曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

タグ検索で禅宗55件見つかりました。

東土二十三祖

の[[日本曹洞宗]]に於ける、中国の[[禅宗]][[祖師]]の数え方のこと。インドから禅宗を伝えた達磨大師を[[初祖]]とし、その後[[正法]]を嫡嫡相承して、[[道元]][[禅師]]の[[本師]]天童[[如浄]]禅師に至る系譜が、23人祖師を数えることから、東土二十三祖や[[東地二十三世]]などという。 ''[[参学]]しきたること、すでに二千一百九十年〈当日本仁治二年辛丑歳〉、[[正嫡]]わづかに五十代〈至先師天童浄和尚〉、西天二十八代、代代住持しきたり、東地二十三世、世世住持しきたる。 『[[…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c5%ec%c5%da%c6... - 2011年10月10日更新

曽祖

'} 曾祖父母を意味する言葉だが、[[禅宗]]の場合、特に自分から3代前の[[祖師]]を指す際に、曽祖という。[[瑩山]][[禅師]]にとっては、道元禅師がその位置に当たる。 ''曽祖、越前吉祥山[[永平寺]][[開山]][[和尚]]、諱は[[道元]]、洛陽の人。 『[[洞谷記]]』「[[洞谷伝灯院五老悟則并行業略記]]」''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c1%be%c1%c4... - 2011年09月13日更新

納所

、納所と呼んでいたが、これが転じて、[[禅宗]][[寺院]]で、金銭の出納や、荘園からの年貢米を扱う仕事をする場所・役僧を、納所というようになった。 現在でも、自分の僧籍地ではない[[寺院]]に住み込みで働く[[僧侶]]を、納所さんなどと呼ぶ言葉に残る。…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c7%bc%bd%ea... - 2011年07月10日更新

腰雪断臂

lue){''【定義】''} 中国[[禅宗]]二祖慧可[[大師]]の故事で、少林寺で達磨大師に弟子入りを願い腰まで雪に埋もれ、更に臂を断ったこと。[[立雪断臂]]ともいう。 ''腰雪断臂、[[礼拝得髄]]する、華自開なり。 『[[正法眼蔵]]』「[[優曇華]]」巻''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b9%f8%c0%e3%c3... - 2011年02月05日更新

坐禅宗

教]]の宗派のこと。これを略して、「[[禅宗]]」とする。 ''はじめ達磨大師、嵩山の少林寺にして[[九年面壁]]のあひだ、[[道俗]]、いまだ[[仏正法]]をしらず、坐禅を宗とする[[婆羅門]]となづけき。のち代代の[[諸祖]]、みなつねに坐禅をもはらす。これをみるおろかなる[[俗家]]は、実をしらず、ひたたけて坐禅宗といひき。いまのよには、坐のことばを簡して、ただ[[禅宗]]といふなり。 『[[弁道話]]』'' ただし、[[道元]][[禅師]]は、坐禅とは、いわゆる[[禅定]]の発現にのみ用い…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%ba%c1%c1%b5%bd... - 2010年12月26日更新

達磨安心

lue){''【定義】''} 中国[[禅宗]]初祖・[[菩提]][[達磨]]が、[[法嗣]]となる二祖[[慧可]]から、心が未だ安らかならざるので、何とかして欲しいという願いに対し、[[心不可得]]なる[[道理]]を示して、逆説的に安心させた[[公案]]のこと。二祖心不可得とも。 ''[[二祖]][[大師]]、[[初祖]]に問う、「我が心未だ寧ならず、乞うらくは師よ、安を与えよ」。祖云く「心を将ち来れ、汝がために安ぜん」。云く「心を覓むるに了に不可得」。祖云く「我、汝がために心を安んじ竟んぬ」。 …

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c3%a3%cb%e1%b0... - 2010年12月10日更新

文字

字。学問や文章を意味することもある。[[禅宗]]では、[[仏教]]は、経典に書かれた文字を見て学ぶのではなくて、仏心に[[証契]]し、師の教えにしたがって体得されるべきであるとした。そして、文字に依存すべきではないとして「[[不立文字]]」などが説かれた結果、非常に独特な発想を行った。 なお、曹洞宗では「不立文字」を突き詰めて、具体的な書面の文字のみに把われずに、更に尽界文字と見て、あらゆる事象が仏の説法その者であるという見解に達する。 ''いはゆる[[経巻]]は、[[尽十方界]]これなり、経巻に…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%ca%b8%bb%fa... - 2009年02月26日更新

祝釐

まつるの意。釐は幸いの意。祝釐とは、[[禅宗]][[寺院]]が国家の幸福を[[祝祷]]する意である。 ◆[[勅修百丈清規]]』の一章。…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%bd%cb%ee%da... - 2010年11月30日更新

禅話

のこと。或いは、禅に関する話のこと。[[禅宗]]関連の語話。 ''[[夜話]]に云く、[[祖席]]に禅話を覚リ得ル故実は、我ガ本ヨリ知り思ふ心を、次第に[[知識]]の言に随ツて改めて去くなり。 『[[正法眼蔵随聞記]]』巻2-10''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c1%b5%cf%c3... - 2010年11月04日更新

南泉斬猫話

(blue){''【定義】''} 中国禅宗における公案の1つ。 公案の当事者は以下の通り。 ・南泉普願(748〜834・馬祖道一の弟子) ・趙州従諗(778〜897・南泉普願の弟子) &color(blue){''【公案の内容】''} ''南泉一日、東西両堂に猫児を争う。師見て遂に提起して曰く、道い得れば即ち斬らず。衆無対。師、猫児を斬却して両段とす。泉復た前話を挙して趙州に問う。州、便ち草鞋を脱ぎ、頭上に戴せて出ず。師曰く、子、若し在あらば、恰かも猫児を救い得てんや。『[[真字正…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c6%ee%c0%f4%bb... - 2006年07月18日更新

仏心宗

を悟ることを[[宗旨]]とするため、[[禅宗]]の別称を仏心宗という。[[道元]][[禅師]]は仏心宗を始め、幾つかの呼称を批判したが、『[[示近衛殿法語]]』のように、自称したこともある。 ''大宋の近代、天下の[[庸流]]、この妄称[[禅宗]]の名をききて、[[俗徒]]おほく禅宗と称し、[[達磨宗]]と称し、仏心宗と称する、妄称きほひ風聞して、[[仏道]]をみだらんとす。 『[[正法眼蔵]]』「[[仏道]]」巻''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%ca%a9%bf%b4%bd... - 2007年12月31日更新

問答

】''} 中国では、中唐時代以降、[[禅宗]]が盛んになるにつれて問答が盛んに行われ、ついには言語のみならず、一指を立て、棒や拳を振るうなどの動作をする[[家風]]も生じた。中国臨済宗の系統になる汾陽善昭は、問答を十八種に分類している([[汾陽十八問]])。日本でも、禅宗到来以降、盛んに行われていたようだが、[[曹洞宗]]では特に形骸化が著しく、[[晋山式]]の[[上堂]]や[[首座]][[法戦式]]などの特殊法式に於いてのみ現存し、更に内容も予め決められた文言を遣り取りするだけの場合もあるため、実質的…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%cc%e4%c5%fa... - 2009年12月02日更新

正法眼蔵涅槃妙心

[真理]]の内容を表現した語として、[[禅宗]]で尊重される。単に、[[正法眼蔵]]とも。 &color(blue){''【内容】''} [[大悟]]の[[境界]]に於ける幽玄なる[[仏心]]は、言教をもっては表現したり、認識によって把握したりすることはできない。唐代に成立したという[[偽経]]『大梵天王問仏決疑経』に見られる。釈尊は、霊山会上に於いて、[[拈華微笑]]によって、妙心を摩訶迦葉尊者に伝えたとされ、それを歴代の[[祖師]]([[附法蔵]]の弟子)が[[師資相承]]したとされている。 …

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c0%b5%cb%a1%b4... - 2008年09月26日更新

随流去

「流れに随って去け」と訓じ、中国[[禅宗]]の大梅法常[[禅師]]が、或る僧の問いに対して答えた言葉。 ''かくのごとくして年月を[[経歴]]するに、塩官の会より一僧きたりて、やまにいりて拄杖をもとむるちなみに、迷山路して、はからざるに師の庵所にいたる。不期のなかに師をみる、すなはちとふ、[[和尚]]、この山に住してよりこのかた、多少時也。師いはく、只見四山青又黄。この僧またとふ、出山路、向什麼処去。師いはく、随流去。 『[[正法眼蔵]]』「[[行持]](上)」巻'' 僧は、山で道に迷い大梅禅…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%bf%ef%ce%ae%b5... - 2009年10月17日更新

百丈清規

・百丈懐海禅師(749〜814)が、[[禅宗]]で初めて制定した[[禅林]]の[[規矩]]、[[清規]]のこと、『百丈叢林清規』。原本は、唐・宋代に失われてしまったとも、或いは元々無かったともされる。ただし、楊億が記した「原序」や、長廬宗賾『[[禅苑清規]]』に収録される『[[百丈規縄頌]]』などから、その様子の一端を垣間見ることが可能で、また『景徳伝燈録』巻6に収録される『禅門規式』などにも、その様子が伝えられる。後に著された△閥菠未垢襪燭瓩法◆愽款羝点教』『古清規』などともいう。 …

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c9%b4%be%e6%c0... - 2009年09月10日更新

阿闍黎

 『[[明全戒牒奥書]]』'' [[禅宗]]では、単に[[闍黎]]と呼ばれて、[[僧侶]]自体を指す。或いは上記△琉嫐も持つ。…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b0%a4%ef%eb%f3... - 2009年06月30日更新

洞済

時に「洞済」という。源流を辿れば同じ[[禅宗]]であるとしながら、[[洞済一轍]]などともいうが、そのような思想はすでに道元禅師が心地覚心に授けた戒脈に見え、また[[瑩山]][[禅師]]にも見られる所である。 ''青原南嶽共に曹渓の[[門人]]、牛頭の両角の如し。故に薬山は馬祖に明らめて石頭に嗣ぐ。丹霞も馬祖に明めて却て石頭に嗣ぎき。実に兄弟骨肉共に勝劣なし。然るに唯我祖師を称して[[嫡嗣]]とし余を旁出とす。知るべし臨済門下も[[尊貴]]なり、自家門下も超邁なり。 『[[伝光録]]』第44章''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c6%b6%ba%d1... - 2008年02月08日更新

主人公

性]]などとして用いられる語。唐代の[[禅宗]]には既に多くその用例が見られる。 ''[[上堂]]に曰く、主人公を[[坐断]]し、第二見に落ちざれ。 『筠州洞山悟本禅師語録』'' なお、[[道元]][[禅師]]にも若干の用例が見られるが、その用い方は主人公本来の意味に配慮しつつ、その言葉自体が持つ意味を、巧みに緩和しようとしている。 ''この一則[[公案]]は、趙州より[[起首]]せりといへども、[[必竟]]じて[[諸仏]]の[[渾身]]に[[作家]]しきたれるところなり、たれ…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%bc%e7%bf%cd%b8... - 2009年05月27日更新

口伝

種種の[[口伝法門]]が行われ、また[[禅宗]]でも[[切紙]]を用いた口伝が行われるようになった。…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b8%fd%c5%c1... - 2009年03月27日更新

書記

(blue){''【定義】''} [[禅宗]]の[[叢林]]に於ける六[[頭首]]の一。主に、[[書状]]を記す者の役職名である、書状侍者。役職の名称としては、書記の他に、[[書状]]・[[記室]]・外史・外記などとも呼ばれている。役職の内容としては、書を記すことであるが、それは手紙や叢林間の正式な書状、或いは[[法要]]に於ける疏などに及ぶ。 &color(blue){''【内容】''} 昨今では、特に[[住持]]に仕えて、[[住持]]の往復文書の草案作成や、書状に関する一切を司る役として書状侍者…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%bd%f1%b5%ad... - 2006年10月11日更新

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