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作者:せきつ生花
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prev:ep6.いたずら好きな双子悪魔

「はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!」

 キトカロスは必死に走る。彼女は今、とある集団に追われていた。


「出てこいよ新入りィ!一発ぶちこませろォ!」



 トゥーン・キャノン・ソルジャーの両腕の砲門が火を噴く。キトカロスのすぐ横の壁が爆ぜ、その爆風でキトカロスは壁に叩きつけられた。

「んんっ!」

「ちょこまかちょこまかとよォ……」

 キトカロスの眼前に右腕の砲門を突きつけトゥーン・キャノン・ソルジャーは勝ち誇る。

「鬼ごっこは俺の勝ちだ。お前は黙って俺らに一発ヤらせてくれりゃいいんだよ」

「嫌です!」

 キトカロスはトゥーン・キャノン・ソルジャーの脚を思い切り蹴る。

「〜〜〜っ!」

 悶絶するキトカロス。トゥーンとはいえ相手はロボット。鉄は鉄だ。

「へへへッ!活きがいいな。だが俺は直接戦闘だってやれちゃうんだぜ?」

 鋭いツメがキトカロスを襲う。キトカロスは避けたり残骸を盾にしたりしながらやり過ごすが、避けきれなかった切っ先が彼女にいく筋もの切り傷を刻んでいく。

「ヘヘッ!喰らいな!」

「きゃあっ!」

 トゥーン・キャノン・ソルジャーの砲身が火を噴き、キトカロスの身体を通路の出口まで吹き飛ばした。

「う…うぅ……ここは…?」

 吹き飛ばされた先は一際広い部屋。そこには巨大な固定砲台が設置されてあった。



「ピピ…標的確認」

 マスドライバーはキトカロスを捕捉すると、装填された弾を発射する工程を開始する。キトカロスに機械は全く知識は無いが、それでも目の前の兵器が危険な代物であることは直感的に察していた。

「ち、近づいたらどうにかなるはずです……!」

 キトカロスは意を決してマスドライバーの元に走り寄り、至近距離まで潜り込んだ。標的が有効射程に入らなくなってしまったマスドライバーはでたらめな方向に一発撃ち込んだ。

「……んっ!すごい揺れです」

 牢獄全体が揺れる。それが脚を伝って身体の中にまで響く。じんわりと身体の奥が熱くなる感覚をキトカロスは必死に無視しようと努める。

「もう離れても大丈夫でしょうか……?」

 マスドライバーから離れるキトカロス。だが牢獄の揺れに乗じて背後に迫る巨大な影にキトカロスは気づくのが遅れてしまった。

「きゃあっ!」



 メガキャノン・ソルジャーがキトカロスを掴み持ち上げる。キトカロスは必死に暴れて拘束を脱しようとする。

「んん〜っ!離してください〜っ!」

 メガキャノン・ソルジャーのジェネレータが熱を放つ。それにより部屋の温度も急激に上がっていく。徐々に汗ばんでいくキトカロスの身体。

「あうっ!」

 汗で滑りやすくなったのか、キトカロスはメガキャノン・ソルジャーの拘束から落ちる形で脱した。

「に、逃げないと……」

 強く腰を打ったせいで立つことがままならない。キトカロスは四つん這いで出口へ進んでいく。

「こ、ここまで来れば……」

 その時、キトカロスの股間にひんやりとした感触が走った。恐る恐る視線を下げた先にはキャノン・ソルジャーの砲身……



「照準 OK」

「あ……嫌ぁ……」

「発射」

「あ゛あああああッ!」

 空砲……だがそれでもなお凄まじい衝撃がキトカロスの身体を突き抜けた。

「ぁ…ぃぁ……ぁぁ…❤️」

 か細い声と共にキトカロスの股間から液が漏れ出る。それは彼女の足元に水溜まりを作っていった。

「ぁ…ぁ……❤️」

 無様に横たわるキトカロスの元にキャノン・ソルジャー達が集っていく。人の言葉を喋れない他の機体に代わってトゥーン・キャノン・ソルジャーがこう言い放った。

「俺たちは丁度性能テストをできる相手を探してたんだ。お前にはその的になってもらうぜ」

「ぁぁ…ぃゃぁ……」

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