最終更新:ID:Dqv4DQrczw 2020年11月28日(土) 20:36:59履歴
「私はただ、この幸せを与えたかっただけだった」
「ソニアはさ、私が死んだら一緒に死んでくれる?」
「君がそう望むなら」
「苦しい死に方でも?」
「例え地獄の釜に焼べられても」
「今すぐでも?」
「即座にでも」
「そう。嬉しいよ。でも死なないでね?」
「わかってるよ」
「この絵の女の人痩せすぎじゃない?モデル体型って言っても限度あるでしょ」
「それモデル君だよ」
「えっ、マジ?」
「マジ」
「えー…でもほら、アレでしょ?芸術作品における誇張表現って言うか」
「いや、むしろ現実をそのまま描いちゃうと主張が強すぎたからだいぶ抑えたよ」
「……」
「そんなショック受けるくらいなら肉食べて太りなよ」
「……」
「おーい」
【氏名】ソニア・リーゼンニラヴァチ・グラズノヴァ
【性別】女
【年齢】19歳
【出身】
【身長・体重】167cm・58kg
【肌色】白【髪色】銀【瞳色】薄い水色
【スリーサイズ】80/58/82
【外見・容姿】銀髪ロングのロシア美女
【令呪の位置】
【属性】秩序・悪
【魔術系統】自己改造
【魔術属性】火
【魔術特性】情報再現
【魔術回路】質:A 量:C 編成:異常
【起源】『依存』
【所属】綺羅星の園
【階位・称号・二つ名】
【決戦の日】宵の水平線
【性別】女
【年齢】19歳
【出身】
【身長・体重】167cm・58kg
【肌色】白【髪色】銀【瞳色】薄い水色
【スリーサイズ】80/58/82
【外見・容姿】銀髪ロングのロシア美女
【令呪の位置】
【属性】秩序・悪
【魔術系統】自己改造
【魔術属性】火
【魔術特性】情報再現
【魔術回路】質:A 量:C 編成:異常
【起源】『依存』
【所属】綺羅星の園
【階位・称号・二つ名】
【決戦の日】宵の水平線
自身の身体のつま先から髪の先までの”つくり”を詳細なデータとして礼装に保存し、魔力を用いそのデータ通りに肉体を再構築する魔術。
これにより心身の劣化と消耗を防ぎ永遠を生きる人となる。この世で唯一絶対の力である老いを、完全な形で排斥することで根源へ至る。それがグラズノヴァ家の本懐である。
現在は未だ理想にはほど遠く、大きな負傷には魔術が追いつかず、さらに脳の記憶領域を構築し直すことが困難。寿命自体は魔術師として見ても相当長くあるものの、最終的に脳がパンクし生存が不可能となってしまう。
これにより心身の劣化と消耗を防ぎ永遠を生きる人となる。この世で唯一絶対の力である老いを、完全な形で排斥することで根源へ至る。それがグラズノヴァ家の本懐である。
現在は未だ理想にはほど遠く、大きな負傷には魔術が追いつかず、さらに脳の記憶領域を構築し直すことが困難。寿命自体は魔術師として見ても相当長くあるものの、最終的に脳がパンクし生存が不可能となってしまう。
人体に有害な薬物、毒物を接種してもその悪影響を受けない。
正確には肉体は確かにダメージを負っているのだが、上記の肉体保存魔術によりミクロの単位で傷ついた箇所を正常な状態に”巻き戻す”ことで耐性としている。
これは大きな損傷は治せずとも、小さな傷病であればいかに複雑であろうと容易に治せるという魔術の特徴を最大限に活用したものであり、半ばオートで発動することから事実上彼女の特異体質として機能している。
正確には肉体は確かにダメージを負っているのだが、上記の肉体保存魔術によりミクロの単位で傷ついた箇所を正常な状態に”巻き戻す”ことで耐性としている。
これは大きな損傷は治せずとも、小さな傷病であればいかに複雑であろうと容易に治せるという魔術の特徴を最大限に活用したものであり、半ばオートで発動することから事実上彼女の特異体質として機能している。
家で研究したものと、綺羅星の園に入学後に学んだ黒魔術の双方を修めている。
前者は快楽用で後者は治療用。趣味と実利。あるいは生き様と贖罪。
彼女が魔女学 に傾倒しているのは、これを極めるのを目的をしているからである。
前者は快楽用で後者は治療用。趣味と実利。あるいは生き様と贖罪。
彼女が
彼女が普段から所持、使用しているグラズノヴァ家謹製の麻薬。
市井の法に照らし合わせればもちろん違法となるものだがそんなことは気にもかけず吸う。
曰く、こんな堂々とヤク使ってるやつなんていないから匂いさえシャットアウトすれば平気とのこと。
景の前では吸わず、持っていることも隠しているが、だいぶ前からバレている。
市井の法に照らし合わせればもちろん違法となるものだがそんなことは気にもかけず吸う。
曰く、こんな堂々とヤク使ってるやつなんていないから匂いさえシャットアウトすれば平気とのこと。
景の前では吸わず、持っていることも隠しているが、だいぶ前からバレている。
彼女の肉体情報が時期ごとに分かれて保管されている。
バックアップは複数の場所と人間に隠してあるが、情報漏洩防止のため取りに行くのも相当に面倒になっているので手持ちの物も厳重な保護をかけて所持している。
バックアップは複数の場所と人間に隠してあるが、情報漏洩防止のため取りに行くのも相当に面倒になっているので手持ちの物も厳重な保護をかけて所持している。
まず目を引くのは腰の長さまで伸びたストレートの銀髪。その美しさに相応しくそばかす一つ無い陶器のような白い肌。機械のごとく冷ややかで非人間性を強調する空色の大きな瞳は焦点が合わず濁っており、そこから意思を推察することは難しい。微かに幼さを残した顔が感情を表現することもまた少ない。細身ながら儚さを覚えさせない程度についた筋肉は、女体の理想型とも取れるほどバランスが良いが、それが逆に不気味なまでに完璧な印象を与える。
総じて人形 、作り物 めいて整った容姿をしているスラブ系の美少女。
総じて
所有する能力のみに目を向けるのであれば非常に優秀。怪物の類いとまではさすがに言えないが、おおよそどの分野においても一定の才覚を見せる万能系。努力を努力と思わないタイプであり、またその研鑽をより効率よく活かす術を知っている。
勉学でも、運動でも、はたまた魔術でも、それに対する確かな知識さえあれば、初見でも凡百の人間より”上手くやる”上、時間と労力をきちんと割けば必ず結果を出せる。当たり前に優れていることを当たり前にこなせる。
しかして、完璧超人であるのかというとそうではない。
まず何より彼女自身に完璧であろう、優れた者であろうという意識が欠片も無い。悪意ある物言いをするならばやる気が欠如している。では彼女が無精で面倒臭がりなのかというと、先述したように努力を疎むような人間でもないのでまた違う。
その在り方に重きを置いていない。端的に言ってどうでもいい。向上しようという意識が無い。いくら研鑽に苦痛を覚えない人間であったとしても、そもそもそれに意義とメリット見出せないのであれば意識を向けるはずも無いということである。
これが天才故の奔放さ──でも、また無い。
即ち優先順位の問題。ある一点以外は眼中に無い。食事も、排泄も、睡眠も、美容も、着衣も、学業も、交流も、魔導も、あらゆる全てはその副産物。
今まさに飛行機が墜落している最中に、魚か肉? と言われて真っ当に返事をするものなどいないだろう。
これはつまりそういう話。
彼女にとって、皮裏景以外のものは、全て余分。
イメージカラー:白銀
特技:裸婦画
好きなもの:分厚いステーキ
苦手なもの:ごめんなさいを言うこと
天敵:皮裏景
願い:バカな子供の尻を綺麗に拭く
【一人称】私 【二人称】君 【三人称】彼、彼女
勉学でも、運動でも、はたまた魔術でも、それに対する確かな知識さえあれば、初見でも凡百の人間より”上手くやる”上、時間と労力をきちんと割けば必ず結果を出せる。当たり前に優れていることを当たり前にこなせる。
しかして、完璧超人であるのかというとそうではない。
まず何より彼女自身に完璧であろう、優れた者であろうという意識が欠片も無い。悪意ある物言いをするならばやる気が欠如している。では彼女が無精で面倒臭がりなのかというと、先述したように努力を疎むような人間でもないのでまた違う。
その在り方に重きを置いていない。端的に言ってどうでもいい。向上しようという意識が無い。いくら研鑽に苦痛を覚えない人間であったとしても、そもそもそれに意義とメリット見出せないのであれば意識を向けるはずも無いということである。
これが天才故の奔放さ──でも、また無い。
即ち優先順位の問題。ある一点以外は眼中に無い。食事も、排泄も、睡眠も、美容も、着衣も、学業も、交流も、魔導も、あらゆる全てはその副産物。
今まさに飛行機が墜落している最中に、
これはつまりそういう話。
彼女にとって、皮裏景以外のものは、全て余分。
イメージカラー:
特技:裸婦画
好きなもの:分厚いステーキ
苦手なもの:ごめんなさいを言うこと
天敵:皮裏景
願い:バカな子供の尻を綺麗に拭く
【一人称】私 【二人称】君 【三人称】彼、彼女
ロシア系魔術師、グラズノヴァ家の長女。
物心ついた頃から優秀さの片鱗を見せていた彼女は、5歳の時点からすでに刻印を部分的に移植され、グラズノヴァ家の魔術を使用可能となる。
与えられたものは自身の肉体をスキャンし、魔術的情報として保存。身体への負傷が生じた際のセーブポイントとしてロードするもの。
「現在」の身体情報を保管する関係上、可能な限りそれを始めるのは早い方が良い、というのも早期刻印移植に踏み切った理由であった。
グラズノヴァ家では、その魔術を活用した嗜好品として複数種類のドラッグが常備されており、万が一それを口にしても致命に至らないよう、なんであれば早めに薬の味を覚えさせても良いだろうと。そういった判断が後の悲劇に繋がった。
確かにソニアの肉体はこれ以降大きな摩耗、損傷をすることが無くなり、ドラッグの扱い方やキマった時の感覚にも早々に慣れた。
ソニアは優秀で、体験さえすれば即座にそれを吸収できた。できてしまった。
グラズノヴァ家の当主、ソニアの父はその優秀さに胡座をかき、甘えてしまった。決して魔術の薫陶や、親としての使命を怠ったわけではないが、『この程度のことは当然知っているだろう』『普通の学校にも通わせているのだから』と一般常識についての指導が疎かになってしまっていた。
ソニアに教え損ねたものはドラッグの危険性。普通の人間が普通に使えば普通に害となる。それを前提とした育児をしてしまった。
もちろん彼がそう思ったように、しばらくすれば彼女はそれを知っただろう。
だから悲劇は、起こるべくして起こったことではあるが、起こらなければならないことではなかった。単に、運と巡り合わせの話。
ソニアが10歳の時、彼女の父は魔術の共同研究を行っている相手の土地に向かう際、挨拶を兼ねてソニアを連れて行った。
これが初めてのことではなく、今まで何度か訪れた土地、そして相手側の家にいた同年代の子供に会うこともソニアにとっては楽しみだった。
親がなにか小難しいことを話していて、それはいずれ自分たちにも関わることではあっても、今は関係無い。だから遊ぼう。二人とも友達そのものには飢えていなかったが、家ぐるみの付き合いで、魔術について知っている相手というのであれば心も開けるというもの。
一番の親友で、相手のためならなんでもしてあげたかった。だから。
ソニアはその友達の女の子に自分の使っていた薬を打ち込んだ。なんのリスクも無く、ただ気持ちよくなれる不思議なお薬。そんなものを友達に与えたくなるのは当然で。
その子供らしい友情は一月ほどかけて悲劇を巻き起こす。
友達は妹になって、父親は友達のお父さんから縁を切られた。そして新しくできた妹は、自分のせいで全てを失っていた。
かくして心が砕けた彼女は、見かねた父親に綺羅星の園へと入れさせれる。彼女自身もそれを望んだ。失った輝きを僅かでも取り戻すために。
物心ついた頃から優秀さの片鱗を見せていた彼女は、5歳の時点からすでに刻印を部分的に移植され、グラズノヴァ家の魔術を使用可能となる。
与えられたものは自身の肉体をスキャンし、魔術的情報として保存。身体への負傷が生じた際のセーブポイントとしてロードするもの。
「現在」の身体情報を保管する関係上、可能な限りそれを始めるのは早い方が良い、というのも早期刻印移植に踏み切った理由であった。
グラズノヴァ家では、その魔術を活用した嗜好品として複数種類のドラッグが常備されており、万が一それを口にしても致命に至らないよう、なんであれば早めに薬の味を覚えさせても良いだろうと。そういった判断が後の悲劇に繋がった。
確かにソニアの肉体はこれ以降大きな摩耗、損傷をすることが無くなり、ドラッグの扱い方やキマった時の感覚にも早々に慣れた。
ソニアは優秀で、体験さえすれば即座にそれを吸収できた。できてしまった。
グラズノヴァ家の当主、ソニアの父はその優秀さに胡座をかき、甘えてしまった。決して魔術の薫陶や、親としての使命を怠ったわけではないが、『この程度のことは当然知っているだろう』『普通の学校にも通わせているのだから』と一般常識についての指導が疎かになってしまっていた。
ソニアに教え損ねたものはドラッグの危険性。普通の人間が普通に使えば普通に害となる。それを前提とした育児をしてしまった。
もちろん彼がそう思ったように、しばらくすれば彼女はそれを知っただろう。
だから悲劇は、起こるべくして起こったことではあるが、起こらなければならないことではなかった。単に、運と巡り合わせの話。
ソニアが10歳の時、彼女の父は魔術の共同研究を行っている相手の土地に向かう際、挨拶を兼ねてソニアを連れて行った。
これが初めてのことではなく、今まで何度か訪れた土地、そして相手側の家にいた同年代の子供に会うこともソニアにとっては楽しみだった。
親がなにか小難しいことを話していて、それはいずれ自分たちにも関わることではあっても、今は関係無い。だから遊ぼう。二人とも友達そのものには飢えていなかったが、家ぐるみの付き合いで、魔術について知っている相手というのであれば心も開けるというもの。
一番の親友で、相手のためならなんでもしてあげたかった。だから。
ソニアはその友達の女の子に自分の使っていた薬を打ち込んだ。なんのリスクも無く、ただ気持ちよくなれる不思議なお薬。そんなものを友達に与えたくなるのは当然で。
その子供らしい友情は一月ほどかけて悲劇を巻き起こす。
友達は妹になって、父親は友達のお父さんから縁を切られた。そして新しくできた妹は、自分のせいで全てを失っていた。
かくして心が砕けた彼女は、見かねた父親に綺羅星の園へと入れさせれる。彼女自身もそれを望んだ。失った輝きを僅かでも取り戻すために。
社交的とまではとても言えないが閉鎖的、排他的ともまた言えない。一般的な少女の範疇に収まる程度の交流能力と積極性を持つ。
知り合いと会えば挨拶程度はするし、必要事項のついでに何気ない雑談を交わすことも、時間があれば共に行動することさえする。
これは彼女が景から「ソニアも私以外の子と仲良くしなよー」と言われたからであり、逆に景が「私から離れないで」とでも言ったら即座に切る友誼である。
とはいえ行動理念の全てを景に置いていることを除けば、決して付き合えない人種でもない。
冗談も介すし、物腰こそ固めだが人を遠ざけることはあまりしない。
そもそも全方面に優れてる彼女は当然人の心や感情を読むことにも長けているため、わざわざ顰蹙を買ったり敵意を向けて好機や奇異の眼で見られるような真似をなんの意味もなく行うことはない。
優先順位の頂点に景を置いているだけで、他のものがおしなべて平等ということでもない。余剰には余剰で順列があり、その中でより高いものを大切にするのは当然である。
よって景の次に、という枕詞こそつくものの友人として関係を重ねることは厭わないし、それを欲してもいる。
重ねて言うように、そのせいで景に僅かでも不利益が生じかねない場合は、即座に切り捨ててしまうが。
知り合いと会えば挨拶程度はするし、必要事項のついでに何気ない雑談を交わすことも、時間があれば共に行動することさえする。
これは彼女が景から「ソニアも私以外の子と仲良くしなよー」と言われたからであり、逆に景が「私から離れないで」とでも言ったら即座に切る友誼である。
とはいえ行動理念の全てを景に置いていることを除けば、決して付き合えない人種でもない。
冗談も介すし、物腰こそ固めだが人を遠ざけることはあまりしない。
そもそも全方面に優れてる彼女は当然人の心や感情を読むことにも長けているため、わざわざ顰蹙を買ったり敵意を向けて好機や奇異の眼で見られるような真似をなんの意味もなく行うことはない。
優先順位の頂点に景を置いているだけで、他のものがおしなべて平等ということでもない。余剰には余剰で順列があり、その中でより高いものを大切にするのは当然である。
よって景の次に、という枕詞こそつくものの友人として関係を重ねることは厭わないし、それを欲してもいる。
重ねて言うように、そのせいで景に僅かでも不利益が生じかねない場合は、即座に切り捨ててしまうが。
- 皮裏景
- 全てを尽くす相手
「ソニアはさ、私が死んだら一緒に死んでくれる?」
「君がそう望むなら」
「苦しい死に方でも?」
「例え地獄の釜に焼べられても」
「今すぐでも?」
「即座にでも」
「そう。嬉しいよ。でも死なないでね?」
「わかってるよ」
「この絵の女の人痩せすぎじゃない?モデル体型って言っても限度あるでしょ」
「それモデル君だよ」
「えっ、マジ?」
「マジ」
「えー…でもほら、アレでしょ?芸術作品における誇張表現って言うか」
「いや、むしろ現実をそのまま描いちゃうと主張が強すぎたからだいぶ抑えたよ」
「……」
「そんなショック受けるくらいなら肉食べて太りなよ」
「……」
「おーい」
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