あらゆる架空国家が併存するモザイク世界

国旗
連語旗
国名高天原星間連合
大州月面
国歌我が船よ、我が天よ
国木原初の樹
国花原初の花
国鳥原初の鳥
国獣原初の獣
首都無し
元首
首脳
政治体制
イデオロギー
人口
面積
経済力豊穣
一人あたり経済力中堅
軍事力強大
通貨高天原統一通貨「セリー」




概要

元々別の世界線に存在した九つの国で形成された星間連合の内二つの国の大型スペースコロニーと全艦隊が何らかの拍子にこの世界線に転移、国家を形成した。

国民は貴族と平民の二階級に分かれており、貴族には従軍の義務がある。ほとんどの平民は自分が生まれたコロニーや宇宙船で一生を過ごし、完全な管理社会の中で平民の生活水準は高く保たれている。


国名

高天原星間連合(たかまがはらせいかんれんごう、United Interstellar of Takamagahara)
転移前に存在した高天原星団連合に由来している。
高天原の文字は星団連合発足以前から存在していた高天原統一帝国が使い始めたのが起源であり、高天原古語で「神の住まう土地、神々の住まう土地、天上界」を意味するとされる。
略称として「高国」「星間連合」「連合」「UIT」等がある。

国旗と国章について

元々転移前の世界では高天原星間連合の国旗は現在の連合旗であった。

しかし、転移後は新たに国旗を制定し、転移前の国旗を連合旗とした。
新しく作られた国旗は、転移したのが4皇だった事から時計を四方向に回転させて重ねた物が選ばれた。
時計は高天原星間連合において転移技術があってなお超えられない時間の壁の象徴として信仰の対象ともなっている。

歴史

高天原星団連合

※転移する前の高天原
政治は主に年に2回行われる九皇会議で帝国時代に貴族であった9家(九皇)が集まり方針等を決めていた。
九皇はそれぞれサスラシリーズ(旗艦)を1隻、モールシリーズを4隻、その他多数の航宙艦、居住艦や居住コロニーからなる大艦隊を保有しており、九皇には大艦隊の指揮権が与えられ、九皇がそれぞれ国を保有している形になっていた。

大転移事件

正体不明の重力場異常によって連合を構成していた九つの艦隊のうち、四つがモザイク世界線に転移してきた事件。

第一次星間戦争

詳細は第一次星間戦争
転移後に領土確保のためにアルドノア帝国と行った戦争。

地理


行政区分

白星船団(旧白星公国)

黒雲船団(旧黒雲公国)

紅月船団(旧紅月公国)

蒼天船団(旧蒼天公国)

月面支配域

第一特別区
第二管理区
第三管理区
第四管理区
第五管理区
第六開発区
第七開発区
第八開拓区
第九開拓区

貴族

高天原の貴族には様々な特権や利権が認められている代わりに、以下に上げる○つの原則「貴族○原則」を守らなければならない。
  • 下界庇護の原則
従軍の義務と平民を守り導く義務が課されている。
  • 下界啓蒙の原則
  • 下界不干渉の原則
-
爵位家門数支配域詳細
恒星伯4(四恒星)航宙艦隊
惑星伯9(九惑星)月面地区
衛星伯13(十三衛星)守備艦隊
公爵(彗星伯)16彗星級コロニー船団
侯爵(流星伯)16流星級コロニー船団
伯爵81月面都市
男爵180無し
子爵240無し

恒星伯

転移前における連合構成国の統治者たちであり、その支配域が星系であったことから恒星伯の名前が付けられた。現在の高天原最高連合の最高権力者で、四家あることから四恒星と呼ばれている。
それぞれが星系規模の大艦隊を率いる。

惑星伯

転移前は恒星伯の配下であり、恒星伯領の星系でテラフォーミングされた惑星を領地としていたことから惑星伯と呼ばれた。しかし人口爆発や環境汚染により惑星伯は後述の彗星級コロニーや流星級コロニーで構成される居住船団を率いるようになった。全部で九つの家がある。

現在は月面を九分割して統治している。

衛星伯

転移前は惑星伯領の衛星を軍事要塞化し惑星領と星系の防衛に当たる守備艦隊の司令官を務めていた。
全部で十三家あり、現在は九家が月面防衛にあたり、四家が恒星艦隊の指揮下に入っている。

公爵(彗星伯)

転移前は彗星級コロニー船団を保有し、惑星伯率いる居住船団の指揮下に入っていた。
彗星級コロニー船団とは、10万人〜100万人が居住出来る大型の居住艦で構成される船団である。

侯爵(流星伯)

伯爵

男爵

子爵

政治

四皇家

行政

恒星伯4人と惑星伯9人による連合評議会の指導の下、各貴族が自分の保有勢力の行政を担う。

立法

惑星伯領内に立法機関がそれぞれ存在しており、連合評議会の認可を受けたものだけが効力を持つ。

司法

月面の各都市に存在する都市裁判所(下級裁判所)と、各地区に存在する地区裁判所(中級裁判所)、各船団内に存在する船団裁判所(中級裁判所)があり、場合に応じて上位の貴族が裁判権を持つ貴族裁判(上級裁判)が設置される。
最高司法機関は衛星伯13人が裁く連合裁判所である。

治安維持

衛星伯が保有する守備艦隊から派遣される治安維持部隊が担っている。
領内での貴族による不正が行われた場合は衛星伯に報告され、連合裁判所にかけられる事となる。

外交

外交については地球国家との文明の乖離や、高天原の貴族統治の特異性から万国会議を通してのみ行われている。

経済

経済制度

中央銀行

中央銀行について

軍事

階級

官位階級役職
将官元帥
上級大将
大将
中将
少将
佐官大佐
中佐
少佐
尉官大尉
中尉
少尉
候補生幹部候補生
士官候補生
下士官最上級兵曹長
上級兵曹長
兵曹長
一等兵曹
二等兵曹
三等兵曹
一等乗組員
二等乗組員
三等乗組員

航宙軍

月面軍

交通

陸上交通

月面都市間は都市間鉄道を使うか、ここに出ている連絡船に乗る必要がある。
都市間は未開拓地が多いためジープ等の小型車での移動は認められていない。
月面都市内では都市内鉄道のほか、道路が完備され自動車等も用いられる。無人タクシーのサービスも普及しており、自動運転を中央で統制するシステムが配備されている。

都市間鉄道

鉄道と銘打っているが実際にレールがあるのは都市内だけであり地上数センチをホバリングする列車型宇宙船である。

航宙

宇宙船を用いた都市間輸送が活発であるが、高価であるため民間利用は少ない。
主に軍事物資や採掘資源、市民への配給物資の輸送に使用されている。

その他

一部都市には貴族の為に都市間転移ゲートが配置されている。
都市防衛の観点から転移容積は小さく、普段は接続されていない。

文化

国の文化について大まかに

食文化

一般階級、貴族階級問わず母星時代に存在した複数の国の食文化を統合していることによって多様性に富んでいる一方で、その食材は合成肉等の人口食糧が多く用いられ、天然食料は上位の貴族にしか出回っていない。
月面が領地となったことで

被服文化

貴族は軍服を着ていることが多いが、天然由来の素材を用いた私腹を着用することが嗜みとされる。
市民は化学繊維で作られた機密性の高い機能的な服を好んで着ている。

建築文化

世界線に転移する前の高天原星間連合は巨大な航宙船団国家であり、母星セリスから宇宙へと旅立った歴史の中で、建築技術は造船技術に吸収された。
その中で船の限られたスペースを効率的に利用するために、艦内の居住空間から装飾的な部分が減らされていった事によって古代高天原から受け継いでいた建築文化は失われた。
その一方で、貴族たちが船自体を芸術品として扱うようになったため、高天原建築史に基づく建築文化や装飾技術等は造船技術に継承されており、貴族の航宙船に多く見られる有機的な曲面を多用した優美な船体は、古代高天原の建築文化を受け継いでいるとも言える。

伝統芸能


スポーツ


社会

国の福祉や県民共済、公衆衛生について

観光

地球国家からの観光客の増加を見越して、現在月面を観光地として開発し、リゾート化する計画が進んでいる。

教育

平民教育

平民への教育は三歳の時点で各コロニーや町にある施設で手術を受け、頚椎部分と右手首に国民情報管理用の市民タグを埋め込む手術をする。その際に、脳に電気信号を用いて識字教育や歴史教育等の一般教養を直接施す。機械の埋め込み手術と教育は国民の義務であり、全て無償で行われる。

貴族教育

貴族は一般的に6歳から通学し教育を受けるが、家によっては幼年学校には通わせずに家庭教師で済ませ、初等学校から通うこともある。
貴族には従軍の義務が与えられるため、幼いころから愛国心や平民を守る為の自己犠牲の精神を教えられる。
貴族学校では飛び級が認められており、最大で2学年上の学級まで上がることが可能である。
学校区分通称期間教育内容
幼年学校幼学校6歳〜10歳までの5年間識字教育、セレス語・高天原統一語
初等学校初学校11歳〜13歳までの3年間歴史、ガメ語
高等学校高学校14歳〜16歳までの3年間高天原古語、軍務
連合学校軍学校17歳〜20歳までの4年間軍務

テクノロジー


国民

民族

高天原国民は大きく二つの民族に分けられる。
セレス族
転移前の世界にて人類の母星であった惑星セレス出身の人類の子孫。
基本的に金髪であり、星間連合内では一等国民とされ、そのほとんどが貴族家であり、特に4皇や門閥貴族はセレス族が占めている。
セレス星と地球が似ている事から、地球に存在する国に対する劣等感や敵対心を強く持つ者が多い。
ガメ族
星間連合の直轄区であったガメ星出身の人類の子孫。
髪の毛の色は主に灰色であるが、赤や青など様々な髪色が存在している。
貴族家も存在しているがその数はセレス族に比べて圧倒的に少なく、爵位も低い。
軍では大将まで昇進出来るものの元帥にはなれず、揚陸艦隊や地上部隊などの前線を務める事が多い。

貴族と平民

【高天原の平民】
高天原星間連合の平民のほとんどは、その一生を自分が産まれたコロニーの外に出ることなく終えます。
完全に計画・整備された居住コロニーや月面都市の中では、貴族の庇護により安全が確約された中で、不便の無い充実した生活を送ることが出来ます。

また、一部の志願者及び犯罪者は連合軍に入隊できますが、一度軍役を受けた平民はコロニーへの帰還が一切認められません。

【高天原の貴族】
高天原星間連合の全ての貴族には兵役の義務があります。貴族たるもの平民を庇護し、彼らの生活を守る責任があります。

また、貴族は原則として平民の居住区へ入ることが認められていません。

言語

セレス語(英語)、ガメ語(ドイツ語)、連合統一語、高天原古語(日本語)等様々な言語が使われている。

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