魔道杯とは、黒ウィズのイベントの一つ。いわゆるトーナメント方式のイベントではないが、略してトナメとも呼ばれる。

概要

 基本的に毎月下旬の金曜16時から月曜16時まで開催。まれに開催されない月もある。
 トーナメントのクラス及び順位によってポイントが加算され、そのポイントで順位を競う。
 なお、魔"導"杯ではないので注意。この用語集の随所で魔"導"杯と書かれているのを目にするが、全て誤変換である。*1
 ついに公式も間違えた。*2
 また2015年5月の大魔道杯ギルドマスターズ以降から"大"魔道杯になっている*3

魔道杯が抱える問題

ボーダーが爆上がり

 魔道杯を開催するたびに程度の差はあれど、ボーダーは上がっていく傾向にある。
 2016年前半頃までは60万完走=総合と言われていたのが後半には総合累計ポイント報酬の終焉の60万pt越えも当たり前で80万ptにさえ達している。そして記念すべきはずの4周年魔道杯ではボーダーが107万ptと異常な事態に(どうしてこうなった)。
 このような状況だとニート暇人が超絶有利になってしまい、ニート魔道杯作業杯と揶揄されることもある。(ポイント累計ランキングなので当然ではあるが。)
 2019年現在では上昇傾向はある程度落ち着き、露骨に誰が見ても強いと分かる総合性能でなければ血を吐くようなボーダーを見せることは無くなった。

 またボード1ページ目常連のランカーは高性能端末はもちろん、端末の冷却機器などあらゆる環境を魔道杯に最適化した上、ほとんど不眠不休で挑んでおり、そのうち大きなトラブルが起きることを懸念する声も上がっている。(ただし当然ながら自己責任である)
 かつて読むことができたなっさんのブログでは魔道杯期間中に吐き気などに襲われ30分だけ寝たがそれしか寝ていないといった割と恐ろしいことが書かれていたり、gamewith所属時のハルQの魔道杯レポートという名の狂人の記録なんかもあったりする。

 一応何かの記念という名目の報酬枠拡大という手でボーダーを下落させることも出来るが、あまりに枠を広げ過ぎても報酬に特別感がなくなったりするのでそれはそれで問題かもしれない。
 デイリー上位報酬のボーダーも上がっているが、2015年にチーム分けしたことによってもボーダーの下落を促すことが出来た。
デイリー上位報酬の仕様変更
 2018年6月大魔道杯 in エニグマフラワーズから魔道杯の仕様が変更。
 累計ポイント報酬専用精霊が消滅し、累計10万でデイリー下位精霊、40万でデイリー上位精霊が入手できるようになった。
 これによりコツコツポイントを溜めれば誰でもデイリー報酬が得られるようになるも、入手できる精霊の種類は減ってしまった。その替わりに報酬精霊全てにボイスが付くようになった。結果的には報酬精霊の数は減ったがその分、質は上がったと言える。
 また、累計報酬に「叡智の証」が登場。

 2019年3月の6周年精霊から実装されたEX-ASは総合報酬のみに付くとの事。
総合報酬のテコ入れ
 2020年3月からこれまでの総合報酬精霊は累計60万ptで入手できるようになると発表された。言い方を変えるとボブ枠が復活したとも言える。
 しかし同時に、総合精霊にEX-ASを付与できる進化素材は25000位以内のプレイヤーのみに配布されると発表。このため、今後の総合報酬はSSが微妙でEX-ASが強い精霊が増えるのではないかと推測されている。良い例がこいつ

 この施策による総合報酬の弱体化はないとおせにゃん#93で語られたが、3月4月の総合報酬が微妙であることから弱体化されているのでは?と不安がるユーザーも存在していた。
 最終的に5月までは微妙だったが6月7月はEX-ASもSSも強力な精霊が配布されており懸念は解消されたかと思われたが、9月はEX-ASは強いがSSは微妙なのが配布されている。まあ8月はSSのほうが強いような精霊が配布されたのだが…。
 ちなみに昔の総合報酬は記念品的な位置づけとして考えられていたのか、超ロマン枠だったり使いこなしづらい事も多かったが、テコ入れされて使いやすくはなっている。
 なので、今後のLtoLに期待したい所である。何年後になるは知らない。

 SSだけ見ても強い精霊や、絵柄やボイスが魅力的に感じる人からすれば60万ptで報酬を入手できるのは非常に嬉しい事である。

イベ覇デッキの傾向などについて

2018年頃に関して
 2018年当初はイベ覇デッキが融合・蓄積・3倍のどれかが組めてしまえば5ターンで周回できるテンプレ化が著しい。
 実際GameWithではまず3倍デッキが投稿される事がほとんどであった。
 これにより一層作業感が強くなっている。(蓄積に関しては吸収で対応される事が増えた)
 敵が恐怖を使わず、自傷によるHP調整ができれば瀕死大魔術も選択肢に入る。

 実際火/水、水/火、雷/水の3倍(バレユッカ型エンハAS倍率強化、統一パネル変換)に関しては絵合わせ的なガチャだと批判の声もある。

 夏あたりからは対策をしたのかこれらでは越しづらくなったが、上記のデッキよりも簡単に組めるデッキで最速が出るという事も増えた。
 ただし秋からはパネル爆破の接待が目に見えて進んでおり、9月と10月と連続して接待がされた。
 パネル爆破がないと5Tクリアができない、運ゲーになる、そもそもパネル爆破に対抗する手段が少ないなどと言った事があり、今後も接待が続くと思われる。

 なお、これ以降はあまり使う事がなかったスキルが活躍する機会が増え、以前のようなテンプレデッキでは越せない事が増えた。
2019年頃に関して
 2018年のような接待は減った。
 接待が減ったのではなく特定の複数スキル接待がなくなっただけで接待自体はむしろ過激になったので環境はむしろ悪化しているといえる。
 1月から現在開催中の10月杯まですべての杯で接待対象キャラが開催中のガチャで入手できるようになっている点も批判されている。
 特に酷いと言えるのが9月の大大大感謝魔道杯で、蓄積連がいれば5tだが居なければだいたい無理!という*4逆に潔いとまでいえるような構成となっている。
 割とどうでも良いが蓄積解放大魔術は現在、聖・邪・破・印・連と5種あるが10月まで毎月どれか1つは接待されている。
 11月、12月はそれぞれ配布デッキだとか全問不正解デッキが活発だったので接待と言うほどではなかったが、エフェクトが早いのでやはり接待に近い状態となっていた。
2020年頃に関して
 5Tクリアはそこまで難しくないが、時速を出すとなるとデッキ構築難易度が上がる傾向にある。

 例えばスキル反射を貼る敵がおり、スキル反射に引っかかるとスキルが盗まれるが、それによりステータスリセットでこちらがスキルフルチャージされるので、スキルを使って倒すという敵がいるとする。
 クリアだけであればこのスキル反射を利用してスキチャが行われてクリアすれば良い。
 時速を出すのであれば上記の太文字部分の時間が完全に無駄となってしまうため、スキル反射に引っかからないように工夫する必要がある。

 このような構成が見られるようになる以前は、必要回答数を少なくすることを中心として、余計なSSや覇眼を使わないくらいしかラップの大幅な詰めようは無かった。
 今は余計な敵スキルの発動回避もやり込み的な課題になっているので、程よくゲーム性も増したと言えるだろう。

EX-AS起用デッキの増加

 これまではSS発動のみで終わらせる事が多かったが、現在では上記の事もあり「SSを使う事で敵が行動してその分時間が掛かる」とも言える。
 しかし徐々にEX-ASでLモードになるのが早い精霊が増えてきた事でEX-ASが魔道杯に起用されるケースが増えてきた。
 デッキにEX-ASが起用されたと思われるのが2019年6月の魔道杯で、最速デッキに全員EX-ASで起用されたと思われるのが2020年7月
 現在では覇級ほぼ全てで敵に先制行動をされ、ガードや吸収、属性反転、属性特攻で特定の属性をシャットアウトされる事が多いため、最速デッキがEX-ASのみで組まれるケースが多い。
 ただし5問解くとなると事故る可能性もあるため、確実性を取るか速さを取るかは人次第である。

格差助長

 魔道杯報酬はその時に参加していなかったら二度と手に入れることが出来ない。
 ※2018年2月のおせニャん#40*5にて「過去の総合報酬を2度と取れないのはどうなのか」という発言があり、「皆さんからの意見を聞いてみたい」ということでユーザーからのフィードバックを募集したが、結果として「魔道杯報酬の復刻はしない」と発表された。
 よって今後のイベントやトーナメントにおいて魔道杯報酬がキーカードとなる場合は持ってないユーザーはどうあがいてもクリア出来なくなる又はかなりの苦労をする羽目になる。

 総合報酬では初代及び神話フラクタル、ウクレレバロンなど、累計上位ではマドロック、フォゲット、ヴォラールなどがそれに該当する。
 また、新人王ミルドレッドやエクセリアがあれば6式が最速2t、だいたい3tで回れてしまう手持ち格差が大きいのも問題になっている。
 とうとうオール配布による陸式3T+SSや、限定多数による1T+SSというデッキまで登場した。
 2018年3月に捌式が実装されたが、手持ち格差は解消するどころかさらに悪化したと言える。

 なお酉戌レイドではフォゲットとほぼ近いトリテンが、5周年魔道杯ではパブロタンの下位互換とも言えるマセカが配布。今後も過去の精霊の互換精霊が出るのか注目される。
大魔道杯リターンズ
 上記の格差を埋めるためなのか、魔道杯報酬の復刻はしないと明言しておきながら2016年3月〜12月の魔道杯に挑戦できるイベント大魔道杯リターンズ?を2019年11月7日から常駐開催。
 当時の累計上位を報酬として得ることができるようになる。
 なお既に入手している人はカードを合わせてLtoL進化できるようになるが、基本的にEX-ASが付くだけの進化になるそうである。
 基本的に図鑑埋めにしかならないのだが潜在が手直しされたため攻撃とHPが実質的に500も上昇したためスキルが優秀ならば復帰できる精霊(主に融合、反転闇デッキなどでのフォゲット)が出てきた。
 またクリスタルを得る事はできないため、図鑑埋めに興味がない、持ってるがEX-AS付き進化に興味がない、精霊を使う予定がない場合はやる必要は一切ない。
 簡易的なカード性能についてはボブ枠を参照。

特定イベントへの偏り

 2015年8月のお菓子でハッピー大魔道杯から2018年4月のメアレス杯頃まで魔道杯はイベントの一部にもなっており、基本的に毎月中頃開催のイベントが選ばれていた*6
 この慣習は2018年6月のエニグマ杯頃の魔道杯のテコ入れがなされて以降消え去り、選ばれるイベントは季節や何となくで選んだ物になっていった*7
 そのため、クロマグ・覇眼戦線・八百万は各2回ずつ開催されているが、メアレスやスザクは月末開催の関係か長いこと魔道杯に絡んでいなかった。*8
 メアレスは2018年にして遂に開催され、幻魔特区もスザク完結から2年半経過した2018年にようやく単独の魔道杯が初開催された。キワムたちは出てこないけど。
 サタ女に至っては2019年2月に3度目の魔道杯が開催された結果、関連魔道杯の回数がイベント本編のシリーズ数を上回るという謎現象が発生している。
 逆に、イベントの人気に反しなぜか魔道杯に絡めていないのが超魔道列伝シリーズである。キャラクター・コメディ色の強いストーリー・BGMや背景の演出の人気が高く、また「魔道を追究し、魔道を極める異界」という世界観や1作目がグリモワールグランプリを描いていることが魔道杯との親和性が非常に高いと思われるのだが単独の魔道杯はなかった*9
 むしろベタすぎるから避けられているのだろうか。結局超魔道列伝の魔道杯は2019年12月にようやく初開催となった。


 以下は開催期間が近かったor開催中にも関わらず魔道杯が違うものになったイベント。
  • 喰牙RIZE:二回目があると思ったら、クイズ解答数777億回突破記念として超絶感謝の魔道杯となった。
  • 幻魔特区RELOADED:10月中旬開催でようやく魔道杯に絡めると思ったら、協力バトル三周年魔道杯になってしまった。
  • 眠れる遺跡のアウトランダー:主役級且つボイスがあったにも関わらず限定化がなかったエーファが魔道杯報酬になるのではという一縷の望みも、5周年英雄凱旋魔道杯によって絶たれてしまった。*10
  • BoNO:5周年記念魔道杯となった。
  • 空戦のシュヴァルツ:コンサート魔道杯となった。
  • MARELESS新説 桃娘伝 絡繰桃源虹絵巻の魔道杯となった。
  • 八百八町 あやかし捕物帳:大魔道杯 in 芸術の神と秋花火となった。ただし覇級の雑魚に八百八町の雑魚が使われた。
  • 喰牙RIZE3:やはり2回目はなく、大魔道杯 with はじまりの3精霊杯となった。

SS報酬

 全てLの三周年や四周年を除き、一部報酬がSS止まりのため、L化で発動する結晶を付けられない。
 クイズ解答数777億回突破記念で2017年9月からは全て最終L進化するように変更された。

手抜き

 2018年の魔道杯報酬精霊は全てLで配布され、進化させる必要が全くない。
 2017年までは個人累計中位もあったがこれも無くなり代わりにクリスタルが配布される。
 コストカットのために進化差分を省いた手抜きと言われているが、クリスタルが貰えるため使わない精霊を貰うより嬉しいという人も。
 2018年2〜5月は魔道杯前のストーリーが省かれていたが、6月で復活した。だが魔道杯後のエピローグは汎用のままである。
 2018年6月からは新規の精霊ボイスも付いたためにコスト面ではコストが増えたと言えなくもない。

 なお、2018年夏あたりから絶級の行動パターンが全て一緒となっており、同じく手抜きと言える。
 厳密に言えばメアレス魔道杯、エニグマ魔道杯以降はパターンがほぼ同じ。*11
 2020年3月のアレヴァン杯になって久々に変化があったと思ったら早速0tSSで並の覇級を超える時速を叩き出し話題になったりならなかったりした。

ストーリー

 魔道杯にはストーリーがつくことがあるが、原則として魔道杯期間終了後の見直しができない。
 特にエステレラ2のエレンディは魔道杯のストーリーがなければ一生救われなかったりするため、ストーリーを見返したい人や新規プレイヤーにとっては痛手。

 エニグマチェリーはその後、季節限定ガチャで登場しており、同時にストーリーが復刻した。
 また2019年頃には魔道杯ストーリーも該当イベントが新たに実装された際に過去のイベンチに付属させる形で魔道士の家に入れられるようになっていった。とはいえ魔道杯単体で見返したい時は不便…。新規実装が絶望的なグリコ杯に至っては追加が絶望的であるが…。
 さらに2019年10月以降はストーリーの終了時刻が魔道杯終了後3日間に延長され、見逃すことが減った。

 2020年9月のアップデートにて君の本にほぼ全てのストーリーが追加*12されこの問題はほぼ解決した。

余談

  • 現在、過去の魔道杯成績は天下一までしかさかのぼれない。サーバートラブルのため過去のデータを吹っ飛ばしてしまったものと思われるが、現在に至っても謝罪も説明も行われていない。
    • 2020年9月のアップデートで過去の魔道杯の成績詳細まで確認できるようになった。
      しかし前述の理由か天下一魔道杯までしか見ることができない。
      それ以前の魔道杯は開催日とロゴを見ることができる。
    • 2015年のギルマス杯以降は100位以内を取るとポットマークが、5000位以内ならトロフィーマークが付くがそれ以前の杯では付かない模様
  • 魔道杯デイリーボーダーにはギルフェスが開催しているかが地味に影響する。*13
    • 現在は常時修練場が開催されているので影響はほとんど無くなった。
  • ちなみに、総合精霊は上位精霊を取れなかったユーザーでも計算上取ることは可能である。同じようにデイリートロフィー無しで総合トロフィーを取ることも可能。
  • 魔道杯ジンクスである「優勝者の10%のptを取れば総合確定」は少なくとも2016年6月バニ杯から2017年6月八百万4杯まで達成されていた。が、エタクロ杯でついに崩れた。
  • 魔道杯終了間際になって、切りのいいポイントを稼いだランカーが色々なお遊びをすることがある。
    エタクロ杯では8,888,888ポイント、800万ポイント、7,777,777ポイント、7,654,321ポイント、6,999,999ポイントの芸術点が見られた。さらに降段を繰り返して7段や8段にしていた。リーダーキャラも数字にちなんだキャラ固定でセンスが良かった。
    現在でもデイリーボード常連は睡眠前や終了間際で自分の好きなキャラに変えたり、優勝した人へのお祝いとして優勝者の好きなキャラにする事がある。
  • 帰ってきた!美味フェス★大魔道杯終了と同時に5〜7月の魔道杯の日程が発表された。これについてはおせニャンによると「早めに日程を知りたい」という意見があったからとの事。(有給を申請して)魔道杯に備えよ!早めの告知は歓迎されたが、今後も続くことを期待したい。
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