東方香霖堂 〜 Curiosities of Lotus Asia.
カラフルPUREGIRL1月号(2003年12月)〜



キャラクター

  • サブ
第一部 第二部
  • 会話上
第一部 第二部
    • つるべ落とし?
    • 烏天狗?

各話

第一部

  • 前後編はまとめて1話扱いで、また、雑誌が代わるたびに話数がリセットされていたが
    エルナビでのバックナンバー紹介で、1話ごとの通しナンバーになった。
    • 予告
      • Colorful PUREGIRL 2004年1月号
    • 第1〜第9話(第一話〜第五話)
      • Colorful PUREGIRL 2004年2月号〜2004年10月号
    • 第10話〜第15話(第一話〜第六話)
      • magazine elfics(隔月刊) vol.1(2004年10月)〜vol.6(2005年10月)
    • 第16話〜第17話
      • エルナビWEB 2005年12月〜2006年2月
    • 第18話〜第26話
      • 電撃萌王 2006年8月号〜2007年10月号
第1話  幻想郷の巫女と十五冊の魅力 前編 (ピュアガール第一話)
  • 障の神(さえのかみ)
    • 一般的には邪悪なものの進入を拒み、道行きの安全を確保するとされている。
      道祖神や地蔵菩薩、岐の神と習合・混同されていった事例が多く確認されている。
      民俗信仰が主体であり地方ごとに違った伝承や信仰がある。
      記紀神話においてはイザナギが黄泉の国から逃げ帰るときに投げた杖から生まれた神であるとされている。
      • あそこの道祖神の神体は障の神と言っているので、
        東方香霖堂内では道祖神とは区別して言及されている。
  • すべてがFになった時
    • 森博嗣の小説「すべてがFになる」。

参考
第2話  幻想郷の巫女と十五冊の魅力 後編 (ピュアガール第一話)
第3話  幻想の鳥   (ピュアガール第二話)
  • 朱鷺(とき)
    • 鳥。学名「Nipponia nippon」。
      日本では、2003年10月に最後の一羽が死亡して野生絶滅。
      現在見られるトキは中国産。
  • 鴇色(ときいろ)
    • トキの羽根の裏の薄紅色。
そう言えば、香霖堂の第2話を読み返してみると不思議なところ発見。
ちょっと訳あって一箇所だけ朱鷺を鴇と表記したいけど良いか、と尋ねたところ、
編集さんは、いや統一しましょう(打ち合わせでは統一させる方向で、だったので)
って言われてしぶしぶ変更したんだけど、販売してる雑誌では何故か
一箇所だけちゃんと鴇になっていますね。まぁ私の予定通りだし良いか^^;
(いつでもどんなときでもいい加減)
 ―幻想掲示板
  • テーマ
見ての通り、良くある自然破壊(日本破壊)への警鐘を幻想郷風に表現したものです。
私は読むと切なくなってきます(笑)
 ―幻想掲示板

東方の世界では、最高位の幻想に対し空想がもっとも低い位置にある事は昔に言ったとおり。
でもそれは、現実の世界では空想が最高位である事の裏返しだったりします。
 ―博麗幻想書譜 2005年10月6日

備考
  • 想像とは、空想、妄想、予想、仮想、幻想、の順でランクが付けられている。
    • ランクの最高位が「理想」でないことに注意。
      作中で魔理沙に「お前はコミュニストか?」と言わせるあたり
      20世紀の人類に影響を与えた様々な理想のことが念頭にあるか。
      また東方Projectの舞台が「幻想郷」であるのも「理想郷」との語意的な対比があるか。
    • 仮想という言葉は特にコンピュータ用語として使われる。(仮想化、仮想機械など)
      この場合、特にヴァーチャルリアリティの訳としての「仮想現実」を意識したものか。
      東方Project作品の多くはPCを媒体にソフトウェアとして提供されていることから、
      仮想現実の上位世界としての幻想郷、といった含みがあるか。

参考
第4話  完全で瀟洒なティータイム 前編   (ピュアガール第三話)
  • 完全で瀟洒な
    • 咲夜。
第5話  完全で瀟洒なティータイム 後編   (ピュアガール第三話)
第6話  霖雨の火炉 前編            (ピュアガール第四話)
第7話  霖雨の火炉 後編            (ピュアガール第四話)
第8話  夏の梅霖堂 前編            (ピュアガール第五話)
第9話  夏の梅霖堂 後編            (ピュアガール第五話)
第10話 無縁塚の彼岸花  (エルフィクス第一話、6話)
  • 結界の話
    • 東方永夜抄(C66 2004年8月)で鈴仙が幻想郷に入り込めた理由とかの裏設定?
      • 香霖堂10話の掲載は2004年秋。
  • 体と魂の話
    • 東方永夜抄の詠唱組のEXで、不死人を真っ二つにしたらという話が登場してる。
      • ちなみに蓬莱人は魂のみが本体なので、霖之助が話してるケースとは完全に異なる。
  • 魂のない工場生産のクローン腕に込められた意味
 綺麗さ、爽快さ、気持ちよさ、派手さ、インパクト、ボリューム、スコアリング、
複雑さ、パズル性、緻密さ、処理速度、リズム感、中毒性……
 そんな部分の面白さ判定プログラムが作れそうなゲーム理論なんかは、あくまで面
白さの一側面でしかなく、真の面白さたりえない。

最終的に面白さを感じるのは、考えることの出来る人間なんだ。
同時にその面白さを創れるのも、考えることの出来る人間だけだ。

 ゲームをより高いものに持って行くのに重要なのは、理論ではなく哲学。実学では
なく虚学。結果ではなく経過。主食ではなくお菓子。まぁなんでもいいや。
 工場で生まれたクローンの腕は、高い実用性を持つしそれで商売も出来るでしょう。
しかし、その腕には魂は宿らないし個人の名前も付かない、と考えているがいかがだろうか?
 ―幻想掲示板
  • 無縁塚、彼岸花
    • 次回作(東方花映塚)の構想から?
第11話 紫色を超える光   (エルフィクス第二話、7話)
  • 紫色を超える光
    • 紫外線
      人間の認識出来る限界である紫色よりも波長が短い不可視光線。
      英語のUltravioletも「紫を超えた」という語(ラテン語のUltraは、英語のbeyondに相当)から来ている。
    • 八雲紫が登場する話。
  • 油揚げを置いておくと寄ってくる紫のしもべ
    • 九尾の狐で紫の式神である八雲藍のこと。
      但し、東方求聞史紀によると知恵のある妖獣は、拾い食いや盗み食いはしないとのこと。
  • 白くて小さな金属の箱
    • アップル社の携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」。
同人誌寄稿(単行本第12話) 東方香霖堂「神々の道具」 (7.5話)
作:ZUN。小説合同本企画「霊偲志異2」(twirl-lock C67 2004年12月)に寄稿。
  • 灰色の小箱
    • ゲームボーイ。
  • 小窓が二つ付いている
    • ニンテンドーDS。
第12話(単行本第13話) 幽し光、窓の雪    (エルフィクス第三話、8話)
  • 幽し(かそけし)光
    • 幽霊を集める人魂灯。
第13話(単行本第14話) 無々色の桜     (エルフィクス第四話、9話)
  • 扉絵の桜に三妖精
    • 東方三月精の連載が始まった頃で、東方三月精0話も桜の話。
      柱にも東方三月精の宣伝あり。

備考
第14話(単行本第15話) 名前の無い石    (エルフィクス第五話、10話)
備考
  • タケミカヅチ=呪術神というイメージ
    • キャラ☆メルVol.3の風神録インタビューでもこの話題がある。
第15話(単行本第16話) 働かない式神    (エルフィクス第六話、11話)
  • 式神=コンピュータ
東方での式とはパターンの事です。
だからエキストラステージはパターン化必須なのですよ^^
橙も藍も式神になるとパターン化します。でも普段も見た目や性格は大差ないのですが…
 ―東方書譜 2004年1月4日

備考
  • 長い物には巻かれよ
    • 2005年12月の博麗幻想書譜「成長したくば、長いものに巻かれよ」で
      霖之助理論による意味での「長い物」という言葉が使われている。
  • コーラとコーヒー
    • 日本に初めてコーラが輸入されたのは1914年(大正3年)でコカ・コーラだったらしい。
      コーヒーを日本で飲み始めたのは江戸時代のオランダ商人だが、
      日本人に広まったのは開国以降でしかももっぱら薬用としてであった。
      コーヒーが全国に普及するのはようやく1911年ごろであり、
      文化史的には作中で言われるほどコーラとコーヒーの受容に差はなさそうである。
第16話(単行本第17話) 洛陽の紙価 (エルナビ)
  • 障子
実家はかなり年季の入った建物だったんですが、最近一部リフォームされていました。
でも、居間に使われていた障子は、リフォーム後も障子のままだったんですよ。

障子って、簡単に破けるじゃ無いですか。それこそ子供の力でも……
だから障子のままにしたんだろうな、って思うんですよね。
これが、絶対に破れない金属の扉とかになってしまったら……、きっと子供は成長しない。
 ―幻想掲示板
  • 新聞、日記
 さてさて、私にとってネットが、情報を探す場所から、誰かが纏めてくれた情報を見る場所になっ
てからかなり経つ。ニュースはもちろんのこと、面白いネタも自分で探すまでもなく見つかるし、誰か
から教えて貰える。
 人気のあるサイトも、面白いネタやニュースを纏めた日記などに集中する。
 自分で探さなくなった理由は、情報が多すぎて探しようがないのと、生の情報は読みにくくて勘違
いしやすいと言うこと、纏める方のスキルとスピードが高くなったと言うこと、新しくない情報は
Googleだけあれば事足りると言うこと、などがあげられる。

 実は、自分で能動的にネットを見なくなった時点で、TVを眺めているのと変わらなくなっている事
に気付く。マスコミは自分の価値観で情報を纏めて提供してくれる。それが一つ一つの規模が小さ
くなって、企業や個人が情報を纏めて翻訳してくれる様になっただけだ。人間ってつくづく横着だなと思う。

 それより何より、能動的ではないネットは退屈だ。TVでは情報が恣意的に歪められる、と言うの
がネットではよく言われるテーマの一つだが、誰かが纏めたネットの情報も全く同じ事。むしろ元が
個人であればあるほど(そんなつもりは無くても)偏りやすい。偏れば無益な諍いも起こるし、真実
が歪められやすい。何より、それを受けるだけでは退屈だ。

 私は、ネットで目的もなく情報を見るときは、何か一つ信念を持って読む事をおすすめする。まず
自分のイメージを持たせる事が効果的で、それには日記が一番だ。日記は些細な変化も見逃さ
ず、それを増幅する真空管アンプの様な物(幻想郷の誰かが言ってたような……)なのだ。

 ただ耳に聴いているだけで判った気になるのが耳学問。TVでもネットでも、情報元が変わっただ
けでは耳学問は変わらない。そこから、自分フィルタを通して情報を考察、変換して吸収する、それ
とほんの少しのお酒が毎日を楽しくする。それで面白いネットをもっと面白くするであろう。
 ―博麗幻想書譜 ネットとTVと耳学問
  • 洛陽紙価
    • 著書が世の人々に賞賛され、盛んに売れて読まれる意。
    • 左思の詩をみなこぞって書写して紙の価格が高騰した故事から。
  • 「外の世界から紙が大量に舞い込んできた」
    • コンピュータの普及による紙媒体の衰退を指している。
    • メタ的に見れば東方香霖堂が掲載誌の休刊によってWeb連載へ移籍したことを指している?
      • 実際には、日本の紙消費量は2000年代に入っても増え続けている。
  • 天狗の新聞の写真(挿絵)
    • 15話のコーラを飲む挿絵。
  • 「ヘビイチゴ」「日蓮和尚」⇒「三日坊主」
    • ヘビイチゴは受粉後、数日で実がなる事から「三日」を連想させる。
      日蓮和尚は捻りも何もなく「坊主」。(※不確定)
  • 鞍馬諧報(大天狗の新聞)
    • 鞍馬山の鞍馬山僧正坊からか。
第17話(単行本第18話) 月と河童    (エルナビ)
  • 月と河童
    • 河童=すっぽんで「月とすっぽん」という話。
第18話(単行本第19話) 龍の写真機
  • 十の力
    • 十力。仏が持つ10種類の力。
      • 十力の金剛石。宮沢賢治の作品。
        雨として降り生き物の細胞に行き渡る露は十力の金剛石であるが
        万物すべて十力の金剛石。
    • 作中的には五行相生+五行相克であり、森羅万象の源になった力。天・雨・海と七色の虹から創造された。
第19話(単行本第20話) 奇跡の蝉
  • 13年蝉と17年蝉
    • 周期ゼミのこと。周期年数が素数であることから素数セミとも呼ばれる。
  • 同時に大量発生してお互いが不利益になる年を極力減らしているのだろう。
    • 希釈効果のこと。周期セミについての
      ロイドとダイバス(Lloyd and Dybas,1966,1974)の論文を元にしている。

参考
第20話(単行本第21話) 神の美禄
  • 人性嗜酒
    • 《後漢書・東夷列傳》より。
  • お酒の神様は『くしの神』と呼ばれる神様
    • 「くしのかみ」とは「酒の司(古事記)」や「神酒の司(日本書紀)」などと書き、
      酒造を司る官僚の名である。
      養老職員令には「酒を醸し、醴、酢の事を掌(つかさど)る」とある。
      このカミ(上、頭、司)の発音はkamiであり、神の奈良時代の発音「kam醇`」とは発音が異なる。
      よって、霖之助が「くしのかみ」を神様だとする説は、日本語史上は成立しない。
      ただし俗説では「くしのかみ」=酒の神とする説も存在する。
    • 東方永夜抄冥界組6Aの永琳のセリフ
      「でも、発酵の能力は神の力。
      貴方達亡霊は神も見捨てたって事よ!」
第21話(単行本第22話) 妖怪が見た宇宙
  • 挿絵の星座(一部鳥山石燕の妖怪画使用)
    • 魔理沙の右側=輪入道座
      • 冬に見える一等星
        アルテバラン・カペラ・ポルックス・プロキオン・シリウス・リゲルを結んで出来る
        「冬のダイヤモンド」にオリオン座のペテルギウスを含めたもの。
    • 魔理沙の右上=釣瓶落とし座
      • 夏の星座である北十字こと「はくちょう座」。
    • 魔理沙の頭上=大天狗座
      • 秋の星座である「アンドロメダ座」の一部。
    • 魔理沙の左上=手の目座
      • 秋の星座である「カシオペヤ座」
    • 魔理沙の左=雪入道座
      • 秋の星座である「さんかく座」
  • その他(渾天儀の解説のみ)
    • 火炎婆座
    • 芭蕉精座
    • 鬼神の河=天の川
      • よくミルクの流れた跡と表現されるが、鬼にとっては濁り酒の河だったりして。
      • ギリシャ神話で天の川はみずがめ座のモデルとなったガニメデが、
        神々に不老不死の霊酒であるネクターを神々の持つ杯に注いだ際に、
        一部床に広がったネクターの軌跡とされている。
    • 伊吹童子座=オリオン座
      • 「伊吹萃香」の項目参照。
      • 特徴的な三つ星は日本では「参」と呼ばれる宿星であり、破壊や暴力をつかさどる一方、
        建築や搬入など鬼が得意な分野では吉とされる星である。
      • また、夜空に昇る際に三段重ねになって水平線から昇ってくることから「住吉三神」の化身ともされる。
      • 星座絵を作ると上記の輪入道の上に乗っている感じか?
    • 天狗星=惑星
      • 西洋で惑星は悪魔や魔物の化身と考えられていた。
    • 忌星=彗星
      • ヤマタノオロチを退治し、日本を妖怪の支配から人間の支配に移す流れを作ったスサノオが
        神仏習合の際に、日蝕と月蝕を引き起こし、彗星の意味を持つケートゥの化身「計都星」に習合したことから。
    • 天龍座=北斗七星
      • かつては西洋でも龍座として考えていた地域が存在したが、
        星座の数が88個に定められた際に北斗七星は「おおくま座」として処理され、
        北斗七星の近くのスペースに新たに「りゅう座」が作られて現在の北天頂の星座となっている。
    • 不動尊(大日如来)=北極星
      • 天龍に食べられる=春分点歳差による北極星の移り変わり。
        余談だが紀元前2000年前までは現在の「りゅう座」の中に北極星が存在しており、
        約2万年後に再び「りゅう座」の中に北極星が出来る。
第22話(単行本第23話) 流行する神
  • 伴善男(とものよしお)
    • 平安貴族。応天門の変で流罪になり、868年没。
    • 冷泉天皇の時代、行疫流行神になっていた伴善男が
      疫病の流行で死者多数になるところを咳病にレベルダウンさせたから怖くないよ
      と言いにあらわれる話が今昔物語集第二十七巻にある。
門に、赤き表の衣を着、冠したる人の極く気高く怖し気なる、指合たり。
見るに、人の体の気高ければ、誰とは不知ねども、下瓩砲枠鵑兇瓩蠅隼廚篤裕錣襪法
此の人の云く、
「我れは此れ、古へ此の国に有りし大納言伴の善雄と云し人なり。
伊豆の国に被配流て、早く死にき。其れが行疫流行神と成て有る也。
我れは、心より外に公の御為に犯を成して、重き罪を蒙れりきと云へども、
公に仕へて有し間、我が国の恩多かりき。
此れに依て今年天下に疾病発て国の人皆可病死かりつるを、
我れ、咳病に申行つる也。然れば、世に咳病隙無き也。
我れ、其の事を云聞かせむとて、此に立たりつる也。汝ぢ不可怖ず」
と云て、掻消つ様に失にけり。

参考
備考
    • 後鳥羽天皇の時代に都に疫病の祟りを起こしたが、大鳥神社(滋賀県甲賀市)の祈祷で治まったという話もある。
      大鳥神社は大原氏の氏神で、大原氏は伴善男の後裔。
第23話(単行本第24話) うるおいの月
今年は桜が咲くのが少し遅かったように思うが、数日の誤差は異変でも何でもない。
ただ単に、今年の冬は暖かい日がたまたま少なかった、というだけだ。
  • 2007年初冬は記録的な暖冬で、桜の開花が例年より4日程早かった。
    • 幻想郷はいろいろと外と反対なので、暖かい日が少なく桜の開花が数日遅い。
      • この頃の東方三月精も暖冬の話が出てきた。
閏が『うるう』と読まれるようになってしまった原因だが(中略)
この字は潤うに似ているから『うるおう』と呼ばれるようになってしまった。
  • 漢字学の学説には、むしろ「閏」は「潤」の字を書き誤ったとする説がある。
    つまり霖之助の説とは逆で、もともと『うるおう』の意味があった語に
    『閏』字を当てたという説である。
「閏」字は「門」字の中に「王」字で、『周礼』には
「閏月には王は門中に居り、月を終わるなり」と説明があるが、
それは後の考えで果たしていかがであろうか。
むしろ「潤」(うるおす・うるおい)字を書き誤ったことによると
見るべきではなかろうか。
―水上静夫『干支の漢字学』1998年 p119~120
第24話(単行本第25話) 神社の御利益
  • 博麗神社例大祭(はくれいじんじゃれいたいさい)
    • 例大祭(れいたいさい)は、神社で例年行う重要な祭事のこと。例祭ともいう。
    • 毎年4〜5月に行われている東方オンリーイベント。通称・例大祭。イベント名は神主の命名。
      掲載誌の発売は2007年6月末だったので、博麗神社例大祭第4回(2007年5月20日)の頃に書いたと思われる。
      • ちなみに1回目の例大祭は当初、「夢幻創世記・東方鮮心街」というイベント名の予定だった。
        (冗談で「巫女魔女メイド」なんてイベント名の案もあったもよう)

参考
第25話(単行本第26話) 八雲立つ夜
第26話(単行本第27話) 幸運のメカニズム

第二部

第一話「孤独にして孤高の古道具屋」
第二話「オカルトを知り尽くす者」
第三話「多数の真実がある世界」
第四話「薪ストーブの暖かい罠」
第五話「春の自由人と、良心的な悪夢」
第六話「宇佐見菫子は三人いる!」
第七話「夢幻病のオカルト」
  • The Grimoire of Usamiの前日譚。
    秘封ナイトメアダイアリーの後日譚。
  • 夢幻病
  • ドッペルゲンガー
  • 尺玉(しゃくだま)
    • 内径が一尺(約30cm)の筒で打ち上る花火のこと。
      勘違いされやすいが、一尺なのはあくまで「筒の大きさ」で、「花火の直径」はこれよりは小さくなる。
      もちろん、花火の大きさに合わせて筒も一尺まで大きくしたわけで、花火自体も大きいことには違いない。
      物にもよるが、尺玉の直径は一尺より少し小さい約29cmとなる。
      • 現代の分類では10号玉ともいう。
      • 打ち上げると上空で直径320mほどの大きさで開く。

備考
  • 打上花火の見かけの大きさ
    • 打ち上げ花火は大きくなればなるほど安全のためより高い高度で開く必要がある。
      また、地域により数値は異なるが、大きい花火であるほど「打ち上げ場所から観客や市街地まで空けなければいけない距離」が長くなる。
      つまり、小さい花火は観客から比較的近い距離で開けるが、大きい花火は観客からより離れた距離でないと開けないことになる。
      そのため、「実際の大きさ」がそのまま「(観客が感じる)見かけの大きさ」になるわけではない。
  • 現在、花火大会で打ち上げられる最大級のものとしては、四尺玉(約120僉砲泙蚤減澆垢襦
第八話「人間中心の畜生観」
  • 東方鬼形獣の後日談
  • お鼻の長いゾウさん
    • 童謡「ぞうさん」の歌詞からか。
  • ダイバーシティ(Diversity)
    • 主に「多様性」と和訳される。作中では生物多様性のことを指している。
  • ペット用の犬型ロボット
    • AIBO
      • ソニーがかつて販売していた犬型のペットロボット。東方文果真報の香霖堂の記事でも触れられている。
      • 「量産が始まった最初の型」という本文とイラストの耳の形状などから推測すると、予約受注生産品であった有名な初代「ERS-110」ではなく、2000年に発売された二代目「ERS-210」か。
  • ライカ
    • 旧ソ連の人工衛星スプートニク2号に乗せられて宇宙へ打ち上げられ、死亡したメスの犬の名前。

その他

  • Curiosities of Lotus Asia.
    • 東方の骨董珍品。
  • 同人誌「妖紅綺想」に寄稿されたZUNの魔理沙絵は「霖雨の火炉」とリンクしている。

備考
  • Curiosities
    • curiosityの複数形。好奇心。珍奇なもの。珍品。
    • curiosity shop:骨董屋
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