フィギュアスケート×ファンタジーのテキストベースRPG

舞姫【キャラクタークラス】


バルハリアの主神、アウロラに仕える巫女。
女神アウロラに「氷上の舞」を捧げ、その心をなぐさめるのが
ローザンヌ王国時代から続く、古来からの役割。

探索においては、女神から授かった加護で一行を護り
華麗な舞で、戦う者たちを鼓舞する。

なお、男性の舞姫も存在し、同様に「舞姫」と呼ばれる。

寒すぎて舞台に立てない!そのとき…

長きに渡り、女神に奉仕してきた代々の舞姫たち。
しかし「氷結の呪い」によって王国は滅亡、バルハリアは極寒の地と化し
女神に舞を捧げたくても、寒すぎて舞台に立てないという事態に陥ってしまった。
(想像してみてください。地球で、フィギュアスケート選手がもし
マイナス数十度の環境下で演技しなければならなくなったとしたら…?)


そこでアウロラは、舞姫たちに「オーロラヴェール」という加護を与えて
どんなに寒くても、防寒具無しで快適に過ごせるようにした。
おかげで、舞姫たちは舞台衣装のまま、身体の冷えを気にせず
スケートに専念できるようになった。

舞姫、ダンジョンへ行く

のちに、オーロラヴェールは「氷結の呪いを受けずに、旧都へ入る」手段として
冒険者たちから注目を集め、舞姫は探索に欠かせない存在となった。

氷結の呪いの原因を解明し、バルハリアをもとの緑あふれる大地へと
よみがえらせる事は、女神アウロラの願いでもあった。

自分たちの力が必要とされており、それが女神のためになるのなら。

こうして、本来は戦いと無縁だった舞姫たちは、冒険者と共に
ダンジョンに潜るようになっていった。

巫女としてのルール

ゆるやかな戒律

神に仕える者には、普通何らかの「禁止事項」がつきもの。
けれどもアウロラは、そもそも大らかな性質の女神であるために
彼女に奉仕する巫女や神官に課される戒律も、ゆるやかなものになっています。

たとえば、アウロラはもともと恋多き女神なので、信者の恋愛や結婚も自由です。

  • 「いついかなるときでも、美しさを磨く努力を怠るなかれ」
  • 「ありのままであれ。己の心を偽るなかれ」
  • 「人の価値を、外見の美醜だけで測るなかれ」

だいたい、以上のようなことが言われていますが、それほど厳しくはありません。

自由度の高い衣装

地球のフィギュアスケートには

  • 露出の多すぎる衣装はダメ
  • 派手すぎる衣装はダメ
  • 衣服の装飾は、固定式でなければならない

など、衣装にいくつかの規定があります。

ですが、氷都世界の舞姫たちにそんなルールはありません。
剣と魔法のファンタジー世界でよく見かけるような
踊り子の衣装のまま、スケート靴を履いて踊っても、何の問題もないのです。

なので、舞姫たちの衣装は、たいへんバラエティに富んでいます。
オーロラヴェールがあるので、防寒は考慮されていない場合がほとんど。

衣装の裏地に紋章を縫いこみ、一部を光らせたり、シースルー化しているものも…!?

現在の舞姫


氷都創建以前は、舞姫はボッカ族の若い女性がなるものだったが
旅立ちの日以降、他の地方や異界から来た者が舞姫になるケースが急増。
同時に、地球から「夢召喚」された者などをはじめとして
男性で舞姫になる者も出てきた。


現代では、バルハリアの外から来た旅芸人などが過半数を占めている。
その中には、道中の危険から身を護るため、戦いの技術を身につけた者もおり
彼女たちのような「戦える舞姫」が、新たな技の開発に一役買っている。

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