共同創作「戦律の街角にて」のWikiです

怨霊 グランドピアノ/R-GPf/リピア

担当:アイス
『黴びて朽ちたマガイモノ』

外見

顔に大きな痣がある。それ以外はグランドピアノと変わらない。
が、自信のなさと危うさがにじみ出ている。

身長:177cm 
年齢:23歳

詳細

グランドピアノの怨霊。

使われなくなって所々音の出なくなったピアノ。
“怨霊”として生まれてきた自分自身が嫌いだったため、自分は怨霊ではないと言い聞かせて、隠れるように生きてきた。


実のところ、怨霊であるかわいそうな自分に酔っているようにも思える。
物語
嗚呼、どうして。どうして出逢ってしまったのだろうか。
目の前に現れた“ホンモノ”の光には勝てなかった。己の醜悪さに反吐が出そうだ。

どうしてこんなにも似ていてこんなにも違うんだろうか。きみとぼくとでは何が違う?

凜然と立つきみは、とてもとても綺麗だった。

ぼくは悲しいマガイモノ。
どうせ消されてしまうのならば、他でもないきみの手で消して欲しい。
台詞
「どうして!ぼくはただ、ただ、“普通”に生きていたかっただけなのに」
「あぁ、眩しい、眩しすぎる。……綺麗すぎる」
「何故生まれてしまったのだろうか」

「……してくれ、はやく」

住居

都のどこかに住んでいた。

戦闘

ステータス(A〜E)
ATT(攻撃):A DEF(防御):A SPD(速度):E
RNG(射程):C STM(持久):A TCT(戦術):A
戦法
基礎能力はグランドピアノと同様に高い。
所々鳴らない鍵盤がある。鍵盤が軋むような音がする。

関係

一人称:ぼく/ 二人称:きみ/ 三人称:きみたち
所属:ミューターでも何でもない。音魄と混じって生きたかった。

グランドピアノと相対し、激しい劣等感を抱いた。
一時は見逃されたものの、他の誰かに消されるよりは彼に消される方が良いと思い、彼に、自分を浄化して欲しいと頼む。
そして彼によって創られた“リピアのための”鎮魂歌で静かに旅立った。

彼に対して多大なる執着心を抱いており、彼にしか自分を消すことができないと思っている。
もしも再び「リピア」が甦ったらその時は、また同じことが起こってしまうだろう。


がいる。

歴史

クリストフォリがいつ最初にピアノを製作したのかは明らかでないが、1700年にはすでに存在していたことが知られる。
この頃に彼がチェンバロの撥弦機構をハンマーによる打弦機構に置き換えたのがピアノのはじまりである。

さらに過去に遡れば弦楽器が祖先。
ピアノの祖先はダルシマークラヴィコードチェンバロなどと諸説あるが、それらは全て1本弦の弦楽器から派生して生まれたものである。ダルシマーとピアノは音を出す仕組みが同じで、クラヴィコードは鍵盤楽器としての共通点があり、チェンバロとは形が似ている。

ちなみに日本においては1900年に某社が第一号を製作している。
楽器
ピアノが開発される前に用いられていたのはチェンバロだったが、それと比較し音の強弱を指のタッチで表現できるようになったのが初代ピアノ、“クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ”だ。直訳すると「強弱をもつチェンバロ」ということである。

さらに音量や音域が拡大し、現在では7+1/4オクターブ(88鍵)(=オーケストラの全音域よりも広い!!!)となっている。
しかし、エレクトーンの方が鍵盤数が多いらしい。

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