- エイヴィ・シュルトライン
「エイパイ(エイヴィパイセン)は何か生き辛そうっすよね。もっと素直になればいいと思うっす」
「いや別に憎んでるなら憎んでますよって言えばいいんじゃないっすか?誰だって嫌いなものはあるっす。それは当然の感情っす」
「というか何で待ちなんすか?改善したいなら嫌なことでもやるべきじゃないっすか?そんなんじゃ機会を逃すっすよ?
せっかくそんな自分からメラメラ湧き上がる感情があるんすからもうちょい主体的に動いた方が色々実りがあると思うっすよ!」
- ジゼル・ヴェルグラ
「ジゼパイ(ジゼルパイセンの略)は何というか不器用っすよねー」
「やりたいことあるならそれをやるための努力とかしてみても罰は当たらないと思うっすよ?せっかく猶予があるんすから。
いや別に可哀想とかは思ってないっすよ?でも演奏したいんすよね?じゃあほら試してみる方がいいっすよーねージゼパイー」
「あっそうだ、ジゼパイが死ななきゃいけないのって確かジゼパイの血液が理由だったっすよね。
だったら私の体を使うのはどうっすか?綺麗に魂だけ抜けるしここにはホロセンとかいるんで多分綺麗に憑依できると思うっすよ?
あーでも別にまだ死ぬとは確定しては無いっすからね……じゃああれっす。死んだ場合に体を優先してお譲りする権っす。どうっすかね」
「ジゼパイよくステフの目が心は視えても心情までは理解できないって分かったっすね。エスパーっすか?」
「実際過程をすっ飛ばして答えだけ見てるんで理解度は全然足りてないんすよね。だからこうやって直接聞きに来たっす。
うーむしかしやっぱりアクションが悪いんすかね。ジゼパイみたいに嫌い嫌いから観察し始めれば深まるんすかね……?」
(ところで最近ランパイと教室でなんかいい雰囲気になってるのっすけどこれ関わるとホロセンに怒られそうなので言わない方がよさそうっすね。
いやーこういう時ステフの目は便利っす。大丈夫っすよジゼパイ、二人の時間は邪魔しないっすから!と思いながらステフはクールに去るっす……)
- 浅葱白菊
「白菊ちゃーん!今日もなんかエロいっすねー!エロエロっす!」
「へー悪魔の手ってこんな形してるんすねー。あーじゃあせっかくっすし握手してみたいっす!ス○ンドパワースタ○ドパワー!」
「うーむ、悪魔術の応用でこう、外側に行ってる魂を引き寄せたりはできないっすかね。あーでも魂戻ると空飛べなくなるんすよねー。
じゃあこう、都合よく抜いたり入れたりできる悪魔とかいないっすかね白菊ちゃん。心当たりがあるなら何でもするんで教えて欲しいっす!」
「えーステフは体の付き合いより心の付き合いを所望するっす!いやほら最終的にステフは体を残してどっか行っちゃうっすからね」
「?ステフだって人間だからそりゃあ醜い部分のあれやこれやぐらいあるっすよ。人間なんだと思ってるんすか白菊ちゃん」
「握った手の温度が感じられないなら抱きしめればいいんすよ。足が無くても一緒に生きれば足跡は残るんすよ。
味が感じられなくてもキスは暖かく感じるっすよ。白菊ちゃんのもう一個の心臓もちゃんとどくどく鳴ってるのがステフには分かるっすよ」
- 神南友樹
「ユキパイ(友樹パイセンの略)ー!なんだか今日も重苦しい表情してるっすねー!」
「皆が間違ってるって思うなら何で自分を取り繕ってるんすか?自分が正しいと思ってるなら自分を貫けばいいじゃないっすか」
「というか正しいって何すか?正しいことをすれば絶対他人に迷惑をかけないんすか?違うっすよね。誰かにとっての自由は誰かにとっての束縛っす。
ユキパイはもっとちゃんと皆を観察して自分を観察した方がいいっすよ。他人の良し悪しを決めたいのならまず自分が本当に正しいか悩むべきっす」
- 柊蘭
「蘭ちゃんはなんかこう、ややこしいっす」
「期待されるのが嫌だーとか言いながら自分は割と期待してる側だと思うっす。期待しないで欲しいって期待してるっすよね」
「私個人の考えっすけど、蘭ちゃんは期待されるのが嫌いなんじゃなくて期待を裏切るのが怖いんじゃないっすかね。
周りの目なんか気にせず自分らしく生きればいいのにわざわざ普通を装ってる辺り見て欲しいけど見られたくない感じがするっす」
- フレイリー・ファーランド
「フレパイ(フレイリーパイセンの略)はちっちゃいっすね!」
「確かフレパイは何か人間性を半分置いて行っちゃったんすよね。奇遇っす!ステフは魂が半分どっか行っちゃったっす!
つまり半分こ同士!合体すればなんかすごいものができる!……かもしれないっすね。まあステフはよく分からないっすけど」
「そういえばフレパイは何でバッジの数字を隠してるっすか?はっまさか留年し続けているのを隠したいからっすか!
ごめんなさいっす、ステフ空気が読めてなかったすね。大丈夫っす、ステフはフレパイがどんなでもずっと尊敬してるっすから」
- 及川汐音
「シオパイ(汐音パイセンの略)ー!ぷわぷわマカロンくださいっすー!」
「おっシオパイ浮遊中っすか?じゃあステフもご一緒するっす!いやー空を飛ぶっていいっすよねー。
あっそういえばステフ分身薬が気になってたっす。半分こなステフを真似したコピーステフも空飛べるんすかねー?」「飛べなかったっす!」
「ずっと疑問だったんすけど命に価値は無いって言って自分は死のうとするのに他人には生きなよって言うのは何でっすか?
本当に価値が無いと思ってるなら生きろとか言わないんじゃないっすか?なんかシオパイって一見自由そうでその辺り律義っすよね。不思議っす!」
- ルピアス・ヴェルヴァロッサ
「ルピパイいいんちょ(ルピアスパイセン委員長の略)はぎこちないっすよねー」
「ホロセンは飼い主でも何でもないっすよ。ちょっと人が喋ったり絡んでるところを見て妄想を膨らませてるだけの変態っす」
「価値は見る者が決めるものっす。ホロセンにとって私たちは楽しいものっす。でもそれが私たちの本当の価値ではないっす。
他人の目なんて気にする必要はないっすよ。いいんちょ自身は何がしたかったんすか?ステフはいいんちょを応援するっすよ」
「ステフは幸せを追求してるだけでまだ幸せじゃないっす。そしていいんちょの邪魔する気もないっす」
「確かにステフは空気読むの下手くそっすけど人の秘密を他人に言いふらしたりはしないっすよ?それは相手を軽んじることになるっすから」
「ところで幸せって誰のための幸せっす?それって誰っす?排除して添削して必死に形を整えたそれは誰のための幸福なんすかね?
平均化された幸福は誰も半端にしか幸せにできないっす。そして自分が幸せになろうとしてないのに他人の幸せを定義することはできないっすよ」
- サヤカ・オルヴァドス
「サヤカちゃんはもうあれっす。気にしすぎっす」
「かわいそうってなんすか?私の人生を勝手に悲劇にしないで欲しいっす。他人の未来を憂う暇があるなら自分を見つめなおすっすよ」
「知ってるっすかサヤカちゃん。この世に正解なんてないんすよ。だから間違いもないんすよ。あるのは主観だけっす。
人間関係は押し付けっす。人は勝手に傷ついて勝手に救われるんす。サヤカちゃんももっと身勝手になるべきっす。じゃないと溺れるっすよ」
- ピオジア・R・ヴィオーラ
「ピオちゃんは可愛いっすよね。素直なのはいいことっす。ワシリーサみたいっす」
「そういえばジゼパイのこと名前で呼んでるっすよね。いいなー、ステフも名前で呼んでもらいたいっすー。ちらっ、ちらっ」
「あーピオちゃんピオちゃん、せっかく料理を作るならもっと美味しさと楽しさを追求するべきっす。焼くだけなんてもったいないっす。
せっかくなんで私が手本を見せてあげるっす。イタリア料理だとやっぱりピッツァっすね。とりあえず生地を回せるようになってもらうっす!」
- エステル・A・ウェイン
「エスちゃんは熱いっすね。熱血っす!ところでミドルネームが顔みたいに見えるっすよね」
「ステフの髪の毛を触りたそうっすね。いいっすよー、存分に愛でるっす。……ちなみにここだけの話、これはアンテナで電波を受信してるんすよ」
「うーん、ちょっと危ないっすね。いいっすか、光を追いかけるのはいいことっす。けどその生き方を他人に押し付けたりしたら駄目っすよ。
あくまでそれは自分の生き方っす。たまにぶつかることはあっても当たり屋になったらおしまいっす。まあエスちゃんは大丈夫だと思うっすけど」
- オーガスタ・サウストン
「オーちゃんはここの人たちの中でもかなり個性的っすよね。ステフは好きっす」
「あーホルストの『惑星』っすか。ステフはちょっと邪道と思われるかもしれないっすけどコリンの冥王星のやつが好きっす!」
「オーちゃんは何がしたいんすか?人を慈しみたいんすか?人を縛りつけたいんすか?分かんないっす。
ステフが言えたことじゃないっすけどもっとちゃんと人と向き合った方がいいっすよ。最初から型に嵌めてたら見えないっすよ」
- 四ノ霰明石
「明石ちゃんとはなんだか気が合う気がするっす!」
「流石に入学したばかりの明石ちゃんのことはまだわからないっす。なので知りたいっす!という訳でお昼一緒に食べよーっす!」
「うーん、明石ちゃんは楽しそうだし行動力は高いんすけどね。ちょっと不安になる部分もあるっす。
ステフとしては明石ちゃん自身は何かやりたいこととかないんすかねー。一歩間違うと誰かのための舞台装置になりそうだからヒヤヒヤするっす」
- 普済くに
「くにちゃんはぷにぷにっすねー。犯罪的っす」
「うーん、くにちゃんって普通の子っすかね?ステフ的には何というか、普通にされた子って感じがするっす!根拠は無いっす!」
「あー謝らなくていいっすよ。仕方ないっす、ステフの目は隠れてるものは視えるっすけど“無いもの”は視えないっすからねー。
だから落ち込むのをやめるっす!そんな自分を責める悪い子は、ステフと箒ジェットコースターでスリル満点お空の旅の刑っすよ!」
- リンカ・アザミノ
「リンパイ(リンカパイセンの略)はおっぱい大きいっすね!」
「恐怖体験っすか?ステフはほぼ毎日してるっすよ!今日もハツセンの体の奥で球根みたいな何かと目が合ったんすよねー。ヤバかったっす」
「そういえばリンパイって多分煙草吸ってるっすよね?ジゼパイもっすけど煙って美味しいんすかね?気になるっす!
あーでもステフまだ17歳なんすよねー。あと1年は頑張るっすからその時ステフが生きてたらジゼパイと一緒に美味しい煙草教えて欲しいっす!」
- クルシア・E・アルアイン
「クルちゃんはあしふといっすね!他も色々太いっすけど!」
「すっすークルちゃーんおーいステフっすよー同級生で昔はよく喋ったステファニー・レンフィールドっすよーもしもーし」
「クルちゃん!!!臭いっす!!!さてはお風呂入ってないっすね!!!ダメっすよ女の子がそんな臭い醸し出してちゃ発酵しちゃうっすよ!!!
あーもう仕方ないっすねー!!!飛行魔術でお風呂まで運ぶっすよー!!!塾長聞こえるっすかー!!!浴場の人たちに避難命令お願いっすー!!!」
- ジークリンデ・アイゼンヴァルト
「すっすっす……ステフの本質を見抜くとは中々やるっすね」
「敬意には敬意で返さねばならぬっすね。リンちゃん……いや、弟子よ!その実力を認めステフの必殺技を一つ伝授するぞ!っす!」
「物理学的には人間はこの地球の引力を受けている!っす!しかし魔術的には人間の体は他にも様々な引力を受けているのだ!っす!
重要なのは気づくこと!っす!己を引き寄せる力を感覚で悟り手繰ることで……(トベウリャ!)このように、空を延々と跳ぶことができるのだ!っす!」
- 五月雨刹那
「刹那……じゃあせっちゃんっすね!ステフは隣のステフっす!よろしくっすー!」
「せっちゃんって押し倒されたそうなのに普段押し押しなのは何でっすか?強い人が見せる弱い顔的なギャップ萌え狙いとかっす?」
「そういえばせっちゃんって誰か探してるっすよね?何時も熱烈な視線飛ばしてるっすけどたまに獲物を探す獣みたいな目をしてるっす。
でもつがいを探す時も獣みたいな目っすし普段からビーストと言えるかもっす?まあいいや、特徴教えてくれたらステフも探すの手伝うっすよー!」
- フェイタン・エヴァーゾーン
「おっフェイたん絵を描いてるっすか?見せるっすー!」
「んー?ステフを描いたのに何も浮かび上がらなかったっすか?そりゃまーそうっす、ステフはもう浮いてるっすからねー」
「もしかしてフェイたんも半分こっすか?ステフと一緒っすね!ステフは魂が半分こになっちゃったんすよー。
んーでも競い合いは不毛じゃないっすかね?理想は真実になるものっすし真実から理想が生まれるものっす。絶対的な優劣は一生決まらないっすよ?」
- 李雨萱
「えーっと……ウーちゃんって呼ぶっすね!いいっす?ダメだったら因縁欄書き直すっす!」
「いやーこの前外に行ったときに入ったラーメン屋がめちゃウマで……あれ、もしやウーちゃんラーメン食べたこと無いっす?
マジっすか!?すごいもったいないっす!じゃあ今度一緒に食べに行くっすか?すっすっすー、安心するっす。このステフ先輩の奢りっすよ!」
「ウーちゃんは綺麗っすよ。あー知らないっす知らないっす。ステフはウーちゃんのお姉ちゃんがどれだけ美人か知らないっす。
ウーちゃんのお姉ちゃんがどれだけ綺麗だったとしてもウーちゃんの綺麗さが損なわれるわけじゃないっす。ウーちゃんが!綺麗!なんすよ!」
- 紅暁凰
「ファンちゃーん!ここ教えて欲しいっすー!えっステフの方が先輩?何のことやらっす!」
「ん−ファンちゃんは魔女になりたいんすか?違うっすよね?塾長とか気にしないだろうし公言してもいいと思うっすよ?夢はでっかくっす!」
「二人きりだから言うっすけど、ファンちゃん。お姉ちゃんのようになることはできてもお姉ちゃんにはなれないっすよ。
そしてステフが頼ってるのはお姉ちゃんじゃなくてファンちゃんっす。ステフは……私はファンちゃんには自分のことで笑って欲しいっす!」
- 皮裏景
「ケーパイ(景パイセンの略)ー!ステフが暖めてあげるっすー!むぎゅむぎゅっす!」
「んー?ケーパイ何見てるっすか?……ありゃー、魚さん死んじゃったんすね。ステフも後何年かしたらこんな風に白目になるんすかねー」
「ステフも学生生活満喫したいっすし死ぬ前に卒業したいっす!……はっ!もしやステフとケーパイは同盟組めるんじゃないっすか!?
楽しそうなことがあったら情報を共有するっす!一人より二人三人いっぱい人いた方が楽しさも倍増っす!いい考えだと思わないっすかね!」
- ソニア・リーゼンニラヴァチ・グラズノヴァ
「あっソニパイ(ソニアパイセン)っす!ステフもお昼ステーキにするっすー!」
「お薬の摂取は控えた方がいいっすよー。お薬の影響は体だけじゃないっす。ステフも薬害の影響が体じゃなくて魂に出たっちゃっすから」
「ソニパイはケーパイのために生きてるっすけど、本当にそれは贖罪になるんすかね。だってそれは贖罪の押し付けっす。
知ってるっすか。本当に悪いことをした人は自分から罰を求めることもできないっす。ま、これはステフの意見っすから無視してオッケーっすけど」
「それでも私は、ケーパイだけじゃなくソニパイも後悔のない余生を送って欲しいって思うっす」
- フィアドーラ・ルキーニシュナ・アルローヴァ
「フィアちゃーん!今日も写真撮影っすかー!ステフも付き合うっす一緒にパシャパシャ撮るっすー!」
「うーんステフが言えたことじゃないと思われるかもしれないっすけどもうちょいどっしり構えた方がいいと思うっす。急がば回れっすよ!」
「憧れるのはいいっすけど真似するのはちょっと違うと思うっす。偉い人も『憧れは理解から最も遠い感情』って言ってるっす。
人間観察する時はその人の足りない部分を意識して見るといいっすよ。自分にしかできないものを見つけることがフィアちゃん向上の鍵っす!」
「他人の美しさはその人が持つから美しく見えるんすよ。幾ら取り込んでもフィアちゃんの美しさは磨かれないっす。
土台が、大黒柱がしっかりしてないと家は脆いっす。建築魔術なんて名前の魔術を使うなら、その辺りもしっかりしてないとダメっすよ」
- ディアボリーナ・ヴァルブーザ
「げっディアパイ(ディアボリーナパイセンの略)っす……見つかる前にトンズラこくっす……」
「えーイヤっすイヤっす戦いたくないっすノーコンテストっすー!だってぶっちゃけディアパイってマゾでもあるじゃないっすかー!
ただでさえ痛いのはイヤっすしその上勝っても負けてもディアパイだけ満足するじゃないっすか!どう考えても骨折り損っすもん!」
「くっ追い込まれたっす……こうなったらしょうがないから戦ってやるっす!何しろステフも意外と戦えるっすからね!
飛行魔術の応用でナギッからのーステフ神拳最終奥義、超級ステフ電影弾っすー!ステフの戦いが世界を救うと信じて……!ザ・エンドっす!」
- 鵜久森鵡里
「へーい鵡里ちゃーん!また眉間にシワが寄ってるっすよー!笑顔笑顔っす!にぱーっす!」
「ふーむ地脈操作っすか。霊脈とか使って要石とか作れるっすかね?ステフ段々浮いてるっすから繋ぎ止められればいいんすけど、むー」
「ところで鵡里ちゃんは何でそんなに色々気にして生きてるんす?しかもところどころ矛盾しちゃうものもあるっすよね?
規則って言うのはそれを守る人を守るためにあるっすよ。規則で雁字搦めになって苦しむなら本末転倒っす。鵡里ちゃんは苦しくないんすか?」
- スヴェトラーナ
「スヴェちゃーん!ご飯行こうっすー!ほらほら食堂はこっちっす付いてくるっす!」
「ほわぁー!これがスヴェちゃん手製のアップルパイっすか!いただきますっす!……んまーい!んまいっすー!!!思わず口からビームが出たっす!」
「という訳で今日はアップルパイのお返し兼スヴェちゃんの好き嫌い改善のためにステフが料理をしたっす!でん!チャーハンっす!
何でもかんでも無理やりはダメっすからねー。野菜は細かいっすし大好きなお肉は大きめに切ったっす。美味しく楽しく一歩ずつ克服していくっすよ」
「ところでスヴェちゃんは何でドラゴンだってことを隠してるっす?目で視えちゃったから気になってたんすけど。
隠れてる感じっす?じゃーしょうがないっすね!でもまーここに秘密を知る人が増えたから少なくとも息苦しさはマシになるっすかね?」
「すっすっす、たまには羽を伸ばさないと窮屈っすよね!という訳で塾長にお願いして視認疎外の礼装的なものを用意してもらったっす!
これをつけてー、ステフと一緒に空を飛ぶっす!いいっすよねー、雲一つない月夜と街並みを見ながら優雅に飛ぶのって。ロマンチックっす!」
- ペトラ・シャーファウグン
「ほほー新入生っすか?ステフはステフっす!これからよろしくっす!」
「ところでペトちゃんってなんで角隠してるっすか?そういうのキメラって言うっす?でもなんかしっくり来ないような気がするっす?」
「あ、あわ、あわわわわ、違うっす違うっす違わないっすけど違うっす!!悪気はなかったっすステフが悪いっすけど故意じゃないっす!!!
そうっすよね見られたくないことの1つ2つ300個あるっすよねあわわわわ、許してほしいっすいやその前にホロセン助けてほしいっすうわーん!!!!!」
- ヴィクトリア・ホワイトリリー
「なんか年上っぽい気がしないでもないっす……とりあえず先輩と仮定してヴィクパイって呼ぶっす!」
「ほえーヴィクパイも空を飛ぶの得意っすか!実はステフもめちゃくちゃ得意っす!良かったら一緒に飛ぼうっす!」
「んー……んー……?なんかヴィクパイのことは不思議とよく見えないっす。これはあれっす、ハツセンとかケモセンとかみたいな感じっす。
そうそう神秘はより強い神秘に打ち消されるというやつっす!なんとなく金ぴかのお椀が浮かぶっす。もしくはホロセンっぽい魔女が見えるっすね!」