GURPSよろず - ゴジラネタ由来の勢力

ゴジラネタ由来の勢力

宇宙人勢力

 いずれもゴジラシリーズに登場していた宇宙人をモチーフにしています。
 現代の地球では宇宙人は表向き存在しないことになっているので、彼らの存在もまた(ごく一部を除いて)地球人には秘匿されています。
画像出典
 
左から、
X星人
キラアク星人
M宇宙ハンター星雲人
ブラックホール第3惑星人
  1. エクシフ(Exif):「X星人」に由来。
  2. ビルサルド(Bilusaludo):「ブラックホール第3惑星人」に由来。
  3. キラアクス(Kilaaks):「キラアク星人」に由来。
  4. ムスハビュラ(Ms-hubula):「M宇宙ハンター星雲人」に由来。
 上記の宇宙人が科学技術や身体機能以外で扱う精神的超常能力の「起源」は、基本的に「超能力」です(ただし、人類の精神とは異質すぎるので、地球生物用の超能力体系とは別ものと扱うか、「宇宙パワー」の方が良いのかもしれません)。

未来人勢力

 別の歴史を歩んだ地球の未来人です。現代地球を舞台にした冒険では扱いづらいと思われます。
  1. フツア(Houtua)
  2. ウィルグレン(Wilglen)

十二戎魔王(じゅうにじゅうまおう)

戎(じゅう)とは、「えびす(彼岸より来たりしもの、外界のもの)」のことです。
 地球とは異なる惑星、あるいは異世界の神格であり、ルナルでいう属性(元素、エレメンタル)を司る銀の月の「元素神」のような存在です。戎魔王の元ネタはすべて「映画には未登場のゴジラ怪獣」(いわゆるマイナーゴジラ怪獣)です。
信仰の対象にもなっており、信者がその力を実体世界に一定段階以上顕現させる、または抑制するには特殊な「霊媒」(ミーディアム)を必要とします。ミーディアムは石板だったり亜精霊だったり様々なタイプがあります。「ミーディアム名称」の由来はすべてゲーム『ワイルドアームズ』シリーズの守護獣(ガーティアン)の名とそのミーディアム名称です。

司る属性と名前と元ネタは以下の通りです。
属性名前元ネタの怪獣名ミーディアム名称(元ネタの守護獣)
グランバガンバガン大地の唸り(グルジエフ)
山の響き(ディノギノス)
城塞の守り(ゼルテュークス)
ヴァグノヒュドラヴァグノザウルス水の囁き(シトゥルダーク)
海神の心(ルカーディア)
オブシディルバオブシディウス烈火の怒り(ムア・ガルト)
ランシーガンシーガン疾風の爪(フェンガロン)
クリスタリゼンクリスタラック雪の結晶(アルスレート)
ライグザーダンバルグザーダン雷鳴の牙(ヌァ・シャックス)
リバルガロンバルガロン生命の炎(オードリューク)
ザンジャルムジャルム剣の舞(エクイテス)
ルクソラジンラジン閃光の一撃(ステア・ロウ)
聖者の悲しみ(イオニ・パウアー)
天の裁き(ソラス・エムス)
星の輝き(リグドブライト)
デスラシムレシノムラ闇の一撫で(レイテア・ソーク)
死の接吻(ギィ・ラムトス)
魔界の呼び声(ドラス・ドラム)
月の眩惑(セレスドゥ)
変質トリロマギタトリロポッドとマギタ幸運の手札(チャパパンガ)
欲望の顎(ルシエド)
虚無ドラドゴスドゴラス時空の歯車(ダン・ダイラム)

グランバガン

 「地」を司る戎魔王。その姿は茶色いスペースゴジラのようで、Y字型に配置された3本の角が特徴です。
元ネタ「バガン」(Bagan)
ゲーム「超ゴジラ」(1993)のオリジナル怪獣「バガン」。古代の中国に飛んだ宇宙人が、陸海空を司る伝説の怪獣バガンにゴジラ細胞とギドラ細胞を掛け合わせることによって誕生したハイブリッド。モスラと因縁がある。
元ネタの姿

ヴァグノヒュドラ

 「水」を司る戎魔王。その姿は液体が巨大なヒュドラのような形をとった怪獣です。
元ネタ「ヴァグノザウルス」(Vagnosaurus)
ゲーム「ゴジラトレーディングバトル」(1998)のオリジナル怪獣「ヴァグノザウルス」。吸収進化能力あり。深海に眠る太古の恐竜の細胞が地殻変動の影響によって活性化。深海生物の細胞と融合して怪獣となった。天然のキメラ。
元ネタの姿

オブシディルバ

 「火」を司る戎魔王。その姿は炎が漏れ出る黒いマグマで覆われた巨大ゴリラです。
元ネタ「オブシディウス」(Obsidius)
ゲーム「GODZILLA UNLEASHED」(2007)に登場するゲームオリジナル怪獣「オブシディウス」。スペースゴジラから生まれた。マグマを放つ怪獣。
元ネタの姿


ランシーガン

 「風」を司る戎魔王。その姿はポケモンのストライクを巨大かつ凶悪にしたような準昆虫型の怪獣です。
元ネタ「シーガン」(Shiigan)
ゲーム「ゴジラトレーディングバトル」(1998)のオリジナル怪獣「シーガン」。古代のプランクトンが特殊な宇宙線の影響で異常に進化して海棲怪獣となったもの。
元ネタの姿

クリスタリゼン

 「氷」を司る戎魔王。その姿は刺々しい結晶で覆われた巨大怪人じみています。
元ネタ「クリスタラック」(Krystalak)
ゲーム「GODZILLA UNLEASHED」(2007)に登場するゲームオリジナル怪獣「クリスタラック」。スペースゴジラから生まれた。結晶を纏った怪獣。
元ネタの姿

ライグザーダン

 「雷」を司る戎魔王。その姿は疾走に向いた形状の有翼四足のドラゴンです。
元ネタ「バルグザーダン」(Balkzardan)
「ゴジラトレーディングバトル」(1998)のオリジナル怪獣「バルグザーダン」。地球原産。雷神の由来になった幻獣。
元ネタの姿

リバルガロン

 「木」を司る戎魔王。その姿は直立したドラゴンのようで、翼の代わりに長い触手を背から多数生やしています。
元ネタ「バルガロン」(Barugaron)
ゲーム「ゴジラトレーディングバトル」(1998)のオリジナル怪獣「バルガロン」。王道怪獣型の姿で吸収進化能力あり。宇宙から飛来した吸血生物がゴジラの血で怪獣化したもの。
元ネタの姿

ザンジャルム

 「剣」を司る戎魔王。その姿はティガレックスのようで、前に突き出した大きな角が剣のように見えます。
元ネタ「ジャルム」(Jyarumu)
ゲーム「ゴジラトレーディングバトル」(1998)のオリジナル怪獣「ジャルム」。地球原産。モスラやバトラと争った。
元ネタの姿

ルクソラジン

 「光」を司る戎魔王。その姿は節足を数対生やした球体状の胴体を持つタツノオトシゴです。
元ネタ「ラジン」(Razin)
ゲーム「ゴジラトレーディングバトル」(1998)のオリジナル怪獣「ラジン」。学習能力あり。遺伝子工学で生み出された元食用生物に知性が与えられたもの。
元ネタの姿

デスラシムレ

 「闇」を司る戎魔王。その姿は翼持つキングコブラの様な形に結集した微小生物の群体です。
元ネタ「シノムラ」(Shinomura)
漫画「GODZILLA AWAKENING」(2014)で登場した怪獣「シノムラ」。成長能力あり。古代の群体型生物。ゴジラと争っていた。
元ネタの姿

トリロマギタ

 「変質」を司る戎魔王。その姿は四肢や副腕を生やした準人型の凶悪そうなアノマロカリス です。
元ネタ「トリロポッドとマギタ」(Trilopod & Magita)
漫画「Godzilla: Rulers of Earth」(2014)に登場したオリジナル怪獣「トリロポッド」と「マギタ」。吸収進化能力あり。当時としては物凄い巨体。眷属のトリロポッドは他の怪獣の特性をコピーし化けられる。
元ネタの姿

ドラドゴス

 「虚無」を司る戎魔王。その姿はワイアームの形をしたワームホールです。
元ネタ「ドゴラス」(Dogolas)
1996年のCD-ROM「ゴジラ映画スタジオツアー」に登場?したオリジナル怪獣「ドゴラス」。脚無し多腕で浮遊型の姿以外、設定が何もない、ポスター素材専用怪獣。バガンも同じ作品に登場している。
元ネタの姿