≪第30話「よみがえる化石 吸血三葉虫」|トップページ|第32話「人喰い花ドクダリアン」≫
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南アルプスの天狗岳は登山者が行方不明となるため神隠し山と地元の人からは呼ばれていた。今日も2人の男が冒険を求めて頂上を目指すが急に出てきた霧に巻かれ、登山者の一人、山田は怪人に捕らえられてしまう。相棒の井崎は山田を取り返そうと怪人に立ち向かうも、怪人は井崎の目の前で山田に「アマゾンの呪い」と名付けられた細菌を舌から注入して殺し溶かしてしまう。井崎もまた怪人に襲われるが、細菌に耐性があることがショッカーのコンピュータが算出したため、生かされることとなった。
それから3日の間、地元の住民は行方不明となった男たちを探すが見つからず、井崎の弟の武夫は自分で探そうと山に分け入ったその時、ひょっこりと井崎が現れた。だが以前と違う兄の様子に不信感を抱いた武夫は、同級生の五郎に相談する。五郎は懐中電灯を持ち出し一文字に送らせて武夫のアパートへ向かった。
その夜に起きだす兄を追う武夫と五郎。そこには、「アマゾンの呪い」を養うために蟻をむさぼり喰う兄の姿があった。そこに現れた一文字はライダーに変身、アリガバリと死闘を繰り広げるがライダーキックは弾かれてしまう。アリガバリに倒されるライダーと五郎。
五郎は病院に入院するが、目の前で倒されたライダーの姿にショックを受け、危篤状態が続く。そんな五郎を見る一文字もまた怪我を負い自信を無くしていた。そんな一文字を励ます立花、そして一人訓練する一文字の前に現れ、組手を行う滝。滝に投げられた一文字は体を捻り着地することで強力な技を編み出した。
団地に向かう滝と一文字。だが団地はすでに細菌に汚染され住民は累々と倒れ伏していた。一文字は最初に怪人が現れた天狗岳へ向かう。そこに待ち受けていたショッカーの戦斗員と怪人。激しい斗いの末に、仮面ライダーは新必殺技のライダー卍キックを放ちアリガバリを倒した。
天狗岳にあったアジト中で見つけた解毒剤によって目を覚ます団地の人々、そしてうなされる五郎の前には仮面ライダーが現れ自身が勝利をもぎ取ったことを告げ、五郎を励ますのだった。
それから3日の間、地元の住民は行方不明となった男たちを探すが見つからず、井崎の弟の武夫は自分で探そうと山に分け入ったその時、ひょっこりと井崎が現れた。だが以前と違う兄の様子に不信感を抱いた武夫は、同級生の五郎に相談する。五郎は懐中電灯を持ち出し一文字に送らせて武夫のアパートへ向かった。
その夜に起きだす兄を追う武夫と五郎。そこには、「アマゾンの呪い」を養うために蟻をむさぼり喰う兄の姿があった。そこに現れた一文字はライダーに変身、アリガバリと死闘を繰り広げるがライダーキックは弾かれてしまう。アリガバリに倒されるライダーと五郎。
五郎は病院に入院するが、目の前で倒されたライダーの姿にショックを受け、危篤状態が続く。そんな五郎を見る一文字もまた怪我を負い自信を無くしていた。そんな一文字を励ます立花、そして一人訓練する一文字の前に現れ、組手を行う滝。滝に投げられた一文字は体を捻り着地することで強力な技を編み出した。
団地に向かう滝と一文字。だが団地はすでに細菌に汚染され住民は累々と倒れ伏していた。一文字は最初に怪人が現れた天狗岳へ向かう。そこに待ち受けていたショッカーの戦斗員と怪人。激しい斗いの末に、仮面ライダーは新必殺技のライダー卍キックを放ちアリガバリを倒した。
天狗岳にあったアジト中で見つけた解毒剤によって目を覚ます団地の人々、そしてうなされる五郎の前には仮面ライダーが現れ自身が勝利をもぎ取ったことを告げ、五郎を励ますのだった。
アマゾンの奥地から怪人の体内に潜ませて運び込んだ細菌の「アフリカの呪い」だったが、人が即死・溶解するほど毒性が強力すぎてパンデミックを起こすことが出来なかった。しかし細菌に耐性をもつ井崎を見出せたことから井崎をキャリアとして感染を広め団地における感染実験に成功。また怪人アリガバリは通常のライダーキックは弾き返してしまうなど非常に基本性能が高く、仮面ライダーをぎりぎりまで追い詰めた。
今回は仮面ライダー抹殺の動きは見られず当初の目的である細菌感染拡大のみに注力していたが、井崎の弟がたまたま五郎の友人だったことから計画の早い段階で仮面ライダー一行に気づかれてしまい早々に介入をさせてしまった点と、ライダーキックを弾き返し大ダメージを与えた際に追撃を行っておけば仮面ライダーを葬れた可能性が高く返す返すも悔やまれる。とはいえ他の怪人に見られる仮面ライダー打倒を優先するあまり返り討ちに会うような失敗は見られずバイオテロの遂行のみに注力していた点は高く評価できる。今回は仮面ライダーが短時間で強力な必殺技を開発したことが直接的な敗因につながっており、このような状況で完璧な対応を期待するのはいささか酷であろう。
今回は仮面ライダー抹殺の動きは見られず当初の目的である細菌感染拡大のみに注力していたが、井崎の弟がたまたま五郎の友人だったことから計画の早い段階で仮面ライダー一行に気づかれてしまい早々に介入をさせてしまった点と、ライダーキックを弾き返し大ダメージを与えた際に追撃を行っておけば仮面ライダーを葬れた可能性が高く返す返すも悔やまれる。とはいえ他の怪人に見られる仮面ライダー打倒を優先するあまり返り討ちに会うような失敗は見られずバイオテロの遂行のみに注力していた点は高く評価できる。今回は仮面ライダーが短時間で強力な必殺技を開発したことが直接的な敗因につながっており、このような状況で完璧な対応を期待するのはいささか酷であろう。
- 「アマゾンの呪い」の名が示すように、もともとはアマゾン奥地の風土病と思われる。
- ショッカーの保有する人物データベースは、細菌耐性なども推測することができるらしい。各種作戦に合わせて怪人素体となる人間の選定を行う上で欠かせない機能である。
- 「アマゾンの呪い」に感染した人間の特徴として通常の食欲は無くなるが蟻を食べたくなる。ギ酸が必要になるのだろうか。そのほか怪人の洗脳を受けてしまうようだ。
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