ツーリングカーカテゴリー「TCR series」「WTCR」「ETCR」の情報をまとめたWikiです。


2021 PURE ETCR Copenhagen

概要


TCRを運営するWSCがEV版TCRとして運営する新カテゴリー。
カスタマーチームを対象としたTCRと異なり、マニファクチャラーによる参戦が可能となっている。
2021年、このETCR規定を使用した新シリーズ「PURE ETCR」が開催される。プロモーターはWTCRと同じEurosport Events。
この規定は現行のTCR規定を置き換えるものではなく共に開催されていく予定。
2022年からはFIAの承認を受け「FIA eTouring Car World Cup」として開催されることが決まっている。
また、TCRと同じように地域シリーズや国内シリーズの立ち上げも計画されており、2022年からETCR Europeがスタートするとアナウンスされている。

マシンについて

参戦するマシンはこちら
  • マシンは4ドアまたは5ドアの量産車ベース。定格300kW(408ps)、プッシュトゥパス使用時最大500kW(680ps)を発生する共通パワーユニット(Magelec Propulsion製4モーター)を搭載、駆動方式はRWDとなる。バッテリー容量65kWhの共通バッテリーをWilliams Advanced Engineeringが供給する。*1
  • マシンの充電には水素を燃料とするHTWO社製燃料電池発電機が使用される。*2

レースについて

一般的なレースとは異なりETCRではラリークロスのような形式で開催される。
1人1台である必要はなく、マシンを複数人でシェアすることもできる。
TCRがワークスチームの参戦を禁止しているのに対して、ETCRではワークス参戦が可能となっており、マニファクチャラーのタイトルも設定されている。
週末を通して一番多くポイントを獲得したドライバーがKing Driver Classificationとして表彰される。

レースフォーマット

  1. Round 1:グループごとに8-10kmのバトル (300kw / 500kw(プッシュトゥパス:20〜60秒))
  2. Round 2:グループごとに8-10kmのバトル (300kw / 500kw(プッシュトゥパス:20〜60秒))
  3. Round 3:グループごとに1周のタイムトライアル (500kw)
  4. Finale:グループごとに12-15kmのバトル (300kw / 500kw(プッシュトゥパス:20〜60秒))
  • Round1/2はサーキットによってプッシュトゥパスが許可される場合とされない場合がある。

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