バーチャルキャストから生まれた、創作系 RPG シェアワールド

ジェネシス=バルバトス

・概要
元カルテディア大神殿管理者。現在は英雄王を自称しカルテディアの実権を握っている。
・種族
バーサーカー(カルテディア内では英雄と呼ばれている)
・職業
バーサーカー(自称英雄王)、剣士
・外見
筋骨隆々の壮年の男性。
・人物
元はカルテディアにある大神殿の管理者だったが大神殿に眠る英雄の力を研究しようと暗躍する錬金術師に篭絡され大神殿への立ち入りを許した上、英雄の力を手に入れる手術の実験台となる。結果、実験は成功し強靭な肉体を手に入れたジェネシスは強靭な肉体を手に入れたが代償として人格が破綻し、そこに付け込んだ錬金術師の思惑もあり領民の半数近くを殺害する。この件で捕らえられ死刑となるが彼を殺すことは容易ではなかった。毎日様々な手段で死刑を行ったが彼が死ぬことはなく数日後王都での公開処刑中に街が魔物の大群に襲われる。兵は戦い民は逃げ惑う中、力づくで拘束を引きちぎったジェネシスは倒れた兵の手から武器を取り群がる魔物たちを千切っては投げ千切っては投げ。ほぼ一人で魔物の大群を一掃した。この一件でカルテディア国内では英雄を求める声が大きくなり有力者たちは英雄の力を手に入れる為の人体改造を受けることとなった。しかし、ジェネシスほどの適性を持った者は現れず皆知性を無くしてしまったため、辛うじて会話できる知性を残していたジェネシスが英雄王を名乗りカルテディアを統治することとなった。
愛用の剣である斬鎧剣を本人は英雄の剣と呼び大神殿に祀られていた英雄の力の元と言っているが実際には彼を改造した錬金術師にすり替えられたレプリカである。
・戦闘
英雄態
英雄の力により強靭な肉体を得たことで不死身状態の英雄王。力に溺れている。
高笑いと共に登場し敵の攻撃を食らいながら大袈裟な動きで叩き付ける様に剣を振り回す戦闘スタイルを好む。
人間態
神殺しの攻撃を受け英雄の力を失った剣士ジェネシス。死に酔っている。
強靭な肉体に頼るだけで勝つことができると知りながらも剣の鍛錬を怠らなかった男が死を前にして本来の剣技を開放し確実に相手を仕留めに行くスタイル。
静かに笑みを浮かべ己の心音を聞き深く鼻で呼吸しながら相手の動きを読み的確に剣を振るう。

アレキサンドリア

・概要
カルテディア君主
・種族
バーサーカー(カルテディア内では英雄と呼ばれている)
・職業
バーサーカー
・外見
異形、筋肉の塊
・人物
元々カルテディアの君主だったが国民の英雄を求める声により改造手術を受けることを余儀なくされ、バーサーカーとなる。
英雄の力への適性は高く身体能力はジェネシスに匹敵するが知性をほとんど失ってしまい会話する事すら難しくなった。
彼の発言を人語に訳せる人物はジェネシスのみとされたため彼がアレキサンドリアに代わって発言するジェネシスが国の実権を握る事になった。
・戦闘
獣のような咆哮を上げながら敵に突進し力任せに殴る、掴んで振り回す、食らいつくなどして戦う。

ライト博士

・概要
カルテディアの錬金術師、英雄化人体改造の第一人者
・種族
バーサーカー
・職業
錬金術師
・外見
長髪、眼鏡、筋骨隆々の中年男性、両腕両脚全て右手であり更に背中に2本の右手が付いている
・人物
英雄王を改造した者の流れをくむ錬金術師でありカルテディアの錬金術の第一人者とされていた人物で神の光を操る人物といわれた。高い研究意欲から改造されていない状態でも既に倫理観は壊れており様々な実験から特殊バーサーカーを多数生み出す。研究の為には手段を選ばず自分を曲げない態度からちょっとした事で英雄王と衝突し怒りを買ってしまう。英雄王の剣を向けられ博士は死を覚悟したが助手の必死の命乞いにより研究に必要なペンを持つ手(右手)のみ残され手足を切断される。手足を失ってからしばらくの間はかなり荒れていたが次第に落ち着きを取り戻し自身に英雄化改造をすることを提案し結果バーサーカーとなる。
自身の頭脳を守る事を第一とした改造だった為、他のバーサーカーと比べ落ち着いており、会話も可能、以前の知識も失っておらず一見すると改造による知識の低下が無いようである。しかし、実際には判断力を無くしており自発的な行動がほとんどできない。人体改造の研究を引き続き行っているが助手の質問への返答や実験結果の分析、各種計算などコンピューターに近い役割を担っている。

助手

・概要
カルテディアの錬金術師
・種族
人間
・職業
錬金術師
・外見
華奢で小柄な少年
・人物
英雄の血が流れていない為、奴隷に近い身分として扱われライト博士の元で人体改造の研究を行っている。博士に拾われたことでこの国では他の奴隷よりマシな身分である錬金術師身分になったことや、純粋に錬金術師としての技術を目の当たりにしていることなどから博士を盲目的に尊敬している。
博士が英雄王に殺されかけた時には博士の力がカルテディアに必要である事を必死に説き命を救う。その後、五体満足で帰ることが出来なかった博士はしばらく寝たきりになっていたがその間熱心に介護しつつ再起を期待する言葉をかけ続けた。その言葉により追い詰められた博士は自身の改造する事になった。
改造後の博士は判断力を失っており自発的な行動が出来ないが研究に必要なデータを渡し質問をする、博士のイメージを口にすることで行動を誘導するなどで博士を操作しているが本人にその自覚はなく外見以外の博士の変化に気づいていない。

アンドラス=ハングマン(故人)

・概要
最初の英雄王
・種族
人間→半人半魔(ラタンチア)→英雄
・職業
英雄、槍兵、剣士
・外見
平均的な大きさだが筋肉質、片目をつぶる癖がある
・能力
 ・ヨトゥンドラクロアの因子を埋め込まれた。
 ・『記憶』を消費したラタンチア魔法に晒された。
この二つが原因となりラタンチア魔族の恐怖心を消費することで恐怖の象徴である神を体現する特性を得た、
実際に戦闘で使用している主な能力は下記のものである。
 ・ラタンチア魔族が神に抱いていた感情(恐怖、怒り)を吸収して力とする。
 ・装備品に図形を書くことで性能を強化できる。
  (ラタンチア魔族のいた世界の文字?)
 ・カラスや狼が味方するような行動をとる。
・人物
 元はラタンチア王国に滅ぼされたアランティア王国内の小国の出身。故郷を滅ぼされた際にラタンチア軍に捕らえられ、上級魔族であるヨトゥンドラクロアに会い、
その場で命を取らない代わりに死後肉体を渡す契約をする事になる。契約を受け入れた彼にヨトゥンドラクロアは青年に自らの血肉を埋め込む。それは力の一部を与えると共に肉体を手に入れる為の下準備となる物だった。彼はヴィルティアラとラタンチアの故郷、両方の性質を持つ存在となった。
ラタンチア軍に開放された後はカルテディア王国に流れ着くことになる。そこで彼は、奴隷として働いたが待遇自体はそこまで悪くなかったため、恵まれた体を手に入れることになる。その間もラタンチアは周囲の国へ侵攻し、カルテディアもその脅威にさらされていた。ラタンチア軍は新しい魔法の実験部隊をカルテディアとの戦闘に投入する。それは、『記憶』を消費して現象を起こす魔法であった。カルテディア軍はラタンチア軍の圧倒的な物量と士気、未知の魔法に苦しめられ兵を減らしていった。兵が減り、奴隷身分だった彼も使い捨ての決死隊としてカルテディアを苦しめるラタンチアの魔法隊と戦うことになる。魔族達の魔法と投擲武器が降り注ぐ戦場を突き進む。大勢の仲間が死ぬ中、魔法使いの元にたどり着いた彼が剣を振り下ろした瞬間、魔法使いは恐怖し涙を流した。その恐怖心は無意識に魔法となり返り血を媒介として青年の中のヨトゥンドラクロアの血肉に作用し、彼の肉体を変異させた。仲間の死を確認した周囲の魔族達がその屍諸共、彼を攻撃しようとした時、戦場に転がる死体をついばんでいたカラスや狼達が一斉に鳴き声を上げ暴れだした。黒く染まる空を見て狼たちの遠吠えを聞いた魔族達は一瞬恐怖の表情を浮かべた後、呆然として立ち尽くした。青年は地面に落ちた投擲槍を手に取ると指で図形を描き魔物に対して投げつけた。槍は投げては手元に戻りを繰り返しながら周囲の魔物を魔法が使える者、体格のいい者と順に倒していく。その間にカルテディア軍の本隊が到着。ラタンチア軍は呆然としながら撤退した。
 その戦いでの功績を認めたカルテディア軍の騎士によってスカウトされた彼はアンドラスと名付けられた。アンドラスはラタンチアの恐怖心や怒りを吸収してその力でラタンチア軍を薙ぎ払い、恐怖や怒りを吸収されたラタンチア軍は戦意を失っていった。そして、ラタンチア軍は侵攻を中断した。
 その後、王家の女性と結婚し英雄王と呼ばれることになった。英雄の力を持つアンドラスの身体は不死身ではあったが、妻の死を看取ると自らの力を封印する為の神殿建立し自ら命を絶った。英雄王の力と遺体や装備品は神殿に封印されることになった。
・子孫
元々教育をほとんど受けていなかった為、結婚前はあまり貞操の概念が無かったこと。戦闘の為各地を転々としていたことから出会いや別れが多かったこと。彼の持つ能力は男性として魅力的だったこと。などから、短期的な恋物語はカルテディア内外に多く残されており、英雄の血が入っているとされる家は少なくない。後に結婚してからはその手の話はなくなる。

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