あらゆる架空国家が併存するモザイク世界

ベコンム公国で■■■■年に観測された神の慟哭時の写真
再現可能性

概要

神の慟哭とはベコンムに極めて低頻度で不定期に発生する超常現象である。超常現象発生時はベコンム国土一帯に原因不明の低温の気団と低気圧が発生し、ベコンム公国一帯の平均気温を3か月以上から数年にわたって-5°以上下げる程寒冷化させる。当初超常現象対策局は再現可能性に丁を振っていたが、調査によって丙、後に乙に繰り上げられた。現在は専属の対策チームが編成されており、秘密裏に調査を実行しているが、それでもなお原理はわかっておらず、ベコンム公国の伝承である「神の慟哭といわれるように神がひどく嘆き悲しんでおり、それが天候に反映されている。」というのを報告書に書いているのが現状である。

現状

この現象が報告された当初超常現象対策局の研究者はろくに相手にせず再現可能性に丁を振った。しかし、気圧配置図を作成し精査したところベコンム公国の沿岸から不可解な発生をしていることを突き止め、現代科学では証明できないことを証明し、丙に繰り上げさせた。しかしながら丙に繰り上げられたところでごまんと丙の再現可能性を持った超常現象はあるため相手にされず、超常現象対策局は当初基本放置の方針を取ったが、あまりにも寒波の力が強く魔力によっても再現は不可能だ、という進言を受け乙に繰り上げられた。現在では気象現象ということで低気圧頭痛をはじめとしたいくつかの方法で現代科学でも予知予見が可能である、そのため専属チームが監視し発見が確認されたら対処療法にて対処するという方法で運用されている。

実働部隊の活動/研究チームの実験

気温低下阻止作戦「水龍の潮」

超常現象対策局は、ベコンムの湿度を上げて少しでも体感温度を上げようと巨大な加湿器のような装置(発煙所)を設置し運用した。しかしながら寒さ故水蒸気が瞬時に凍り付き、肺胞に吸い込んだ隊員が肺胞壊死により全員死亡した。

低気圧移動作戦「朝ぼらけ」

超常現象対策局は気象操作によって低気圧の破壊を試み、近隣にさらなる低気圧を配置する作戦である。結果としては予測していたより9か月以上神の慟哭の継続時間を短縮させることに成功した。現在発生が確認されたら当方法の使用が想定されている。
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