批判サイド > 創造論者の主張
- 非常に大きな突然変異はまれであるが、突然変異はありふれている。ウイルスではゲノム複製1回あたり約0.1回、微生物ではゲノム複製1回あたり0.003回の突然変異が起きる。高等生物の突然変異率は、生物より大きく異なる。ただし、ジャンクDNAなど大半の突然変異が中立的なゲノムの部分では、突然変異率はゲノム複製1回あたり0.003である。有性生殖では多くの細胞が複製されるので、人間では世代あたり1.6回の突然変異が起きる。ほんの小さな影響しか与えない突然変異は研究過程で見落としやすいので、この突然変異率くの値は、おそらく過小評価である。中立的な突然変異を含めると、人間の接合子は64個の新しい突然変異を持っている[Drake et al.1998]。また別の推定では、少なくとも3つの有害な突然変異を含む175の突然変異が世代あたりに起きる[Nachman and Crowell 2000]。
- Drake, J. W. et al. 1998. See below.
- Nachman, M. W. and S. L. Crowell. 2000. Estimate of the mutation rate per nucleotide in humans. Genetics 156(1): 297-304.
Drake, J. W., B. Charlesworth, D. Charlesworth, and J. F. Crow. 1998. Rates of spontaneous mutation. Genetics 148: 1667-1686. (technical)
オリジナルページ
これはIndex to Creationist Claims, edited by Mark Isaakの和訳です。
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