世界征服大作戦

実行組織名

ショッカー

作戦種別

生物兵器テロ、強制勧誘、拉致

作戦名

不明

作戦内容

キノコの胞子によって人を麻痺させて拉致すること。および拉致した子供に毒キノコのエキスを投与して感染力のある胞子をばらまき社会を混乱させること。

実行結果

作戦継続中

東京刑務所に無期懲役となっていた凶悪犯13号を、1週間毒キノコのエキスに漬けこむことで怪人化。口から吐く胞子が人の体に付着すると麻痺して動けなくなる。仮面ライダーの変身も解除できるなど強力。ちんどん屋もなかなか得意。

キノコモルグ

※「仮面ライダー」第24話より

東京刑務所に強盗殺人で無期懲役を宣告された男の独房の壁を破って入ってくるショッカー戦斗員。男はそのまま連れ出され、毒キノコのエキスに一週間浸けられることで、怪人キノコモルグに改造されたのだった。

テニスを行うキミ子とヒロシ、それを見学するひろみ、マリとユリの3人。どうやらヒロシはいずれかの知人らしい。
コートから遠くに飛んだボールを拾いに行ったキミ子は、そこに現れた怪人にキノコの胞子をかけられ気を失う。それを見かけたヒロシも同じく攫われる。怪人を見かけたライダーガールズの3人は、アジトを突き止めようと後を追うがトラックは道の途中で急に消えてしまい見失ってしまった。
お化け大会と銘打ちショッカーの戦斗員のコスチュームおよび怪人体のままでどうどうと街中で子供たちを集めるショッカー一味。子供たちはまんまとさらわれてしまう。それにしても五郎、お前はいつもショッカーの被害受けているんだから気づけよ。
トラックに連れ込まれた子供たち、そこに一歩遅れて現れた一文字はライダーに変身してトラックを追いかける。トラックを止めてライダーを襲うショッカー一味。そこに現れたひろみ、マリ、ユリ、ミチの4人によって、子供たちは奪い返すことができた。
だが胞子を浴びた子供たちは意識を失ったままだった。胞子の秘密を守るために病室を襲い子供たちを再度攫おうとするショッカーだったが一文字と滝に阻まれた。

そのころショッカーは、改良し感染力をもたせた毒キノコのエキスを攫った子供たちに植えつけていた。この新しい胞子は24時間たつと再び発病し、この子供に触ると感染して1時間で倒れてしまう。

立花レーシングクラブの鉢植えに怪しげなキノコが生えてきた。確認するとショッカーの通信機であった。「よくぞ見破ったな」と怪人。いやいや，怪しすぎて普通にバレるから。子供を返すからと、一文字を石灰岩採掘場に呼び出すショッカー。
子供の代わりにショッカーの仲間になれと要求するキノコモルグに、一文字は子供達から見えない位置に移動して変身。怪人と斗う。
そこに駆け付けた藤兵衛とガールズは子供たちを助けだす。斗いのさなか怪人の胞子を浴びてしまうライダーは変身が解けてしまう。仮死状態となった一文字はトラックに連れ込まれるが、そのトラックの屋根には滝が隠れていた。
ショッカーアジトで回転鋸で切断処刑されそうになる一文字、危うし。

単純にショッカー構成員を増やすために攫う手段として最初は用いられていたキノコ胞子だが、感染力を高めることで生物テロ兵器として利用するために子供を攫ったことが後半で判明した。
子供を攫う方法として、怪人がそのまま着ぐるみを装うなどなかなか大胆不敵な行動であったが、それだけ仮面ライダー一行に発見されるタイミングも早くなってしまった。胞子の感染力が弱いまま作戦を開始したなど、結果を求めるあまり急ぎ過ぎたために不十分な結果となっているのは大変残念であるが、一方で宿敵の仮面ライダーをとらえることに成功しており処刑直前までの状況に持ち込めたことは高く評価できる。

• トラックは特殊な光線バリアで包むことで、そこにあるにも関わらず見えなくなってしまう。光学迷彩の一種と思われ、カメレオン男と同じ技術を使っている可能性がある。
• キノコモルグは機械的な手術はなく、エキスに一週間漬けこむだけという、浅漬けのような作り方で怪人と化す。バイオテクノロジーの一種かまたは魔術・呪術的な要素も強いのであろう。普通の人間の皮膚表面にキノコが生えただけの可能性もあるが...

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