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食生活は基本的には魚中心の洋食メニュー。
肉や野菜や酒は周辺の村や他都市からの輸入がメインとなっている。
基本的には地中海エリアの魚料理を参考にしてもらえれば大体間違いがない。
この街での冒険者の安飯の定番はフィッシュ＆チップスとブイヤベース。

塩は規模は小さいながらも公営の塩田が整備されており、非常に安価。
コーヒーやチョコレート（カカオ）も栽培に適した地域が近いため、
（あくまで西方諸国と比べれば、だが）安い値段で手に入る。
スパイス類（特に胡椒）は長い航路を経由してくるため非常に高価。
【胡椒類＞＞＞レッドペッパー（唐辛子類）＞＞マスタード＞ハーブ類】
くらいの価格差で、一般人が気軽に手を出せるのはマスタードまで、
レッドペッパーや胡椒は高級食材となる。

遭難した漁師や飢えた冒険者の体験が料理にまで及んでいるのか、
（都市の文化としては）いわゆるゲテモノ食いに比較的抵抗がない。
洞窟や海に生息する魚人種「ワーオコゼ」の唐揚げなどがその典型。
また、異なる文化圏からの人間が多く流入するため、
東洋や北方の料理（と、それを出す店）も探せば見つけることが出来る。

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