スマブラのエロパロスレまとめ

Miiファイターとして、俺がこのスマッシュブラザーズの世界にやってきてから、早半年。
俺は相変わらず戦いの日々を送っていた。まあ、戦う以外にやることなど、この世界ではそうそう無いのだが。
今回のステージはブリンスタ。狭い上に、戦闘中に足場が割れることがあるという、過酷な戦場だ。
うっかり足を踏み外しても、酸の海がせり上がってきている状態であれば落下は免れるのだが、個人的には酸に焼かれる方が嫌だ。
なので、黄色とも緑ともつかない刺激臭のする液体が足元に忍び寄ってくると、俺はさっさと高台に避難してしまうのだった。
当然、対戦相手もそれを見越しているわけで。

「敵に先読みされるような行動は取るなと、私は教えたはずだ」

向かい側の足場。そこに立つ人影は、赤とオレンジのパワードスーツに身を包んでいた。
今回の対戦相手である、サムス・アランだ。宇宙を股にかける、最強の賞金稼ぎ。
見かけはごついが、その鎧の中に何が隠されているかは、今さら言うまでもないだろう。
サムスのアームキャノンからミサイルが発射され、一直線に俺の方に飛んできた。
今の俺は、ヘビーアーマーに身を包んだガンナーだ。慌ててリフレクターを展開し、ミサイルを跳ね返す。

しかし、それも読まれていたらしい。
サムスはすでにアームキャノンを発砲していて、ミサイルを難なく撃墜。

爆炎が俺の視界を塞いだ。
これはまずい、とその場から離れようとしたが、酸の海は足元にまで迫ってきていた。
しかたなく、俺は右手のアームキャノンをサムスがいると思わしき方向に向け、むちゃくちゃに撃ちまくった。
相手が見えないのだから、狙いもなにもあったものではない。せめて牽制になれば、それでよかった。

赤い爆炎を切り裂いて、オレンジ色のボールが現れる。サムスのモーフボールだ。
この形態では、どう人体が変形しているのかわからないほど面積が小さくなる。
弾もろくに当たってはいないだろう。

俺はアームキャノンを下に向け、弾を発射。爆風の勢いに乗って、サムスに拳を叩きこもうとした。
だが、宇宙最強の賞金稼ぎは、俺の悪あがきを空中でひらりとかわした。そして俺の背後に回る。
振り返ろうとした俺は、視界の端に炸裂する閃光を見た。
それが極限までエネルギーを溜めたチャージショットであると気付いた時には、俺は空の彼方にふっ飛ばされていた。

「……まだまだ甘いな」



正直に言うと、俺はガンナーが苦手である。
攻撃してから着弾まで時間差があるために、素早いファイターにはなかなか当たらない。
うまくタイミングを図ろうと思っても、乱闘の最中ではそんなゆとりはない。
呑気に狙いなどつけていたら、背中からのルイージロケットで夜空のお星様だ。
だから俺の戦闘スタイルは、ファイターやソードマンの方に傾いてしまうのだった。

しかし、せっかく使える手があるのだし、苦手なまま放っておくのもくやしい。
そこで俺は、サムスに教えを乞うことにした。
戦闘のプロだし、ミサイルやボム、チャージショットなどの装備もよく似ている。
サムスも最初は渋っていたが、駅のホームに落ちている噛んだガムよりもしつこく頼み込んだおかげで、特訓をつけてもらえることになった。
もちろん、報酬としてゴールドは請求されているが。

「今日はここまでにしよう」

ブリンスタからあちこちステージを変え、最後に辿り着いたのは、天空に浮かぶ小さな島、戦場。
遠くに聳える山々は、暮れる夕日で赤く染まっていた。
体力を使い果たし、大の字になって寝転がっていた俺は、サムスの声に体を起こした。
島に生えている低木の幹に腰掛けているサムスは、いつの間にかパワードスーツを脱いでいた。

金色にきらきら光る、腰まで届くポニーテール。
切れ長の目と、引き締まった口元は、俺にクールビューティーという言葉を思い浮かばさせる。
戦いの中で引き締まった肉体は、首から下の、指先から爪先まで、ぴったりと体に張り付く青いボディスーツに包まれていた。
今の彼女は、ゼロスーツサムスと呼ばれている状態だった。
輪郭をまったく隠さないために、重力に背いてつんと上を向く、大き目な胸まで強調されて、俺は目のやり場に困った。
サムスの顔に視線をひた当てて、余計なことを考えないようにする。
それに気付いているのか気付いていないのか、サムスはふうと溜息をつくと、

「射撃戦から格闘戦への切り替えが遅い。相手が見えないからといって、攻撃が雑過ぎる。それに……」

形の良い唇が、つらつらと俺の戦いの問題点を並べていった。
それらは鋭いナイフのようにハートに刺さってゆき、俺はうぐぐと唸り声を上げた。
とはいえ、これは必要なことだった。自分の欠点とは、なかなか気付きにくいものだ。
特に、戦いの間は必死も必死なので、そこまで思い当たることは少ない。
なので、どうしても他人からの指摘が必要だった。欠点を知れば、後はそこを直すために努力すればいい。
二十分ほどして、ハートが刺さったナイフで埋め尽くされると、俺は立ち上がって頭を下げた。
わざわざ時間を割いてもらっているのだ。感謝してもしきれない。
サムスは腰を上げ、ゆったりとした足取りで俺の傍までやってきた。

「礼には及ばないさ、報酬はもらっているんだ。それに、私はただ、お前を叩きのめしているだけだしな。大したことはやっていない」

そして、サムスは少しだけ、口端を上に釣り上げた。

「……前よりも、動きはかなり良くなった。訓練だけでなく、実戦で鍛えてもいい頃だ。今度、乱闘で試してみるといい」

それが褒め言葉であり、彼女が笑ったのだと俺が気付いた時には、サムスはステージから離脱していた。
そのどちらも、俺にとっては初めてのことで。
沈んでゆく太陽を何となしに見ながら、俺の心臓は妙に高鳴っていた。

この世界における俺の家は、ゲーム『トモダチコレクション』に登場する島の、マンションだ。
もちろん、ステージとして乱闘に使われるものとは違う。そんな所で寝泊まりはしたくない。
純粋に、ファイターの居住用として用意された建物である。
さらにマスターハンドは、他の部分も丁寧に再現したようで、ゲームに出てくる施設もきちんと用意されていた。
たべもの屋や、服屋の存在は、とても助かった。乱闘などで金を稼げば、衣食住には事欠かない。
遊園地も機能しているらしいので、機会があれば遊びに行ってみたい。

住人は俺一人だけだが、他のファイターも遊びに来るため、寂しくはない。
そういえばこのあいだは、むらびとがたぬきちを伴って島を歩きまわっていた。家か店でも建てるつもりか?
ドアを開け、自分の部屋に入ると、人の気配があった。この世界では、いちいち泥棒に警戒する必要はない。
主なファイターの面々はそんなことはしないし、クッパやガノンドルフのような悪役は、もっと大きな悪だくみをする。
まあ、たまに遊びに来たカービィが、誘惑に負けて冷蔵庫に頭を突っ込んでいる、ということもあったが。
しかし、気配と同時に匂ってきた甘い香り――バターや卵、砂糖をたっぷり使った――によって、来訪者が誰なのか、すぐにわかった。
俺は安堵のため息をつき、ヘビーアーマーを脱いで、被っていたMiiフォースのヘルメットを帽子掛けに引っかけた。
リビングで待っていたのは、ワンホールの焼き立てケーキと、花のような笑顔だった。

「お帰りなさい。勝手にですが、ケーキを焼いて待ってましたわ」

そう言って、ソファに腰かけているピーチを見ても、俺は驚いたりしなかった。
数ヶ月前の夜、例のお茶会を経て、俺とピーチの仲はかなり親密になっていた。……マリオに申し訳ないくらいに。
お茶会という建前も徐々になくなっていって、最近ではお互いの部屋に出入りしていた。
もちろん普通におしゃべりをしたり、遊んだりもするが、男女が二人きりで行うアレコレも、しっかりとやっていたりする。
以前ゼルダに「あなたとピーチ、よく一緒にいるの見かけるわね」と言われた時は、心臓が飛び出しそうになった。
あの言葉に、他意はないと信じたい。

「今日も乱闘に行ってましたの? 運動した後は、甘いものが一番ですわよ」

俺が隣に座ると、ピーチはそう言って、ケーキを切り分け始めた。
柔らかいスポンジをナイフで切る手並みは見事で、ソードマンの俺でも真似できそうにない。
そんなところにもピーチの「女の子らしさ」を見つけてしまって、ちょっと胸がどきどきした。

皿にちょこんと乗せられた、苺のショートケーキ。
俺はそれを受け取ると、フォークで掬うように小さく切り、口に入れた。
生クリームのまろやかさと、苺の甘酸っぱさが口に広がる。
甘いものがそんなに好きではない俺も、ピーチのケーキは大歓迎だ。

「おいしいですか? ふふ、良かったです」

ピーチは自分の分を皿に取っていたが、まだそれには口をつけず、俺が食べるのをにこにこと笑って見ていた。
元いた世界では、女の子にケーキを作ってもらえるような立場ではなかったので、今の状況は、間違いなくこの世界で手に入れた幸せであると言える。

俺はしっかりと味わいながらケーキを完食し、淹れてもらった紅茶で一服した。こんな贅沢が許されるのか?と思ったりもする。
ふとピーチの方を見ると、俺はあることに気付いた。彼女の金色の髪を、白く小さい花が飾っている。

俺はそれに見覚えがあった。
というか、その白い花の髪飾りは、俺がピーチに贈った物だった。

この島の帽子屋には、帽子だけでなく髪飾りも売っている。
何日か前、いつもケーキや紅茶をごちそうになっているお礼にプレゼントしたのだ。
つけてくれたのか、と俺が言うと、ピーチは少し驚いた顔をしてから、嬉しそうに目尻を下げた。

「あなたからいただいたものですから。……気付いてくれたのですね」

女性のおめかしを見逃すほど、俺も無神経ではない。
もっとも、前の世界でそれを発揮する機会はなかったのだが。
だいたい、ほとんど毎日会っているピーチの変化に気付かないはずがなかった。

それからピーチは、ずっとにこにこ笑っていた。
すでに日が落ち、窓の外には夜闇が広がっているが、彼女の笑顔はそれすら照らせそうほど明るい。
俺も気分が良くなって、今日起きたことを彼女に話した。サムスに褒められたことを、だ。
強く凛々しく、常に冷静沈着。この世界に来る前から、ゲームのキャラクタ―としての彼女のことは知っていた。
それこそ、スマッシュブラザーズで操作したことは何度もある。

しかし、実際に意思を持ち動く、一人の人物として対面してみると、見方は変わるものだ。
サムスは、単なるキャラクターから、俺が尊敬するファイターの一人となった。
そんな相手から褒められるというのは、嬉しいを通り越して誇らしい。
そういったことを、俺は楽しくピーチに語っていた。

………ひと段落ついて、彼女の顔を見るまでは。

俺はぎょっとした。
途中から相槌がなかったので変だと思っていたのだが、ピーチの顔から、笑みが消えていた。
ぷくりと頬を膨らませ(これはかわいい)、青い目を細めて、俺を睨んでいた(これはちょっと怖い)。
俺は、機嫌がいい時のピーチしか知らないので、これは推測でしかないが。
もしかしたら、彼女は怒っているのではないだろうか。
俺はおそるおそる、どうしたのか、と尋ねた。何か、彼女が気に入らないことをしてしまったのだろうか。
乱闘から帰ってきて、まだシャワーも浴びていないのが原因でないといいのだが。

ピーチは何も答えなかった。
彼女は無言で、長手袋に包まれた手で、俺の顔を左右から挟み込むと。
そのまま一直線に、俺の唇を奪った。と同時に、滑ついた何かが口内に侵入してくる。
それがピーチの舌だとすぐに気付き、俺は反射的に自分の舌を絡めた。
ディープキスも、もはや慣れたものだった。ここまでいきなりされたのは初めてだが。
んふー、ふー、とピーチの熱い息が顔にかかる。俺の肩に触れる手は、指が肉に食い込んでいた。
少しばかり痛かったが、そんなことを気にしている場合ではない。

ピーチは唇をぴったりとくっつけ、ちょっとでも離れようとすれば、飢えた獣のように再度食らいついてくる。
その密室の中で、ピーチの舌が暴れまわっていた。並ぶ歯をなぞり、舌を舐め、這い回る。
本当に食われるんじゃないだろうか、と俺は怖くなった。
しかし、ここでされるがままでは男がすたる。俺も舌を動かして、彼女に反撃した。
鼻でしか呼吸ができず息苦しいが、途中でやめることなど出来なかった。
互いの口内で唾液が混じり合う心地よさは、どう表現すればいいかわからないほど素晴らしい。
もしも生きていくために息を吸う必要がなくなったら、俺たちは三日も四日もこうしてくっついているかもしれない。
やがて、ピーチはひとまず満足したのか、自ら唇を離した。銀色の糸が伸び、ぷつんと千切れる。

「はあ、はあ……はふぅ……っ」

ピーチの表情は、蕩けきっていた。
半開きになった口からは涎が垂れ、頬は赤く染まり、目には涙が溜まっていた。
両肩は激しく上下して、その度に、俺の目の前で豊満な胸が揺れる。
俺は手を伸ばし、ピーチの涎を拭ってやった。それで、彼女はにっこりと笑った。
少しは機嫌が直ったのかなと、俺は安心していたが。ピーチの攻勢は、まだ終わってはいなかった。

いつの間にか俺の肩から離れていた手が、今度は股間部に触れていた。
今のディープキスで勃起していたことに、彼女は気付いていたのだ。
ピーチは、ズボンの生地の上から亀頭を撫で回すと、囁くように俺に言った。

「キスだけで、もうこんなに……いけない子は、食べちゃいますね」

ピーチはソファから下り、俺の目の前で膝立ちになった。
そして―――これもまあ、割といつものように―――ズボンのジッパーを下ろし、俺の硬くなったペニスを解放した。
醜いとすら言える男の肉棒と、それにうっとりとした視線を注ぐ、ピーチの美しい顔。
いつ見ても、罪悪感を呼び起こし、そして自分の中の雄に火をつける光景だった。
ピーチは幹を右手の人差指と親指で固定し、左手で髪を掻きあげると、ぺろりと口元を舐めた。
まるで、獲物を目の前にした雌犬だ。

「それでは、いただきます。はむっ……んむぅ」

ピーチは躊躇いなく、俺の亀頭に唇を被せると、そのまま一気に根元まで飲み込んだ。
口内の粘膜が、敏感な部分を擦る感覚に耐えかね、俺はううっと呻いた。
だが、こんなのはまだ、本当に序の口だ。
股間をすっかり占領したピーチは、今度は舌を使って、自分の所有権を主張し始めた。

舌先が鈴口をぐりぐりと抉る。
当然中に入るわけがないのだが、そんなことはお構いなしに、尿道まで掘り進もうとしていた。
一瞬離れても油断してはならない。ピーチは、亀頭にべたりと舌裏を乗せ、左右に動かして擦った。
かと思えば、次は裏筋に移動し、舌を前後させてくすぐってくる。
くびれた部分も丁寧に舐め、汚れを残らずこそぎ取る。この上、両手で陰嚢をやわやわと揉むのも忘れない。
さっきも言ったが、俺は帰ってきたばかりで体を洗っていない。当然体は汗臭いし、股間などもっての他だ。

しかしピーチは、味を感じるための器官を、そこに擦りつけていた。
それがまるで、自分の大好物であるかのように。
俺は奥歯を噛み締め、この情熱あふれるフェラチオに耐えていた。
まだ、ピーチの熱い口の中に留まっていたい。

「はっ、んぐっ……おいひ、おいひいでふ……はふ、んん……っ」

こんな、洗ってもいない臭いのが好きなのか、と俺が聞くと、
ピーチはこくりと顎を引いた。

「ふぉれ……くひゃくて、ひょっぱくふぇ……あなひゃの……ひゅ、ひゅきぃ……♪」

それで、ピーチはさらに興奮したらしい。
頭を激しく上下させ、ペニス全体を刺激し始めた。精液を搾り取るための動きだった。
ふんっ、ふんっ、とピーチの鼻息が荒くなる。
頭を引けば、ペニスに吸い付いている口の肉が離れまいとして下品に伸びる。
時折、舐め回す舌が勢い余って唇から飛び出て、唾液が玉袋を濡らした。
ぐぽっ、ぐぽっ、ぐぽっ、と淫らな音が俺の脳を犯す。膝ががくがくと震えた。
俺はたまらず、ピーチの頭を両手で押さえた。
女性は無暗に髪を触られるのを嫌うという話を聞いたことがあるが、今のピーチはまったく意に介していなかった。
上下運動の激しさで、彼女の頭に乗っていた王冠が落ち、ごとりと床に転がる。
それすら、ピーチは無視した。
金で作られ、宝石で装飾されたキノコ王家の象徴は、無意味なゴミのように放置された。
この、俺の股間に顔を埋めている女性が、一国の姫君であると思う奴がいるだろうか。
今のピーチ姫は……貪欲に雄を求める、一匹の雌でしかなかった。

尿道の奥から、灼熱の塊が駆け上ってくる。俺は、出すぞ、と叫んだ。
ピーチは離れるどころか、さらにスピードを上げた。長い金髪の先端が、悦びを表現するかのように跳ねまわっている。
我慢する理由はなかった。というか、我慢しきれない。
俺は、ピーチの口の中に射精した。命を削っているのかと思うほど、それは大量だった。

「んぶっ!? はぐっ、ぐぅぅ〜〜〜……ごく、ごく……っ」

ピーチは目を見開き、苦しげな顔をしながら、しかし口は離すことなく精液を嚥下した。
細い首の、喉が動く。俺は自分の精液が、ピーチの食道を流れ落ち、胃に溜まってゆくのを幻視した。
このまま死んでも構わない、と半ば本気で思った。射精って本当に気持ちいい。

出された分を飲み干すと、王女は頬をきゅっとへこませた。
ぢゅぞっ、ぢゅぞぞぞっ、とピーチはわざと音を立てながら、ストローのように吸引する。
尿道にこびりついている分まで吸いつくすつもりのようだ。淫乱としか言いようがない。
そして、ひとまず出切ったことを悟って、ピーチはようやく、ちゅぽんと音を立てながらペニスから離れた。
俺はもはや、指一本動かせなくなって、ぜぇぜぇと荒く息を吐いた。
今までも、何度かピーチにフェラチオをしてもらったことはあるが、ここまで激しいのは初めてかもしれない。
何が彼女に火を点けたのだろうか、とぼんやりと考える。

「ね、どうでした? 私のお口、気持ちよかったですよね? だって、私が溺れてしまいそうなくらい、いっぱい出してくれたんですから……」

そんな、男に媚びるような声を出しながら、ピーチが俺を見上げてくる。
やはり、いつもの彼女と、何かが少し違った。何故かわからないが、なんとなく不安そうに見える。
とにかく俺はピーチを安心させたくて、笑顔を作り、金色の髪を指で梳いた。
ありがとう、よかったよ、と声をかける。ピーチは、嬉しそうに目を細めた。

「んふぅ……ありがとうございます」

その後は二人でシャワーを浴び、場所をベッドに移して、熱い夜を過ごしたのであった。

それから数日後。昼間は戦い、夜は時々爛れた時間を過ごす俺に、ある変化が訪れた。
サムスが、俺を避けるようになったのだ。

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