共同創作「戦律の街角にて」のWikiです

シャリュモー

担当:アイス
『堂々たる姿は過去のものに、病床に臥した創始者』

外見

癖のある黒い長髪を後ろで結っている。
瞳は鈍く輝く銀。

基本的にあまり肌を見せない。
レースの手袋をしていたり、ストッキングを履いていたりする。

詳細

クラリオ一族の創始者で、かつては族長だった。

どんな人でも暖かく包み込むような、心優しい精霊。
かつてはクラリオ一族を率い、嫋やかで気品のある立ち姿は堂々たるものだったそうだ。
一族の皆を愛し、慈しみ、そして傷つけるものを許さないという揺るぎない矜持を持っていた。

穏やかな言動が特徴的で、笑顔をよく見せていたのだという。

眠ったままの彼女は、かろうじて肉体を保ってはいるものの、いわば植物状態である。
しかし最近になって回復の兆しを見せているという。
生い立ち
都に生まれ、時は流れて1700年代前半。
クラリネットが生を受け、クラリオ一族の歴史が始まる。

夫・バセットホルンと出会い、彼と共に一族の歴史を紡いでいった。
ファミリーも増えてきた矢先、シャリュモーは志半ばに病床に伏すこととなる。

力を失った彼女は欠片の減少と変質と共に眠りについた。
台詞
「あら、私を見くびっていらっしゃる?」
「うふふ、大丈夫よ、甘く見ないでちょうだい」
「己に正しく、まっすぐ生きれば良いのよ」

「一族を愚弄する行為、貴殿のことは決して許しません」

住居

クラリオ屋敷。ゴシック系。
屋敷上階の一室で眠っている。

戦闘

ステータス(A〜E)
ATT(攻撃):C DEF(防御):C⁻ SPD(速度):B⁺
RNG(射程):C STM(持久):C TCT(戦術):B⁺
戦法
クラリネットと比較して一つ一つの音域は半分程度。
しかし、4種ある楽器を使い分ければホール・コンソートも成立する。

重力が軽い代わりに戦術は少なめ。
重音奏法は可能だがあまり精度は高くない。

※ホール・コンソートとは同一種楽器による器楽合奏のことである。

関係

一人称:私(わたくし)/ 二人称:貴殿、あなた/ 三人称:貴殿等、あなたたち
所属:クラリオ一族
クラリオ一族
バセットホルンは夫にあたる。
バセットクラリネットバスクラリネットコントラアルトクラリネットは息子にあたる。
コントラバスクラリネット?クラリネットソプラニーノクラリネットオクトコントラバスクラリネットは孫にあたる。

夫に一族を任せることに、彼の性格も鑑みて多少ながら不安を感じていた。
己の衰退を感じて任せざるをえなかったが、本当ならば彼に負担を強いたくないと感じていた。
子供達に対しては、一族としての立ち姿を求めてはいたものの、縛ることは望んでいない。

「もういいの。もういいのよ、あなた」
クラリネット
クラリネットはシャリュモーが元となって生まれたこともあり、一等目を掛けていた。
軍に入るように勧めたのもシャリュモーである。
気弱な方だった彼女に外の世界を見せようとしたのだ。

「クラリネット、外をご覧なさい。こんなにも世界は広いのよ」

歴史

後期バロックから初期古典派(1700年頃〜1800年頃)の時代に用いられたシングルリードの木管楽器。
クラリネットの元となった民族楽器であり、古楽器である。
クラリネットの台頭後、衰退した。

しかし現在教育用のシャリュモーが生産されているという。
楽器
ソプラノ、アルト、テナー、バスの4種類が見られる。
大きさはアルトリコーダー≓テナーシャリュモーである。

他の楽器と比較して輝かしさには欠けるが、その分落ち着いてほの暗い、柔らかい音色が特徴的である。

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