ラテン文字以外の文字体系を使用する言語における英語などの特殊な翻字について取り上げます。
英語からの借用語における特殊な綴りが見られる言語はセルビア語やボスニア語などのラテン文字正書法を併記する言語やウズベク語など本国での正書法がラテン文字に変更されたもので以前の文字体系が使用されている言語に見られる。
セルビア・クロアチア語のCに当たる《Ц》は本来の発音であるツァ行音[ʦ]ではなくカ行音[k]やサ行音[s]で読まれるため、説明しないと読むことが困難である。
各言語本来のアルファベット表に無いキリル文字が追加される場合もあり、ユニコード5.1で導入されたクルド語用の字母QA《Ԛ ԛ》とWE《Ԝ ԝ》が使われる言語が近年目立っているが、ルーツであるラテン文字の同型字で代用される。
セルビア・クロアチア語のCに当たる《Ц》は本来の発音であるツァ行音[ʦ]ではなくカ行音[k]やサ行音[s]で読まれるため、説明しないと読むことが困難である。
各言語本来のアルファベット表に無いキリル文字が追加される場合もあり、ユニコード5.1で導入されたクルド語用の字母QA《Ԛ ԛ》とWE《Ԝ ԝ》が使われる言語が近年目立っているが、ルーツであるラテン文字の同型字で代用される。
- 【А а】A
- 【Б б】B
- 【Ц ц】C
- 【Ч ч】CH - 原則的に英語とほぼ同じチャ行音[ʧ]であるが、カ行音[k]やシャ行音[ʃ]に当てられることもある。
- 【Д д】D
- 【Е е】E
- 【Ф ф】F
- 【Г г】G
- 【Х х】H
- 【И и】I
- 【Ж ж】J - 本来はフランス語のジャ行音[ʒ]に当てる字母だが、英語のヂャ行音[ʤ]としての《J》(ロシア語本来の表記は連字《ДЖ》)に当てられる。但し《W》に当てられる場合も稀に見られる。
- 【К к】K
- 【Л л】L
- 【М м】M
- 【Н н】N
- 【О о】O
- 【П п】P
- 【Ԛ ԛ】Q - ユニコードにラテン文字キュー由来の“クルド語QA”が採用されたのはバージョン5.1のため、同型のラテン文字《Q q》で代用される。
- 【Р р】R
- 【С с】S
- 【Ш ш】SH - 英語の連字がキリル文字1文字に対応する場合はそれを使用する。
- 【Т т】T
- 【У у】U
- 【В в】V
- 【Щ щ】W - 本来はSHCH[ʃʲʃʲ シシ 又は ʃʲʧʲシチ]音。英語の翻字をキリル文字33字以内で表記するためにワ行音[w]に当てられる。
- 【Ԝ ԝ】W - ユニコードにラテン文字ダブリュー由来の“クルド語WE”が採用されたのはバージョン5.1のため、同型のラテン文字《W w》で代用される。
- 【〓】X
- 【Ы ы】Y - 本来は中舌のウイ[ɨ]音。本来この字母を持たないセルビア語にも英語翻字用に導入された。
- 【З з】Z
https://sr.wikipedia.org/wiki/%D0%93%D0%BB%D0%B0%D...
セルビア語版ウィキペディアのキリル=ラテン相互変換機能では、セルビア語キリル文字に対応する字母が無いラテン文字は字母をそのまま流用する。
セルビア語版ウィキペディアのキリル=ラテン相互変換機能では、セルビア語キリル文字に対応する字母が無いラテン文字は字母をそのまま流用する。
- 【А а】A
- 【Б б】B
- 【Ц ц】C
- 【Д д】D
- 【Е е】E
- 【Ф ф】F
- 【Г г】G
- 【Х х】H
- 【И и】I
- 【Ј ј】J
- 【К к】K
- 【Л л】L
- 【М м】M
- 【Н н】N
- 【О о】O
- 【П п】P
- 【Ԛ ԛ】Q - 同型のラテン文字《Q q》で代用される。
- 【Р р】R
- 【С с】S
- 【Т т】T
- 【У у】U
- 【В в】V
- 【Ԝ ԝ】W - 同型のラテン文字《W w》で代用される。
- 【Х х】X - セルビア語版ウィキペディアの方式ではラテン文字《X x》をそのまま使用。
- 【Ү ү / У у】Y - セルビア語版ウィキペディアの方式ではラテン文字《Y y》をそのまま使用。
- 【Ы ы】Y - ロシア語からの借用字。
- 【З з】Z
https://daily.mk/
マケドニア語ニュースサイトのデイリーMKがラテン文字使用言語の単語や固有名詞をキリル文字に置き換えて表記する場合があり、本来のキリル文字の発音と一致しない。近年は固有名詞がラテン文字そのままで表記される場合が多い。
マケドニア語IBMキーボードの配置*1にあるラテン文字と同じ箇所にあるキリル文字で翻字されている。
マケドニア語ニュースサイトのデイリーMKがラテン文字使用言語の単語や固有名詞をキリル文字に置き換えて表記する場合があり、本来のキリル文字の発音と一致しない。近年は固有名詞がラテン文字そのままで表記される場合が多い。
マケドニア語IBMキーボードの配置*1にあるラテン文字と同じ箇所にあるキリル文字で翻字されている。
- 【А а】A
- 【Б б】B
- 【С с】C
- 【Д д】D
- 【Е е】E
- 【Ф ф】F
- 【Г г】G
- 【Х х】H
- 【И и】I
- 【Ј ј】J
- 【К к】K
- 【Л л】L
- 【М м】M
- 【Н н】N
- 【О о】O
- 【П п】P
- 【Љ љ】Q - セルビア語では本来スペイン語LL音[ʎ リュ]で、マケドニア語では英語L音[l ル]になる場合のある字母。
- 【Р р】R
- 【С с】S
- 【Т т】T
- 【У у】U
- 【В в】V
- 【Њ њ】W - 本来はニャ行音[ɲ]だが、英語の[w ウ]音に当てられる。
- 【Џ џ】X - 本来はヂャ行音[ʤ]だが、英語の[ks クス]音や[ɡz グズ]音などに当てられる。
- 【Ѕ ѕ】Y - 本来はヅァ行音[ʣ]だが、英語の[j イ]音や[aɪ アイ]音、語末の[i イ]音に当てられる。
- 【З з】Z
http://vilayet.info/az/?crylic
http://vilayet.info/tr/
アゼルバイジャン共和国のアゼルバイジャン語が現行ラテン文字に移行後もキリル文字正書法は事実上生きている地域があり、ラテン=キリル双方向置換機能のあるニュースサイトも見られ、ヴィライェット Vilayet サイト内のトルコ語のニュース記事もキリル文字表記にすることも可能である。ラテンアルファベットで使用されない《W》以外は互換性がある。
トルコ語表記及び英語などに由来する単語は原語にほぼ近い発音となる。
http://vilayet.info/tr/
アゼルバイジャン共和国のアゼルバイジャン語が現行ラテン文字に移行後もキリル文字正書法は事実上生きている地域があり、ラテン=キリル双方向置換機能のあるニュースサイトも見られ、ヴィライェット Vilayet サイト内のトルコ語のニュース記事もキリル文字表記にすることも可能である。ラテンアルファベットで使用されない《W》以外は互換性がある。
トルコ語表記及び英語などに由来する単語は原語にほぼ近い発音となる。
- 【А а】A
- 【Б б】B
- 【Ҹ ҹ】C
- 【Ч ч】Ç ç
- 【Д д】D
- 【Е е】E
- 【Ф ф】F
- 【Ҝ ҝ】G
- 【Ғ ғ】Ğ ğ
- 【Һ һ】H
- 【И и】İ i - 基本ラテン文字の大文字《I》の場合は大文字が点付きのものを使用する。
- 【Ы ы】I ı - 基本ラテン文字の小文字《i》の場合は小文字が点無しのものを使用する。
- 【Ж ж】J
- 【К к】K
- 【Л л】L
- 【М м】M
- 【Н н】N
- 【О о】O
- 【Ө ө】Ö ö
- 【П п】P
- 【Г г】Q - キリル文字使用言語の大半におけるラテン文字翻字では《G》であるが。
- 【Р р】R
- 【С с】S
- 【Ш ш】Ş ş
- 【Т т】T
- 【У у】U
- 【Ү ү】Ü ü
- 【В в】V
- 【Ԝ ԝ】W - 同型のラテン文字《W w》で代用される。
- 【Х х】X
- 【Ј ј】Y
- 【З з】Z
- 【Ә ә】Ə ə - ラテン文字表記では一時期《Ä ä》が使用された。
https://uz.wikipedia.org/w/index.php?title=Bosh_Sa...
ウズベク語版ウィキペディアのラテン=キリル相互変換機能では、ウズベク語キリル文字に対応する字母が無いラテン文字は字母をそのまま流用する。
ウズベク語正書法に含まれるラテン文字連字は対応するキリル文字1文字に置換されるが、ウズベク語で本来使用されないダイアクリティカルマーク付きラテン文字はキリル文字に置換されない。
ウズベク語版ウィキペディアのラテン=キリル相互変換機能では、ウズベク語キリル文字に対応する字母が無いラテン文字は字母をそのまま流用する。
ウズベク語正書法に含まれるラテン文字連字は対応するキリル文字1文字に置換されるが、ウズベク語で本来使用されないダイアクリティカルマーク付きラテン文字はキリル文字に置換されない。
- 【А а】A
- 【Б б】B
- 【C c】C - ウズベク語版ウィキペディアの方式ではラテン文字《C c》をそのまま使用。
- 【Ч ч】CH
- 【Д д】D
- 【Э э】E - 語頭及び母音の後で。
- 【ЭЭ ээ】EE
- 【Е е】E - 語中・語尾形。
- 【ЕЭ еэ】EE - 語中・語尾形。
- 【Ф ф】F
- 【Г г】G
- 【Ғ ғ】Gʻ gʻ
- 【ГҲ гҳ】GH
- 【Ҳ ҳ】H - ディセンダー記号の有無で、ロシア語やセルビア語による英語固有名詞のキリル文字表記と区別できる。
- 【И и】I
- 【Ж ж】J
- 【К к】K
- 【Л л】L
- 【М м】M
- 【Н н】N
- 【НГ нг】NG
- 【О о】O
- 【П п】P
- 【Қ қ】Q
- 【Р р】R
- 【С с】S
- 【Ш ш】SH
- 【Т т】T
- 【ТҲ тҳ】TH
- 【У у】U
- 【В в】V
- 【Ԝ ԝ】W - 同型のラテン文字《W w》で代用される。ウズベキスタンのラテン文字正書法化の影響でウズベク語キリル文字による日本語ローマ字からの転写・翻字もクルド語WEが使用される場合がある。
- 【ԜҲ ԝҳ】WH
- 【Х х】X
- 【Й й】Y
- 【Я я】YA
- 【Е е】YE
- 【Ё ё】YO
- 【Ю ю】YU
- 【З з】Z
- 【Ӓ ӓ】Ä
- 【Ҫ ҫ】Ç - 近似のラテン文字《Ç ç》で代用される。
- 【Ѐ ѐ】È - ラテン文字《È è》で代用される。
- 【Ӧ ӧ】Ö
- 【Ғ ғ】Gʻ gʻ
- 【Ў ў】Oʻ oʻ
ブルネイ等のマレー語やタイのジャウィ語等で使用されるジャウィ文字は、マレー語ラテン文字正書法に含まれる英語の綴りそのままの借用語はアラビア文字表記が特殊な読みになる。
- 【ا】A - 長音表記以外は子音字の後に付加されない場合がある。
- 【ب】B
- 【چ】C - 本来は単独でチャ行音[ʧ]で、マレー語ラテン文字の旧正書法では《CH》に当たるため、CHもこの字1文字となる。英語綴りからの置換で《چا》がカ[ka]や《چي》がセ[se]とスィ[si]、《چو》がコ[ko]とク[ku]とも読まれる場合がある。
- 【د】D
- 【ا/ـ】E [ə ア] - マレー語ラテン文字旧正書法では《Ĕ ĕ》[ə ウ]に当たり、ジャウィ表記では子音字のみで書かれる。
- 【اي/ي】E [e エ] - インドネシア語ラテン文字旧正書法では《É é》[e エ]に当たる。
- 【ـر】ER
- 【ف】F
- 【ڬ/ݢ】G - ユニコード4.1で“1点付きKEHEH”が採用される以前は1点付きKAFと統合されていた。1点付きKEHEHに未対応のソフトウェアが多い。
- 【ہ】H
- 【اي/ي】I
- 【ج】J
- 【ک】K
- 【ل】L
- 【م】M
- 【ن】N
- 【ڠ】NG
- 【ۑ/ڽ】NY
- 【او/و】O
- 【ڤ】P
- 【ق】Q, K
- 【ر】R
- 【س】S
- 【ش】SH - 現行ラテン文字正書法では《SY》[ʃ シュ]に当たる旧正書法の表記でもある。
- 【ت】T
- 【ث】TH, TS - 基本的に英語の無声TH[θ ス]に使用される。
- 【ذ】TH - 英語の有声TH[ð ズ]に使用される。
- 【تس】TS - TEHとSHEENは連結されないため、ユニコードではZWNJ合成で表記されるが、ネット上では空白を入れることが多い。
- 【او/و】U
- 【ۏ】V
- 【و】W
- 【کس】X - KEHEHとSHEENは連結されないため、ユニコードではZWNJ合成で表記されるが、ネット上では空白を入れることが多い。
- 【ي】Y
- 【ز】Z
1950年代のピンイン採用以前の中国では、注音符号の各字母をラテン文字の代替として外来語表記に使用されたことがあった。声調表記は省略された場合は正しい声調は不明であるが、本来の注音符号表記で声調表記無しの場合は平声で読まれるのが原則となっている。
『拼音文字和漢字的比較』(中華書局出版)ではその一例が取り上げられている。
例えば速記の一種であるティロ式は〈ㄊㄧㄖㄛ式〉/Tīrō-shì/ [ティーロー・シー](※声調表記は推測)とラテン文字の“Tiro”(本来の中国語表記では泰若式 /Tàiruò-shì/ [タイルオ・シー]で、本来の表記は〈ㄊㄞˋㄖㄨㄛˋ ㄕˋ〉となる)を置き換えた表記となっている。
現在も台湾で稀に英単語を注音符号で表記する方法が見られる。
『拼音文字和漢字的比較』(中華書局出版)ではその一例が取り上げられている。
例えば速記の一種であるティロ式は〈ㄊㄧㄖㄛ式〉/Tīrō-shì/ [ティーロー・シー](※声調表記は推測)とラテン文字の“Tiro”(本来の中国語表記では泰若式 /Tàiruò-shì/ [タイルオ・シー]で、本来の表記は〈ㄊㄞˋㄖㄨㄛˋ ㄕˋ〉となる)を置き換えた表記となっている。
現在も台湾で稀に英単語を注音符号で表記する方法が見られる。
- 【ㄚ】A
- 【ㄞ】AI
- 【ㄢ】AN
- 【ㄤ】ANG
- 【ㄠ】AO, AU
- 【ㄅ】B
- 【ㄘ】C
- 【ㄔ】CH
- 【ㄉ】D
- 【ㄜ】E
- 【ㄝ】Ê - 発音が近い EI《ㄟ》に置き換えられる場合がある。
- 【ㄟ】EI
- 【ㄣ】EN
- 【ㄥ】ENG
- 【ㄈ】F
- 【ㄍ】G
- 【ㄬ】GN - フランス語などのニャ行音[ɲ]を示す。
- 【ㄏ】H
- 【ㄧ】I - 横書きの場合はハングル母音字I《ㅣ》に似た字母が正しく、1970〜80年代の台湾の少数民族言語表記でイ[i]音に当てられた。しかし、ユニコードではハングル母音字EU《ㅡ》に似た縦書きの形状と統合された。
- 【ㄭ】I - 注音符号《ㄓ, ㄔ, ㄕ, ㄖ; ㄗ, ㄘ, ㄙ》に含有されている母音字で、語中・語末形。ロシア語の《Ы》[ɨ ウィ]に由来する外来語を表記する場合に使われることがあった。
- 【ㄐ】J
- 【ㄎ】K
- 【ㄌ】L
- 【ㄇ】M
- 【ㄋ】N
- 【ㄣ】N - 音節末形。
- 【ㄫ】NG
- 【ㄥ】NG - 音節末形。
- 【ㄛ】O
- 【ㄡ】OU
- 【ㄆ】P
- 【ㄑ】Q
- 【ㄖ】R - 語頭・語中形。ウェード式ローマ字では《J》と表記される。
- 【ㄦ】R - 語末形。例外的に日本語のラ行音[ɺ- / -ɾ-]に当てられる場合もある。
- 【ㄙ】S
- 【ㄕ】SH
- 【ㄊ】T
- 【ㄨ】U
- 【ㄩ】Ü, U - フランス語のユ[y]音。ピンインのJ, Q, Xに当たる《ㄐ, ㄑ, ㄒ》の後のUに対応する。
- 【ㄪ】V
- 【ㄨ】W
- 【ㄒ】X
- 【ㄧ】Y
- 【ㄗ】Z
- 【ㄓ】ZH
https://www.facebook.com/lisubible/
ラテン大文字に由来するリス語の文字体系で、ユニコードではラテン文字と別文字体系として採用された、
この文字を使って〈ꓴꓠꓲꓚꓳꓓꓰ〉のように英単語や英語の固有名詞を綴ることがあり、英語に近い読みになるが《Q》由来の字母は存在しない。
逆さの字母はスウェーデンの男女混声歌手グループABBAの正しい表記である〈ꓮꓭꓐꓮ〉など、ユニコードのラテン文字に存在しない字母の代わりとして使用される。
なお、WG2N3326で互換用逆さラテン文字の追加提案がされたが、ユニコードに採用されなかった
ラテン大文字に由来するリス語の文字体系で、ユニコードではラテン文字と別文字体系として採用された、
この文字を使って〈ꓴꓠꓲꓚꓳꓓꓰ〉のように英単語や英語の固有名詞を綴ることがあり、英語に近い読みになるが《Q》由来の字母は存在しない。
逆さの字母はスウェーデンの男女混声歌手グループABBAの正しい表記である〈ꓮꓭꓐꓮ〉など、ユニコードのラテン文字に存在しない字母の代わりとして使用される。
なお、WG2N3326で互換用逆さラテン文字の追加提案がされたが、ユニコードに採用されなかった
- 【ꓮ】A
- 【ꓯ】ターンドA《Ɐ, ɐ》
- 【ꓐ】B
- 【ꓭ】該当無し - リバースドBがABBAの最初の《B》の正字。
- 【ꓚ】C
- 【ꓛ】オープンO《Ɔ, ɔ》
- 【ꓓ】D
- 【ꓷ】該当無し - 日本の人工文字・石原式新カナ文字に類似の字形があり、筆記体はラテン文字ALPHA《Ɑ, ɑ》に似ている。
- 【ꓰ】E
- 【ꓱ】ターンドE《Ǝ, ǝ》 - ユニコード名の定義上ではラテン文字リバースドE《ɘ》の大文字でもあるが、実際はシュワー《Ə, ə》と同形の小文字が使用される。
- 【ꓝ】F
- 【ꓞ】ターンドF《Ⅎ, ⅎ》 - ラテン小文字はIPA《ɟ》の旧字体。
- 【ꓖ】G
- 【ꓨ】ターンドG《ᵷ》 - シンボルではサンセリフ体大文字の《⅁》がある。
- 【ꓧ】H
- 【ꓲ】I
- 【ꓙ】J
- 【ꓩ】該当無し - フィッシュフック付きR《ɾ》の大文字のようにも思われる。
- 【ꓗ】K
- 【ꓘ】ターンドK《Ʞ, ʞ》
- 【ꓡ】L
- 【ꓶ】ターンドL《Ꞁ, ꞁ》
- 【ꓟ】M
- 【ꓠ】N
- 【ꓳ】O
- 【ꓑ】P
- 【ꓒ】該当無し
- 【〓】Q
- 【ꓣ】R
- 【ꓤ】ターンドR《ᴚ》
- 【ꓢ】S
- 【ꓔ】T
- 【ꓕ】ターンドT《Ʇ, ʇ》
- 【ꓴ】U
- 【ꓵ】該当無し
- 【ꓦ】V
- 【ꓥ】ターンドV《Ʌ, ʌ》
- 【ꓪ】W
- 【ꓫ】X
- 【ꓬ】Y
- 【ꓜ】Z
- 【ꓸ】終止符《.》
- 【ꓹ】カンマ《,》
- 【ꓺ】《..》
- 【ꓻ】《.,》
- 【ꓼ】セミコロン《;》
- 【ꓽ】コロン《:》
- 【‐】ハイフン《-》
- 【꓾】《-.》
- 【꓿】等号《=》
- 【ʼ】アポストロフ《'》
- 【_】下線《_》
http://tamazight.aps.dz/
ベルベル諸語の文字で、アルジェリアのカビリ語では英語やフランス語などのラテン文字を対応する字母に置き換えて各言語の文章を示すことが多い。
カビリ語ニュースサイト『アルジェリア・プレス・サービス』では、対応する字母の無い拡張ラテン文字は混ぜ書きしている。
ベルベル諸語の文字で、アルジェリアのカビリ語では英語やフランス語などのラテン文字を対応する字母に置き換えて各言語の文章を示すことが多い。
カビリ語ニュースサイト『アルジェリア・プレス・サービス』では、対応する字母の無い拡張ラテン文字は混ぜ書きしている。
- 【ⴰ】A
- 【ⴱ】B
- 【ⵛ】C - ラテン文字正書法では本来はシャ行音[ʃ]を示す。
- 【ⴷ】D
- 【ⴻ】E - 英語ラテン文字の原綴で発音しない場合は省略される場合がある。
- 【ⴼ】F
- 【ⴳ】G
- 【ⵀ】H
- 【ⵉ】I
- 【ⵊ】J -フランス語と同じくジャ行音[ʒ]である。
- 【ⴽ】K
- 【ⵍ】L
- 【ⵎ】M
- 【ⵏ】N
- 【ⵧ】O - モロッコのアマジグ語では使用されない。
- 【ⵒ】P - アマジグ語のアルファベット表には含まれていない。
- 【ⵇ】Q
- 【ⵔ】R
- 【ⵙ】S
- 【ⵜ】T
- 【ⵓ】U
- 【ⵠ】V
- 【ⵡ】W
- 【ⵅ】X - ラテン文字正書法では本来は摩擦音のKH音[χ フ]を示す。
- 【ⵢ】Y
- 【ⵣ】Z
- 【ǧ】Ǧ - フランス語の《DJ》[ʤ ヂ]に対応するラテン字母。
- 【ï】Ï - フランス語由来の固有名詞で小文字が混用される。
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