スマブラのエロパロスレまとめ

・リザードン♂×フシギソウ♀
・もちろん原型
・どちらかというと、フシ♀が攻めっぽい?

では、どうぞ。


スマッシュブラザーズの世界は、マスターハンドによって創造されている。
その世界の住人、フィギュア達もまた然り。
スマブラの世界は、現実の世界とほぼ同じように作られている。
山も、海も、森も、町も―――。
フィギュア達にも、感情があり、また欲求もある。
これは、そんなお話――――。


「よぉ、リザードン。今時間あるか?」
トレーニングルームから出た時、後ろから声をかけられた。
声の主はファルコだった。なにやら上機嫌そうだ。

「あぁ、どうしたんだ。」
既に汗で濡れているタオルで首を拭きながら言った。
「ちょっとな、耳寄りな情報を伝えにきたんだ・・・。」
ファルコはにやにやしながら言った。
「なんだよ、にやにやと気持ち悪ぃな。耳寄りな情報ってなんだよ?」
「実はな、マスターハンドがこの世界に、風俗店を創ったんだよ!」
「マジか!?」
ファルコの言葉に、リザードンは一瞬耳を疑った。

ファルコの話によると―――
フィギュアといえども性欲は存在する。
相手がいればそれでいいが、この世界の住人は男の方が多く、さらにその多くは性欲を発散させる相手が存在しない。
そのためマスターハンドが、そんなような店を創るに至った、そうだ。

「でもよぉ、俺にはそんなの関係ねぇって。俺には・・・。」
「フシギソウの嫁がいるから、ってか?」
ファルコの言葉に、リザードンはぎくりと動揺した。

「な、なんで知って・・・。」
「もうみんな知ってるぜ。毎晩毎晩フシギソウちゃんをひぃひぃ言わしてるんだろ。」
ファルコがくっくと笑い、さらに話を続けた。
「でも、彼女だけとヤッてたら、たま〜に飽きてこないか?」
「なっ・・・、そ、そんなことは・・・・!」

反論しようとするリザードンに、さらにファルコは続ける。
「ちょっとだけ、ちょっとだけだ。行ってみねぇか? いい刺激になると思うぜ。」

リザードンは黙り込んで考えた。
確かに、興味があるものの、相方のフシギソウへの罪悪感があり、行くことを躊躇している。
ファルコは、リザードンをその気にさせようと、甘い言葉をかけた。
「悩んでるのか? なに、どうせばれやしないさ。少しだけだ。行ってみようぜ。」
ばれなければいい、その言葉にリザードンは折れた。
「・・・・本当に少しだけだぞ。」
「よっしゃ、じゃあ今日の夕方に行こうぜ。またな!」
ファルコはさらに機嫌が良くなり、今にも飛びそうな勢いで、廊下を駆けて行った。

夕方、リザードンとファルコは寮の外に出た。
「こっから歩いてすぐのところだ。ほら、あそこだ。」
ファルコが指を指したところに、それはあった。
スマブラの寮の目と鼻の先に位置しており、一見普通の建物となんら変わりはなかった。

「ここなのか、本当に?」
「あぁ、中を見たらびっくりするぜ。さぁ、開けるぞ。」
重く頑丈な扉を開けると、そこには異様な世界が広がっていた。
目が覚めるようなピンク色の光で部屋は色づいており、壁には裸の人間や、また獣の写真などが貼られていた。
ファルコはしげしげと品定めをするような目で写真を見ている。
「おい、この写真の女はいったい・・・。」
「ここで相手してくれるやつらだよ。ちなみに全員影虫からできてるんだ。」
「まじかよ・・・。」
リザードンが顔をしかめると、ボーイのプリムが近付いてきた。
「イラッシャイマセ、ドノ娘ニイタシマスカ。」
ファルコは一枚の人間の女の写真を指差し、指名した。
「おい、お前も早く決めろよ。」
ファルコの声に、リザードンも選び始めた。
「じゃあ、これ・・・・。」
リザードンが選んだのは、切れ長の目をした獣人の女だった。

二人はすぐにそれぞれの女の待つ部屋へと案内された。
「じゃあな。楽しんでこいよ。」
ファルコは慣れた口調でリザードンに言った。
「あぁ・・・・。」
リザードンは不安と期待の入り混じる心で、部屋の中に入っていった。

そのころ、フシギソウは寮内の図書室で本を読み漁っていた。
「鉱石のことについての勉強を今度やりたいのよねー、あと天文学とかもゼニガメ達に教えたいし・・・。」
片方の蔓に本を抱え、もう片方の蔓で本を棚から取っていた。
その時、ピーチが図書室に入ってきた。
「あ、ピーチさん。こんにちは。」
珍しい訪問に、フシギソウは軽く会釈する。
「フシギソウちゃん・・・・。」
ピーチの顔がなぜだか浮かない感じがした。
「? どうかなさいました?」
フシギソウがピーチの顔を心配そうに見上げる。
「ええ、実はね・・・・リザードンくんのことなんだけど。」
「リザードンがどうかしましたか?」
フシギソウの言葉にピーチは一瞬口をつぐんだ後、フシギソウの耳元で話した。

「えっ――――!?」
蔓から本がバサッと音をたてて落ちた。フシギソウはあわてて本を拾いなおす。
「リザードンが、風俗の店に・・・・?」
呆然としたフシギソウの顔を見ながら、ピーチは続けた。
「たまたま見ちゃったのよ・・・ファルコさんとその、一緒に行くところを。」
フシギソウはうつむいた、なんともいえない表情をしながら。
ピーチは言ってしまったことを、今更ながら後悔した。
しばらくの沈黙の後、フシギソウがつぶやいた。妙に落ち着いた声だった。
「教えてくれて・・・ありがとうございます。それでは。」
フシギソウは図書館を後にした。


「あぁ〜、結局やっちまった。」
リザードンは既に自分の部屋に戻っていた。
頭をかかえて、布団にうずくまった。
「すまねぇ、フシ・・・・。」
ぽつりとつぶやいたその時、フシギソウが入ってきた。
「うおぉ!?」
「あぁ、いたの。」
リザードンの驚く声に、フシギソウはそっけない返事で返す。
二匹の間に沈黙が続く。先にそれを破ったのはフシギソウだった。
「今夜話したいことがあるの。午前1時に隣のリネン室に来て。」
フシギソウの言葉に、リザードンはびくりと体を震わせた。
「(まさか、もうばれたのか!? いくらなんでもばれるの早すぎだろ常識的に考えて・・・。)」
リザードンが動揺していると、フシギソウは睨みつけながら言った。
「返事は!?」
「あ、あぁ・・・わかった。」
がくりとうなだれるリザードンを尻目に、フシギソウは机に借りた本を置き、部屋を後にした。

―――――午前0時、リネン室。
リザードンは先に部屋に来ていた。
先ほどから心臓が激しく飛び跳ね、今にも口から出そうなくらいだ。
「(あぁ、なんて説明すりゃいいんだ。はっぱカッターくらってもおかしくないよなぁ・・・・。)」
などと思っていると、フシギソウが部屋に入ってきた。
「来てたの・・・・。」
そういうと、フシギソウはリザードンの目の前に座った。
目をそらさずに、まっすぐに見据えている。
「あ・・・・・話って何だ?」
「―――――風俗店に行ったんですってね。」

一瞬心臓の鼓動が止まった気がした。
冷や汗が体中から噴き出し、息苦しく感じる。
目の前の景色がぐらりと歪んですら見える。
「す、すまねぇ! わ、悪かった!!!」
リザードンは崩れるように謝った。フシギソウは氷のように冷たい目でそれを見ていた。
フシギソウは口を開いた。
「知ってるわ、男って、そういう本能があるって。」
意外な言葉に、リザードンはフシギソウを見上げる。
フシギソウは続けた。
「男はより多くの子孫を残そうとする本能があるから、風俗に行ったり、浮気をしてしまうんだと、心理学の本に書いてあったわ。」
「・・・・・・。」
「でもね―――――!」
フシギソウは突然リザードンに体当たりをした。
不意の攻撃に耐え切れず、リザードンは仰向けに倒れた。

「がぁあ、かはぁっ!」
「頭でわかってたとしてもね、心ではそんな簡単に理解できるものじゃないの!」
そう言い放つと、フシギソウはリザードンのモノを蔓で弄び始めた。
「おっ、おい!待てって・・・・。」
「誰が一番いいのか、その体で証明してあげる。」
一方の蔓は、自身の全体を包み込み、もう一方の蔓で先端を刺激する。
リザードンのは、みるみるうちに大きくなっていく。
「ふん、ずいぶん早いわね。さぁ、どんなことをしてもらったの?」
フシギソウは先端の部分に舌をチロチロと這わせる。
「っあ―――!」
いつもとは違うフシギソウの舌の動きに、リザードンは身をよじらせる。
「ねぇ、どんなことをしてもらったの? 言わないならもうやめるわ。」

行為をやめようとすると、リザードンは観念したかのようにつぶやいた。
「う、裏を舐めてくれ・・・・。」
フシギソウはにやりと微笑むと、裏筋を丁寧に舐めた。
「ふーん、こんなことをしてもらったんだぁ。次はこんな感じかしら?」
一気にモノを口にほおばり、わざと音を立てて吸い付いた。

「あっ・・・・・うぅ・・・。」
自分の舌技にもだえる姿を見て、フシギソウは勝ち誇ったような気持ちになる。
――――私が一番、一番なんだから・・・。
それはさらに大きく硬くなり、口に入れるのが苦しくなるくらいだった。
いつしかリザードンの自身から、透明な液体が出始めていた。
フシギソウは口からそれを放すと、リザードンの上に跨る。
既に濡れていた秘部に、それをあてがう。だが、まだ入れない。
腰をわずかに前後に動かす。先走りと愛液が混じり、ぬらぬらと互いを濡らしていく。
「な・・・に、してるんだ?」
息遣い荒く、リザードンはフシギソウを見た。
「さぁて、どうしてほしいのかしら?」
意地悪な目をして、リザードンを見下ろす。
―――さぁ、早く言いなさいな。
フシギソウは逸る気持ちを抑えて、見つめる。
リザードンは小さなため息をつき、小さな声で言った。
「頼む、入れてくれ・・・・・。」

その言葉を合図に、フシギソウは腰を下ろし、リザードンの自身を深く沈めていった。
凄まじい拡張感が下腹部に広がり、たまらず声を上げた。
「あっ、あぁ・・・んんっ・・・。」
じわじわと来る快楽に耐え、フシギソウは腰を上下に動かす。
ゆっくりと、ゆっくりと、味わうかのように。

「うぐっ、おぉ・・・・。」
「はっ、ふふっ、どうなの? 気持ちいいでしょ?」
押し寄せる快感に耐えながら、余裕の表情を見せ付ける。
「あっ、あたしのほうが、くぅ・・・絶対に、気持ちいいんだから!」
先ほどよりも早く腰を上下に振る。
二匹の息も、次第に荒くなる。
――――まだ、まだ平気よ・・・・。
自分にそう言い聞かせ、フシギソウは相手を悦ばせるために夢中で動いた。
しかし、快楽への我慢も限界に近づいてきた。
「あっ、やだ、やっ、まだイキたくない、あっ、あぁ、ダメ!」
膣が不規則な収縮をしはじめ、リザードンのそれもさらに膨張した。
「俺も・・・・出る・・・!」
「んあっ、あぁぁぁぁぁ!」
フシギソウは大きくのけぞり、達した。同時に、リザードンも果てた。

行為の後、二匹は呼吸を整えていた。フシギソウはそのまま倒れこんでいた。
お互いに見つめあい、笑いをこぼす。
「ごめんな・・・本当に。」
リザードンが謝る。フシギソウはふふっと小さく笑った。
「もういいわよ。次また行ったら、こんなんじゃすまさないからね。」
「もっと激しいことしてくれるって意味か?」
「馬鹿!」
フシギソウは前足でリザードンの腹を軽くたたいた。
「さて、もう部屋に戻りましょうか。」とリザードンの上から降りようとした。
「何言ってんだよ。」
そう言うと、体を起こして、フシギソウを仰向けに寝かせた。
「ち、ちょっと!」
「今度は俺が攻める番だろ。今日は朝までするからな。何回できるかなぁ。」
にやりと笑い、フシギソウの上にのしかかった。
結局二匹は、日が昇るまで5回も体を重ねた。

―――――翌日
ファルコが廊下を歩いていると、リザードンに出くわした。
やけに血色が良く、鼻歌まで歌っている。
「おぉ、リザードン。また今日も・・・。」と、言いかけたところで肩を叩かれた。
「わりぃ、ファルコ。俺もうあそこには行かねぇから。」
それだけ言うと、足早に歩いていった。
「一体どうしたんだ?」
「こんにちは、ファルコさん。」
ファルコがひとりごちた時、突然声をかけられた。
声の主はフシギソウだった。
こころなしか、肌がつやつやしている気がした。
「ちょっとファルコさんとお話したいことがありますの。いいかしら。」
いやとは言わせない、という目でファルコを見つめた。
ファルコはただただ、黙ってうなずいた。

それからすぐに、どこかの部屋でファルコの叫び声と鞭の振るう音が聞こえたという。

fin


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