夏休みが終わり、新学期初の学校の授業が終わって放課後、夕日が照らす帰り道で夏菜は私と腕を組んでいた。 
しかし、最近の夏菜は妙に私にベッタリな気がする。 
ていうか、朝で会ってからはずっと私にくっついている。 
 「…何だよ、夏菜。さっきから私をじっと見つめて。」 
 「あ、ごめん。何か、最近の夏菜は妙に私にベッタリだな〜って思ってさ。」 
 「べ、別にいいだろ!私達は恋人だろ?」 
 夏菜は頬を赤く染めながら、腕を組ながら話してくる。 
 何の変わりもない話をしてたら、T字の分岐路についた。 
 夏菜の帰る道とは、残念ながら逆だ。 
 「じゃ、また明日〜。」 
 軽く手を振りながら、組んでる腕をほどいて行こうとしたが、夏菜は急に私の袖を掴んできた。 
 「ま、待って…。」 
 夏菜は少し寂しそうな顔をしながら、私に身を寄せてきた。 
 「どうした?私と別れるのが恋しくなったのか?」 
 冗談抜きで言ってみたが、夏菜は 
「…うん」 
 頬をさらに赤く染めて、頷いた。 
 珍しい。これがツンデレのデレ期って奴なのだろうか。 


 「もしかして、一緒に家に来て、泊まってほしい…とか?」 
まさかの冗談で言ってみたが、夏菜はこくり、と顔を動かして私を見つめ続けていた。しょうがない、と思った私は 
「…分かった。今日は夏菜の家に泊まらせてもらうよ。」 
と答えて、苦笑しながら夏菜にキスをした。 
 「…ありがと、リコ。」 
 夏菜の顔は既に耳まで真っ赤に染まっていた。 
なんか可愛い、と私は思っていた。 

 一度家に戻り、最低限の必要な物をバックに入れた後、夏菜の家に上がらせてもらった。中は特に変わりもない普通の空間だ。 
 気がついたら、もう夕食の時間になっていた。 
 「じゃあ、今夜は私が夕食を作るから夏菜はテレビでも見てなよ。」 
そう言ってリビングに行こうとしたら、夏菜が腕を掴んできた。 
 「待って…。リコと一緒に作りたい。」 
 泣きそうな目で私を見つめる夏菜。 
 「ああ、もう!分かったからそんな目で見ないの!」 
そう言って夏菜の額にキスをした後、私はカレーを作る準備にかかる。 
 野菜を切ってる途中で夏菜がやってきたのだが、私は一瞬、目を疑った。何故ならば、裸エプロンで私の目の前に現れたのだ。 

 「か、夏菜!?なんだい、その格好は。」 
 「べ、別にいいだろ!それに、リコが…好きかもしれないし。」 
…一体、私は夏菜にどんな目で見られてるのだろうか? 
くだらない事を考えていたら、私は無意識に夏菜を抱きしめていた。 
 片方の腕でだきしめつつ、もう片方の手で夏菜の尻を揉み始めた。 
 「くっ、あぁん…」 
リビングに響き渡る夏菜の声。 
 私の欲は増し、夏菜に口付けを交わし、舌を絡める。 
 「んんっ…あぁ…んっ」 
 私の欲はさらに増したが、一時的に抑えて、夏菜をそっと離す。 
 「残念だけど、今はここまで。こんな所でやりたくないもんね〜。」 
 「う〜。夏菜の意地悪。」 
 夏菜は不機嫌に見つめるが、その顔はすぐに笑顔へと変わり、夕食の手伝いを始めた。 
 本当甘えんぼになったなあ、と思いつつ、私も夕食の準備にとりかかった。 

 二人だけの夕食の時間。クラスであった事や面白い話をしながら、私は楽しい時間を過ごした。一瞬、夏菜の両親が気になったがあえて聞かない事にしといた。 

 夕食後の片付けをした後、まだ9時だというのに夏菜が風呂に入りたいというので、仕方なく私は夏菜と一緒に風呂に入る事にした。 


 「はぁ〜、今日の疲れがとれるねぇ〜。」 
 「リコ、親父くさいぞ。」 
 頭を洗い流し、体も流しあって今、二人で湯船に浸かっている。 
 「ねぇ…夏菜。私と恋人になった事、後悔してない?」 
 「当たり前だろ。分かってたんだ、私はずっと…リコに憧れていた事を。」 
お互いに全ての気持ちを受け止めあうと、そっとキスをした。 

 風呂から上がった後、私はもう少し起きていたいのだが、 
 「夜更かしは駄目だぞ!早く寝ないと!」 
と言われたので、10時にも関わらず寝るハメになった。 
そして夏菜の部屋で、私と夏菜は一つベッドの上で、お互いの愛を感じあっていた。 
 「ん、くっ…あぁん…」 
 夏菜の胸を揉みつつ、股間の秘拠を指で刺激しつつ、私は夏菜を犯していた。 
 「夏菜…ずっと一緒にいよう。」 
 「わ…私も…リコといたい。」 
そうやって言い合った後、私は膝で立ち上がり、自らの秘拠を夏菜の顔に押しつける。 
 「んんっ!?リコ、一体何をー」 
 「私の舐めて。そして、イかせなさい。」 
 私は夏菜の頭を手で股間の秘拠に押しつけ、無理矢理舐めさせる。 

ピチャ、ピチャ、ピチャ… 
という音と共に秘拠へと伝わる快感。 
 「んんっ…ちょっと、激しいぞ?」 
 「いいの…恋人だから気にしなくていいんだろ?」 
 夏菜は私の言う事を背けつつ、私の秘拠に刺激を与え続ける。 
やがて、私は限界を越えてしまい、 
 「くぅっ…夏菜…イくっ!」 
 全身を雷を打たれたかのような快感に襲われた後、私は夏菜に深い口付けを交わした。 
 口に広がる自らの愛液。 
 「…夏菜。」 
 「…リコ。」 
お互いに名前を呼び合うと、抱きしめて体温と幸せを感じながら眠りについた。 


 光差し込む朝。 
そして、鍋を叩く音で私は目を覚ました。 
 最初に目に飛び込んできたのは、裸エプロンの姿で鍋をお玉で叩く夏菜の姿であった。 
 「な、何でその格好?」 
ボサボサの長髪を触りながら、夏菜に問い詰める。 
 「あはは、これならリコもバッチリ目が覚めると思ってさ。」 
 笑顔で照れながら夏菜は答える。 
 「朝食は私が作るからさ、リコは洗面所に行ってきなよ。あ、手伝うなよ。今度は一人で作るんだから。」 
 「分かった。ありがとう。」 
 洗面所に行こうとしたが、ふと足を止めた。 
 「あ、夏菜。」 
 「…何?」 
 「おはよう。」 
 「あ…うん、おはよう…リコ。」 
そう言って目覚めのキスをした後、私は洗面所へと向かった。 
 今日も楽しい1日になるだろうな、と私は思っていた。 .

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