スマブラのエロパロスレまとめ

「捕虜になって、何日立つのでしょう…」

狭くて薄暗い牢屋の壁に膝を抱えてもたれかかっているゼルダが呟いた。
レッド軍の証である赤いドレスは度重なる戦いでかなりいたんでおり、ところどころ白い肌が露出していた。

レッド軍の他の仲間はリーダーであるサムスの作戦を無視して
敵に切り込んでいって全滅し、結局残ったのはサムスとゼルダだけであった。

ゼルダの幼馴染であったリンク、レッド軍の古株でみんなから慕われていたマリオ、
食いしん坊で料理上手のチームのムードメーカーだったカービィ、
臆病だけど誰に対しても優しかったマリオの弟のルイージ…
愛おしい仲間たちが黄金の大剣によってに引き裂かれ、
血まみれの肉片となって地面に落ちていく場面がゼルダの脳裏にフラッシュバックする。

「こんなことなら、いっそみんなと玉砕していれば良かった…!!」
ゼルダは辛い記憶に耐えきれず、吐き捨てるように言った。

「ゼルダ、私はそうは思わない…」
ゼルダの隣で腕を組んであぐらをかいて座り、
眠るように眼を閉じていたサムスが突然口を開いた。
身にまとった赤いぴっちりとしたボディスーツはゼルダのドレス同様穴だらけでボロボロである。

「例え敵の手中にあろうとも生きて最後の最後まで戦い抜くのがスマッシュブラザーズというものだ。」
サムスはいつもの冷静沈着な態度を崩さず言った。

「それにな…」
サムスは両手でゼルダの顔をつかみ、自分の顔を息がかかるほど近づけた。
ゼルダの頬がほんのりピンク色に染まった。
「私はお前と一緒なら、どんなに辛くとも笑って耐えられるぞ…」
そう言い終えると、今度はサムスの頬がほんのりピンク色に染まった。

「サムス…ん…ん…」
二人は舌と舌を激しく絡めあった。ゼルダは自分の中から理性が消えていくのを感じた。
今しがた考えていた死んだ仲間達の事など途端にどうでも良くなり頭から吹っ飛んでいく…
ゼルダはそんな自分に罪悪感を感じさえするものの、自分の本能には逆らえなかった…

「バン!!」
突然牢屋のドアを乱暴に蹴り開ける音が響き、二人は現実に引き戻された。
ドアを開けて入ってきたのは二人の男だった。いや、性格には二匹と言うべきか…

男の内一人は狐、もう一方はキジの亜人のような姿をしており
どちらもブルー軍の証である青い制服を着込んでいる。

「そら、食事だ!」
そう言ってズカズカ部屋に入ってくるキジ男の持つトレーにはとても人間に与える「食事」とは呼べないような
虫食いだらけのカチカチのパン、小さな羽虫の死骸が浮いた水が注がれた汚いコップがのっていた。

「ウッ!?」
部屋の中ほどまで来ると二人の亜人男は目の前の状況に気が付き驚きの声を上げた。

激しく絡み合っていたサムスとゼルダは男達の突然の訪問に対処することができなかったのだ。
男達は女二人が牢屋の中で汗だくで重なりあったまま唖然としている姿を見て、やがてヘラヘラ笑いだしながら言った。
「おい、フォックス!コイツらレズだぜ!?」
「ふふ、こいつは面白い。アイク団長が知ったら見ものだな。」

男たちの嘲笑う声と軽蔑の目線がゼルダの心を不安と恐怖でいっぱいにした。
サムスはゼルダの肩を抱いたまま、無言で男たちをにらみ返した。

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