ヴァンパイアセイヴァーの攻略wikiです。アーケードを前提としています。家庭用機限定のネタは判別できるように書いてください。

DFオルバスの投げバグ

経緯

2016/9/7 OMGWTFLOL (@BattousaiCV)の投稿が再現動画付きでツイート
https://twitter.com/BattousaiCV/status/77228803432...

その後、いろいろなプレイヤーによって再現し、関連バグ(投げた後の現象)が多数報告される。
現象事態はかなり前に発見されていたようだが、再現方法などが不明で長らく謎とされていた。
また別件でハイパーアーマーを投げることが可能なことは確認されていた。

現象概要

オルバスのダークフォースであるオーシャンレイジはオルバスがハイパーアーマ状態となる。
ハイパーアーマー中は攻撃に喰らいポーズをとらず、投げ技の類を一切喰らわなくなるという特性があるが、使用できる技などに制限ができる。

このバグは特定条件を満たすことでハイパーアーマー中のオルバスを投げることが可能になる。また、オルバスを投げた後にハイパーアーマー効果を維持しつつ自由に行動可能になる。このためオルバスが投げを喰らった後に通常起こらない現象を起こすことができる。いわゆるロック外しの類で、ダウン追い打ちやロック系の技で起こしやすい。

発生手順

1オルバスがDFを発動する
2オルバスが相手を転倒させる(移動起き上がり可能な状態にする)
3相手が移動起き上がりする
4オルバスが相手の起き上がり直前にダッシュする
5相手がオルバスを投げる

1〜4が準備で5の投げを行うと現象が発生する(厳密には4の段階で想定外の挙動になっている)。
以下詳細説明です。説明は「オルバス」と「相手」という呼称すが、オルバス同キャラでも再現可能です。

1.オルバスがDFを発動する

特にこれといった準備はありません。普通にDF発動します。画面端がやりやすいですが中央でも可能です。
オルバスを投げた後の現象はオルバス側のDFタイマー終了で解除されるので、家庭用ならDF無制限タイマーに設定すると長く楽しめます。

2.オルバスが相手を転倒させる

移動起き上がりするのが目的です。転倒する技は問いません。オルバスの大Kや大P、音波空中ヒットなどを使いましょう。
中華弾などでも代用可能です。

3.相手が移動起き上がりする

移動起き上がりをします。前方向/後方向は問いません。
その場起き上がりではダメです。

4.オルバスが相手の起き上がり直前にダッシュする

ここが肝ですが大して難しくは無いです。相手が起き上がる直前にオルバスがダッシュします。
ダッシュ/バックダッシュのどちらでも可能です。次の手番で投げを行うので、オルバスが密着する形になる方がよいでしょう。
タイミングについては原理で説明します。

5.相手がオルバスを投げる

4までが成功していれば、ダッシュしているオルバスに投げが決まります。掴めない場合は、投げを遅らせたりダッシュ開始を早めたりタイミングを調整してください。原理で説明しますがダッシュ後半あたりに投げを狙うのがよいです。

オルバスが投げられる状態はダッシュからニュートラル復帰するまで維持されます。
オルバスがダッシュ大Pやダッシュ挑発をすれば、余裕をもって投げに行くことができます。

通常投げのみに限らず必殺技の投げ類でも可能です。フィナーレロッソのように遠距離で投げられる技ならバックダッシュでも問題ありません。ESミイラドロップや奈落の穴を使えばアナカリスでも再現可能です。

制限

できないキャラ

ビシャモン、ビクトル、キュービーの3キャラでは出来ません。

オルバスの高さ

DF中のオルバスは上下に動くことができます。オルバスの上下位置によっては投げが成立しない場合があります。
アップルフォーユー、キャットクリンチなどは低い位置にいると掴めません。フィナーレロッソは高い位置にいると掴めません。

解除

  • オルバスのDF解除(タイマー切れ含む)
  • オルバスがカブトガニに乗る
  • KO or DOWNする
上記で解除されます。

原理(仮説)

プレイヤーの状況証拠による仮説です。実際のプログラム処理は不明です。 フレーム数値はノーマルスピードです。

「移動起き上がり」と「投げ」の関係

移動起き上がりとその場起き上がりで、起きあがった側の投げ使用可能になる時間に違いがあります。
  • その場起き上がりしたキャラは、行動可能になった瞬間に投げが使用可能
  • 移動起き上がりしたキャラは、行動可能になった後、4〜5フレーム経過すると投げが使用可能

また、起きあがった側が投げを喰らう(投げられ可能になる)タイミングは同じです。
  • その場起き上がりしたキャラは、行動可能になった後、4〜5フレーム経過すると投げを喰らう
  • 移動起き上がりしたキャラは、行動可能になった後、4〜5フレーム経過すると投げを喰らう

※行動可能:リバーサルが出る次のフレーム。
※4〜5フレーム:投げが可能なのが4フレーム目の時と5フレーム目の時があります。

オルバスのダッシュで投げられるフレーム

オルバスが大足からダッシュするまでをレコーディングして試すと、相手キャラによって投げのタイミングが変わります。

つまり「ダッシュのxxフレーム目から投げられるようになる」という仕組みではないわけです。
相手キャラによって投げのタイミングが変わるのは、キャラによって起き上がるまでの時間が変わるからです。
これにより、オルバス側の操作が常に一定でも投げタイミングが相手に依存し変わることがわかります。

相手の起き上がりに合わせて早めにダッシュした場合は、ダッシュの後半あたりから投げられるようになり、
遅めにダッシュした場合は、ダッシュの前半あたりから投げられるようになります。

よって、オルバスが相手の起き上がりダッシュするタイミングは割とアバウトでよいのです。
ただし相手が完全に起き上がってからのダッシュではダメで、起き上がりきる前にダッシュをしていなければならないようです。

まとめ

  • 移動起き上がりしたキャラが投げが使用可能になるタイミング
  • オルバスのダッシュが投げられるようになるタイミング

察しが付くと思いますがこの2つのタイミングが同じになっています。
起き上がったキャラが投げが使用可能になるとオルバスも投げを食らう状態に変化します。

相手キャラの投げ可能フラグを立てると、オルバスの投げられ判定も付与される感じです。
ビシャモン、ビクトル、キュービーの3キャラは移動起き上がり後でもその場起き上がりと同様に投げが使えます。
投げ可能フラグを立てる処理が入らない(元から立ってる)のでこのバグを起こすことができないかと思われます。

DFオルバスの投げバグ その2

こっちの方が簡単。オルバスはダッシュ攻撃後の上下移動で間合い外に逃げることごできるので、必ずしも投げ確定になるわけではないです。
https://twitter.com/hosoquatch/status/154660776501...


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