モザイク架空国家

ベコンムに広く生息するカエル、かなり大型で身長1.5m(ツノ含めず)全長2mにも登る、全体的に緑をベースとして黒のまだら模様がついており、個体によって赤や黄みかかる。冬眠はせず、平地や低山地の林・草原・生垣など生息地は他の種とあまり変わらない。知能も他のカエルと同様大脳が発達しており、人に慣れる。
分類は本種と亜種のみでオオヤギカエル科及び属を構成する。
食べ物は主に小中動物だが自分より小さく動くものならを基本何でも舌で捕まえ食べる。

オオヤギカエルの特徴はなんといっても突出したヤギを彷彿とさせる角と、かなり巨大化したその身体である。
比較としてこのカエルの遠い親戚となるベールゼブフォ(恐竜とかを食べていた大きいカエル)は大きくとも23.2cmであるため、その大きさがうかがい知れる。
それほど巨大化した理由は解明されていないものの、天敵や生物の著しい減少によって空いた生態系を埋めようと大きくなったカエルが本来なら自然淘汰されるものの、アボカドのように人間に使役されることで生きながらえたという説がある。
角自体もあまりよくわかっていないが天敵の対策として伸びたものが形骸化したとされる。また、角はサイの角のように硬質化したいぼである。

ベコンムに広く分布する。飼育にあたっては体が大きいため常に暖かい温暖湿潤気候（Cfa）のような気候が好ましい、が西岸海洋性気候(Cfb)のような気候にも生息する。
野生種では3月から11月まで活動し残りは冬眠するが現在飼育されている多くの種類は冬眠しない。

身長1.5m(ツノ含めず)で全長2m。角はムフロンの物のように巻くこともある。体色はベースとして黒のまだら模様がついており、個体によって赤や黄みかかる。
亜種のオオヤギシッポガエルは総排泄腔が伸びてシッポが付いたような見た目をしている。

目についた動くものは基本何でも食べる。鳥やイヌ、仔牛、人までもを食べてしまう。人々の迷信では「スイカが好み」だとか「肉のビール煮込みが好き」などと吹聴されているがすべて荒唐無稽なデマである。先述の通り動くものを何でも食べる。もし蛇ににらまれたカエルならぬカエルににらまれた人間になってしまった場合、秒速4000mで飛んでくる舌の餌食になりたくなければじっと待つのが賢明である。

この単種のみでオオヤギガエル科及び属を構成する。

野生の場合生活形態はワニのものに近く沼地の近くで日光浴をし一日のほとんどを餌を探し回って歩き回る、もしくはエネルギー節約のために一日中沼に潜る。

ベコンムでは古くから使役動物として飼育されてきた。ベコンムは土地柄沼地から排水する運河を建設しているので馬よりも水上は蛙の方が早く現在も多く使用されている。
また角は高値で取引される。
野生のカエルは結構危険であり、毎年野生のカエルから角を取ろうとするハンターが食べられる事件が頻発している。