創造論とインテリジェントデザインをめぐる米国を中心とする論争・情勢など

世論調査

政党支持よりも自分のことであるかが影響するフードスタンプ世論


2013/11にYouGovがフードスタンプ支給額削減と用途限定について世論調査を実施した。
Peter Moore: "POLL RESULTS: FOOD STAMPS" (2013/11/13) by YouGov

These are the topline results of a YouGov/Huffington Post survey of 1000 US adults interviewed November 11-12, 2013 on food stamps. The results show that people overwhelmingly support banning smoking in the workplace and other similar places but are more divided as to whether e-cigarettes should also be banned. The margin of error is 4.9%.

支給額削減を過半数が支持したが、回答者のアイデンティティによって、それなりに差異が見えている

フードスタンプ削減の認めるか?
報道されているように、今月早くに、フードスタンプ受給者は一律に支給額を5%削減された。このフードスタンプ支給額削減を支持するか?支持しないか?
例によって、民主党支持者より共和党支持者の方が、削減支持率が高いが、目立ったものではない。目立って差異があるのは、人種と学歴。黒人及び、高卒未満が目立って削減不支持。

そして、最も差異があるのが、自分あるいは近しい友人や家族がフードスタンプを受給している場合と、そうでない場合で支給額削減の支持・不支持に大きな差がみられる。

そして、フードスタンプの用途(健康的で低価格の商品に限定)についても同様。

フードスタンプの用途限定を支持するか?
フードスタンプの用途を、米や豆のような健康的かつ低価格の食品に限定することを支持するか、支持しないアか?

当然のことながら、アイデンティティと、自分あるいは近しい友人や家族がフードスタンプを受給しているかは独立ではない。

自分自身のフードスタンプ受給
個人的に現在、フードスタンプを受給しているか?

近しい友人や家族のフードスタンプ受給
近しい友人やあるいは家族が現在、フードスタンプを受給しているか?
高卒未満のフードスタンプ受給率が目立って高く、それがフードスタンプ支給額削減への不支持とリンクしているように見える。そして、同様に黒人も。


そこで、支給額削減支持や用途限定支持と、自分あるいは近しい友人や家族がフードスタンプを受給していいないかの2軸で、全アイデンティティ(性別・政党支持・年齢・学歴・地域)のフードスタンプ削減支持及び用途限定支持をプロットしてみると..

おおよそ、全アイデンティティ(性別・政党支持・年齢・学歴・地域)によらず、おおよそ、自分あるいは近しい友人や家族がフードスタンプを受給していいないかに、支持・不支持が依存しているようにみえる。


参考情報

フードスタンプの受給者数・一人当たり月額・受給総額受給者人口比の推移は以下の通り:


また、受給者の内訳(2015年度は以下の通り







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