あらゆる架空国家が併存するモザイク世界

第1地球限定の設定です。
第1地球の世界には、テロリストやクリーチャーなど様々な敵対者が存在します。
敵対者は最終的には滅ぼす必要がありますが、場合によっては自国の利益のために彼らと協力・連携することも良いでしょう。
メタ的には、創作などに自由に設定を使って大丈夫なエネミーです

非合法組織「ゾディアーツ」

ハルーシア大州を中心に世界中で暗躍する、非合法活動を専門に行う犯罪結社です。主に人間と自動人形オートマタによって構成されており、目的達成の為に手段を選ばない非情さと残忍さを兼ね備えた、まさに悪の組織に相応しい存在と言えるでしょう。
銃などの近代兵器で武装していますが、戦闘員は正規の軍隊ではないため装備にはばらつきが目立ちます。しかし総じて19世紀ごろ以降の近代兵器、もしくは現代兵器、または近未来の兵器を用い、魔法などは使用しません。また構成員の殆どが人間なので、武器さえ奪えば無力化できます。
基本的に裏社会の秘密結社であり、表社会への影響力はそれほど強くありません。ただ、一部の幹部は政界や財界に強いコネを持っている場合もあります。
首領であるゼノン・カヴァディスの命令に従い、世界各地で暗躍しているようです。
下っ端レベルは何も考えていないチンピラも多いですが、ゼノン・カヴァディスを含む幹部陣はアナーキストであり、彼らの最終的な目的は既存の国家を全て転覆させる事です。そのため、ゾディアーツとあらゆる国家の関係は敵対的で、協力関係を結ぶことが難しい敵対者といえるでしょう。しかし下っ端や中堅の構成員に限れば、まだ話せる相手もいるかもしれません。
なお、ゾディアーツ幹部は全員が仮面を被っています。これは正体を隠すためではなく、単に趣味の問題です。

大魔王軍団「デモノイド」

悪魔や堕天使、淫魔など魔族とも総称できる者達で構成された、アルトゥーク大州を中心に世界中で活動する闇の軍勢です。スケルトンやゴブリン、スライムなどファンタジー系のモンスターもここに属しています。彼らは村々を襲ってはそこに住む人々を奴隷とし、自らの支配する「ダークテリトリー」を世界中に広げようとしています。
デモノイドの主力メンバーは魔族ですが、それ以外のメンバーには魔女や呪術師など人間も多く含まれており、人間の文明圏に対して高い関心を持っています。ただしその興味の大半は、人間が生み出す負の感情に向けられているようです。
デモノイドは、その大半が亜空間と呼ばれる異界に存在する種族です。第1地球とは次元の壁を隔てて隣接しており、そこに存在する強大な種族──例えば吸血鬼ヴァンパイアや、死鬼リッチなども、亜空間に拠点を構えています。獣人や竜人、巨人など様々なデモノイドがこの世界に存在します。
デモノイドたちは、魔王や四天王などを頂点とする整然とした組織を持ち、その下に多くの部下を抱えています。幹部クラスになると、それぞれが強力な特殊能力を有していることが多いです。

破滅的怪異「タタリガミ」

河童やキョンシー、トイレの花子さんなど、ダルタニア大州を中心に世界各地の伝承や都市伝説に登場する怪異であり、様々な災厄をもたらすとされています。彼らの姿形は国や地域によって異なり、一概には言えません。共通していることは、その伝承の中で、大抵の場合人間に何らかの災害をもたらしているという点です。
災害の規模も代償様々ですが、人が命を落とすことも少なくなく、特に疫病を流行らせるなど甚大な被害となる事例も多いようです。ただし中には、適切な方法で約束事を結べば、人に恩恵をもたらしてくれるタタリガミもいるそうです。
タタリガミは、より多くの人間から恐れられたり畏怖されたりするほど強大になる性質があり、故に自らの存在を民話や都市伝説の形で広めようとします。中には書物の内容や学校の校内放送などを直接操ることもあり、そうした現象を引き起こして人心を恐怖で縛りつけ、力を蓄えていくのです。
タタリガミは基本的には悪性の怪異であり、滅ぼすほか無い場合が多いです。しかし一方で、人々から畏敬の念を集めるため、あえて善行を積む者もいるらしいです。また、その力を人の感情に依存することから、自身の周囲で人間が全滅する事態はなんとしてでも避けようとします。敵対者の中では比較的手を組むこともあり得る存在でしょう。

侵略宇宙人「エイリーバ」

地球人に敵対的な地球外生命体の総称であり、主にタコ型やイカ型の生物を指します。他にもクラゲに似たものから、ロボットのような姿をしたものまで、多種多様なエイリーバが主に月面に、一部は第1地球に飛来してきているのです。
彼ら侵略者は地球人を奴隷にし、力を奪って自分のものにしようとしています。侵略者たちにとって地球人は単なる獲物に過ぎず、その為に容赦の無い攻撃を仕掛けてきます。侵略者の目的は、全ての惑星の征服です。その第一段階として、まずは資源豊富な第1地球の占領を目指し、現在進行形で侵攻を続けています。
第1地球の住人は全て侵略の対象であることから、他の敵対者とエイリーバの争いも絶えません。そして時には、その争いに巻き込まれた人々が犠牲になることも少なくないです。
また、侵略者の勢力は宇宙全体に広がっており、その全貌を把握するのは困難を極めます。しかし、彼らにとって第1地球は征服対象として重要なのか、エイリーバの軍勢の主力といえる宇宙艦隊「スペース・スクワッド」は、第1地球の付近に留まっています。

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