スマブラのエロパロスレまとめ

・スネーク×シークです。
・シークは男装してる女の子設定。女体化には……ならないよね?
・>>179の方と一部シチュエーション被ってる気もするけど、多分自意識過剰だと信じる。



「……流石にもういない、かな」
 戦艦ハルバード内部、辺りに油断なく目を配りながらシークは独りごちた。
 操舵室を奪い返し、ハルバードはほぼ完璧にこちらのものになったが、まだ船内には敵が残っ
ていた。当然そのままにはしておけないので、仲間達は交代で艦内の見回りに当たる事にしている。
 しかし、日がたつにつれ敵の数は少なくなり、この日は一人の敵も見当たらなかった。
 敵は全て倒し切ったのかもしれない。シークはそう判断して、艦内になぜか設置されて
いる女性用シャワー室に汗を流しに向かったのだった。

「……これは……」
 しかし、更衣室に入ってすぐにシークは足を止めた。シャワーを浴びるのを思い留まったので
はなく、更衣室の隅に、見覚えのあるダンボールを見つけたからである。

 シークは、迷わずその茶色い箱を蹴り上げた。

「!」ピコン(いつもの音)
 案の定というかなんというか、ダンボールの中では重装備の中年が体育座りをしていた。

「くっ……何故分かった!?ルカリオといいお前といい、任天堂は油断ならないやつばかりだな!」
 ご自慢のダンボール装備を見破られたのが甚だ心外らしく、覗きの現行犯だと言うのに、中
年――スネークは悪びれもせずにぶつぶつと文句を垂れている。
「……あれで隠れようとするのがそもそもおかしい」
 怒り半分、呆れ半分でシークはぶっきらぼうに呟いた。
「いますぐ出ていけば見逃してやる。早く……」
「おいおい!そりゃないだろ!?お前だって共犯なんだから」
「は……?」
 面食らうシークに、スネークはニヤリと笑ってみせた。
「惚けるなよ、男が女子更衣室に入る理由なんてひとつだろう?」

「…………」
 シークは大きな溜息をついた。確かに、スネークが自分の変身の瞬間を見たことはなかった気
がする。それならば、外見どころか声や喋り方まで違うシークがゼルダであること、いや、女
であることすら見破るのは不可能に近いだろう。

「違う、僕は……」
「まあ確かに、若い奴には恥ずかしいかもしれないな。だが、こんな緊張した状況で、動物や
一頭身ならともかく、健康な男子が性欲を持て余さないはずはない!胸を張っていいんだ。
……あのお姫様達だって、きっと分かってくれるさ。」
「……」
 もういっそ清々しいまでのスネークの開き直りっぶりに、シークは返す言葉を失った。それを
どう勘違いしたのか、スネークはさらにまくし立てる。
「お、やっと素直になったな……よし、男同士のよしみで俺がお前に究極の性教育を授けてやろう」
「ばっ……!」
 いいかげん怒鳴ろうとして、シークはふと考え直した。
 このまま自分が男のふりをして、いざというときにわざと見つかるよう仕向ければ、この不謹
慎極まりない男にキツいお灸を据えることが出来るのではないか?

シークは真っ直ぐにスネークを見つめた。
「……じゃあ、頼む」
「よしっ、決まりだな」



「まずは……そうだ、お前の世界には多分、こういう本は無いんだろう?ちょっと読んでみろ」
 スネークはそう言って、一冊の本をシークに手渡した。
「ああ」
 シークは言われるがままに本を開いた。
「…………なっ!?」
 瞬間、シークの顔は真っ赤に染まった。そこには、あられもない姿で交わる男女の姿が、かなりどぎつい写真で載っていたのだ。
「なんだ、覗きを計画する割に案外初心なんだな。……まあ確かに、その本は敵兵の視界を強制的
に奪えるほどの超選りすぐりだがな」
 スネークは楽しそうに言ったが、シークにしてみれば楽しいどころの問題ではない。生まれて始
めて目にする淫らな写真に、頭は混乱するばかりであった。
「……っ……」
 動悸が止まらない。そればかりでなく、感じたことのない妙な疼きが身体に起こった。シークは
この気持ちを振り払おうと必死だった。
 だから、かもしれない。すぐ後ろまで迫っていた敵の気配を感じることが出来なかったのは。

「シーク!!」
スネークの叫びで我にかえり、すんでの所でシークはプリムの攻撃を避けた。素早く振り返り敵
の数を確認する。
そこにいたのは、プリム四体と赤とか緑とかのちっさい奴……そう、マイト三体。数では不利だ
が、実力でいえばこちらが負けることは有り得ないだろう。
「はっ!」
「そうら!」
瞬く間にプリム全員を倒し、二人はマイトに攻撃を仕掛けた。だがマイトは小さい身体を活かし
て攻撃を避ける。
「くらえっ!」
 スネークの手榴弾を受け、二体が消え去った。最後の一体は飛びはね、シークに向かってくる。シークには中腰になって迎撃の体制をとった。
 だが、そこで思いも寄らない事が起こった。
「……!?!!」
 なんと、マイトはシークに飛び付き、首に巻いた布の下から服の中に入ってしまった。
「あ……っ!」
 シークは思わず叫び声を上げた。さらしを巻いた胸の上をマイトがモゾモゾと蠢く。マイト
の細い手が、足が、乳首の辺りを往復するたび、奇妙な感覚が身体を走る。
「つぅ………ん」
 足に力が入らずに、その場にへたりこんでしまう。
「どうした!?大丈夫か」
異変を感じたスネークが駆け寄って来るが、顔を上げることすら出来ない。
「あ……マイトがっ…!ふ、服の中に……つっ!」
「何!?……よし」
 スネークは少し考えたあと、おもむろに手をシークの服の中に突っ込んだ。
「え……ああっ!?…っふ……や…め……」
 スネークの手は服の中のマイトを捕まえようとしているのだろうが、シークにとってみればその動きはあの奇妙な感覚を増長させるものでしかなかった。
「くそ、なかなか捕まらないな……」
 何故か妙に白々しく聞こえる台詞を吐き、スネークはなおも手を動かす。その指に乳房を刺激さ
れるほどに、身体の奥がじんわりと熱を帯びて来る。その感覚が快楽であることは、もはや疑いようがなかった。
「ん……くっ…あ……?」
 その快楽は、しかし、突然中断された。驚いて顔をあげると、スネークがマイトをシークの服から取り出していた。



「ふぅ、やっととれたな」
「あ……ああ、有難う」
窓からマイトを投げ捨てるスネークを、シークはぼんやりと見つめた。
「どうかしたか?」
「……いや」
 どうしようもなく身体が火照る。身体があの刺激の続きを求めているようだった。しかし、それ
を認めるのはシークのプライドが拒んだ。
「そうか……お前、そこ泥が付いてるぞ」
 スネークが指差した所を見ると、マイトの足跡とおぼしき汚れがシークの服の上に点々と残っていた。
「ちょうどシャワーも有るし、洗い流せばいい」
 そういうスネークの目がどこか笑っているように見えるのは、気のせいだろうか……
「へ……!いやっ、遠慮す……」
「泥の汚れは染み込むと取れなくなるぞ」
 スネークは、じたばたともがくシークを抱えてシャワー室に入っていった

「面倒だからそのままでいいか」
 スネークはタイルの壁にシークを寄り掛からせると、ずぼらにも服を着せたまま、胸から腹にか
けてシャワーを浴びせた。
「っ……ふ」
 一連の愛撫(?)で敏感になっているシークの身体は、シャワーの刺激にも反応してしまう。しかし
、服の上からの水流は弱すぎて、物足りなく思ってしまう。
「ん……はぁ……っ」
 いつのまにか、シークは無意識に太腿を擦り合わせてしまっていた。それを見たスネークは、黙
ってシャワーを下へと移動させた。
「ぅあ……!?っうあ……ああっ!!」
 途端、これまでの比ではない強烈な甘い痺れに襲われて喘ぐシークに、スネークはシャワーを止
めて囁いた。

「綺麗だぜ、お姫様」
「な……知って!?」
「通信って知ってるか?……まあ知らないだろうが、それであんたのことは筒抜けさ」
「!……最低男……」
「いやいや、最初はちょっとからかうだけのつもりで……」
 弁解しながらも、スネークの手はシークの太腿を撫でさすっていた。焦らすようなその動きに、
シークの頬が更に赤く染まったのを見計らって、スネークは言った。
「で、どうする?」
「な……にが」
「決まってるだろう?これで終わるか、それとも……」
「……っ!」
 既に頬を真っ赤に上気させ、瞳も潤んでいるシークを見れば答えなど分かっているだろうに、ス
ネークはどうしてもそれを言わせたいらしい。一切の愛撫を止めて、ニヤニヤと答えを待っている。
 シークは俯いて唇を噛み、目をつぶって、言った。

「……最後まで、して」



「畏まりました、お姫様」
 胸に手を当て、大仰な仕草でそう言うやいなや、スネークはなんとも器用にシークの服を脱がし始
めた。首の布を外し、上着も取り、さらしも外し、あっという間にシークは一糸纏わぬ姿となった。
「この姿でも裸は女らしいな」
 勝手な事を言いつつ、スネークは現わになったシークの胸に舌を這わせた。既に硬くなって
いる乳首を甘噛みすると、シークの身体がビクンと跳ねた。
「はあっ……んん」
「ふふ、いい反応だ」
 笑って、スネークはその指をシークの秘所へと伸ばした。まだ一度も触れていないそこは、しかし
既に愛液で溢れていた。
「んっ……ふあっ、あぁ……!」
 スネークの指が秘裂に出し入れされるたび、シークの喘ぎは高まっていく。最初は一本の指すらそ
こに入れるにはきつかったが、丹念に慣らすうちに三本まで受け入れるようになった。
「俺も、そろそろいいな?」
 そう言うと、自身もスニーキングスーツを脱いで裸になったスネークは、シークの秘裂に己の怒張
したものをあてがった。ゆっくりとそこを貫くと、思ったほどの抵抗もなくスネークのものは受け入
れられた。
「っうあ……!あっ……ああ!」
 スネークが腰を動かすたび、痛みをはるかに上回る快楽がシークを襲う。思考は霧がかかったよう
にかすみ、いつしかシークも自分から腰を動かすようになっていた。
ただ快楽を求め、獣の様に二人は蠢く。その交わりはいつまでも続くように思えた。


その頃――

「本当に、女性用シャワー室から敵の気配がしたのか」
走りながら、メタナイトは怪訝そうにルカリオに尋ねた。
「ああ、間違いない。種類は分からなかったが、それなりに数もいた」
「スネークとシークも行方不明だし、襲われているのかもしれないわね……」
「それは大変だ!早く助けに行かないと!」
「しかし、敵も変な所に出るもんだ……」
「戦いに場所など関係ないさ」
口々に言って、勇ましくスネークとシークの救出に向かうのは、メタナイト以下仲間達全員。まあ、
「スネークを晒しものにしてお灸を据える」というシークの当初の目的が達成されるわけであった。

《完》

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