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「だいぶ大きくなりましたね……」

「もう妊娠して7ヶ月だもの、色々準備はしてるけどそろそろ考えをまとめないといけないわね」

とある日の夜。ヴェールはベッドの上でハイネの胸に背中を預け、大きくなったお腹を擦っていた。
穏やかな笑みを浮かべていた彼女は、ふと下半身に何かが当たったのに気付くとその表情を硬くさせた。

「ちょっと、ハイネ……?」

「ごめんなさい、その……ヴェールさぁん……」

ハイネは気まずそうに言葉を濁すが、ヴェールはその後に続く言葉を読み取り不機嫌そうに眉を顰める。

「まさかとは思うけど、この姿を見て興奮したの?」

「えと……その……ソウデス」

ハイネの返答に、ヴェールは呆れたと言わんばかりに大きなため息を吐いて身体を起こすと彼女と向き合った。

「はぁ……あんたホントに頭でモノ考えてる?下半身で考えてるんじゃない?」

「な、なんですか!ヴェールさんが悪いんです!」

顔を赤く染め、開き直るように反論するハイネにヴェールは更にため息を重ねる。

「大体こうなったのもあんたが考えなしにビュービュー中に出しまくったからでしょ」

「あの時はヴェールさんが誘って来たんじゃないですかぁ……」

「私は止めたのにあんたが何度も何度も孕めって言いながら射精したんじゃない」

ヴェールの言葉にハイネは黙ってしまう。それでも彼女の肉棒は寝巻を持ち上げその存在を主張する。

「大体何よコレ、もうこんなに固くしちゃって……お腹に子供がいるのよ?」

「うぅ……やっぱりダメですよね……」

涙を目を浮かべるハイネを見てヴェールは再びため息を吐くと、口を開く。

「お腹の子供に何かあったら困るから、少しだけ。入れるのもナシよ?」

「ヴェールさん……!」

「とりあえずそれ出しなさいよ、口でしてあげるから」

「お願いします……」

ハイネは申し訳なさそうに謝った後、寝巻きを脱いで肉棒を晒す。
それは完全に勃起しており、我ここにありと言わんばかりに天を向いていた。

「相変わらずでっかいわね……」

ヴェールは呆れながらも亀頭へ口付けし、その後それに舌を這わせていく。

「ちゅっ……れろ……」

涎をまぶすように舌を動かし、カリ首や裏筋をゆっくり舐める。
そうして肉棒を濡らしたあと、口を開いてそれを咥えた。

「んっ……んぐっ…ふぅっ……んむっ……」

自身の口よりも少し大きいそれを必死に頬張り、亀頭を舐めて刺激していく。

「ヴェールさん……」

その姿を見たハイネの息が荒くなり、狭い口の中で肉棒が暴れだす。

「ふぅっ……んんっ……んぶっ……!」

「ヴェールさん……もう……!」

「んぐっ……!ごくっ…うぅ……」

限界が近づき、ハイネがヴェールに声をかける。
少し間をおいて口内で肉棒が膨れ上がり、熱が放たれた。
放たれた精液は瞬く間にヴェールの口の中を満たしていき、彼女はその量に溺れそうになりながら必死に飲み込んでいく。
射精が終わると亀頭まで顔を上げ、残った精液を吸い出して口を離した。

「ぷはっ!はぁ……はぁ……水、ちょうだい……」

差し出されたコップを受け取り、中身を少しずつ飲んでいくヴェール。

「濃いし量も多いし吐けば良かったかしら……」

「ヴェールさん……あの、まだ……」

ハイネが申し訳なさそうな声を出すと、ヴェールはそちらに視線を向ける。
彼女の股間はまだ勃起しており、涎でてらてらと光っていた。

「全く……1回出したら少しは落ち着くと思ったのに」

ヴェールはそう呟くが、その表情はどこか嬉しそうだ。

「あんた、胸吸うのも好きだったけど……これは子供の為に残しておきたいし」

目を閉じると指を唇に当て、記憶を手繰る彼女。

「そうねぇ、後あんたが好きそうなのは……足かしら?」

ヴェールが悪戯っぽく笑うと、ハイネはその表情を見て再び顔を赤く染める。

「丁度いいし足でしてあげるわ、横になりなさい」

「そ、それじゃあ……」

ハイネはベッドに寝転び、ヴェールはその身体を跨いで立った。

「こんな小さい子に踏まれてイケるなんて変態よね?」

「うぅ……」

ハイネが恥ずかしそうに声を上げると、ヴェールは小さな足で肉棒を優しく踏みつける。
彼女の足が擦り付けられるたびに、肉棒は熱を帯びていく。

「さっき出したばっかりなのに、随分と元気じゃない」

彼女は意地の悪い笑みを浮かべ、足を動かし続ける。
ハイネは快感に耐えるように身体を震わせ、肉棒は萎えることなく先走りを流す。

「ふぅっ……うっ……」

「ま、好きな人が自分で興奮してくれるのは嬉しいから良いけど」

次第に息が荒くなっていくハイネを見て、ヴェールは笑ったままそう呟くと足の裏全体で亀頭を擦るように動かしていく。

「ヴェール、さん……わたし、そろそろ……」

「良いわよ、一番好きなやつしてあげる」

ハイネが限界を告げると、ヴェールは肉棒を掴むように足の指で挟み込み、そのまま激しくしごき始める。

「あっ、それ……」

「見ててあげるからイキなさい」

ハイネがヴェールの顔を見つめると、彼女は優しく微笑んだ。

「い、イきましゅっ……!」

肉棒から勢いよく精液が放たれ、それはヴェールの足やハイネの身体を汚していく。

「相変わらず凄い量ね……2回目よ?」

「っ……ヴェールさんが、好きだから……」

「はいはい、理由になってないわよ。タオル……は取ってこないと無いか」

2回射精して落ち着いたのか、ハイネは息を整えて起き上がるとサイドテーブルからティッシュを取る。

「とりあえずヴェールさんはこれで足を。私が取って来ます!」

「あー……走って転ぶんじゃないわよ、裸なんだから」

ヴェールが呆れながらそう返すと、ハイネは元気な返事を返して部屋を出ていく。
戻ってきたハイネからタオルを受け取り、ヴェールは自分の足を拭き始めた。

「すいません、無茶を言って……」

身体を拭きながらハイネは謝罪の言葉を口にする。

「良いわよ謝らなくて、さっさと寝る準備しなさい」

その言葉を聞いたハイネは慌てて寝巻を着なおすと、両手を広げてヴェールに向き合った。

「どうぞ、ヴェールさん!」

「はいはい、言われなくてもそうするわよ」

ヴェールが布団を掴んでハイネの胸に背中から倒れ込むと、彼女は嬉しそうに笑ってその身体を抱きしめる。

「私達の子供、どんな子になると思う?」

「きっとヴェールさんみたいな聡明な子になりますよ」

「そうかしら?ハイネみたいな泣き虫かもしれないわよ?」

「それは……」

「冗談よ、泣き虫でもきっと芯の強い子になってくれると思うわ」

「もう、からかわないで下さい……!」

ハイネはその返しに頬を膨らませて声を上げた後、ヴェールを抱く力を強めて2人で横になる。

「ヴェールさん、愛してます」

「私も愛してるわ、おやすみハイネ」

「おやすみなさい」

2人はそのまま目を閉じ、どちらからともなく寝息を立て始めた。

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