葉鍵キャラを政治家に見立て葉鍵国を統べる仮想政界「葉鍵政界」の派生wikiです。葉鍵板を参考に、99%のネタと1%の知性で盛り上げ楽しんでいきましょう。(元は葉鍵政期スレのまとめwiki的位置づけでしたが、現在は三次創作サイトの方向に突き進んでいます。)

立華事件(たちばなじけん)とは、AngelBeats!特別開発地域において、2010年5月1日に起こった立華奏・前行政長官の失脚。ここでは、そのきっかけとなった、前日の臨時政府によるクラッキング事件も含めて述べる。


背景


 元々、AngelBeats!特別開発地域の行政長官には立華奏が任命されていた。これに反抗する勢力として仲村ゆり日向秀樹?が結成したSSS(死んだ世界戦線)が存在していたが、反抗といっても子供の遊び程度としか言えない程度のものでしかなく、実態は単なる立華長官へのいじめであった。

 しかし、仲村ゆりが単体での抵抗運動に限界を感じ、葉鍵国中央政府に支援を求めることを決め、2月頃より一ノ瀬ことみ内閣に支援を求めはじめると、それを受け、一ノ瀬政権は特別開発地域に調査団などを送り込み、現地調査を行うようになる。そして2010年4月28日には一ノ瀬政権は現地調査・停戦調停のための使節団を派遣する。

 当初、一ノ瀬政権は「音無を首班とする臨時政府による、立華奏行政長官への抵抗闘争」として理解していた。そのため、何度か立華行政長官に事態是正の勧告を行い、4月28日に実態調査のため中崎勉?・元うたわれ停戦監視委員会副委員長を内国大使として内国使節団を派遣したときも、臨政と奏との抵抗闘争は継続しており、使節団の計画は、行政府側に臨政の要求を呑ませ、「神」の実態とも言うべきNPCシステムを修正させることにあった。

 4月29日に中崎勉・音無・立華奏・行政府議員団・およびNPCシステム管理者の石田?(本名不明)の間で人間からNPCへの変換を認めない、元人間であったNPCは復旧させる、などシステムの修正方針について合意が成立した。また、停戦監視団が石田・臨政と連携の上でシステムの停止・修正を行うが、システムの修正終了後はNPC支配システムは臨政が管理し、石田は美坂香里法務大臣(当時)が「個人的に」保護することとなっていた。

 音無側の関心は奏=「天使」そのものでも行政府でもなく、その背後にいる「神」=NPCシステムによる支配にあり、その思惑は、停戦案で満足する気はなく、システムそのものの破壊の作戦を立てて実行するまでの時間稼ぎと情報収集が出来ればよいということにあった。
 もっとも、奏・行政府の側もまた、このシステムの詳細を把握しておらず、停戦合意に至ったのは県昇格までの間、臨政側には余計なことをしてもらわなければそれでいいという思惑からであり、要するに双方共に時間稼ぎがしたいという点において利害が「一致」したというのが実情である。

 内国使節団は4月30日、改めて奏に事態是正の「勧告」を行い停戦監視団に引継ぎの上、特区を退去した*1

 一方、行政府議会は奏による臨時政府鎮圧活動の不徹底さに批判的であった。そこで、強硬派の直井文人?・行政副長官を支持し、長官の座を交代しようという考えが強くあった。しかし、奏は内政活動に関しては杜撰な開発計画の是正を図るなど、それなりの実績をあげており(それが逆に開発利権に関わる者たちにとっては煙たいものでもあるが)、一方直井は目立った業績に乏しく、表立って長官の座の交代を言いにくい状況であった*2

事件発生

 停戦交渉時、臨政は指揮系統へのクラッキング作戦を立案しており、4月30日にこれを実行する予定だった。ところが音無が停戦合意を行ったことで事態は変化する。停戦合意に従うなら、臨政側も作戦を中止しなければならないからである。実際多くのSSSメンバーは音無が停戦に合意するとは思っておらず、停戦合意成立は意外な事態であった。
 それはゆりも同じことであり、ゆりは最初からシステムの修正は臨政側主体で行うべきであると考え、このままでは「革命」が成立しないと判断し、停戦監視団が先行部隊しか派遣されていないうちにクラッキングを強行することを決定する。

 4月30日、使節団の退去後、臨政は指揮系統へのクラッキング作戦を強行、これに成功し、偽造した指令文書を配布し行政府は大混乱を来たした。

 臨政の偽装は完璧であり、行政府議会はこの事態を奏本人によるものと誤認する。翌5月1日、行政府議会は、それまでの臨政鎮圧の不徹底さも併せて奏の責任を追及し、奏は特に容疑を否認することもなく、奏の長官解任の処分が決定した。奏は行政府議会が今や臨政に微温的な立場でいる自分を切り捨てると決め込んだことを悟り、抵抗は無駄と考えたのである。

その後の事態への影響


 奏の解任後、直井が行政長官代理となり、和解路線を破棄し強硬路線をとるようになり、和平合意はほぼ形骸化する(「ほぼ」、というのは石田だけはこの間も和平合意通りにシステムの修正を行っていたからである)。
 ところが、音無が奏への傾斜を見せ始め、臨政と奏との関係の悪化を煽る一方で、直井をも抱き込み、完全に直井を従属させ、行政長官の後任の座を簒奪してしまう。こうして音無は臨政と行政府の両方を掌握し、以降の独裁と圧政が始まることとなる。


           ∧_∧
         < `ш´>
       _φ___⊂)_   このページは未だに未完成である。
     /旦/三/ /|    有志諸君による有意義な文書の編集を望む。
      l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l  |
      |超葉鍵政界|/
タグ

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

どなたでも編集できます