≪第31話「死斗!ありくい魔人アリガバリ」|トップページ|第33話「鋼鉄怪人アルマジロング」≫
目次
≪第31話「死斗!ありくい魔人アリガバリ」|トップページ|第33話「鋼鉄怪人アルマジロング」≫
目次
嫁いでいく姉のため花束を購入する少女アツ子に一輪の怪しげな花をプレゼントする花屋の店員の正体は、人喰い花を改造したショッカーの怪人であった。飾られた毒花からは強制催眠音波が発せられ、昏倒した姉は現れたショッカーによって自宅から拉致される。車で走り去ろうとしたその時、家の前で酔った男がショッカーの一味に絡む。怪人は男を溶かし服だけ残して吸収してしまう。姉が連れ込まれたショッカーアジトでは、女性ばかり捕らえられ手先の器用さで毒花のエキスから毒液の結晶を作る仕事を行わされていた。こうして作られた毒液を霧にし都市に散布して全滅する計画を進めるショッカーは、毒霧の効果を確かめるため拉致した男女に吹き付け即死させる。
翌朝、自宅で目覚めたアツ子は姉の姿を探し自宅前に飛び出す。そこへ通りがかった一文字は、道路に残った男の服と、プレゼントされた花が消えたというアツ子の話から事件が起こっていることに気が付く。男の服に残された一枚の葉は、まるで動物のような細胞と猛毒を持ちことが判る。アツ子が花束を買った花屋に向かうマリとユリ、そこには老婆に化けた怪人が待ち受けていた。捕らえられる2人。そして2人を待つ滝も襲われるが、そこに現れた一文字は怪人に立ち向かう。変身!
形勢不利と悟って逃げる怪人ドクダリアン。逃げられた一文字と滝は花屋に向かうがすでに引き払われたあとだった。ショッカーの手がかりを求め、最後にドクダリアンと斗った付近に貼りこむ一文字、滝、立花らに、襲われた人の悲鳴が響く。駆けつけた3人はショッカーアジトの出入り口を見つける。
アジトに侵入する一文字は捕まっていた女性たちを逃がそうとするが、マリ・ユリを人質にとられネットにとらわれてしまう。アジトの前で一文字を待つ滝と立花の前に現れた怪人に2人は捕まってしまう。2人が連れていかれた先は、一文字の公開処刑場だった。磔になり火にかけられる一文字を、立花と滝は鎖に縛られたまま絶妙な連係プレーで助けだす。束縛から逃れた一文字は変身!ドクダリアンも果敢に斗うが、火の中に投げ込まれた怪人はそのまま絶命するのだった。
翌朝、自宅で目覚めたアツ子は姉の姿を探し自宅前に飛び出す。そこへ通りがかった一文字は、道路に残った男の服と、プレゼントされた花が消えたというアツ子の話から事件が起こっていることに気が付く。男の服に残された一枚の葉は、まるで動物のような細胞と猛毒を持ちことが判る。アツ子が花束を買った花屋に向かうマリとユリ、そこには老婆に化けた怪人が待ち受けていた。捕らえられる2人。そして2人を待つ滝も襲われるが、そこに現れた一文字は怪人に立ち向かう。変身!
形勢不利と悟って逃げる怪人ドクダリアン。逃げられた一文字と滝は花屋に向かうがすでに引き払われたあとだった。ショッカーの手がかりを求め、最後にドクダリアンと斗った付近に貼りこむ一文字、滝、立花らに、襲われた人の悲鳴が響く。駆けつけた3人はショッカーアジトの出入り口を見つける。
アジトに侵入する一文字は捕まっていた女性たちを逃がそうとするが、マリ・ユリを人質にとられネットにとらわれてしまう。アジトの前で一文字を待つ滝と立花の前に現れた怪人に2人は捕まってしまう。2人が連れていかれた先は、一文字の公開処刑場だった。磔になり火にかけられる一文字を、立花と滝は鎖に縛られたまま絶妙な連係プレーで助けだす。束縛から逃れた一文字は変身!ドクダリアンも果敢に斗うが、火の中に投げ込まれた怪人はそのまま絶命するのだった。
今回は毒薬散布テロが主目的であり、ショッカーにしてはかなり秘密裏に作戦が進められていた。拠点となった花屋の撤収も非常にスムーズに行われており事前準備が万端であったことをうかがわせる。しかしながら毒薬の精製に人手が必要であり、人員調達のために拉致したところから足がついてしまった事、滝を一度捕獲した際にアジトに運び込もうとわざわざアジトのそばまで連れてきて逃がしてしまった事、毒に倒れた人員の補充を行うためそのアジトのそばで拉致を行った事などが重なりアジトを発見され仮面ライダーの潜入を許してしまった。それでもゾル大佐自らが失敗を挽回すべく一文字を捕らえたものの、またも怪人が油断して処刑場で逃げられ、返り討ちにあってしまった。根本的にはショッカーという組織の慢性的な労働力不足が原因であり、それを安易に拉致という手段で補填しようとする組織の体質を改善する必要があるだろう。
- 今回、毒花のエキスをわざわざ日本に運び込んでから毒を精製しているのは、結晶化すると毒物と判定され通関が通らないためと思われる。
- ドクダリアンが老婆の姿を取っているのは、元の人喰い花が200年の齢を越えているからだと思われる。こうなると主になる素体は人間ではなく植物側なのだろう。すなわちショッカーの技術は植物型人間ではなく人間型植物を作ったのである。
≪第31話「死斗!ありくい魔人アリガバリ」|トップページ|第33話「鋼鉄怪人アルマジロング」≫
コメントをかく