第4版『
ベーシックセット』の第14章「
負傷、病気、疲労」の「
負傷」、B400P/2B80P参照。
死を避けるための
生命力判定に1か2の差で失敗した場合、あなたはまだ死んではいませんが「
致命傷」を受けています。この傷は非常に深く、例え
止血をしたとしても、体内の傷がやがてあなたを
死に至らしめます。
致命傷を受けると即座に無力化されます。意識があるかないかは
GMが決定します。別の傷を受けて、再度
死を回避するための
生命力判定を行なうことになったら、その失敗は必ず死を意味します。
致命傷を受けている間、あなたは30分ごとに
死を避けるための
生命力判定を行ないます。失敗すると死亡します。成功すれば、もう30分生きながらえたことになります――それからまた判定します。こうした30分ごとの判定で
クリティカル成功すれば、奇跡的に回復したことになります。無力化されたままではありますが、もはや
致命傷を受けてはいません。
あなたが“
致命傷を受けているがまだ生きている”場合、外科処置によってあなたの様態を安定させることができます――「
手術」ルールの「
致命傷の安定」を参照してください。
TL6以上であれば、“外傷の固定”によって
手術を待つまでの間、あなたを生かし続けることができます。これにはCPRや酸素吸入、輸血などを含みます。30分ごとに
生命力判定を行なう代わりに、あなたの
生命力か介添人の<
医師>
技能のうち高い方で、1時間に1回判定を行ないます。もし人工心肺やその他の生命維持装置を使っている場合、1日に1回です。
魔法や超テクノロジーによる生命維持手段を使っている場合、判定する必要はありません!
致命傷から回復した場合、
生命力判定を行ないます。失敗すると
生命力を1点永遠に失ってしまいます。
ファンブルした場合、
GMは「
傷」の
不利な特徴や、似たような効果を与えることにしてもかまいません(例えば傷によって「
容貌」が悪化した、など)。