食品に含まれる栄養素についてまとめていくデータベースサイトです。

名称

DHA(ドコサエキサエン酸)

特徴

DHAは、不飽和脂肪酸の一種で体内で合成不能な必須脂肪酸の一つです。EPAと同様に魚の脂肪酸に多く含まれています。脳の働きを正常に保ち、生活習慣病の予防などに効果があります。

効用

DHAは、魚に多く含まれており、人間の脳の神経細胞や脳細胞などに多く存在して、その発達や機能の向上に大きな影響を与えています。
脳で、DHAが不足すると、情報の伝達が上手くいかなくなるため、脳や神経の発達が遅れてしまったり、学習能力や記憶能力の低下をまねく危険性があるとされています。

また、DHAには悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすなどEPAと同様の働きをしており、生活習慣病の予防などに効果を発揮します。

不足した場合

DHAが不足すると、情緒や精神障害、認知症、視力低下、眼精疲労、うつなど精神面や脳に関係する部分に機能低下が現れます。

過剰摂取した場合

過剰摂取は動脈硬化の原因となり、大腸がんや乳がんの発生と関連しています。

主な食材

イワシ、サバ、サンマなどの青い背の魚、マグロのトロ・目玉など

代表的な物質

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