B・すまない、アマルダ。我慢の限界だ。

そう、もう限界だった。
ギチギチに膨れ上がったモノは、もう止まれないと俺の意思を無視して、自身を誇示している。

そんな時、一つの希望が目に止まった。

グッと、天を向いた下半身を引き寄せ、アマルダにこの希望を投げ掛ける。

『なぁ、アマルダ。処女のまま妊娠しないとなのはわかったが、こっちはどうなんだ。』

そう言って、目をつけた白く染まるお尻の穴に指を這わす。

『ひぃっ!な、なにがですか!?なんのことですかっ!?』

流石のアマルダも驚いたのか、初めて裏返った声を出した。

『なぁ、見てくれよアマルダ、俺のモノを。君と繋がりたくて、俺の意思じゃどうしようもないほど、暴れているだろ?』

と、別に動けと思っているわけでもない、大きくなったソレは、今にも爆発しそうにビクンビクンと脈打っている。

『このままじゃ、気が狂いそうなんだ。』

そう言っては、グリグリとお尻の穴の方を刺激し始めた。

『な、なにをバカなことを言っているんですか!そこはそんな風に使うところでは…』
『いや、案外よく使われるものなんだよ。』

ピシャリと制する俺。

『でも、やはり汚いですし…。』
『さっきも言ったろ?アマルダのなら、舐められるよ。』

そう言って今度は、軽く口づけをした。

『ひぃ、やっぱり、イヤです、そんなとこ。』

明らかに嫌悪感をあらわにしているが、遂に、俺を止める台詞は出なかったので、俺は止まらないことを決めた。

『じゃあ、いいね。ほら、さっきのお仕置きのお返しだと思って、ね。』

フルフルと首を振るが、すまないアマルダ。
もう限界なんだ…
それに…

『儀式的に、こっちの状態は関係ないんだろ、だって。一言もでないし。』

あっ、とゆう顔と共に、藁にもすがる、といった表情でアマルダは言った。

『儀式的に!儀式的にもダメなんです!!清い身体でいなければ…とか、確か…』
『嘘でしょ。』
『うっ、嘘じゃあ…』

明らかに嘘だとわかった。
散々泳がしたのに、自分から言えなかった時点で、俺はここでアマルダと繋がる。
そう心に決めていた。

ここでの交わりを経験したことはなかったが、知識として、しっかりほぐすこと、などは頭に入っている。

すぐに側にあった精子の瓶を手に取り、さっきとは違い、お尻の穴の方に垂らしていく。

そしてお尻の穴の周辺から、しっかりと伸ばして、ほぐしていった。

『大丈夫だよ、アマルダ。できるだけ痛くならないよう、ベストを尽くす。』

そう言って、自身の精子でヌルヌルになった中指に力を込め、少しだけ、ゆっくりと、もう一つの穴に沈めていく。

『ダメです!ダメですよぉ!!』

先程より力強く、首を振る。

『書物にも、何も書いてなかったんですからぁ!』

叫び声のような拒絶。

だが、それを聞いて俺は更に安心した。

『書いてなかったのか。なら大丈夫だ。ダメならダメと、しっかり書いておくものだろう??』

そう言ってチュッチュッと音を立てて、アマルダの可愛いお尻にキスをしていく。
俺の言葉に少し納得したのか、抵抗する力が弱まった気がした。

『でも、こんなところ使わないから載っていないんですよ、きっと。普通、使わないですよ…。』

心なしか涙声でアマルダは訴える。もう一押しだ。

『なら、尚更後世の為に試しておくべきだ。大丈夫、全て責任はとる。』

とらせてくれ。
そして挿れさせてくれ!

もはや俺の意思決定は、頭や心ではない、下半身が下していた。

『愛してるんだ、アマルダ。繋がらせてくれ!頼む!』

一旦アマルダの身体を下ろし、覆い被さるような形でアマルダへ顔を近づける。

『そんな、その…』

返事をあぐねるアマルダのお腹に、これでもかと言うほど俺のモノが入りたがっていることを主張させる。

『もう精子は流し入れたし、純潔の儀式も終わったようなもんだろ。ここからは二人の愛を、育もう。』

これでもかと畳み掛ける。
その際、近くにあった精子の瓶を一つ、アマルダの身体にぶちまけ、胸の辺りを中心に塗りたくっていく。
少しでもアマルダのエッチな気分を盛り上げて、承諾を得るための手段だ。


決して、遂にアマルダの胸を揉める、と喜んだわけではない。

初めて触ったアマルダの胸は、想像以上にふくよかで、最高の手触りだったことは語っておきたいが。

『その…、怖いので、優しく、して、ください。』

胸を、乳首を責めながら答えを待っていると、遂にアマルダは折れてくれた。

心ではもはやお祭り騒ぎ状態ではあるが、冷静を装い、

『嬉しいよ。』

そう言って、ディープな方のキスをした。

夢中で舌と舌を絡めながら、目で、最後の秘策の場所を確認する。

それをアマルダに気づかれないように手に取りながら、ラストスパートへの計画を立てた。

『んむっ!あむっ!ん…どうしました?』

気分もノッてきたのか、一生懸命舌を絡めていたアマルダが声をかけるので、

『いや、子供の前に、俺もちゃんと吸っておかないとな』

そう言って、顔をスライドさせ、弾力のある胸を揉みしだきながら、乳首を口に含んだ。

『あんっ!』

と、高く一鳴きしたあとは、声にならない呻きを口から出しながら、アマルダが身をよじらせる。

その一声一動作に、感動すら覚えながら、最後の仕上げにかかることにした。

また少し身体を離し、アマルダを四つん這いにさせ、可愛いお尻をこっちに向けさせる。

『心配しなくても、処女だけは絶対に守るよ。』

不安そうな表情をしたアマルダを落ち着かせようとしながらも、今から貫くのはここだよ、と言わんばかりにお尻の穴に指を添え、円を描くようにマッサージをする。

先程まで精子でドロドロだったそこもベッドに横たえたりしたときに少し乾いていたので、また瓶一つ分の精子をかける。

『ん……やっぱり、変な感じです…。』

覚悟を決めたのか、抵抗こそしないものの、どうしても違和感が拭えないらしい。

『力を込めないようにね。そうじゃなきゃ、なかなか上手くいかないらしいから。』

見聞きしただけの情報を頼りに、まずはまた中指一本だけを、精子でヌルヌルにし、お尻の穴に入れていく。

凄まじい抵抗感で、ギチギチにしめられ、外へ外へと指を出そうとする腸。

だが、俺は今から、指の何倍もあるぺニスを、ここに入れ、アマルダと一つになりたいのである。

その為には秘策を、今から、使わなくては。

そう思い、先程隠し持った、アマルダ特性の媚薬、それを残っていた瓶入り精子に少し混ぜ、それを指につけ、お尻の穴へ侵入させる。

それをたくさん内側の壁に塗りたくっては指を抜き、また入れを繰り返す。

初めは違和感から嫌がっていたアマルダの声色が、少しずつ柔らかいものに変わっていくのを感じながら、媚薬の量を調整しつつほぐしていく。


『…ん、ふぅ。…ん、ふぅ…。あん…、ふぅ…。』

味わったことのない、身体の中を弄られる感覚に身を委ねながら、徐々にだが心も体も受け入れの体制になっていったのだろう。

媚薬も、初めより濃くし、結構な量を使ったと思う頃。
アマルダのそこは、気づけば指を三本も飲み込むほどに拡がっていた。

『はぁ…はぁ…身体が、身体が熱いです。』

目をとろんとさせたアマルダがこちらを振り返り、遂にネタがバレてしまう。

『そ、それは…!』
『あぁ、近くにあったから。せっかくだし、使わせてもらったよ。』

そう言って残った媚薬と精子のストックを混ぜてみせる。

『大丈夫、ちゃんと薄めて使ってるよ。』

言いながら、混ぜた媚薬入り精子を、不意討ち気味にアマルダの口へ運ぶ。

『んぶ!そ、そんな…』

急に口に指を入れられたアマルダは驚きの表情だったが、さほど嫌がる素振りはなく、むしろ指をフェラのようにしゃぶってきた。

『これで一緒だな、媚薬を使ったのも。』

少し意地の悪い表情をアマルダにしてみせ、最後の仕上げと、小指にほんの少しだけ原液に近い媚薬をつけ、お尻の穴へいれる。

『あぁぁぁぁん…』

すぐに効果が表れたのか、アマルダらしくもない、大きな声を出したあと、なにかをねだるように魅力的なお尻を振り始めた。

『熱いです…。あぁぁぁ…お尻が、お尻が熱いです。』

まるで本当に火がついて、それを消すかのようにお尻を振っている。

完璧だ。

望んでいた結果を目にし、我慢に我慢を重ねた俺のモノを、遂にその入り口へあてがう。
潤滑油代わりに、自分のモノにも、薄めた媚薬入り精子を塗り、気持ちを落ち着かせた。

さぁ、一つになるときだ。

『アマルダ、いくよ。』

唾を飲み、傷つけないよう、滑りにいざなわせるように力を込め、お尻の入り口へ。

『きてください。きてください。』

うわ言のように繰り返してるアマルダ。

そしてツポンッ、と音がして、本当に先端だけがアマルダへ埋まった。

『んあっ!んあぁぁぁぁあ!!!』
『うおっ!うぉぉぉぉお!!!』

媚薬のせいなのか。
遂に繋がったことへの喜びなのか。
ただ先端が入った、それだけで、二人同時にイッてしまった。
ブルブルと身体を震わし、アマルダは支えていた腕から力が抜けたのか、上半身が完全にベッドに沈んだ。
俺も血管が切れたんじゃないかってくらい頭に血が登り、アマルダの中に精子を吐き出した。


ただ、そこで終わらなかった。

力が抜けたはずのアマルダは、無意識なのか、お尻を振り、俺のモノも萎えることなく、尖端をアマルダに埋めたまま、その固さを維持している。

(このまま、これを全て入れてしまったら、俺たちはどうなってしまうんだろうか…)

多少の不安が、頭を掠めたが、そんなことでは止まる理由にはなるはずもなかった。

『続けるよ、アマルダ。』
荒い息で、そう告げ、再びアマルダの中へ中へ行くように腰を沈める。

『あぁ…あぁ…』

モノが少し沈んでいく度に、どうしても声が漏れてしまう。

アマルダからは、ふぅ、ふぅっと荒く息をつく音が聴こえるだけで、言葉らしい言葉は聴こえなくなった。

半分ほど埋まったあたりで、押し返すような抵抗感が消えた。
そこから一気に根元まで沈める。

『あっ!んぁあぁぁぁぁぁぁあぁん!!!』

完全にぺニスはお尻の穴に吸い込まれ、アマルダの柔らかいお尻に、俺の陰毛が突き刺さっているようだ。
獣のような声で一際大きくアマルダが叫んだ。

やった。

遂にアマルダを貫いた。

達成感と征服感に満たされ、そこから無我夢中で腰を振った。

『んあっ!んあっ!あっ!!あっ…!あっ…!!』

アマルダの矯正と、二人の身体のぶつかる音が響く。
耳の奥まで響いているような気がして、今までとは違った意味で気が狂いそうだった。

『痛く、痛くないか?』
止める自信はなかったが、最低限の気遣いをする。

『だ、大丈夫。大丈夫です…。もっと、もっとして。もっとしてください。』

息も絶え絶えに、返事をするアマルダ。
その返事で、最後の理性も飛んでいった。

『アマルダ!アマルダ!アマルダ!アマルダァッ!!』

取り付かれたように腰を打ちつけ続ける。

『スゴ…ですっ。こんな。こんな、こんなぁぁぁぁあ!!!』

足に温かいなにかを感じ目を向けると、失禁でもしたのか、アマルダからなにか出ている。

『見ないで、見ないでください!!』

体勢が体勢だけに、アマルダの表情が確認できないのが残念だが、そこまで感じてくれたのかと、感動で胸がいっぱいになる。

『出すぞ!アマルダの中に!!直接出すからなっ!!』

アマルダももうまともに返事もできず、アァンとか、オォンとか、似つかわしくないような嬌声をあげている。

まるで二匹の獣がそこにいるようだった。

本来の場所とは違うが、アマルダに繋がり、中へ出す。

今、その想いが遂げられた。

『イクぞおぉぉぉぉぉ!』
爪の後が残りそうなほど、尻を鷲掴みにし、一番奥まで沈め、俺は果てた。

爆発したかのような勢いで、俺から放たれた精子たちは一気にアマルダの腸内を埋め、自分の精子に押し出されるように、俺のモノはズルリと抜けた。

放心状態に近くなり、手の力も抜けた途端、支えていたものが全てなくなり、突き出ていたアマルダの下半身も、ベッドへ崩れ落ちた…

アマルダのお尻の穴は、今までそこを犯されていたことを主張するかのように、がっぽりと大きく口を開け、注がれた精液を、まるで涎のように垂らしている。

その光景を見ていると、まるでまだ物欲しそうにしてるように見え、ムラムラとした感情が呼び起こされる。

今までしたこともないようなセックスをした後だと言うのに、なんとも媚薬とは恐ろしいものだ。

いや、もしかしたら媚薬のせいではなく、アマルダへの愛がそうさせているのかもしれない。

そっちのほうがいい。
そうゆうことにしておこう。

ひとしきり感慨に耽っている間、アマルダは、うつ伏せになったまま動かなかった。

その表情が見たいので、手を回し、こちらを向かせてみると、アマルダは泣いていた。

『ア、アマルダ…』

また傷つけてしまっただろうか…
不安に駆られていると

『…すごく、…怖かったんですから。』

キッと睨まれてしまう。

『す、すまない。どうしても、その、やりたくて…。』

たじろいでいると。

自分のお尻を触りながら、
『こんなにして。ちゃんと責任をとってもらいますからね!』

と、今更な念押しをされてしまった。
責任をとれだって?
子作りまでして、もちろんじゃないか。
むしろ望むところだ。

『当然だよ。アマルダ、愛してるよ。』

そういって寝転がるアマルダにキスをした。

『はい。私もです。』

答える為に離れた唇を、もう一度合わせた。

『ちゃんと妊娠、できたかな?』

そう言って、アマルダのお腹を擦る。

『誰かさんが途中で変なことをしてしまったので、わかりません。』

軽く頬を膨らませて、おどけた口調であさっての方を向かれてしまった。

『いじめないでくれよ。』
苦笑いで返すしかなかった。

『まったく、まるでケダモノでしたよ。壊されるんじゃないかと思いました。』

『そんなこと言って、アマルダもノリノリだったじゃないか、最後は…』

頬をつつきながら反論してみた。

『うっ、まぁ、その私も一つになりたかったですし、やっぱり。』

顔を赤らめて応えるアマルダがなんとも愛おしい。

『なぁ、一度したんだから二度も三度も、一緒だよな?』

『えっ?!』

腰を軽く持ちあげ、うまくお尻の穴に狙いをつけ、正常位の近い形で挿入する。
俺のモノは、すでに回復しきっていた。

『ふぇぇっ!えぇっ!?』

『せっかく長い夜になる封印なんだろ?たっぷり感じ合おう、二人で。』

そう言って、唇を奪い、舌を絡める。

『やっぱりケダモノです…。』

唇の離れ際、そう囁かれたが、聞こえない振りをして、たっぷり愛し合うことにした。

強く拒絶されたわけじゃないから、大丈夫なはず。

そうして二人の愛の儀式は、その後3回も続いたのであった。



……(ケダモノじゃなくて、魔獣でした。)

………




『あ、帰ってきた。ずいぶんと遅かったでやんすね?いったい何をやってたんでやんす!』

『……………』

(なにか様子が変でやんすね。)


『そうか?…いや、なんにもないよ。人生相談だ。』
(俺は丸々1日経ったかと思ったが、朝帰りくらいなんだな。)


その後アマルダは産休でパーティーを抜けた。

そして…

………

『…お久しぶりです、みなさん。』

『あれ?アルマダさん久しぶりでやんす。』

『…アマルダです。』

魔王との死闘を終えた頃、アマルダは帰ってきた。

『や、やあ。体はもう大丈夫なのか?』

『はい。』



『男の子です。』

『なにがでやんす?』

『そ、そうか。じゃあこれからもよろしく。』

俺に息子が…。
無事産まれてくれて、よかった。

『はい、お願いしますね。』

『なんか、あやしいでやんすねぇ。』

これから夫婦水入らずの生活が幕をあけるのかもしれないと思うと、嬉しくて仕方がないなっ!

『それと…ちょっと。』

ん?
そうして、人気のないところへ呼ばれる。

『あのですね。あの儀式だと、産まれてくる子は、魔女。女の子の筈でしたのに、男の子だったんです。』
『…えっ?』
『幸い、他のとこは異常なかったですが、なにかイレギュラーがあったからですよ。』
『それはその…』

もしかしてお尻の…

『確かに、これで私が儀式の書に書き込めることは増えました。』
『そ、そうか。』
『えぇ。』
変わらない、いつもの笑顔。
『ですから後で、お仕置き、ですよ。』
そういってチラリとピンクの液体を見せる。

…幸せな毎日が、待っていそうだ…

(ハッピーエンド?!!)

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