魔物使い…それは魔物を使う人間のことである。
彼らは人間からも忌み嫌われ、魔物側からも酷い弾圧を受けている。
これはそんな魔物使いの話である

宿の扉についているベルがけたたましく鳴り響く。
「いらっしゃいませ!」
宿の主人であるトモが玄関へ出迎えに行く。
そこにいたのは黒いフードを被った男だった。
男はフードを取りトモに聞いた。
「部屋を借りたいんだけど良いか?」
トモは目をパチクリさせた後、気を取り直して宿屋の業務を始めた。
「はい、205号室が開いていますよ」
トモが鍵を渡そうとすると外から三人の女性がやってきた。
「コナミ、まだかー?」
「コナミくん、部屋の準備できた?」
「コナミ様、雨がそろそろ降ってきます」
一人は大柄で身長が二メートル近くありそうな大女。
もう一人は赤いリボンをつけたちょっと幼めな女性。
そして最後は清楚でお淑やかな女性だ。
「ああ、取れたぞ」
フードの男、コナミがそういうとトモが少し呆気に取られたものの彼に対する好奇心もムクムクと沸いてきた。
「あの…もしかして、4人で同じ部屋に泊まるんですか?」
「そうだけど…」
トモは眉間に皺を寄せてコナミに言う。
「申し訳ないんですけど今、開いている部屋は2人ずつしか止まれないんですよ…」
「ええ!そうか…じゃあもう一部屋お願いできるかな?」
「はい!」
こうしてコナミは二部屋を取ることにした。
4人は部屋に案内される
「あの、すみませんがお名前聞いてもよろしいですか?」
部屋に向かう途中、トモが質問をぶつけてきた。
「あ?ああ俺はコナミ、見ての通りただの旅人さ」
「うちの名前ははカズや、よろしゅうな」
「あたしはタケミだよ」
「スズネと申します」
「あたしは宿屋の主人のトモ、よろしくね」
それぞれ、トモに挨拶をした。
「ではごゆっくりどうぞ」
トモは軽く会釈すると再び宿屋の業務に付いた。

コナミは部屋の戸を開ける。
中には普通の宿屋らしくベットや机、イスなのが存在していた。
「へえ、良い部屋じゃないか…」
コナミは掃除が行き届いていることに感心する。
そんなコナミの背中を大柄の女性が肩を叩く。
「で?だれが一緒の部屋なんや?」
「当然あたしだよね?」
「全てはコナミ様のご決断のままに」
三人から私にしろ、というオーラが漂っている。
「日替わり…じゃ駄目か?」
しどろもどろになったコナミは苦し紛れに出した提案を口にする。
「よろしいですけど…」
スズネは二人をちらりと見る。
「ジャンケンだね」
武美も二人を見る。


「ようし…」
カズは意を決して腕を振る。
「最初はグー!」
「「「ジャンケン…ホイ!」」」
「「「あいこでしょ!」」」
コナミは三人のジャンケンが終わるまで下のラウンジへと向かっていた。

下にはせっせと仕事をしているトモがいた。
「あの!すみません」
コナミは大声をあげてトモを呼ぶ。
「はい、なんでしょうか?」
「すみませんが食事は部屋で取らせてもらえますか?」
「え?いいですけど…」
コナミの要望に少し困ったような顔をするトモ。
「どうかしましたか?」
「いえ…ただベットは汚さないで下さいね」
トモはコナミに無邪気な笑みを浮かべる。
「はい、気をつけます」
コナミが申し訳なさそうな顔をするとトモはコナミに聞いた。
「所であの三人とはどういう関係なんですか?」
「ええっと…」
コナミがど言葉に詰まっているとしていると後ろから突然3人が現れ・・・
「妻です」
「愛人だよ」
「妾や」
おのおのが好き勝手な呼称を述べた。
「やっぱり…」
答えを聞いたトモはジト目でコナミを見る。
「こら、お前等!勝手な事をいうな!」
コナミは耳を真っ赤にして怒鳴った。
「あはは!」
3人は蜘蛛の子を散らすかのように去っていった。
「まったく…」
コナミが眉間に皺を寄せているとトモがコナミを見ながら言った。
「本当に妻とかじゃないんですか?」
「あいつらは俺の従者だよ」
コナミは軽くため息を付き、苦笑いを浮かべた
小波の答えにトモは首をかしげる。
「従者ってことは貴族かなんかなの?」
「ちょっと違うな、間柄は部下以上じゃないよ」
「そうなんだ…」
コナミが話を切り上げようとすると扉が開く音が聞こえた。
トモとコナミは音のほうをするほうを向くとめがねをかけた少年がそこにいた。
「あっ!先生!?オイラをおいていくなんて酷いでやんす!」
「???」
「ちょっとちょっと、この人は先生じゃないわよ!」
トモがそういうと少年はコナミの顔をジロジロと眺めた。
「あっ、本当でやんす!……ごめんなさいでやんす…」
「別に良いさ、気にしてないし」
少年が頭を下げるとコナミは優しく言った
「じゃあオイラはもう一度先生を探しに行って来るでやんす!」
少年はそういうとすぐさま出て行った
「なんなんだ、あれ?」
「知らないわよ」
コナミとトモはメガネの少年を呆然としたまま見送った。



そして数時間後
「ええっと…そろそろよね?」
トモが食事を乗せたワゴンを持っていくと部屋の中から荒々しい息使いが聞こえてきた。
(何をしているんだろう?)
トモは扉をそっと開け中の様子を覗く。
そこにはコナミとカズがいた。
カズは小波の目の前で跪いており、小波の顔を熱っぽく見つめている。
腕にロープが巻かれており、彼女は身動きが取れない状態だった。
「コ、コナミ…そ、そろそろええやろ?」
震える声でコナミに訴えかける。
「だめだ、俺は約束を破る奴のお願いは聞かない主義なんだ」
コナミはそういってカズの股間に足を擦り付ける。
「あっ・・・」
クチュリという粘着性な音が響かせながらコナミは足を上下に動かす。
「濡らすのは勝手だが俺はお前のいうことなんて聞かないからな」
「そ、それは堪忍や!」
カズは股間のもどかしさを小波の足で解消しようよ小波の足首に自分のクリを擦りつけようとする。
だんだん気分が高揚してくるがコナミはそっと足を下げてしまう。
「あっ、何でや」
「これじゃ罰にならないからに決まってるだろ?」
カズは切なさと悔しさを混ぜた顔を見せる。
「ほんまに酷いな…」
「お尻叩きの方が良かったか?」
コナミは意地悪そうな顔でカズを見る
「それでもええで、うちはマゾだし」
カズも笑顔で返した後、口付けを交わした。
「んむぅ…ぬんぅ…」
ナメクジ同士がお互いの身体を這うかのように舌と舌とが交わる。
カズの方はもっと積極的で明らかに小波の唾液を飲もうとジュルジュルと吸っている。
コナミはロープを解く。
自由になったカズはキスをしながらカズは小波の服を脱がしていった。
「!?何あれ…」
トモは始めて見る男性器にに驚きを隠せなかった。
始めて見た男性器は太く、大きく、長かった。
(あれがどうなるの?)
トモは完全に部屋の中でやっている情事に目が離せなくなっていた。
(……何をしてるんだろ)
そんな事を考えてはいるが指は股間に伸びていく。
「んん…」
中指をそっとクレバスに触れさせる。
甘い刺激がトモの脳を揺らした。
「こなみぃ!そこはあかんて!お、おかしくなるぅ!」
カズの叫びを聞きながらトモは食い入るように部屋の中を覗き込む。
部屋の中ではカズのクレバスを小波の舌が優しく這っていた。
チロチロチロと蛇の舌がカズの理性を奪っていく。
カズの声を聞きながら今度は舌でクリトリスをコリコリと動かし始めるコナミ。
「ひぃぃ!コ、コナミ堪忍や!堪忍してぇ!」
カズの声を一切無視してコナミはそのままクリを苛め抜く。
舌が動くたびにカズの腰はねじり快楽から逃げようとするもののコナミはカズの太腿を掴み逃げられないようにしている。
「あひいぃぃぃ!」
カズの軽い絶叫とともに股間から大量の愛液が噴出し、コナミの顔を汚していった。

「すごい…」
トモはその場から一歩も動けないでいた。
(エッチってあんな風なんだ…)
処女であるトモにはとても刺激的過ぎた。
だが、これで終わりではない。


「コナミ…入れて…」
カズはすがる様な目でコナミを見つめている。
ただ見つめているのではない自身のクレバスを指でそっと開いているのだ。
「このままだとうち死にそうや…うちはこのまま死にたくない。せやから…」
先ほど絶頂に達した影響か、愛液がとろりとベットに落ちた
「うちのスケベオ×コにコナミの固いもん好きなだけ入れて…」
カズの言葉を聴き、カズにのしかかり耳元でそっと呟いた。
「そんな助平な鬼は俺の金棒でお仕置きしてやるよ」
この言葉を聴いたカズは興奮と恥ずかしさで真っ赤になってしまった。
そんなカズを見ながらコナミは自分のペニスを愛液でグチャグチャになっているクレバスに擦りつける。
「コナミ、じらさんといてぇ…」
カズが涙声で求める。
「分かった、それじゃ…」
ジュプ!という音ともに小波のペニスがカズの体内に入っていく。
トモの方も指をクレバスに突っ込んだ。
「うああああぁ・・・!」
悲鳴と歓喜が混ざった声が部屋の中に響き渡る。
「来てる!うちの中に小波の太いのが来てるでぇ!」
コナミも相変わらずキツイ締め付けに顔をしかめた。

一方のトモも小波のペニスがカズの中に入ったことに興奮をしていた。
「あんなのが入っちゃうだなんて…」
擦るだけじゃ満足できなくなったトモは自分のクレバスに指を突っ込む。
ペニスより音はしないものの指先に生暖かい感触が広まる。
「う、うそぉ…普段のオナニーより感じるなんてぇ…」
トモはこの事実に対し驚きを隠せなかった
「うそ…止まらない…」
いつもより性への欲望が加速しているせいか指の動きがいつもより激しく深くなっていた。
コナミの動きと連動するかのように指が激しく膣壁を刺激していく。
そしていつもより多目の愛液が自分の下着を汚していく。
「オ、オナニーってこんなに気持ちよかったの?」
もう彼女は自身が気持ちよくなることしか考えられなくなっていた。


コナミがカズの締め付けをゆっくりと味わっている最中、カズはゆっくりと腰を動き出した。
「コラ!カズ!勝手に腰を動かすな!」
「そないな、こと言っ、たって、うち、はもう、我慢、の限、界な、んや!」
カズはそう叫ぶと小波のペニスを奥深く刺しこもうと腰を降り始めている。
「くそ、こうなったらこっちも勝手に動いてやる!」
コナミも腰を降り始めた。
「ウヒヒヒ…極楽やわぁ…」
カズの顔は完全にだらしなくなっていく
「だらしない顔しやがって…これならどうだ?」
コナミは思いっきり突き入れカズの子宮を突いた。
固い子宮の入り口を熱い肉がノックして
「んぎひぃ!そ、それはぁ!反則やぁ!」
子宮を突くたびに膣壁がキュウキュウとさらに締め付けてくる。
「まだまだ!」
コナミは腕を伸ばしてカズの豊かな乳房をいじり出す。
「ひぎぃぃぃ!」
胸までいじられたせいでさらにきつく締め上げる。
「うっ!で、出るぞ!」
あまりの良さに小波のペニスが発射体制になる。
「う、うちも!い、一緒に!」
カズはコナミを思いっきり抱きしめる。
「あ、あたしも・・・限界…」
外で見ているトモも絶頂に向かおうとしていた。
コナミが思いっきり深くペニスを突き刺す。
「くぅぅぅぅ!」
「ああああああぁぁ…」
「だめぇぇ!」
三人の絶叫が部屋の中に響くと同時にコナミのペニスから白濁液がカズの子宮に叩き込まれる。
大量の愛液と精液がベットと廊下の濡らしていく。
コナミがペニスを引き抜くとカズのクレバスから大量の精液と本気汁が混ざり合ってドロッと外へ出てきた。
コナミが一息つくとカズの異変に気が付いた。
「まずい!」
コナミはカズに布団を被せる。
「なんや、一体」
カズは何が起こったか理解していていない。
「バカ!角が出てるぞ!」
「え?…ホンマや…」
カズは自分の頭に触れるとコリコリとした感触を感じた。
「ふぅ、仕方ないな。治るまで布団か帽子を被ってろよ」
「了解、ご主人様」
コナミは服を着て扉を開けると…
「!?」
「!?」
トモが部屋の前にいることに驚いた。
「あの…」
「す、すみません!」
トモはそういうと突然下へ走っていってしまった。
「……聞かれてなかっただろうな…もしばれてたら・・・」
コナミは深いため息を付いた。

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