世界征服大作戦

実行組織名

ショッカー

作戦種別

資金調達、強盗、拉致

作戦名

不明

作戦内容

コブラ男の溶解液の力をつかって，日本，アメリカ，イギリスなどの世界各国の金保管所を狙い全世界の黄金を手に入れること。

実行結果

犬に襲われ金の強奪を失敗。その際に嵌め込み牙を落としてしまい、作戦続行不可となったため、牙を取り戻そうとして仮面ライダーに見つかり、コブラ男が斃され、失敗。

右腕が蛇になっており、口にはめ込む牙に仕込まれたA物質と、コブラ男の耳に仕込まれたB物質が反応して、心臓ポンプで右腕の蛇の口から放出され、人や金庫の壁を溶かし去ることができる。体を回転させて地中を掘り進むことができるが、音がうるさい。
右腕の蛇は人の首を絞めることもできる。A物質を仕込んだ口の牙は入れ歯のため、落としてしまうことがある。犬が苦手。

コブラ男

※「仮面ライダー」第9話より

溶解液噴出能力の実験を役に立たない戦斗員に対して行うコブラ男。実験は見事成功、コブラ男は金保管所に向かう。
堂々と「大蔵省金保管所」と看板の出たセキュリティ的に問題のある建物で警備員が厳重に見張る。
警備員は交替で家に帰る。アパートではなぜか室内でシェパード飼い。新たに交替についた警備員の前に現れたコブラ男、警備員を殺し金庫を溶解液で溶かすが、金を盗み出す前にシェパードに吠えられ、牙を落として退散するコブラ男。
牙を取り返そうとアパートを襲うコブラ男だが、犬は死んでいた。埋葬した犬に手をあわせる子供。そこにコブラ男あらわれなぜか子供を襲い子供を攫う。そこに通りがかった本郷は仮面ライダーに変身して追う。コブラ男と斗うが形成不利となった怪人は地面に潜って逃げだす。音をたよりに追いかける仮面ライダー。アジトで牙の在処を子供に問いただすが、そこに近づいてくる仮面ライダーとの斗い。だが子供を人質にされた仮面ライダーはショッカーに捕まってしまう。つかまえた本郷を再び脳改造手術しようとするショッカー。
一方、ルリ子が本郷に渡したお守りを発信機に改造していた立花は、これを使って本郷を探す。
本郷が捕まったアジトに立花は飛び込み戦斗員と互角に斗い本郷を救出する。子供をつれアジトを脱出するライダーと立花。コブラ男をライダーキックで倒す。その後犬の墓を見舞う仮面ライダー。だが，墓にはコブラ男の牙が落ちていた。

おそらくA物質の追加補充が必要なためにA液を仕込んだ牙を着脱可能にしたおかげで犬に襲われた時に弾みで落としてしまったために、その後の作戦の継続に支障をきたしてしまった。
またこの牙は特殊な一品仕様であり作成するために半年もの長い期間が必要なのにも関わらず、予備の牙を準備していなかったという点から考えても、牙を落としたコブラ男だけでなく牙の着脱にロック機構を設けなかった設計者や予備品をあらかじめ準備しなかったロジスティクス関連も責められるべきであろう（が、こういう点は主に首領が直接指導している場合も多くうやむやになりやすい。）その結果として責められるのは前線で働く中間管理職の怪人というのは、一般的な会社でもまま見られる悲劇である。
なお犬に襲われた際は、せまい部屋の中でうごきまわる小さな目標に対してスイッチを入れてから2物質を混合してポンプで送り込むために噴霧開始までタイムラグがあると考えられるガスを命中させるのは至難の業であるし、そもそもコブラ男は地中進行能力などが付与されている点からみても銀行にこっそりと侵入して金を盗み出すために特化して改造された怪人だと思われ、戦闘能力はそれほど高くないと考えられる。

• 仮面ライダーは、4km四方の音を聞き取ることができる。
• コブラ男の牙を作るには半年かかる。

---

≪第8話「怪異！蜂女」｜トップページ｜第10話「よみがえるコブラ男」≫