総司令部壕内に位置しているとされるが、現在でもその詳細な位置は公表されていない。フォースプロバイダーたる陸軍総司令部、海軍総司令部、空軍総司令部から兵力の提供を受け、それらを一元的に指揮する。最高司令部には、戦時の作戦立案を行う作戦部、対外諜報活動を担う情報部、兵站・ロジスティクスを担う軍事経済部、C4Iなどを担う軍事通信部、各軍の統合運用に関する戦闘教義の研究やフォースプロバイダーの監査を行う戦力基盤部、国家戦略と軍事戦略を結びつける軍事戦略部などが存在している。
陸軍
黒十字帝国陸軍は国防軍の陸軍部門である。2024年現在、常備兵力は約57万6000人で、10個装甲師団、22個装甲擲弾兵師団、1個山岳猟兵師団、1個航空突撃歩兵師団を保有している。この他約170万人が予備役兵として登録されている。仮想敵国であるドイツ社会主義共和国の精強な地上戦力に対抗すべく、非常に高い機械化率と火力戦への傾倒を特徴としている。
海軍
黒十字帝国海軍は国防軍の海軍部門である。2024年現在、常備兵力は約1万人である。大型艦艇は保有しておらず、コルベット、潜水艦、地対艦ミサイル、哨戒ヘリコプターを主力とする沿岸海軍である。
空軍
黒十字帝国空軍は国防軍の空軍部門である。2024年現在、常備兵力は約3万5000人である。ドイツ社会主義共和国を仮想敵国としており、その精強な航空戦力に対抗すべく、約500機の戦闘機、戦闘攻撃機、攻撃機を保有している。

郷土防衛隊

国家親衛隊

国境警備隊

沿岸警備隊

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