食品に含まれる栄養素についてまとめていくデータベースサイトです。

  アルファリポ酸(αリポ酸)は、人間の細胞に存在する酵素の一種であり、細胞でエネルギーを作るのに必要な物質です。

名称

  アルファリポ酸(α-リポ酸)  


特徴

  アルファリポ酸(αリポ酸)の最大の特徴は、体内で使われて酸化したコエンザイムQ10(CoQ10)や、ビタミンC・ビタミンE、グルタチオンなどの他の抗酸化剤も再活性化して再利用する点です。またαリポ酸(aリポ酸/アルファリポ酸)は分子量が小さいため、行き渡りにくいとされる脳にも届く他、体内のあらゆる所に行き届きます。水にも脂にも溶けるので吸収率も良く、ビタミンC・ビタミンEの抗酸化持続力よりも長時間持続させる効果がみられます。


効用

  αリポ酸は、ビタミンEやビタミンCの数百倍とも言われる優れた抗酸化作用があるため、老化防止やダイエット効果・動脈硬化を予防する効果もあるのでは、という意見もあります。
  抗酸化作用とは、体の様々な機能を衰えさせる原因とされている「活性酸素」を除去し酸化するのを防ぐ作用です。


不足した場合

  αリポ酸が大幅に不足すると、エネルギー不足になり、正常な活動ができなくなります。


過剰摂取した場合

  過剰症は確認されていませんが多くの栄養学者が1200mgを上限としていることが多いようです。

主な食材

  じゃがいも・トマト・ほうれん草・ブロッコリー・にんじん・レバーなど


代表的な物質

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