あらゆる架空国家が併存するモザイク世界

マリアンネ・オブラソワとは、万国会議〈グランド・コングレス〉のレファル王国代表議員である。
祖国への忠誠心が極めて強く、その愛国心は並々ならぬものがあるという。
マリアンネ・オブラソワ
寒色の服を好んで着用する
出生地レファル王国
職業研究者
万国会議ゲルク王国代表議員

人物像

異常とも思えるほどの祖国愛を胸にに秘めているが、彼女はただ愛国心に燃えるだけの女ではないようだ。
まず、彼女はその能力の高さを買われて、レファル王国の国防を担う職に就任した過去があるらしい。
しかし、彼女の有能さは軍略や政治手腕といった方面ではなく、むしろ魔導工学の分野に発揮されたようだ。
つまり、彼女は魔法を用いた兵器開発の第一人者だったのだ。
彼女が開発した魔導砲などの兵器群は、いずれも恐るべき威力と性能を誇るのだという。
そして、もうひとつ特筆すべき点として、彼女は稀代の天才的な技術者であり研究者だということが挙げられるだろう。さらに、魔導工学の研究者だけあって、魔法の扱いにも長けている。
加えて、戦闘においてもかなりの実力を持つようで、彼女が戦場に立つ姿を目にした者は誰もいないが、噂では相当な実力者であるとされている。

性格

物静か落ち着いた女性で、優しく誰からも好かれる性格で、いつも微笑んでいる。何を考えているのかよくわからないところがあるが、一方で極めて冷静沈着な性格の持ち主でもあるそうだ。
また非常に優秀な頭脳を持っているらしく、どんな難解な問題でも一瞬にして解いてしまうほど頭が良いとか。
このように、基本的には優しく魅力的なお姉さんなのだが、異常なほどの愛国心の持ち主で国益の絡む場では圧を発揮する。もちろん犯罪行為に手を染めることはないが、祖国の利益のためならどんな非道な手段も厭わない冷酷な一面を持っている。また、自国を第一優先とし、そのためには他を犠牲にすることも辞さない考え方をしており、時には過激な行動に出ることもある。
料理編み物と家庭的な趣味を持っていて、特に刺繍の腕はかなりのものらしい。

経歴

彼女が強烈な祖国愛を抱くようになったきっかけは、実は幼少期に起きたある事件にあると言われている。
実は彼女の生まれはレファル王国ではなく、とある国の村で村人たちから酷い迫害を受けていたという。彼女には生まれつき魔法の才能があったが、彼女の生まれた国は魔法が当たり前の社会ではなく、彼女は不気味がられたのだ。そのせいで故郷を捨てざるを得なくなった彼女は母親に連れられて、レファル王国へと亡命する羽目になった。
しかし魔法の国レファルでは、彼女を差別する者はほとんどいなかった。だから彼女は安心して暮らすことができたのだが、代わりに彼女はレファル王国に対して強い思い入れを抱いてしまったらしい。
以来、彼女は国のために尽くし続けているのだそうだ。
彼女はレファルに来てすぐ魔導工学に親しみ、その技術を学び始めた。その後、レファル王国最高峰の魔法学校に入学して首席卒業を果たす。
やがて自身の手で作った魔法道具を売り始め、レファル王国内最大の魔法工房を経営するようになった。
元々は民間向けの道具を作っていたが、魔導砲の開発責任者に抜擢される。以後、彼女は魔導砲の改良を続けながら、同時に軍事技術の発展に尽力してきた。
その結果、彼女の開発した魔導砲は恐ろしいまでの威力を誇り、レファル軍の軍事力を大きく向上させたのだとか。
こうした発明品が国への貢献とみなされ、彼女は魔導工学の分野で数々の特許を取得し、多額の報酬を得ているようだ。そして、国を代表するに足る人物と評価され、ついに万国会議の議員に選ばれた。
もちろん、これにより彼女の愛国心はさらに強まったことだろう。

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