六界全史

夜叉組とは、妖狩の里に存在し、主に妖狩の巫女の補佐をしていた集団。
偵察、伝令を主な任務としているが、武器をもって巫女達と共に戦うこともある。

妖狩の里における最強の戦闘集団はあくまでも妖狩の巫女であり、巫女が自ら最前線に立つ。となっているが、それはあくまでも建前であり、実際は戦闘力で勝る夜叉組が前線に立ち巫女達は後方からの指示に徹しているのが通例であった。
しかし、妖狩三笠の時代は、歴代巫女の中でも最強の時代と呼ばれるほど、巫女達自身の戦闘力が高かったため、夜叉組は文字通り補佐に徹していたという。
当時の記録は乏しく、妖狩の里がどの様な結末を迎えたのか諸説あるため、夜叉組においても「朱竜族との戦いで全滅した」、「朱竜族の誘いによって寝返り、巫女を襲撃した」等、様々な説が入り乱れている。

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