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『ベーシックセット』第18章「マスタリング」の「セッションを開始する」の「地図」より。
[[ゲーム前の準備>セッションを開始する#Advance_Preparation]]GMには、プレイヤーが舞台に登場するまでに、いくつかやっておくべくことがあります。
[[誰がシートを管理するか>セッションを開始する#Whos_Got_the_Sheets]]第18章「マスタリング」での助言の多くは、あなたが手順を進めている間、キャラクター・シートを見ることができるか、最低でもGM用管理シート(GM管理シート)を最新状態で維持していると考えています。GMはプレイヤーに対して、キャラクター・シートを預けるように頼むことがあります。これは進行に役立たせるためと、プレイヤーがそれを無くさないように、という2つの理由からです。しかし、それが実用的でない状況(例えば、グループ内でローテーションを組んでGMを行なっている)もあり、またプレイヤーによっては、すべてをGMが管理するのを嫌がる人もいます。あなたは “最低でも” PCの主な能力が書かれた管理シートは持っていなければなりませんし、キャラクターに大きな変更があれば更新しなければなりません。本物のキャラクター・シートを持っているにこしたことはないのですが、何もなしで進行中のゲームを考えたり進めたりするよりはましでしょう。もちろん、コピーやデジタルデータの複製をとっておくのはいいことです!
[[地図>セッションを開始する#Maps]]計画を立てやすくしたり、起こるできごとを記録しておくため、あらかじめGMは地図を準備しておきたいかもしれません。またゲーム中の手がかりとして、プレイヤーに地図を手渡すこともあるでしょう。もちろんプレイヤー自身が今まで通ってきた道のりを地図に記録することもあります――ジャングルだろうが、ダンジョンだろうが、東京の市街地だろうが、地図さえあれば元来た場所に戻ることができるからです。
[[区画マップ>セッションを開始する#Area_Maps]]この地図の縮尺は1インチ(2.54センチ)=6メートルです。1ヘクスは1メートルのままですたんに、ヘクスが小さく描かれているだけのことです。この縮尺の地図は、建物やダンジョン、闘技場といった空間の全体像を表わすためにつかいます。はしごや階段を記入したうえで、階層ごとに別の地図を準備してください。それぞれの部屋(あるいは興味深い地点)には、わかりやすいように文字か数字を入れておきましょう。
[[戦闘マップ>セッションを開始する#Combat_Maps]]
[[プレイヤーの作る地図>セッションを開始する#Player-Made_Maps]]プレイヤーたちは、地図のない場所に足を踏み入れると――地下迷宮でも、入り組んだ研究所でも、獣道が縦横につながったジャングルでも――自分たちで地図を作ろうとします(つまり、賢明ならそうするということです!)。
[[旅の地図を作る>セッションを開始する#Mapping_Overland_Journeys]]プレイヤーたちが未踏領域を旅するのなら、大きな地図を作ろうとするかもしれません。一行が川や峡谷ぞいに旅するのなら、自動的に作成できるとしてもかまいません。しかし、特徴のない荒れ野を旅したり、大河のなかの小さな支流まで記そうとするなら、他の人が見ても分かる正確な地図にするには〈地図作製〉判定が必要です。技能なし値は知力-5、〈地理〉-2、〈数学/測量〉-2、〈航法〉-4です。「方向感覚」があれば+3されます。