最終更新:ID:cmrcywoLlA 2024年04月09日(火) 12:03:48履歴
「これかい?僕は絵を描くのが好きなのさ。ふっ。わあ見ないで!まだ"理想"にはちょっと遠いんだ!やめてえ!」
ホロシシィ・ウリュエハイム:
塾長。優しいんだけど、何か警戒されてる気がする。僕がフォルトゥンの話をするのが良くないのか?男の子厳禁だしね。
九憐廿日:
先生。でかい。人間じゃないと思われるのは僕でもわかる。だから目指すべき理想の人間像とは違うかも知れないけど、体術もちゃんと身につけなきゃ。
スィーリーン:
食堂のおばちゃん。完璧な栄養バランスについてよく相談してもらっているのさ。理想の人間って、当然美しく健康な肉体も兼ね備えなければいけないよね?
リーンヴァルグ・ウールヴァスカティ:
先生。か、かわいい…。いやいや、あくまで人間に憧れなければいけないのさ。ふっ。でもかわいくなりたい…。いやかっこよくもなりたいけどかわいくもなりたいよ…。
フェイタンの持つ独自の魔術。
自身が描いた絵画に向けて詠唱を行うことで、映し出されたものの"理想"の姿を浮かび上がらせる。デッサンが単純に細かくなったり、描いた人物の望みが浮かび上がったり。詠唱によって効果は様々だが、目的は一つ。より夢のように、幻のように。きっとその先に答えはあるから。
「まぶしい 。すばらしい 。大胆に! ここにひとつの理想を。 空想具現。すべてを見せて? 」
自身が描いた絵画に向けて詠唱を行うことで、映し出されたものの"理想"の姿を浮かび上がらせる。デッサンが単純に細かくなったり、描いた人物の望みが浮かび上がったり。詠唱によって効果は様々だが、目的は一つ。より夢のように、幻のように。きっとその先に答えはあるから。
「
エヴァーゾーン家に生まれた双子の姉。弟とはいつも仲が良く、物心つく前から付かず離れずで、たまに仲良く喧嘩していた。
ところが10歳の時。彼女は突然、弟から離れて男子禁制の魔術私塾、綺羅星の園へ行くことを宣言した。
反対するかと思いきや弟も似たような主張をする。不思議に思いながらも、両親は学費も時計塔より安いのなら、と彼女の意思を尊重した。
少年のような見た目とキザな喋り方の女の子。まだ小さいのでかわいらしいが、このまま成長すれば数多の女性を虜にするかもしれない。
それは絵画の腕前についても同様であり、10歳で独学としてはかなりのもの。本人は恥ずかしがって見せたがらないが、将来有望な画家の卵である。
性格は端的に言えばかっこつけ。伊達男のような言動を好む。格好はそもそもつけられていない上にまだまだすぐボロを出してしまうため、上級生どころか同級生からもよく愛玩動物として扱われているが。
とはいえ根は素直で、かっこつけているのも大人への憧れが大半である。要するに言われればすぐ納得してしまう。絵もなんだかんだで描いて見せてしまう。扱いにくそうに見えて扱いやすい子供である。
また絵以外にも健康な肉体作りにも励んでいるため、意外と筋肉質である。本人は筋肉をつけるべきなのかつけないべきなのか常に迷っているらしい。理想を求めて。
特技:絵を描くことさ。見せないけど。
好きなもの:絵、そしてフォルトゥン。双子の弟がいるんだ。
苦手なもの:強いて言えば、ピーマン。
願い:明るい未来だね。
【一人称】僕 【二人称】きみ、 【三人称】〇〇お姉様、呼び捨て
ところが10歳の時。彼女は突然、弟から離れて男子禁制の魔術私塾、綺羅星の園へ行くことを宣言した。
反対するかと思いきや弟も似たような主張をする。不思議に思いながらも、両親は学費も時計塔より安いのなら、と彼女の意思を尊重した。
少年のような見た目とキザな喋り方の女の子。まだ小さいのでかわいらしいが、このまま成長すれば数多の女性を虜にするかもしれない。
それは絵画の腕前についても同様であり、10歳で独学としてはかなりのもの。本人は恥ずかしがって見せたがらないが、将来有望な画家の卵である。
性格は端的に言えばかっこつけ。伊達男のような言動を好む。格好はそもそもつけられていない上にまだまだすぐボロを出してしまうため、上級生どころか同級生からもよく愛玩動物として扱われているが。
とはいえ根は素直で、かっこつけているのも大人への憧れが大半である。要するに言われればすぐ納得してしまう。絵もなんだかんだで描いて見せてしまう。扱いにくそうに見えて扱いやすい子供である。
また絵以外にも健康な肉体作りにも励んでいるため、意外と筋肉質である。本人は筋肉をつけるべきなのかつけないべきなのか常に迷っているらしい。理想を求めて。
特技:絵を描くことさ。見せないけど。
好きなもの:絵、そしてフォルトゥン。双子の弟がいるんだ。
苦手なもの:強いて言えば、ピーマン。
願い:明るい未来だね。
【一人称】僕 【二人称】きみ、 【三人称】〇〇お姉様、呼び捨て
ホロシシィ・ウリュエハイム:
塾長。優しいんだけど、何か警戒されてる気がする。僕がフォルトゥンの話をするのが良くないのか?男の子厳禁だしね。
九憐廿日:
先生。でかい。人間じゃないと思われるのは僕でもわかる。だから目指すべき理想の人間像とは違うかも知れないけど、体術もちゃんと身につけなきゃ。
スィーリーン:
食堂のおばちゃん。完璧な栄養バランスについてよく相談してもらっているのさ。理想の人間って、当然美しく健康な肉体も兼ね備えなければいけないよね?
リーンヴァルグ・ウールヴァスカティ:
先生。か、かわいい…。いやいや、あくまで人間に憧れなければいけないのさ。ふっ。でもかわいくなりたい…。いやかっこよくもなりたいけどかわいくもなりたいよ…。
エイヴィ・シュルトライン:
ピアノをよく弾いているシュルトラインお姉様。関わり合いにはなれないというか。なるべきでないと何かが告げている。お前は無事十八を迎えここを出て行かねばならないのだから。
ジゼル・ヴェルグラ:
ヴェルグラお姉様…はよくないらしいのでジゼルお姉様。これでも良くはなさそう。
直接は関わってないけど、密かにちょっとかっこいいなと思ってるのさ。でも煙草はよくないな。余計なお世話だろうけど、完璧な肉体から離れちゃう。
あとよく絵を描いてって他のお姉様方から頼まれるんだけど、本人に許可取ってないと隠し撮りと一緒だからね!
浅葱白菊:
朝葱お姉様。偉そうな物言いだけど、可哀想、とか気の毒、とかそんなイメージが先に出てくる。その理由もわからないし、それ以上は探らない。
この人の理想は一体どこにあるんだろう。
神南友樹:
神南お姉様。風紀委員というやつらしい。まあ品行方正を目指し励んでいる僕には関係ないね。ふっ。
強いて言えば、なんだから最近はすこし綺麗になったように見える。芸術家としての勘。なんちゃって。
柊蘭:
柊お姉様。優しそうだし、一回人物の絵のモデルになってくれないかってお願いしたんだ。サービスじゃないけど魔術も使ったんだ。
そしたらジゼル先輩のイメージがどんと出てきてしかもそれ以上は僕にはよくわからなかったです。
ステファニー・レンフィールド:
ステフお姉様。と呼んでしまう。いいのかなこれ。優しいお姉様なんだけど、理想がなにも浮かび上がらなかったりちょっと不思議だ。満たされてるってことなのかな。
…フォルトゥンについての忠告?もしてもらったけど、よくわからなかった。当たり前のことなのに。
フレイリー・ファーランド:
ファーランドお姉様。同い年だと思ったらそうではないどころではないらしい。ふっ。僕にはお見通しさ先に聞いたから。
定められた時に向かって進む僕らと。定めを限りなく遠い場所に置くお姉様。ちょっと違うね。
及川汐音:
及川お姉様!よく死んでる人!よくない!よくお菓子くれる人!やさしい!やさしいから死んでほしくないな、なんて。
命は大事にしなきゃ。命を捧げる価値があるものに捧げなきゃ。
委員長:
委員長お姉様…でいいよね?おかしくないこの呼び方。ルールを守ると言うよりはやりたいことやってる。
どっちがいいんだろうね。理想の学園にするには。僕にとっても考える価値がある。
サヤカ・オルヴァドス:
オルヴァドスお姉様。体調が良くなくて休んでいる…というのは知っている。一度絵を描いてくれと頼まれたから。
あたしの理想はなんなのか教えてくれと頼まれたから。何も浮かび上がらなかった。生きる活力すら無いように見えたのに。
四ノ霰 明石:
四ノ霰お姉様。美人さんがギャップ萌えというやつか。興味深いね。ふっ。僕のこれはギャップ萌えとか言わないでくれよ。
うわあ!ちょっとお姉様!やめてくださいよぉ!…というのはおいといて。人を楽しませられるって、僕の絵もそうありたいなあ。研ぎ澄まさなきゃ。
ピオジア・R・ヴィオーラ:
ピアジアちゃん。ちゃん。歳上に対する敬意がないわけじゃないよ?ただその親近感があって…。僕と何かシンパシーが、そうこれは運命…。
とにかく。それなりにその身の上は感じ取ってる。
それでもこうあれるなら、僕もこうありたいな。
エステル・A・ウェイン:
エステルさん。魔女になるんだ!って言ってるから、それまでは卒業しないのかな。18になったら出ていくつもりの僕とは対照的だ。…まあ、決まった目的があるのは同じなんだけど。
立場上先輩じゃないのはわかるけど、仲良くしてるとムズムズする。
オーガスタ・サウストン:
オーガスタちゃん。少しだけしか話せてない…。怪我したら治してくれたりするらしいしいい子ではあるんだろうけど。でもきっと、譲れない何かがあるんだろう。彼女の中では当たり前なのだ。僕にも当たり前があるように。
普済くに:
くにちゃん!いや僕の方が年下ですごめんなさい。普通、って雰囲気だけど。普通ではないよね?誰も指摘しないんだよなー。この違和感。やっぱり違和感止まりだからなのかな?
リンカ・アザミノ:
アザミノお姉様。わかるよ。僕でもわかるさ。でかい。イケメン。この綺羅星によくいるハイレベルなお姉さまの一人だ。
でも取り巻きの人達に頼み込まれて絵を描いたら、ちょっと見せられない物が浮かび上がった。いやまあ僕はまあ似たようなものだけど。取り巻きのお姉様方が望むものでなかったな。
クルシア・E・アルアイン:
アルアインお姉様。いやちょっと完璧な肉体を目指す僕としては看過できないな。不衛生不養生。部屋は遠いけどできるだけ毎日叩き起こして、スリムになったイメージ絵を描いて。…内なる痩せたいという理想を引き出して。
太ってもいい人はいるけど太りたい人はあんまりいないからね。理想の姿を描けば…あんまり効果がない!とりあえず行きますよお姉様!
ジークリンデ・アイゼンヴァルト:
ジークリンデちゃん。数少ない歳下なのに風格で負けている気がするのさ。ふっ。負けてられないからこう…かっこよく喋るのさ。
兄弟を幼い頃に亡くした結果当主に繰り上げされたらしい。全てを預けられる存在を亡くしてしまったのだとしたら、僕が姉がわりになれないかなぁ。フォルトゥンのこと?仲良いよ?当たり前じゃないか。
五月雨刹那:
五月雨さん。なんだかいつも幸せそう。頼まれて試しに絵を描いたら周りを囲う嬉しそうな女の人たちと爆発する男の人たちが浮かび上がったので大体察したよ。
まあ僕も…その。理解は!あるよ!そういうのも認めるのが芸術!理想!
李雨萱:
ユィお姉様。…と呼ぶのがいいとくにちゃんに聞いた。そんな気安く呼べないよ!触れれないよ!描くのすらおこがましいレベルで美人さんだよぅ!
くにちゃんは仲良くしているらしい…。羨ましい…。いや、ね?理想の人間を目指す者としては綺麗な人とは仲良くして研究しなきゃじゃないかな?そう、僕はそういうわけでなんとか仲良くできないか窺っている…。こっそり覗いている…。
紅暁凰:
ファンお姉様。ファンさんは流石に呼びづらいんだぜ。カッコいいなあ。あんな喋り方を自然にできないかなぁ…。すぐボロを出しちゃう自分の拙さがうらめしい。
なんだか昔色々あったらしい。例の如く直感でしかないけれど。もし、本人に許可を取れるなら。絵を描いて、追い求めてる理想を見つけてあげたいな。
芝居がかった喋り方をずっとするのは疲れるって知ってるしね。それだけの何かはあるんだろう。
皮裏景:
皮裏お姉様。うん。完全な人間になれば、出来ることも増えるはずなんだ。理想を真実に変えれるはずなんだ。
だから。この人のあるべき理想を、見えるようにもしてあげられるはず。
ソニア・リーゼンニラヴァチ・グラズノヴァ:
グラズノヴァお姉様。二人で一つ、か。皮裏お姉様とはそんな感じだ。関係は少ないけど、通じるものを感じずにはいられない。なにか力になれないかとも、二人だけの関係に関わるべきでないとも思う。
フィアドーラ・ルキーニシュナ・アルローヴァ:
アルローヴァお姉様。包帯…はやっぱり気になる。
だけど。感覚が告げているのは、その危険性。
理想に憧れているのは、僕だからわかる。それに近づく有り様も、わかる。なぜかはわからないけれど、周りを狂わせているのもわかる。
それなりに感覚は信じてるよ。だから、悪気のないいい人なのもわかる。なんとかできないかな。僕みたいなちみっこでも。
ディアボリーナ・ヴァルブーザ:
ヴァルブーザお姉様。不良って良くないってことなんだろうけど。タバコ吸わなきゃありだと僕は思います。要するに身体を大事に!
理想のために必要なもの以外を削ぎ落とすって考え方で授業に出ていないらしい。
ぐむむ。僕にはそこまでの覚悟がないぜ。憧れるというか、話をしてみたい気はするな。僕は目的への道筋が、未だにわかっていないから。
ヴィクトリア・ホワイトリリー
ホワイトリリーお姉様。完璧だ。パーペキだ。まさに理想の体現者……と思ったのに、上手く描けない。イメージが伝わらない。あの人は何を考えてるんだろう? 多分だけど、安易に近づく方がわからなくなってしまう気がする。けれどあれがみんなの理想なら、僕にはそれを探る責務がある! 自主的に!
というわけで、気になっている謎の人。
ピアノをよく弾いているシュルトラインお姉様。関わり合いにはなれないというか。なるべきでないと何かが告げている。お前は無事十八を迎えここを出て行かねばならないのだから。
ジゼル・ヴェルグラ:
ヴェルグラお姉様…はよくないらしいのでジゼルお姉様。これでも良くはなさそう。
直接は関わってないけど、密かにちょっとかっこいいなと思ってるのさ。でも煙草はよくないな。余計なお世話だろうけど、完璧な肉体から離れちゃう。
あとよく絵を描いてって他のお姉様方から頼まれるんだけど、本人に許可取ってないと隠し撮りと一緒だからね!
浅葱白菊:
朝葱お姉様。偉そうな物言いだけど、可哀想、とか気の毒、とかそんなイメージが先に出てくる。その理由もわからないし、それ以上は探らない。
この人の理想は一体どこにあるんだろう。
神南友樹:
神南お姉様。風紀委員というやつらしい。まあ品行方正を目指し励んでいる僕には関係ないね。ふっ。
強いて言えば、なんだから最近はすこし綺麗になったように見える。芸術家としての勘。なんちゃって。
柊蘭:
柊お姉様。優しそうだし、一回人物の絵のモデルになってくれないかってお願いしたんだ。サービスじゃないけど魔術も使ったんだ。
そしたらジゼル先輩のイメージがどんと出てきてしかもそれ以上は僕にはよくわからなかったです。
ステファニー・レンフィールド:
ステフお姉様。と呼んでしまう。いいのかなこれ。優しいお姉様なんだけど、理想がなにも浮かび上がらなかったりちょっと不思議だ。満たされてるってことなのかな。
…フォルトゥンについての忠告?もしてもらったけど、よくわからなかった。当たり前のことなのに。
フレイリー・ファーランド:
ファーランドお姉様。同い年だと思ったらそうではないどころではないらしい。ふっ。僕にはお見通しさ先に聞いたから。
定められた時に向かって進む僕らと。定めを限りなく遠い場所に置くお姉様。ちょっと違うね。
及川汐音:
及川お姉様!よく死んでる人!よくない!よくお菓子くれる人!やさしい!やさしいから死んでほしくないな、なんて。
命は大事にしなきゃ。命を捧げる価値があるものに捧げなきゃ。
委員長:
委員長お姉様…でいいよね?おかしくないこの呼び方。ルールを守ると言うよりはやりたいことやってる。
どっちがいいんだろうね。理想の学園にするには。僕にとっても考える価値がある。
サヤカ・オルヴァドス:
オルヴァドスお姉様。体調が良くなくて休んでいる…というのは知っている。一度絵を描いてくれと頼まれたから。
あたしの理想はなんなのか教えてくれと頼まれたから。何も浮かび上がらなかった。生きる活力すら無いように見えたのに。
四ノ霰 明石:
四ノ霰お姉様。美人さんがギャップ萌えというやつか。興味深いね。ふっ。僕のこれはギャップ萌えとか言わないでくれよ。
うわあ!ちょっとお姉様!やめてくださいよぉ!…というのはおいといて。人を楽しませられるって、僕の絵もそうありたいなあ。研ぎ澄まさなきゃ。
ピオジア・R・ヴィオーラ:
ピアジアちゃん。ちゃん。歳上に対する敬意がないわけじゃないよ?ただその親近感があって…。僕と何かシンパシーが、そうこれは運命…。
とにかく。それなりにその身の上は感じ取ってる。
それでもこうあれるなら、僕もこうありたいな。
エステル・A・ウェイン:
エステルさん。魔女になるんだ!って言ってるから、それまでは卒業しないのかな。18になったら出ていくつもりの僕とは対照的だ。…まあ、決まった目的があるのは同じなんだけど。
立場上先輩じゃないのはわかるけど、仲良くしてるとムズムズする。
オーガスタ・サウストン:
オーガスタちゃん。少しだけしか話せてない…。怪我したら治してくれたりするらしいしいい子ではあるんだろうけど。でもきっと、譲れない何かがあるんだろう。彼女の中では当たり前なのだ。僕にも当たり前があるように。
普済くに:
くにちゃん!いや僕の方が年下ですごめんなさい。普通、って雰囲気だけど。普通ではないよね?誰も指摘しないんだよなー。この違和感。やっぱり違和感止まりだからなのかな?
リンカ・アザミノ:
アザミノお姉様。わかるよ。僕でもわかるさ。でかい。イケメン。この綺羅星によくいるハイレベルなお姉さまの一人だ。
でも取り巻きの人達に頼み込まれて絵を描いたら、ちょっと見せられない物が浮かび上がった。いやまあ僕はまあ似たようなものだけど。取り巻きのお姉様方が望むものでなかったな。
クルシア・E・アルアイン:
アルアインお姉様。いやちょっと完璧な肉体を目指す僕としては看過できないな。不衛生不養生。部屋は遠いけどできるだけ毎日叩き起こして、スリムになったイメージ絵を描いて。…内なる痩せたいという理想を引き出して。
太ってもいい人はいるけど太りたい人はあんまりいないからね。理想の姿を描けば…あんまり効果がない!とりあえず行きますよお姉様!
ジークリンデ・アイゼンヴァルト:
ジークリンデちゃん。数少ない歳下なのに風格で負けている気がするのさ。ふっ。負けてられないからこう…かっこよく喋るのさ。
兄弟を幼い頃に亡くした結果当主に繰り上げされたらしい。全てを預けられる存在を亡くしてしまったのだとしたら、僕が姉がわりになれないかなぁ。フォルトゥンのこと?仲良いよ?当たり前じゃないか。
五月雨刹那:
五月雨さん。なんだかいつも幸せそう。頼まれて試しに絵を描いたら周りを囲う嬉しそうな女の人たちと爆発する男の人たちが浮かび上がったので大体察したよ。
まあ僕も…その。理解は!あるよ!そういうのも認めるのが芸術!理想!
李雨萱:
ユィお姉様。…と呼ぶのがいいとくにちゃんに聞いた。そんな気安く呼べないよ!触れれないよ!描くのすらおこがましいレベルで美人さんだよぅ!
くにちゃんは仲良くしているらしい…。羨ましい…。いや、ね?理想の人間を目指す者としては綺麗な人とは仲良くして研究しなきゃじゃないかな?そう、僕はそういうわけでなんとか仲良くできないか窺っている…。こっそり覗いている…。
紅暁凰:
ファンお姉様。ファンさんは流石に呼びづらいんだぜ。カッコいいなあ。あんな喋り方を自然にできないかなぁ…。すぐボロを出しちゃう自分の拙さがうらめしい。
なんだか昔色々あったらしい。例の如く直感でしかないけれど。もし、本人に許可を取れるなら。絵を描いて、追い求めてる理想を見つけてあげたいな。
芝居がかった喋り方をずっとするのは疲れるって知ってるしね。それだけの何かはあるんだろう。
皮裏景:
皮裏お姉様。うん。完全な人間になれば、出来ることも増えるはずなんだ。理想を真実に変えれるはずなんだ。
だから。この人のあるべき理想を、見えるようにもしてあげられるはず。
ソニア・リーゼンニラヴァチ・グラズノヴァ:
グラズノヴァお姉様。二人で一つ、か。皮裏お姉様とはそんな感じだ。関係は少ないけど、通じるものを感じずにはいられない。なにか力になれないかとも、二人だけの関係に関わるべきでないとも思う。
フィアドーラ・ルキーニシュナ・アルローヴァ:
アルローヴァお姉様。包帯…はやっぱり気になる。
だけど。感覚が告げているのは、その危険性。
理想に憧れているのは、僕だからわかる。それに近づく有り様も、わかる。なぜかはわからないけれど、周りを狂わせているのもわかる。
それなりに感覚は信じてるよ。だから、悪気のないいい人なのもわかる。なんとかできないかな。僕みたいなちみっこでも。
ディアボリーナ・ヴァルブーザ:
ヴァルブーザお姉様。不良って良くないってことなんだろうけど。タバコ吸わなきゃありだと僕は思います。要するに身体を大事に!
理想のために必要なもの以外を削ぎ落とすって考え方で授業に出ていないらしい。
ぐむむ。僕にはそこまでの覚悟がないぜ。憧れるというか、話をしてみたい気はするな。僕は目的への道筋が、未だにわかっていないから。
ヴィクトリア・ホワイトリリー
ホワイトリリーお姉様。完璧だ。パーペキだ。まさに理想の体現者……と思ったのに、上手く描けない。イメージが伝わらない。あの人は何を考えてるんだろう? 多分だけど、安易に近づく方がわからなくなってしまう気がする。けれどあれがみんなの理想なら、僕にはそれを探る責務がある! 自主的に!
というわけで、気になっている謎の人。
コメントをかく