世界征服大作戦

実行組織名

ショッカー

作戦種別

拉致、基地建設、資源採掘

作戦名

507計画

作戦内容

日本近海にあるウラニウムの鉱脈を採掘するための海底基地を作る507計画を進めること。それに伴う海底作業のため、体力のある人間をさらって作業員に仕立て上げること。

実行結果

怪人の素体を攫ったこと、海底基地建設作業員を攫ったこと、海底基地工事で怪音波を出したこと、のために作戦に気づかれ、アジトを破壊され失敗。

オリンピック出場を目指していた選手を攫って改造。指先からロケット弾を発射できる。また低酸素下でも全く支障なく活動でき水中戦闘能力が高い。体の銀色のウロコのため水中を高速で泳ぐことができるのであろう。008ォ・・・。

アマゾニア

※「仮面ライダー」第22話より

次期オリンピック出場を目指し特訓中の水泳選手が練習中に仲間たちの目の前で行方不明になった。原因不明のまま日は経過し、一文字隼人は水泳選手が消えた事件を調べに来てプール底の排水路が海に続いていることを確認した。

近隣の海では怪音波を探知し、海底に潜って調査を行うFBI捜査員の女性と滝の2人がいた。
近くの海で泳ぐ青柳と妹のみゆき。兄は妹の目の前で突然ショッカーの怪人に海中に引き込まれ攫われる。
兄を失って泣く妹を見つけるFBIの2人。みゆきは滝に兄が攫われたことを知らせる。
FBIの2名は、滝の捜査に付いてきて海辺で遊んでいた立花レーシングチームの一行にみゆきを預け、翌朝から怪人に襲われた付近を捜索する。

一方、立花達に合流するためにバイクで走る一文字は、人気の少ない海岸でショッカーに襲われる。
現れる怪人アマゾニア。だが引き込まれた海中はライダーに不利であり一時撤退する。

伊豆海洋公園の前で待つ立花と合流した一文字は、捜索のために海に潜った滝達が危ないと後を追いかけるが、滝はすでに捕まった後だった。
海底のショッカーアジトに連れ込まれた滝に続いてFBIの女性捜査員も捕まってしまう。
仮面ライダーは泳いでショッカーアジトに到達するが、アマゾニアはアジト奥までわざとライダーを誘い込む。
ライダーは滝と女を助け出すが、そこに現れたアマゾニアは部屋の酸素を1/3にしてライダー達を苦しめる。
だがライダーに酸素スイッチを操作され元に戻されると形成は逆転。逃げ出すアマゾニア。先に脱出するFBIの2人。
そして仮面ライダーも攫われた青柳を助けだし、海上まで一気に飛び出す。
だが、上陸した海岸にはアマゾニアが待ち受けていた。斗うライダーとアマゾニア。

ライダーはやられた振りをして倒れ込み、怪人が近付いたところにいきなりキックを叩き込む。ずるいぞ仮面ライダー。
ひるんだところにライダーキックでとどめを刺す仮面ライダー。ショッカーアジトも爆破される。
無事に再会した兄と妹だった。

今回の作戦もいつもと同じく、怪人の素体となる人間や作業員を攫ったことからショッカーの作戦計画が気づかれることとなっている。秘密結社である以上、一般企業と異なり作業員の一般募集が行えないので強制的な拉致しか人員確保の手段が無い。
同じく秘密に作る基地のため、重機を使用するのが難しいためか拉致した人力による基地建設が常態化しており、これも仮面ライダーやFBIといった敵対勢力に気づかれる原因となっている。こういった点が組織としての根本的な欠陥であろう。
今回の作戦は海底基地を作ることが目的のはずだが、作戦途中で目的を忘れてライダーを倒すことに夢中になり肝心のアジトに敵を引き込んだ挙句に自分もやられ、アジトは爆破されてしまい完全に作戦は失敗となった。

• 無改造の人間をつれて一気に脱出できたことから、アジトは10ｍ未満の浅い海底にあるらしい。
• さらわれた人は、24時間で海底作業員に改造される。ショッカー戦斗員が薄い酸素下でも戦闘可能だったところから、何らかの酸素供給装置を埋め込まれる改造と思われる。
• 罠に嵌めたアジト内の酸素が通常の1/3っていうと酸素濃度が8%ぐらいだろうか。これでは一気に意識を失って昏倒して死に至るレベルである。それとも気圧が1/3という意味かもしれない。それならエレベストの山頂高度に該当する。いずれにせよ、その操作スイッチをおびき寄せた部屋に設置し、それを目の前で操作したことが敗因であろう。

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