食品に含まれる栄養素についてまとめていくデータベースサイトです。

名称

  クマリン 


特徴

  クマリンは植物に広く含まれており、特にセリ科、ミカン科、マメ科、キク科には多く、パセリや明日葉、柑橘類は身近なものです。抗酸化物質のポリフェノール/フェノール酸系に分類される香り成分で、抗菌作用、エストロゲン様ホルモン作用、光感作促進、抗血液凝固などが知られていて、血栓防止薬として利用されています。


効用

  抗菌作用、抗血液凝固作用、活性酸素の生成を阻止する(フリーラジカルの消去)


不足した場合

  不足した場合の報告はないようです。


過剰摂取した場合

  クマリンを長期間にわたりグラム単位で摂取した場合の肝障害に注意・喚起されている(2006年・ドイツ)。


主な食材

  パセリ、ニンジン、モモ、藤袴(ふじばかま)、ハッサク・甘夏ミカン・グレープフルーツ・ユズなどの皮(セリ科、ミカン科、マメ科、キク科の植物と柑橘類に多い)


代表的な物質

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