ここでは日本語に由来する各言語の外来語・借用語及び日本語からの転写・翻字をまとめます。
インドとその近隣諸国の諸言語では、日本語の仮名文字及びヘボン式ローマ字表記と一致しない発音が結構目立っている。
インド・アーリア語派では、A[a ア]音に当たる A《अ》[ə ア]が語末は短母音が無音になる関係から長母音字のAA《आ》[ɑː アー]で終わることが多い。
パンジャブ語では、A[a ア]音が語頭では《ਅ/اَ》[ə ア]と短母音字表記で、語中からは長母音字表記の《ਆ/ـا》か短母音字のいずれかとなり、語末では長母音字表記で終わることになっている。
インド・アーリア語派では、A[a ア]音に当たる A《अ》[ə ア]が語末は短母音が無音になる関係から長母音字のAA《आ》[ɑː アー]で終わることが多い。
パンジャブ語では、A[a ア]音が語頭では《ਅ/اَ》[ə ア]と短母音字表記で、語中からは長母音字表記の《ਆ/ـا》か短母音字のいずれかとなり、語末では長母音字表記で終わることになっている。
日本語由来の固有名詞などでは、ローマ字表記が英語準拠による発音で大幅に変化することが多い。
例えば、I[i イ]がAI[ej エイ]《ಐ》、末尾のEが無音表記となり子音の前の母音が英語に合わせた発音となったり、鼻子音の場合は前の母音の変化がないまま鼻子音が無音化する場合がある。
例えば、I[i イ]がAI[ej エイ]《ಐ》、末尾のEが無音表記となり子音の前の母音が英語に合わせた発音となったり、鼻子音の場合は前の母音の変化がないまま鼻子音が無音化する場合がある。
- Ehime【愛媛】: エヒメ➡エヒム《ಎಹಿಮ್》
- Hakodate【函館】: ハコダテ➡ハコデート《ಹಕೊಡೇಟ್》[ha.ko.ɖeːʈ](同じドラビダ語族のテルグ語《హకోడేట్》[ha.koː.ɖeːʈ ハコーデート]も同様)
- Iwate【岩手】: イワテ➡エイヴェート《ಐವೇಟ್》[ej.ʋeːʈ] - ユニコードコンソーシアムのCLDRでの表記。
- Mie【三重】: ミエ➡ミー《ಮೀ》[miː]
日本語由来の単語の母音は原則的に第2声調に当たる字母で表記されることが多いが、例外表記もある。
例えば、カタカナに当たる 《ခတခန》は、全ての字母が第1声調表記となっていて、カ行は有気音で示されている。
例えば、カタカナに当たる 《ခတခန》は、全ての字母が第1声調表記となっていて、カ行は有気音で示されている。
中国の普通話と台湾の台湾華語とで発音が著しく異なるものが見られる。
日本の国字で本来の音読みがあるものと一致しないものもあり、例えば《畠》の音読みは白の部分を抽出したハクだが、中国語では田の部分からデン→Tián[ティエン]となる。
日本の国字で本来の音読みがあるものと一致しないものもあり、例えば《畠》の音読みは白の部分を抽出したハクだが、中国語では田の部分からデン→Tián[ティエン]となる。
原則的に部首以外の箇所の音を取ることが大半となっている。
《匁》は本来漢字の《文》とカタカナの《メ》の合字のため、読みは文からの発音である〈문〉[ムン mun]となっている。
由来不明の発音に〈궤〉[クェ kwe]と読まれる《凧》がある。
《匁》は本来漢字の《文》とカタカナの《メ》の合字のため、読みは文からの発音である〈문〉[ムン mun]となっている。
由来不明の発音に〈궤〉[クェ kwe]と読まれる《凧》がある。
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