拡散不定形における縦3連結の強みと弱み
最終更新：
phoernian2424 2023年02月15日(水) 19:54:45履歴
このページは拡散不定形に限らず色々な戦型に通じるところがあります
拡散不定形で用いる主な土台は縦3タワー型なので必然的に世話になる。
ただ、縦3連結は安易に作成すると愚形になりやすいので、その功罪を事前に把握しておくことが重要になる。
千早式的な多色発火をやりやすい 
縦3タワー土台として縦3連結を作った場合、多くのパターンでは後ろに3色並ぶ形になる。その上に赤を置けば、黄・緑・紫のいずれを消しても赤に繋げることができる。上の画像の形では緑発火と黄色発火の両立ができないが、
反対側で黄色発火を作れば3色発火を保持できる。
実戦では多色発火を“並行”させることはさして重要ではなく、基本的には最短で完成させられそうな致死連鎖を目指す。(弱い2択より強い1択)
そのオマケで別の発火点が出来てたら良い、くらいのバランスで問題ない。
(上の3色発火例のようになった場合、意識したいのは1列目に緑を置いて黄色発火を塞がないこと。緑発火が2個できても美味しくないので緑は別の場所に足す。)
今の捌き方だとこの黄紫は5縦しているが、このあと定型に合流しにくくアドリブを求められやすい。
それでも、下のように軸となる赤をなんとか縦3連結に伸ばし、左右どちらかに赤を置けたら何かしらの発火で軸の赤につなげられるルートを確保でき、安定させられる。タワーに変化することもできるらしい。
摩擦が大きい(底上げが必要)
ここでの摩擦はぷよ用語。通では暴発の生じやすさに使われることが多い。
通の話であるが、連鎖を組む上で縦3を用いることはあまりない。理由は暴発が起きやすいから。
あるマスに対してそこにぷよを置いても連鎖に吸収されてしまったり、そのまま連結して消えてしまうような色が多いとき
摩擦が大きい（形）という。
摩擦が大きいということは置けるぷよが限られてくるということなので受けの広さは狭まってくる。
ぷよぷよ用語辞典より引用 https://w.atwiki.jp/puyowords/pages/191.html
縦3連結は消すと上部のぷよが3段落ちるので摩擦力は大きい方に当たる。
暴発は通においてどうしても避けたいので摩擦が大きい形はかなりのデメリットを抱えているわけである。
しかし、初代ぷよにおいては暴発というのはメリットである場合も。例としては中央不定形の4ダブから2ダブ3ダブに短縮させるテンプレートは暴発を用いたテクニックだし、タワーは4色同時に暴発させていると言っていい。
ただ、多連鎖を組む場合は摩擦がネックになりやすい。
通の話であるが、連鎖を組む上で縦3を用いることはあまりない。理由は暴発が起きやすいから。
あるマスに対してそこにぷよを置いても連鎖に吸収されてしまったり、そのまま連結して消えてしまうような色が多いとき
摩擦が大きい（形）という。
摩擦が大きいということは置けるぷよが限られてくるということなので受けの広さは狭まってくる。
ぷよぷよ用語辞典より引用 https://w.atwiki.jp/puyowords/pages/191.html
縦3連結は消すと上部のぷよが3段落ちるので摩擦力は大きい方に当たる。
暴発は通においてどうしても避けたいので摩擦が大きい形はかなりのデメリットを抱えているわけである。
しかし、初代ぷよにおいては暴発というのはメリットである場合も。例としては中央不定形の4ダブから2ダブ3ダブに短縮させるテンプレートは暴発を用いたテクニックだし、タワーは4色同時に暴発させていると言っていい。
ただ、多連鎖を組む場合は摩擦がネックになりやすい。
土台に用いた場合は左右の底上げが必要
おじゃまぷよが置かれている場所は赤を置けない場所を指している。
全ての3連結に言えることだが、連結が３つに届いているとそれ以上連結できない形になる。その3連結と同じ色を近くに置きたい場合は別のぷよを置く必要があるが、縦3連結はその露出の大きさから底上げに要求するぷよの数が多い。
例。拡散不定形では4縦してL字土台に持っていくことを推奨しているが、その理由は赤を縦3にした場合の2列目の露出の大きさである。
これを縦3型にした場合とL字型にした場合の比較を見る。
4手目赤紫
左の縦3型は前述した2列目の露出が激しいので赤を置くのに手数を要する。3段分の底上げを要求されているため、1手で解決できないのがかなり痛手。
しかも紫も縦3連結になって5列目の露出が激しくなっている。これを回避するために本当は4手目の赤紫を5縦すべきなのだが、拡散不定形の定型から外れてしまう。
右のL字土台はそもそも3連結になっていないのでまだ赤を置けるのだが、その部分の赤をL字にすると難しい形になりやすいのでなるべく赤を連結させない方針でいく。
この場合2列目の底上げは1手で解消することが可能、例としては黄ゾロ・黄緑・緑紫・紫ゾロは2縦となる。
直後に赤ゾロを引いた場合は縦3土台同様若干困るのだが、これは5縦とする。赤の連結が余計になりやすいが、3トリになりやすい、5列目の紫の露出を抑えられる等のメリットがある。
3トリになった場合は2連鎖目の連結も馬鹿にできないので、そこそこな恩恵を得られる。
4手目赤ゾロ
赤ゾロにかぎる話ではないが、縦3土台は2列目の底上げができないのがかなり痛い。そのうえ、4列目が尖っているので連鎖の柔軟性が低い。これらを考慮すると赤ゾロは5縦がよさそうに見えるが、4列目を赤のスプリットにしたくないこと、縦3タワーをはじめとしたマルチでまとめたいことを考慮すると4縦がまだマシになる。
L字土台もそこまでいいツモになるわけではない。形的には4手目赤紫で述べたこととほぼ同じなため省略。
底上げが要求される件については特にヘルファイアが悩まされてきた。
土台に縦3を3つも使うヘルファイアでは左右の底上げが非常にしにくい。と言うのは赤・紫・黄の3色は板ぷよの上に連結として足したいのでこの時に生じるごみぷよか板ぷよと同じ色の緑でしか底上げすることができず、しかもそれを連鎖に取り込むことが難しい。当時は3列で完結させる戦型だったのでそこに突っ込むのは野暮な気もするが。
短足ヘルファイア・ROI式ヘルファイア等が登場してきたのはその底上げ問題を解消させるのが理由でもある。
拡散不定形でもヘルファイアに移行することがあるが、その場合は底上げに注意したい。とにかく底上げできるタイミングでやっておかないとかなり破綻しやすい。
これらの件について、裏を返せば底上げができていて、マルチ主体の戦型なら縦3が化ける。拡散不定形のような3トリ戦型はもちろん、デスタワーでも局所的に縦3連結の量産で良型に変身する。
縦3タワー例。いずれも縦3をマルチ部分に仕込むことで連結余地を増やすことができる。
縦3連結を作ると連結を足しにくくなることが多いが、こういう構築が可能な場合は積極的にやっていい。
実戦では偏りすぎた色を強引に連結し切る場合でやることが多い。結果として多連結4連鎖が完成形になりやすい。(この多連結4連鎖は2連鎖目〜4連鎖目全てで連結が伸びている)
壱式デスタワーの例。こうなると途端に強力な連鎖土台に化ける上、まだタワーを保持できる。
追記
縦3主体で連鎖を組むと使わなかった縦3が中央に残って不完全を許すのでめっちゃ弱い
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