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nevadakagemiya 2020年10月31日(土) 19:30:09履歴
「で、今年も居座るわけだ」
「えーもう私は卒業なんて絶対しませんよふふふのふ」
「まったくこの子は」
「今年もー来年もー私は生徒ー」
「いつまでもいていいとは言ったけど、まさかこんなことになるとはねえ」
「そんなこと言っちゃってぇー先生だって嬉しいくせにぃー」
「えーもう私は卒業なんて絶対しませんよふふふのふ」
「まったくこの子は」
「今年もー来年もー私は生徒ー」
「いつまでもいていいとは言ったけど、まさかこんなことになるとはねえ」
「そんなこと言っちゃってぇー先生だって嬉しいくせにぃー」
【氏名】フレイリー・ファーランド
【性別】女性
【年齢】103歳
【出身】スコットランド
【身長・体重】149cm・23kg
【肌色】ほとんど白【髪色】薄い金【瞳色】銀
【スリーサイズ】69/51/70
【外見・容姿】見た目幼女。先生の真似をしているような恰好。だが……。
【属性】混沌・善
【魔術系統】魔女術
【魔術属性】風
【魔術特性】(現世には存在しないもの)
【魔術回路】質:A+ 量:E 編成:異常
【所属】綺羅星の園 四期生
【性別】女性
【年齢】103歳
【出身】スコットランド
【身長・体重】149cm・23kg
【肌色】ほとんど白【髪色】薄い金【瞳色】銀
【スリーサイズ】69/51/70
【外見・容姿】見た目幼女。先生の真似をしているような恰好。だが……。
【属性】混沌・善
【魔術系統】魔女術
【魔術属性】風
【魔術特性】(現世には存在しないもの)
【魔術回路】質:A+ 量:E 編成:異常
【所属】綺羅星の園 四期生
『IV』と記されたバッジ。綺羅星の園の何期生かを示すもの。
文字の通り四期生であることを示すのだが、勝手にちょっとした魔術をかけてある。
その効果は、『このバッジの具体的な数字を認識させない』という一種の暗示、認識阻害。
これによって、バッジを認識した人間には『具体的に幾つだったかは覚えてないけど自分の数字よりは大きかったはず』というような印象だけが残る。
地味ながら非常に高精度に仕上がった術式で、今のところ学生レベルの人間には見破られてはいない。はず。多分。恐らく。
本人曰く「えーだって恥ずかしいじゃないですか四期生とかバレたら引かれるじゃないですか絶対」とかなんとか。
なお、一度退学してから入学し直せば新しいバッジを貰えるのでは!? という神がかったスーパーアイデアは五十二年前に塾長直々にそれは駄目だと言われた。ショック。
文字の通り四期生であることを示すのだが、勝手にちょっとした魔術をかけてある。
その効果は、『このバッジの具体的な数字を認識させない』という一種の暗示、認識阻害。
これによって、バッジを認識した人間には『具体的に幾つだったかは覚えてないけど自分の数字よりは大きかったはず』というような印象だけが残る。
地味ながら非常に高精度に仕上がった術式で、今のところ学生レベルの人間には見破られてはいない。はず。多分。恐らく。
本人曰く「えーだって恥ずかしいじゃないですか四期生とかバレたら引かれるじゃないですか絶対」とかなんとか。
なお、一度退学してから入学し直せば新しいバッジを貰えるのでは!? という神がかったスーパーアイデアは五十二年前に塾長直々にそれは駄目だと言われた。ショック。
イメージカラー:半透明の白
特技:浮遊
好きなもの:甘いもの
苦手なもの:辛いものと苦いもの
決戦の日:どこでもない場所、違う時間
【一人称】私 【二人称】あなた 【三人称】〇〇ちゃん 〇〇さん
特技:浮遊
好きなもの:甘いもの
苦手なもの:辛いものと苦いもの
決戦の日:どこでもない場所、違う時間
【一人称】私 【二人称】あなた 【三人称】〇〇ちゃん 〇〇さん
生誕はおよそ150年か、それとも160年か――それくらい前。当時のどうと言うこともない一般的な家庭に生まれて育つ。
まだ幼い頃にふらりと森の奥に迷い込んでしまい、その際にあまりにも奇跡的な偶然が重なり、現世と重なり合いながら決して届かないはずの場所――『妖精郷』へと辿り着いてしまった。
そしてその妖精郷でしばらく過ごしたのち、現実世界へと帰還する――当たり前のように、あるいはよくある伝説のように、二つの世界の時間の流れは異なっていた。
僅か一週間程度の冒険だったはずが、こちら側では実に50年超。
だがそれだけで済めば、時を超えてしまった異邦人としてではあるけども真っ当な世界に戻りそこで生きていくことができたのかもしれない。
だが奇妙な偶然は更に重なる――フレイリーは現世に帰ってくる際に、自分の存在の恐らくは半分ほどを、あちら側に『置き忘れた』。
後天的に変質した、人間と妖精の中間存在。その肉体に流れる時間は妖精郷のそれに近く、10年経っても20年経っても子供の姿のまま。
その頃にはもう既に自分が世界にとって決定的な異物であることを実感し、森の奥で人の目を避けてただぼんやりと生きていた。
――そしてここで最後の偶然、あるいは縁が繋がる。
当時、開設したばかりの綺羅星の園の第一期生がその森を訪れ、フレイリーと出会った。
彼女と、彼女を通して出会ったホロシシィ・ウリュエハイムの誘いを受けて入学を決意。
それ以来、70年以上に渡って学生として綺羅星の園に居座り続けている。
現在の『フレイリー・ファーランド』という名前は入学時に付けてもらったもの。本当の名前はどこかに忘れてきてしまった。
なお卒業の資格自体は10年足らずで手にした。
余談だが年齢の103歳は誕生から現在までの客観的な時間ではなく本人の主観的な時間経過によるもの。つまり妖精郷にいた頃の現実側で流れていた時間の分は丸々カット。
少しでも若くありたい乙女心の産物。
異様に軽い体重についても妖精郷に置き去りにしてきた分が原因。
まだ幼い頃にふらりと森の奥に迷い込んでしまい、その際にあまりにも奇跡的な偶然が重なり、現世と重なり合いながら決して届かないはずの場所――『妖精郷』へと辿り着いてしまった。
そしてその妖精郷でしばらく過ごしたのち、現実世界へと帰還する――当たり前のように、あるいはよくある伝説のように、二つの世界の時間の流れは異なっていた。
僅か一週間程度の冒険だったはずが、こちら側では実に50年超。
だがそれだけで済めば、時を超えてしまった異邦人としてではあるけども真っ当な世界に戻りそこで生きていくことができたのかもしれない。
だが奇妙な偶然は更に重なる――フレイリーは現世に帰ってくる際に、自分の存在の恐らくは半分ほどを、あちら側に『置き忘れた』。
後天的に変質した、人間と妖精の中間存在。その肉体に流れる時間は妖精郷のそれに近く、10年経っても20年経っても子供の姿のまま。
その頃にはもう既に自分が世界にとって決定的な異物であることを実感し、森の奥で人の目を避けてただぼんやりと生きていた。
――そしてここで最後の偶然、あるいは縁が繋がる。
当時、開設したばかりの綺羅星の園の第一期生がその森を訪れ、フレイリーと出会った。
彼女と、彼女を通して出会ったホロシシィ・ウリュエハイムの誘いを受けて入学を決意。
それ以来、70年以上に渡って学生として綺羅星の園に居座り続けている。
現在の『フレイリー・ファーランド』という名前は入学時に付けてもらったもの。本当の名前はどこかに忘れてきてしまった。
なお卒業の資格自体は10年足らずで手にした。
余談だが年齢の103歳は誕生から現在までの客観的な時間ではなく本人の主観的な時間経過によるもの。つまり妖精郷にいた頃の現実側で流れていた時間の分は丸々カット。
少しでも若くありたい乙女心の産物。
異様に軽い体重についても妖精郷に置き去りにしてきた分が原因。
「はいはい新入生の皆さん初めましてこんにちは! みんなのお姉様フレイリーさんです! よろしくね!」
「まー学内のことなら大体知ってますので。何でも聞いてくれていいですよ、ふふふ」
「はー!? ちっちゃくっても上級生なんですがー! いやちっちゃくないんですがー! 子供じゃないんですけどー!」
「せんせー! せんせぇー! みんながっ、みんなが私を子供扱いしてぇー!」
「いやあ何期生とかそういうのは気にしない方向でえへへへへ」
「私のこの名前は先生に付けてもらったんです。まー色々あって本当の名前はどこかに行っちゃったので。えへへ」
「結構気に入ってる名前なので、たくさん呼んでくれていいんですよ」
「お風呂がねーずっと困ってるんですよねー、私って水にすっごい浮いちゃうので。もう浮き過ぎて逆に泳げないくらい」
「ちょっと気を抜くと宙にも浮かびます」
「もういっそ在学百年目指すつもりですよ私は」
「その後は二百年目指してれっつごーです」
「私が入学した頃はまだ真面目に魔女なるものを育てようとしていた気はします」
「いやーなんなんでしょうね今のこの学校は。まあ私は割と気に入ってるので全然おっけーなのですが。ふふふふふ」
「一応ですね、無意味に居座り続けているわけではないのです」
「実力は――それはもうそこそこ以上にはあるのでしょうけども。
ただどうにも、自分が一人前になったという実感がなくて」
「子供と言うのは一体いつ大人になるのでしょう。
そうなった女の子を沢山見てきたはずなのに、私にはいまだにさっぱり分かりません」
「自分がそうだとも思わなくて。思えなくて」
「だから私は、ずっと生徒のままなんです」
「それはそれとして卒業なんかしたくないですねぇー……」
「ずっと保護されていたい……」
「永遠に上級生として君臨し続けたい……」
「まー学内のことなら大体知ってますので。何でも聞いてくれていいですよ、ふふふ」
「はー!? ちっちゃくっても上級生なんですがー! いやちっちゃくないんですがー! 子供じゃないんですけどー!」
「せんせー! せんせぇー! みんながっ、みんなが私を子供扱いしてぇー!」
「いやあ何期生とかそういうのは気にしない方向でえへへへへ」
「私のこの名前は先生に付けてもらったんです。まー色々あって本当の名前はどこかに行っちゃったので。えへへ」
「結構気に入ってる名前なので、たくさん呼んでくれていいんですよ」
「お風呂がねーずっと困ってるんですよねー、私って水にすっごい浮いちゃうので。もう浮き過ぎて逆に泳げないくらい」
「ちょっと気を抜くと宙にも浮かびます」
「もういっそ在学百年目指すつもりですよ私は」
「その後は二百年目指してれっつごーです」
「私が入学した頃はまだ真面目に魔女なるものを育てようとしていた気はします」
「いやーなんなんでしょうね今のこの学校は。まあ私は割と気に入ってるので全然おっけーなのですが。ふふふふふ」
「一応ですね、無意味に居座り続けているわけではないのです」
「実力は――それはもうそこそこ以上にはあるのでしょうけども。
ただどうにも、自分が一人前になったという実感がなくて」
「子供と言うのは一体いつ大人になるのでしょう。
そうなった女の子を沢山見てきたはずなのに、私にはいまだにさっぱり分かりません」
「自分がそうだとも思わなくて。思えなくて」
「だから私は、ずっと生徒のままなんです」
「それはそれとして卒業なんかしたくないですねぇー……」
「ずっと保護されていたい……」
「永遠に上級生として君臨し続けたい……」
年齢こそ老人なみだがその精神性において老成などという言葉とは無縁。
恐らくは精神的な時間の流れも妖精の側に近い。人間で言うならおよそ十代始め〜半ば頃のメンタルがもう随分と長いこと続いている。
とはいえ経験そのものは(綺羅星の園の中に限られるが)年齢相応に積んでおり、単純に子供とも言い難い奇妙な形に落ち着いている。
基本的にゆるゆる、無駄にテンションが高めのふわふわした雰囲気を振り撒いている。
恐らくは精神的な時間の流れも妖精の側に近い。人間で言うならおよそ十代始め〜半ば頃のメンタルがもう随分と長いこと続いている。
とはいえ経験そのものは(綺羅星の園の中に限られるが)年齢相応に積んでおり、単純に子供とも言い難い奇妙な形に落ち着いている。
基本的にゆるゆる、無駄にテンションが高めのふわふわした雰囲気を振り撒いている。
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