共同創作「戦律の街角にて」のWikiです

ズルナ/ルナ

担当:あきしょうアイス
『苦渋と停滞の元エース』
 

外見

金色の瞳にたれ目。外ハネの焦げ茶髪をハーフアップにして、紐で結ってある。
エスニック系の服を好む。耳には揃いのピアスをつけている。

詳細

メヘテルハーネの元エース。
元リーダーのチャガーナとは対照的にアッパーな性格で、元チームを取り巻くゴタゴタに自ら首を突っ込む強メンタルな姉貴分。
だが抜けているところも多い。とりあえず掃除と料理は苦手。
とにかく動いてなんとかする行動主義。前しか見ない。見たくない。
あいつとあの子とあの日と今と
その昔、とあるチームのエースとリーダーは、支え合い高め合う良き相棒であった。
だがある日、リーダーは消滅した。
何重にも繰り返される怨霊の攻撃に、エースが対応し切れなくなった結果のことだった。
自分のせいだ。全てを背負い込んだ彼女は、仲間達と共に再びリーダーが現れる日を待つことにした。
しかし、それは今までと違い、とても長い時間だった。
元よりリーダーが柱であったチームは、その存在が薄れるにつれ徐々に統率を失っていった。
それでも、エースはチームを離れられなかった。
たとえ覚えられていなくとも、心が別物であっても、エースにはリーダーが必要だった。
だから、自分の代わりにを逃がした。
あんたはまだ別のリーダーを探すことができる。どうかあたしのようにならないで。
何年も経って、同じ精霊が現れた。
記憶も存在も、すべてを失って尚、リーダーはリーダーだった。
しかし、仲間達は変わってしまっていた。
彼女を縛る者。彼女を心の奥で蔑む者。そして、強さに固執し過ぎた者。
全てが手遅れだった。強さなど何の役にも立たなかった。
その後、チームは解散。エースとリーダーは、ただのズルナとチャガーナに。
だが今尚、彼女は故郷に留まり続けている。もう、前にも後ろにも進めなくなってしまった。
いや、どちらが前だったかも、もう分からない。
今日も彼女は藻搔き続ける。前に進めなくなった足で、もう一度、一歩を踏み出すために。
台詞
「リーダー、その正義は誰のためにあるのさ?」
「自分のことも守れないで、仲間を守れるわけないでしょ?」
「あたしはほら、チャガがいないとダメだからさ」
「ねぇ、ナッカ。あたしは、どうしたらいい?どうしたら……」

住居

戦闘

ステータス(A〜E)
ATT(攻撃):    DEF(防御):    SPD(速度):
RNG(射程):    STM(持久):    TCT(戦術):

[↓コピペ用]
S
A
B
C
D
E
戦法

関係

一人称:あたし/ 二人称:あんた/ 三人称:あいつ・あの子
所属:メヘテルハーネ(解散)
先代チャガーナとはよき相棒のような関係で、彼女の掲げる"正義"に共感しつつ、正義を盲信する彼女に本質を問い質すこともあった。
今代チャガーナとはあまり話せていない。話をしに行けば、彼女を束縛するボルと必ず言い争いになる。
心の底でチャガーナに「未熟なリーダー」を期待するダウルのことも気に入っていない。気に入られてもいないだろう。
キョスとはよく飲みに行く仲。ただしボルと一緒だと最悪殴り合いになるので3人では行かない。
ナッカーラの前では強い姐御でいようと心掛けていたが、ある日泣きながら弱音を零してしまって以降顔を合わせづらい。
都会に逃がしたシンバルの身を案じている。仲間と出会い、大切な友も見付けたと聞いたときは心の底から安堵した。
血縁関係
ショームドゥルシアンの母であり、ショームの子であるオーボエコーラングレの2人、そしてドゥルシアンの子であるファゴットコントラファゴットの2人、合わせて4人の祖母に当たる、複簧楽器の始祖とも言える精霊である。
ショームとはよく文通をするが、ドゥルシアンはある時期から音信不通になり連絡が取れていない。

歴史

古代ペルシア時代に作られた、ソルナという楽器が起源のダブルリード楽器。
主な派生楽器としてはショームが挙げられ、オーボエファゴットチャルメラも同類とされる。

地域によって呼称に差があり、別名はスルナ、スルナイ、ミズマール、ズルラ等。
楽器
全長30〜60cmほどの木管楽器。
2枚のリードは糸を巻いた上真鍮の細いパイプにはめて固定する。真鍮パイプを唇に咥え、リード全体を口腔内に含んで演奏する。

辛い音色をした非常に音量の大きい音を出す。そのため室内楽にはあまり適さず、主に野外で演奏される。
トルコをはじめ西アジア諸国においては、祭礼や舞踊などの音楽に不可欠な楽器である。

メヘテルハーネにおいてはダウルと共に扱われ、この2つのみでも演奏が成り立つほど不可欠な楽器である。

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